JPH11342746A - ウェザストリップ - Google Patents

ウェザストリップ

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JPH11342746A
JPH11342746A JP10153104A JP15310498A JPH11342746A JP H11342746 A JPH11342746 A JP H11342746A JP 10153104 A JP10153104 A JP 10153104A JP 15310498 A JP15310498 A JP 15310498A JP H11342746 A JPH11342746 A JP H11342746A
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door
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隆史 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の問題点を解消し、ドア密封性を良
好に維持しながら優れた遮音性を付与するウェザストリ
ップを提供する。 【解決手段】 本発明のウェザストリップは、横断面を
略U字状に成形されてドア開口周辺フランジ部に固定さ
れるトリム部と、トリム部の側面からドアサッシの車内
側周辺域に向けて突設した支柱部と、支柱部の突出端部
からドアサッシの車内側周辺域に向けて屈曲する密封用
外周壁面と密封用外周壁面に引き続いてトリム部の車外
側上端部まで略直線状に延長される遮音用外周壁面を一
体的に成形した中空部とを具備して成るので、中空部の
密封用外周壁面がドア密封性を良好に維持し、遮音用外
周壁面が車内側周辺域から離れた位置で優れた遮音性を
付与し、更に、密封用外周壁面と遮音用外周壁面との一
体化によってウェザストリップの車外側々面における各
部材の輪郭ラインを減少させて外観を良好に保つことを
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自動車、特に乗用車
のドアとボディパネルとの間隙を密封するためのウェザ
ストリップに関し、更に詳しくは前記ボディパネルのド
ア開口周辺フランジ部に装着されるウェザストリップの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車の各ドア周辺には、図4に示した
ようにフロントドアFDやリアドアRDの周辺とボディ
の一部を構成するフロントピラFP、センタピラCP,
リアピラRP,センタピラCP等との間に合成ゴム材の
成形体から成るウェザストリップ全体WSが装着されて
いる。前記ウェザストリップ全体WSは、ドア閉止状態
下で車外側から目視できる部材と車内側に配設されて目
視できない部材から構成され、従来のウェザストリップ
全体WSは例えば、図4のA−A線に沿って切断して示
した図6から明らかなように、ドアサッシDSに固定さ
れる基底部22からボディパネルBPに向けて突出する
中空シール部21と、該中空シール部21よりも車外側
で前記ドアサッシDSに固定される基底部24から前記
ボディパネルBPに向けて突出するサブシール部23と
から成るドア・ウェザストリップ20、及び前記ドア・
ウェザストリップ20よりも車内側で前記ボディパネル
BPのドア開口周辺フランジ部Fに装着されるドア開口
ウェザストリップ10から成っていた。
【0003】特に、従来のドア開口ウェザストリップ1
0(以下、単にウェザストリップ10と称する)は、図
5及び図6に示したように保形用芯金13を介して横断
面を略U字状に成形されて前記ドア開口周辺フランジ部
Fに固定されるトリム部11と、前記トリム部11の側
面から前記ドアサッシDSの車内側周辺域DSaに向け
て突設された中空シール部15とから成っていた。特
に、前記中空シール部15は、前記ドアサッシDSの車
内側周辺域DSaに圧着して密封するに必要なだけの周
長を有する屈曲外周壁面14を有する周壁部から成り、
従って比較的小さな外径を有した円筒状断面を以て成形
されていた。更に、前記屈曲外周壁面14を有する周壁
部は、ノッチ部16をその内周壁面に適宜刻設して前記
周壁部全体の弾性を調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のウェザストリップ10は、その圧着変形に伴う
良好な密封性を得るために、前記中空シール部15の前
