JP4846430B2 - オープニングシールおよび同製造方法 - Google Patents

オープニングシールおよび同製造方法 Download PDF

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本発明は、自動車ボディパネルのドア開口縁に沿って取付けられるオープニングシールおよびその製造方法に関するものである。
図1および図2を参照して説明する。従来、自動車のボディパネル2のドア開口縁に沿って取付けられるオープニングシールに60おいて、その全体を押出成形によって形成したものがある。こうしたオープニングシール60の中空シール部61の断面形状は、その全体にわたって同一形状に形成され、かつ、室内側40が薄肉部Lに、また、車外側50が厚肉部Hに形成されている。
車外側50に厚肉部Hを形成したのは、それによって剛性を高め、当該オープニングシール60を取付けた際に、中空シール部61のセンターピラー上部等のコーナー部Cに組付いた部分が、潰れ変形や折れ皺を発生させることなく、コーナー部Cに追従できるようにするためである。
なお、ドア閉じ性を良好に保つためには、コーナー部Cに対応する部分のみに厚肉部Hを形成するのが好ましいが、従来の押出成形ではそれが困難であるため、全長わたって厚肉部Hと薄肉部Lを有する同一の断面形状に設定している。
ちなみに、オープニングシールは、ドアパネル4に取付けるメインシールと異なり、遮音性の確保を重視しているため、それだけを考慮すると中空シール部を肉厚に設定することが考えられるが、良好なドア閉じ性を確保するためには肉薄に設定するのが好ましい。しかし、前述したように、センターピラー上部等のコーナー部Cに対応させるためには厚肉部Hを設けて潰れ変形や折れ皺の発生を防止する必要がある。
こうした問題点に関して、コーナー部に対応する部分のみを型成形して厚肉部を形成する手段が従来から存在するが、この手段は、製造コストが大幅に嵩んでしまうといった問題がある。
また、全長を押出成形によって成形する場合に、押出成形機の口金を移動させて中空シール部の肉厚を部分的に変える手段が存在する。しかし、これは、口金を移動することによって押し出す溶融樹脂の量が変化するため、押出成形機の圧力バランスが崩れ、その調整が困難であることから、全体形状にバラツキが発生するといった問題がある。
さらに、これまでに、部分的に肉厚の異なる断面真円形状の中空シール部を押出成形するために、断面楕円形状の中子を回転自在に設けたり、断面真円形状の中子を偏心自在に設ける技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。しかし、この技術では、中空シール部の室内側40を肉薄に維持しながら、車外側50の肉厚を変化させることはできない。
特開2002−127842号公報
こうした事情から、従来は、オープニングシール60の車外側50の全長にわたって厚肉部Hを設けているが、それによって、ドア閉時の反力が大きくなり、ドア閉じ性が悪化するといった大きな問題が残されている。
また、リヤドアはフロントドアより軽量で、コーナー部の湾曲度も鈍角であるので折れ皺等が発生し難いことから、厚肉部の肉厚を、フロントドアのそれより薄く設定する手段も存在している。しかし、この場合は、フロントドアとリヤドアのドア開口縁には、異なる断面形状のオープニングシールを取付ける必要があり、生産性の低下につながるという問題がある。
本発明はこうした種々の問題に鑑み創案されたもので、全長が押出成形によって形成され、その中空シール部のコーナー部に対応する部分のみに厚肉部を設けることによって、コーナー部において潰れ変形や折れ皺が発生せず、シール性とドア閉じ性に優れたオープニングシールおよびその製造方法を提供することを課題とする。
図1および図4乃至図10を参照して説明する。請求項1に記載のオープニングシール1は、全長が押出成形によって形成され、自動車ボディパネル2のドア開口縁に沿って取付けられ、ボディフランジ3に組付く断面略U字状の取付基部20と、中空シール部10とを備える。また、前記中空シール部10は、前記取付基部20に沿って連設された底壁部11と、断面略円弧状の円弧部12とでなる断面略楕円形状で、その空洞部13の形状は、当該中空シール部10の外形と略相似で、かつ、その車外側先端部分13aのみが先細り形状である。
そして、前記空洞部13は、前記ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、前記中空シール部10の中心部に位置して、前記円弧部12の略全体が略等しい厚さの薄肉部Lに形成されている。また、前記ドア開口縁のコーナー部Cに対応する部分では、室内側40の中心部に位置する仮想回動軸Pを軸として回動した形態にあり、その断面積を変えることなく車外側先端部13aが取付基部20に近接し、前記円弧部12の略車外側半部12aが厚肉部Hに形成されているものである。