記周壁部の厚さを薄く、例えば約0.5mm程度に設定
するので、前記ドア・ウェザストリップ20を透過した
騒音に対する遮音性を可成り犠牲にしなければならなか
った。また、図5において一点鎖線矢印L1,L2,L3,L
4 で示したようなドア開放時に車外側から目視される前
記ウェザストリップ10の車外側々面における各部材の
輪郭ラインが多いので、外観が損なわれる欠点があっ
た。
【0005】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、ドア密封性を良好に維持しながら優れた遮音性を
付与するウェザストリップを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
自動車のドアとボディパネルとの間隙を密封するために
前記ボディパネルのドア開口周辺フランジ部に装着され
るウェザストリップであって、前記ウェザストリップ
が、横断面を略U字状に成形されて前記ドア開口周辺フ
ランジ部に固定されるトリム部と、前記トリム部の側面
からドアサッシの車内側周辺域に向けて突設した支柱部
と、前記支柱部の突出端部から前記ドアサッシの車内側
周辺域に向けて屈曲する密封用外周壁面と該密封用外周
壁面に引き続いて前記トリム部の車外側上端部まで略直
線状に延長される遮音用外周壁面を一体的に成形した中
空部とを、具備して成ることを特徴とするウェザストリ
ップによって達成される。
【0007】更に、本発明のかかる目的は、前記遮音用
外周壁面が、前記密封用外周壁面よりも厚い周壁部を有
して成ることを特徴とするウェザストリップによって達
成される。
【0008】更に、本発明のかかる目的は、前記支柱部
が前記トリム部の側面から略Y字状の横断面形状を以て
突出する一方、前記密封用外周壁面と前記遮音用外周壁
面との接合周壁部が、前記支柱部の他方の突出端部に架
橋することによって二個の中空部を画成することを特徴
とするウェザストリップによって達成される。
【0009】更に、本発明のかかる目的は、前記密封用
外周壁面と前記遮音用外周壁面との前記接合周壁部が、
前記前記ドアサッシの前記車内側周辺域から離れて前記
トリム部の前記車外側上端部寄りに位置することを特徴
とするウェザストリップによって達成される。
【0010】更に、本発明のかかる目的は、前記接合周
壁部が、前記密封用外周壁面に対して90°以下の角度
を以て前記支柱部の他方の突出端部に架橋することを特
徴とするウェザストリップによって達成される。
【0011】
【作用】本発明のウェザストリップは、横断面を略U字
状に成形されて前記ドア開口周辺フランジ部に固定され
る前記トリム部と、前記トリム部の側面から前記ドアサ
ッシの前記車内側周辺域に向けて突設した前記支柱部
と、前記支柱部の突出端部から前記ドアサッシの前記車
内側周辺域に向けて屈曲する前記密封用外周壁面と該密
封用外周壁面に引き続いて前記トリム部の車外側上端部
まで略直線状に延長される前記遮音用外周壁面を一体的
に成形した前記中空部とを具備して成るので、前記中空
部の前記密封用外周壁面がドア密封性を良好に維持する
一方、前記遮音用外周壁面が前記車内側周辺域から離れ
た位置で優れた遮音性を付与し、更に、前記密封用外周
壁面と前記遮音用外周壁面との一体化によって前記ウェ
ザストリップの車外側々面における各部材の輪郭ライン
が減少する。
【0012】更に、本発明のウェザストリップは、前記
遮音用外周壁面が前記密封用外周壁面よりも厚い周壁部
を有して成るので、ドア密封性と遮音性がより確実に維
持及び付与される。
【0013】更に、本発明のウェザストリップは、前記
支柱部が前記トリム部の側面から略Y字状の横断面形状
を以て突出する一方、前記密封用外周壁面と前記遮音用
外周壁面との接合周壁部が、前記支柱部の他方の突出端
部に架橋することによって二個の中空部を画成するの
で、前記支柱部と前記接合周壁部との架橋によって遮音
性が更に向上し、またドア閉止時の前記中空部の圧着変
形による前記密封用外周壁面の前記車内側周辺域からの
過剰なはみ出しが阻止される。
【0014】更に、本発明のウェザストリップは、前記
密封用外周壁面と前記遮音用外周壁面との前記接合周壁
部が、前記ドアサッシの前記車内側周辺域から離れて前
記トリム部の前記車外側上端部寄りに位置するので、厚
肉の前記遮音用外周壁面の前記ドアサッシの前記車内側
周辺域に対する干渉によってドア閉止力が上昇すること
を回避する。
【0015】更に、本発明のウェザストリップは、前記
接合周壁部が、前記密封用外周壁面に対して90°以下
の角度を以て前記支柱部の他方の突出端部に架橋するの
で、ドア閉止時の前記中空部の圧着変形による前記密封
用外周壁面の前記車内側周辺域からの過剰なはみ出しが
より確実に阻止される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のウェザストリップの一実
施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述す
る。図1は従来のウェザストリップと同様に図5のA−
A線に沿って切断したドア閉止状態下の本発明のウェザ
ストリップ全体WSを示した横断面図であり、図2は本
発明のドア開口ウェザストリップ30の拡大した横断面
図であり、図3は本発明のウェザストリップの他の実施
態様を示した横断面図である。
【0017】図1及び図2に示したように、本発明のウ
ェザストリップ全体WSは、前述した従来のウェザスト
リップ全体WSと同様にドア閉止状態下で車外側から目
視できる部材と車内側に配設されて目視できない部材か
ら構成される。本発明のウェザストリップ全体WSは例
えば、図4のA−A線に沿って切断して示した図1から
明らかなように、ドアサッシDSに固定される基底部2
2からボディパネルBPに向けて突出する中空シール部
21と、該中空シール部21よりも車外側で前記ドアサ
ッシDSに固定される基底部24から前記ボディパネル
BPに向けて突出するサブシール部23とから成るドア
・ウェザストリップ50、及び前記ドア・ウェザストリ
ップ20よりも車内側で前記ボディパネルBPのドア開
口周辺フランジ部Fに装着されるドア開口ウェザストリ
ップ30から成る。
【0018】特に、本発明のドア開口ウェザストリップ
30((以下、単にウェザストリップ30と称する)
は、図1及び図2に示したように保形用芯金33を介し
て横断面を略U字状に成形され、複数対のリップ部32
を介して前記ドア開口周辺フランジ部Fに固定されるト
リム部31と、前記トリム部31の側面から前記ドアサ
ッシDSの車内側周辺域DSaに向けて略Y字状の横断
面形状を以て突出する支柱部34が合成ソリッドゴム
材、例えばエチレンプロピレンゴム材から成形される。
なお、35はガーニッシュ(図示せず)を嵌入する溝部
である。
【0019】また、前記支柱部34の一方の突出端部か
ら前記ドアサッシDSの車内側周辺域DSaに向けて屈
曲する密封用外周壁面36と、前記密封用外周壁面36
に引き続いて前記トリム部31の車外側上端部31aま
で略直線状に延長される遮音用外周壁面37を一体的に
成形し、更に前記密封用外周壁面36と前記遮音用外周
壁面37との接合周壁部を前記支柱部34の他方の突出
端部に架橋することによって形成される二個の中空部3
9,40とを、合成スポンジゴム材、例えばエチレンプ
ロピレンゴム材から成形される。更に、前記遮音用外周
壁面37は、前記密封用外周壁面36よりも厚い周壁部
を有し、例えば前記遮音用外周壁面37は約1.0m
m、前記密封用外周壁面36は約0.5mm程度の厚さ
に設定する。なお、前記密封用外周壁面36の内周壁面
には必要に応じて、例えば深さが約0.3mmで幅が約
1.0mm程度のノッチ部38を刻設して前記中空部3
9の弾性を調整する。
【0020】前記中空部39の比較的薄肉の前記密封用
外周壁面36がドア密封性を良好に維持する一方、前記
中空部40の比較的厚肉の前記遮音用外周壁面37が遮
音性を付与し、前記支柱部34と前記接合周壁部との架
橋によって遮音性が更に向上し、またドア閉止時の前記
中空部39の圧着変形による前記密封用外周壁面36の
前記車内側周辺域DSaからの過剰なはみ出しが阻止さ
れる。更に、前記密封用外周壁面36と前記遮音用外周
壁面37との一体化によって前記ウェザストリップ10
の車外側々面における各部材の各輪郭ラインL1,L3,L
4 に減少する。
【0021】更に、本発明のウェザストリップ10は、
前記密封用外周壁面36と前記遮音用外周壁面37との
前記接合周壁部が、前記前記ドアサッシDSの前記車内
側周辺域DSaから離れて前記トリム部31の前記車外
側上端部31a寄りに配設することによって、厚肉の前
記遮音用外周壁面37の前記ドアサッシDSの前記車内
側周辺域DSaに対する干渉によってドア閉止力が上昇
することを回避する。
【0022】また、前記接合周壁部が、前記密封用外周
壁面36に対して90°以下の角度θを以て前記支柱部