請求項2に記載のオープニングシール1は、請求項1に記載の発明において、空洞部13が、車外側空洞部13Aと室内側空洞部13Bとに仮想分割され、ドア開口縁のコーナー部Cに対応する部分では、前記車外側空洞部13Aの室内側40の中心部に位置する仮想回動軸Pを軸として回動した形態にあり、その断面積を変えることなく車外側先端部13aが取付基部20に近接し、円弧部12の略車外側半部12aが厚肉部Hに形成されているものである。
請求項3に記載のオープニングシールの製造方法は、全長が押出成形によって形成され、自動車ボディパネル2のドア開口縁に沿って取付けられ、ボディフランジ3に組付く断面略U字状の取付基部20と、中空シール部10とを備えたものを製造する方法である。前記中空シール部10は、前記取付基部20に沿って連設された底壁部11と、断面略円弧状の円弧部12とでなる断面略楕円形状である。また、その空洞部13を形成するために、前記中空シール部10の外形と略相似で、かつ、その車外側先端部30aのみが先細り形状である中子ブロック30を使用している。
そして、前記ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、前記中子ブロック30を、中空シール部10の中心部に位置させて、前記円弧部12の略全体を略等しい厚さの薄肉部Lに形成する。また、前記ドア開口縁のコーナー部Cに対応する部分では、室内側40の中心部に設けた回動軸31を軸として回動して、その車外側先端部30aを取付基部20に近接させ、当該空洞部13の断面積を変えることなく(また、中空シール部10の外形寸法を変えることなく)、前記円弧部12の略車外側半部12aを厚肉部Hに形成するものである。
請求項4に記載のオープニングシールの製造方法は、請求項3に記載の発明において、中子ブロック30を室内側ブロック32と車外側ブロック33とに分割し、前記室内側ブロック32を固定し、車外側ブロック33のみを、その室内側40に設けた回動軸31を軸として回動自在としたものである。
請求項1および2に記載のオープニングシール1は、その全長を押出成形によって形成し、かつ、ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では中空シール部10の円弧部12のほぼ全体を薄肉部Lに形成し、コーナー部Cに対する部分では当該円弧部12のほぼ車外側半部12aを厚肉部Hに形成しているので、当該コーナー部Cにおいて潰れ変形や折れ皺が発生せず、その全長において優れたシール性を発揮することができる。また、厚肉部Hはコーナー部Cのみに形成したので、ドア閉じ時の反力が小さく、よってドア閉じ性を向上させることができる。
請求項3に記載のオープニングシールの製造方法は、中子ブロック30をその回動軸31を軸として回動することによって、ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、中空シール部10の円弧部12のほぼ全体を薄肉部Lに形成し、コーナー部Cに対応する部分では、当該円弧部12のほぼ車外側半部12aを厚肉部Hに形成するので、薄肉部Lと厚肉部Hを有するオープニングシール1を押出成形によって容易に形成することができる。
また、中子ブロック30を回動して空洞部13を形成するので、当該空洞部13の断面積は全長にわたって一定である。従って、従来技術の口金を移動させて肉厚を変える手段と異なり、押出成形機の圧力バランスを一定に保つことができる。これにより、圧力バランスの崩れにより形状にバラツキが発生するといった問題を未然に防止することができる。
なお、当該製造方法によって製造されたオープニングシール1は、ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、円弧部12のほぼ全体が薄肉部Lに形成され、コーナー部Cに対応する部分では円弧部12のほぼ車外側半部12aが厚肉部Hに形成されるので、当該コーナー部Cにおいて潰れ変形や折れ皺が発生せず、その全長において優れたシール性を発揮する。また、ドア閉じ時の反力が小さいので、ドア閉じ性を向上させることができる。
また、中子ブロック30の回動の程度を調整することによって所望厚さの厚肉部Hを自在に形成することができるので、当該製造方法によって、ドア重量やコーナー部Cの湾曲度の異なるフロントドアとリヤドア用のオープニングシール1を容易に製造することができる。
請求項4に記載のオープニングシールの製造方法は、中子ブロック30を室内側ブロック32と車外側ブロック33とに分割し、室内側ブロック32を固定し、車外側ブロック33のみを、その室内側40に設けた回動軸31を軸として回動自在としたので、中空シール部10の円弧部12の車外側部分に、その全長にわたって、正確に薄肉部Lを形成することができる。
また、これにより車外側ブロック33を小型化することができるので、その回動半径を小さくでき、よって、円弧部12の、より車外側50に寄った部分に局部的に厚肉部Hを形成することができる。その結果、コーナー部Cにおいて潰れ変形や折れ皺の発生がなく、その全長にわたってシール性により優れ、かつ、ドア閉じ性がさらに向上したオープニングシール1を押出成形によって容易に製造することができる。