34の他方の突出端部に架橋することによって、前記遮
音用外周壁面37の前記車内側周辺域DSaに対する干
渉が更に回避されて、ドア閉止力の上昇を抑制する。
【0023】図3に示した本発明のウェザストリップ1
0の他の実施態様において、支柱部34aは密封用外周
壁面36aと遮音用外周壁面37aとの接合周壁部と架
橋せずに、その一方の突出端部に比較的薄肉の前記密封
用外周壁面36aの一方端部と接合し、比較的厚肉の前
記遮音用外周壁面37aの他方端部が前記トリム部31
の車外側上端部31aに接合して一個の中空部41を形
成するように変更したものである。
【0024】この実施態様は、前記支柱部34の他方の
突出端部と前記接合周壁部との架橋部分が省略されてい
るが、前記遮音用外周壁面37aが前記密封用外周壁面
36aよりも厚い周壁部を有し、例えば前記遮音用外周
壁面37aは約1.0mm、前記密封用外周壁面36a
は約0.5mm程度の厚さにに設定するので、ドア閉止
時の前記中空部41の圧着変形による前記密封用外周壁
面36aの前記車内側周辺域DSaからの過剰なはみ出
しが阻止される。
【0025】なお、前記遮音用外周壁面37aを前記密
封用外周壁面36aと同じ厚さの周壁部に設定すると、
図3の破線で示したように前記車内側周辺域DSaに対
する密着度が低下し、前記車内側周辺域DSaからの過
剰なはみ出しが生じるので好ましくない。
【0026】
【発明の効果】以上記述した本発明のウェザストリップ
は、次に記すような新規な効果を奏するものである。即
ち、本発明のウェザストリップは、横断面を略U字状に
成形されて前記ドア開口周辺フランジ部に固定される前
記トリム部と、前記トリム部の側面から前記ドアサッシ
の前記車内側周辺域に向けて突設した前記支柱部と、前
記支柱部の突出端部から前記ドアサッシの前記車内側周
辺域に向けて屈曲する前記密封用外周壁面と該密封用外
周壁面に引き続いて前記トリム部の車外側上端部まで略
直線状に延長される前記遮音用外周壁面を一体的に成形
した前記中空部とを具備して成るので、前記中空部の前
記密封用外周壁面がドア密封性を良好に維持し、前記遮
音用外周壁面が前記車内側周辺域から離れた位置で優れ
た遮音性を付与し、更に、前記密封用外周壁面と前記遮
音用外周壁面との一体化によって前記ウェザストリップ
の車外側々面における各部材の輪郭ラインを減少させて
外観を良好に保つことが可能になった。
【0027】更に、本発明のウェザストリップは、前記
遮音用外周壁面が前記密封用外周壁面よりも厚い周壁部
を有して成るので、ドア密封性と遮音性をより確実に維
持及び付与することが可能になった。
【0028】更に、本発明のウェザストリップは、前記
支柱部が前記トリム部の側面から略Y字状の横断面形状
を以て突出する一方、前記密封用外周壁面と前記遮音用
外周壁面との接合周壁部が、前記支柱部の他方の突出端
部に架橋することによって二個の中空部を画成するの
で、前記支柱部と前記接合周壁部との架橋によって遮音
性を更に向上させ、またドア閉止時の前記中空部の圧着
変形による前記密封用外周壁面の前記車内側周辺域から
の過剰なはみ出しを阻止することが可能になった。
【0029】更に、本発明のウェザストリップは、前記
密封用外周壁面と前記遮音用外周壁面との前記接合周壁
部が、前記ドアサッシの前記車内側周辺域から離れて前
記トリム部の前記車外側上端部寄りに位置するので、厚
肉の前記遮音用外周壁面の前記ドアサッシの前記車内側
周辺域に対する干渉によってドア閉止力が上昇すること
を回避することが可能になった。
【0030】更に、本発明のウェザストリップは、前記
接合周壁部が、前記密封用外周壁面に対して90°以下
の角度を以て前記支柱部の他方の突出端部に架橋するの
で、ドア閉止時の前記中空部の圧着変形による前記密封
用外周壁面の前記車内側周辺域からの過剰なはみ出しを
より確実に阻止することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のA−A線に沿って切断したドア閉止状態
下の本発明のウェザストリップ全体を示した横断面図で
ある。
【図2】本発明のウェザストリップの拡大した横断面図
である。
【図3】本発明のウェザストリップの他の実施態様を示
した横断面図である。
【図4】乗用車の各ドア周辺に装着されるウェザストリ
ップ全体の説明図である。
【図5】従来のウェザストリップの拡大した横断面図で
ある。
【図6】図4のA−A線に沿って切断したドア閉止状態
下の従来のウェザストリップ全体を示した横断面図であ