また、当該製造方法では、中子ブロック30を、室内側ブロック32と車外側ブロック33とに分割しているので、空洞部13(中空シール部10)の形状を、室内側40と車外側50とで大きく異なるものとすることができる。例えば、図9に示すように、車外側部分と室内側部分との間に段差を設け、前者を後者より広く形成することができる。
本発明に係るオープニングシール1の第一実施形態を、図1、図4および図5に示す。これは、その長手方向にわたる全長が押出成形によって形成されたもので、自動車ボディパネル2のドア開口縁に沿って取付けられ、ボディフランジ3に組付く取付基部20と中空シール部10とを備える。
取付基部20は、断面略U字状であり、その内側に組付リップ21と複数の小リップ22を有する。また、インサート23を埋設して剛性を高めている。中空シール部10は、スポンジゴム製で、取付基部20に沿って連設された断面略直線状の底壁部11と、その両端部に連設された断面略円弧状の円弧部12とで形成された断面略楕円形状で、内部に空洞部13を有する。
この空洞部13の形状は、中空シール部10の外形とほぼ相似しているが、その車外側先端部分13aのみが非相似形の先細り形状である。そして、空洞部13は、ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、中空シール部10の中心部に位置しており、円弧部12のほぼ全体が、ほぼ等しい厚さの薄肉部Lに形成されている(図4参照)。また、コーナー部Cに対応する部分では、室内側40の中心部に空洞部内に位置する仮想回動軸Pを軸として回動した形態にあり、その断面積を変えることなく、当該空洞部13の車外側先端部13aが取付基部20に近接し、円弧部12のほぼ車外側半部12aが厚肉部Hとされている(図5参照)。
このオープニングシール1は、図8に示す、本発明に係る製造方法によって製造することができる。すなわち、中空シール部10の空洞部13を形成するために、当該中空シール部10の外形とほぼ相似であるが、その車外側50の先端部のみが非相似形の先細り形状である中子ブロック30を使用する。
そして、ドア開口縁の直線部Sに対応する部分では、中子ブロック30を、中空シール部10の中心部に位置するように設けて、円弧部12の略全体をほぼ等しい厚さの薄肉部Lに形成する。また、ドア開口縁のコーナー部Cに対応する部分では、車外側40の中心部に設けた回動軸31を軸として回動して、その先端部を取付基部20に近接させる。これにより、空洞部13の断面積を変えることなく、かつ、中空シール部10の外形寸法も変えることなく、円弧部12のほぼ車外側半部12aを厚肉部Hに形成する。
このようにして形成された本発明の実施形態に係るオープニングシール1は、コーナー部Cに対応する部分においては、円弧部12のほぼ車外側半部12aが厚肉部Hとされているので、充分な剛性を有し、よって、潰れ変形や折れ皺を発生させることなく、当該コーナー部Cに追従して組付くことができる。また、直線部Sに対応する部分では、円弧部12のほぼ全体が薄肉部Lであるので、シール性に優れると共に、ドア閉じ時の反力が軽減され、ドア閉じ性にも優れる。
なお、前記製造方法では、中子ブロック30を回動するので空洞部13の断面積は変化せず、従って、押出成形される溶融樹脂の量は全長にわたって一定である。これにより、押出成形機の圧力バランスを一定に保つことができるので、圧力バランスの崩れに起因して発生する形状のバラツキの発生を防止することができる。
本発明に係るオープニングシール1の第二実施形態を、図1、図6、図7および図10に示す。このオープニングシール1の特徴は、空洞部13が車外側空洞部13Aと室内側空洞部13Bとに仮想分割され(図10参照)、ドア開口縁のコーナー部Cに対応する部分では、車外側空洞部の室内側40の中心部に位置する仮想回動軸Pを軸として回動した形態にあり、従って、その断面積を変えることなく車外側先端部13aが取付基部20に近接し、円弧部12のほぼ車外側半部12aが厚肉部Hに形成されていることである。
このオープニングシールは、図9に示す、本発明に係るオープニングシールの製造方法によって形成することができる。これは、中子ブロック30を室内側ブロック32と車外側ブロック33とに分割し、室内側ブロック32を固定し、車外側ブロック33のみを、その室内側40に設けた回動軸31を軸として回動自在としたものである。
こうすることにより、中空シール部10の円弧部12の室内側40部分に、その全長にわたって、正確に薄肉部Lを形成することができる。また、これにより車外側ブロック33を小型化することができるので、その回動半径を小さくでき、よって、円弧部12の、車外側50に寄った部分に局部的に厚肉部Hを形成することができる。その結果、コーナー部Cにおいて潰れ変形や折れ皺の発生がなく、その全長にわたってシール性により優れ、かつドア閉じ性がさらに向上したオープニングシール1を押出成形によって容易に製造することができる。
なお、本実施形態では、車外側ブロック33を室内側ブロック32より大きく設定している。これにより、空洞部13の車外側部分と室内側40部分との間に段差を設け、前者を後者より広く形成している。こうして車外側ブロック33と室内側ブロック32の大きさや形状を適宜設定することによって、所望形状の空洞部13を得ることができる。