る。
【符号の説明】
WS ウェザストリップ全体 FD フロントドア RD リアドア FP フロントピラ CP センタピラ RP リアピラ BP ボディパネル F フランジ部 DS ドアサッシ DSa ドアサッシの車内側周辺域 L1 輪郭ライン L2 輪郭ライン L3 輪郭ライン L4 輪郭ライン 10 従来のウェザストリップ 11 トリム部 11a トリム部の他方上端部 12 リップ部 13 保形用芯金 14 屈曲外周壁面 15 中空シール部 16 ノッチ部 20 ドア・ウェザストリップ 21 中空シール部 22 基底部 23 サブシール部 24 基底部 30 本発明のウェザストリップ 31 トリム部 31a トリム部の他方上端部 32 リップ部 33 保形用芯金 34 支柱部 34a 支柱部 35 溝部 36 密封用外周壁面 36a 密封用外周壁面 37 遮音用外周壁面 37a 遮音用外周壁面 38 ノッチ部 39 中空部 40 中空部 41 中空部 θ 角度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア(FD,RD)とボディパ
    ネル(BP)との間隙を密封するために前記ボディパネ
    ル(BP)のドア開口周辺フランジ部(F)に装着され
    るウェザストリップ(30)であって、 前記ウェザストリップ(30)が、横断面を略U字状に
    成形されて前記ドア開口周辺フランジ部(F)に固定さ
    れるトリム部(31)と、 前記トリム部(31)の側面からドアサッシ(DS)の
    車内側周辺域(DSa)に向けて突設した支柱部(3
    4,34a)と、 前記支柱部(34,34a)の突出端部から前記ドアサ
    ッシ(DS)の車内側周辺域(DSa)に向けて屈曲す
    る密封用外周壁面(36,36a)と該密封用外周壁面
    (36,36a)に引き続いて前記トリム部(31)の
    車外側上端部(31a)まで略直線状に延長される遮音
    用外周壁面(37,37a)を一体的に成形した中空部
    (39,40,41)とを、具備して成ることを特徴と
    するウェザストリップ。
  2. 【請求項2】 前記遮音用外周壁面(37,37a)
    が、前記密封用外周壁面(36,36a)よりも厚い周
    壁部を有して成ることを特徴とする請求項1に記載のウ
    ェザストリップ。
  3. 【請求項3】 前記支柱部(34)が前記トリム部(3
    1)の側面から略Y字状の横断面形状を以て突出する一
    方、前記密封用外周壁面(36)と前記遮音用外周壁面
    (37)との接合周壁部が、前記支柱部(34)の他方
    の突出端部に架橋することによって二個の中空部(3
    9,40)を画成することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のウェザストリップ。
  4. 【請求項4】 前記密封用外周壁面(36)と前記遮音
    用外周壁面(37)との前記接合周壁部が、前記前記ド
    アサッシ(DS)の前記車内側周辺域(DSa)から離
    れて前記トリム部(31)の前記車外側上端部(31
    a)寄りに位置することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれか1項に記載のウェザストリップ。
  5. 【請求項5】 前記接合周壁部が、前記密封用外周壁面
    (36)に対して90°以下の角度(θ)を以て前記支
    柱部(34)の他方の突出端部に架橋することを特徴と
    する請求項4に記載のウェザストリップ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7017305B2 (en) 2000-03-22 2006-03-28 Kinugawa Rubber Ind. Co., Ltd. Weather strip
JP2013100010A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用ウェザストリップ
JP2013525172A (ja) * 2010-04-16 2013-06-20 クーパー−スタンダード・オートモーティヴ・イタリー・ソシエタ・ペル・アチオニ 自動車用シールおよびその製造方法

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