本発明は、オープニングシール1の他に、中空シール部10を有し、かつ、直線部Sとコーナー部Cに取付けられる全てのウエザーストリップの押出成形品(例えば、トランクルームの開口縁に取付けられるもの)に適用することができる。
オープニングシールを取付けた自動車を示す側面図である。 従来例に係るオープニングシールを示すもので、図1のX−X断面図である。 他の従来例に係るオープニングシールを示すもので、図1のX−X位置における断面図である。 本発明の第一実施形態に係るオープニングシールを示すもので、図1のX−X断面図である。 本発明の第一実施形態に係るオープニングシールを示すもので、図1のY−Y位置における断面図である。 本発明の第二の実施形態に係るオープニングシールを示すもので、図1のX−X位置における断面図である。 本発明の第二の実施形態に係るオープニングシールを示すもので、図1のY−Y位置における断面図である。 本発明の実施形態に係るオープニングシールの製造方法を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るオープニングシールの製造方法を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るオープニングシールの空洞部を示す断面図である。
1 オープニングシール
2 ボディパネル
3 ボディフランジ
4 ドアパネル
5 押出成形機(口金部分)
6 内装トリム
10 中空シール部
11 底壁部
12 円弧部
12a 車外側半部
13 空洞部
13A 車外側空洞部
13B 室内側空洞部
13a 車外側先端部分
20 取付基部
21 組付リップ
22 小リップ
23 インサート
30 中子ブロック
30a 車外側先端部
31 回動軸
32 室内側ブロック
33 車外側ブロック
40 室内側
50 車外側
60 オープニングシール
61 中空シール部
C コーナー部
H 厚肉部
L 薄肉部
P 仮想回動軸
S 直線部

Claims (4)

  1. 全長が押出成形によって形成され,自動車ボディパネル(2)のドア開口縁に沿って取付けられ,ボディフランジ(3)に組付く断面略U字状の取付基部(20)と,中空シール部(10)とを備えたオープニングシールにおいて、前記中空シール部は,前記取付基部に沿って連設された底壁部(11)と,断面略円弧状の円弧部(12)とでなる断面略楕円形状で,その空洞部(13)の形状は,該中空シール部の外形と略相似で,かつ,その車外側先端部分(13a)が先細り形状であり、前記空洞部は,前記ドア開口縁の直線部(S)に対応する部分では,前記円弧部の略全体が略等しい厚さの薄肉部(L)に形成され、前記ドア開口縁のコーナー部(C)に対応する部分では,仮想回動軸(P)を軸として回動した形態にあり,その断面積を変えることなく前記車外側先端部が取付基部に近接し,前記円弧部の略車外側半部(12a)が厚肉部(H)に形成されていることを特徴とするオープニングシール。
  2. 空洞部(13)が車外側空洞部(13A)と室内側空洞部(13B)とに仮想分割され、ドア開口縁のコーナー部(C)に対応する部分では,前記車外側空洞部に位置する仮想回動軸(P)を軸として回動した形態にあり,その断面積を変えることなく車外側先端部(13a)が取付基部(20)に近接し,円弧部(12)の略車外側半部(12a)が厚肉部(H)に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のオープニングシール。
  3. 全長が押出成形によって形成され,自動車ボディパネル(2)のドア開口縁に沿って取付けられ,ボディフランジ(3)に組付く断面略U字状の取付基部(20)と,中空シール部(10)とを備えたオープニングシールの製造方法において、前記中空シール部は,前記取付基部に沿って連設された底壁部(11)と,断面略円弧状の円弧部(12)とでなる断面略楕円形状で、その空洞部(13)を形成するために,前記中空シール部の外形と略相似で,かつ,その車外側先端部(30a)が先細り形状である中子ブロック(30)を使用し、前記ドア開口縁の直線部(S)に対応する部分では,前記円弧部の略全体を略等しい厚さの薄肉部(L)に形成し、前記ドア開口縁のコーナー部(C)に対応する部分では,回動軸(31)を軸として回動して,前記車外側先端部(30a)を取付基部に近接させ,該空洞部の断面積を変えることなく,前記円弧部の略車外側半部(12a)を厚肉部(H)に形成したことを特徴とするオープニングシールの製造方法。
  4. 中子ブロック(30)を車外側ブロック(32)と車外側ブロック(33)とに分割し、前記室内側ブロックを固定し,車外側ブロックのみを,その室内側(40)に設けた回動軸(31)を軸として回動自在としたことを特徴とする請求項3に記載のオープニングシールの製造方法。
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