JP2906947B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
自動車用ウエザストリップInfo
- Publication number
- JP2906947B2 JP2906947B2 JP5276048A JP27604893A JP2906947B2 JP 2906947 B2 JP2906947 B2 JP 2906947B2 JP 5276048 A JP5276048 A JP 5276048A JP 27604893 A JP27604893 A JP 27604893A JP 2906947 B2 JP2906947 B2 JP 2906947B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- seal lip
- inner seal
- door
- door glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のルーフサイドに
沿って取付けられるウエザストリップ、特にその型成形
部の構造に関するものである。
沿って取付けられるウエザストリップ、特にその型成形
部の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１に示すように、自動車のルーフサイ
ド１に沿うウエザストリップ３は、その中央部で押出成
形のウエザストリップを型成形部３Ａで接続し、リヤ側
のコーナ部を型成形部３Ｂで接続し、前後の端末に型成
形部３Ｃ，３Ｄを接続して構成されている。なお型成形
部３Ａはセンタピラー２に沿うウエザストリップ４に接
続する。
ド１に沿うウエザストリップ３は、その中央部で押出成
形のウエザストリップを型成形部３Ａで接続し、リヤ側
のコーナ部を型成形部３Ｂで接続し、前後の端末に型成
形部３Ｃ，３Ｄを接続して構成されている。なお型成形
部３Ａはセンタピラー２に沿うウエザストリップ４に接
続する。
【０００３】図３は、型成形部３Ａの断面を示すもので
あるが、ウエザストリップ３は、全長にわたってほぼ共
通の断面形状を有している。即ち、ウエザストリップ３
は、ドア閉時にドアガラス５の周縁により、押付けられ
る中空状の本体３１と、先端がドアガラスの内面により
押付けられるインナシールリップ３２と、先端がウエザ
ストリップ３の内側に沿ってルーフサイド１に取付けら
れたガーニッシュ６に係合するインナシールリップ３３
を備えており、一般にスポンジゴムからなる。ウエザス
トリップ３はルーフサイド１にリテーナ１０を介して取
付けられる。
あるが、ウエザストリップ３は、全長にわたってほぼ共
通の断面形状を有している。即ち、ウエザストリップ３
は、ドア閉時にドアガラス５の周縁により、押付けられ
る中空状の本体３１と、先端がドアガラスの内面により
押付けられるインナシールリップ３２と、先端がウエザ
ストリップ３の内側に沿ってルーフサイド１に取付けら
れたガーニッシュ６に係合するインナシールリップ３３
を備えており、一般にスポンジゴムからなる。ウエザス
トリップ３はルーフサイド１にリテーナ１０を介して取
付けられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インナシー
ルリップ３２はドア開閉のたびに倒し込まれるので、次
第に根元部で曲げぐせがつき、ドアガラス５に対する圧
接力が低下する。これは、リップ３２の肉抜き状の根元
部内面３２１をウエザストリップ全長にわたって肉盛り
するように厚くして根元部の剛性を大きくすることによ
り防止され得る。
ルリップ３２はドア開閉のたびに倒し込まれるので、次
第に根元部で曲げぐせがつき、ドアガラス５に対する圧
接力が低下する。これは、リップ３２の肉抜き状の根元
部内面３２１をウエザストリップ全長にわたって肉盛り
するように厚くして根元部の剛性を大きくすることによ
り防止され得る。
【０００５】しかしながら型成形部５Ａ（他の型成形部
も同じ）では、他の部分よりも厚くしたインナシールリ
ップ３２の根元部の表面に、型成形時に発泡ガスによる
肌荒れが生じ見栄えが損なわれる。
も同じ）では、他の部分よりも厚くしたインナシールリ
ップ３２の根元部の表面に、型成形時に発泡ガスによる
肌荒れが生じ見栄えが損なわれる。
【０００６】そこで本発明は、ドアの開閉が繰返されて
も、ドアガラス内面に圧接する型成形部のインナシール
リップに曲げぐせがつかず、かつ見栄えのよいウエザス
トリップを提供することを課題としてなされたものであ
る。
も、ドアガラス内面に圧接する型成形部のインナシール
リップに曲げぐせがつかず、かつ見栄えのよいウエザス
トリップを提供することを課題としてなされたものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、図２に示すよ
うに、ドア閉時に先端がドアガラス５の内面により押付
けられるウエザストリップ型成形部３Ａのインナシール
リップ３２の根元部内面に、ウエザストリップの幅方向
に、リブ３４を突設したことを特徴とする。
うに、ドア閉時に先端がドアガラス５の内面により押付
けられるウエザストリップ型成形部３Ａのインナシール
リップ３２の根元部内面に、ウエザストリップの幅方向
に、リブ３４を突設したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】リブ３４によりインナシールリップ３２の根元
部の剛性が強化され、曲げぐせがつかない。また細長い
リブ３４を設けた根元部を型成形することによって表面
肌荒れが生じることはない。
部の剛性が強化され、曲げぐせがつかない。また細長い
リブ３４を設けた根元部を型成形することによって表面
肌荒れが生じることはない。
【０００９】
【実施例】図２に示すように、型成形部３ＡはＴ字形
で、ルーフサイド１に沿う押出成形の２本のウエザスト
リップ３とセンタピラーに沿う押出成形のウエザストリ
ップ４を接続している。
で、ルーフサイド１に沿う押出成形の２本のウエザスト
リップ３とセンタピラーに沿う押出成形のウエザストリ
ップ４を接続している。
【００１０】型成形部３Ａは押出成形部と同様にスポン
ジゴムからなり、中空状の本体３１と、本体３１から断
面Ｔ字状に分岐して伸びるインナシールリップ３２，３
３を備えている。型成形部３Ａを含むウエザストリップ
３は、ルーフサイド１にリテーナ１０を介して取付けら
れ、インナシールリップ３３の先端は、ウエザストリッ
プ３の内側に沿うルーフサイド端縁に取付けたガーニッ
シュ６に係合せしめてある。
ジゴムからなり、中空状の本体３１と、本体３１から断
面Ｔ字状に分岐して伸びるインナシールリップ３２，３
３を備えている。型成形部３Ａを含むウエザストリップ
３は、ルーフサイド１にリテーナ１０を介して取付けら
れ、インナシールリップ３３の先端は、ウエザストリッ
プ３の内側に沿うルーフサイド端縁に取付けたガーニッ
シュ６に係合せしめてある。
【００１１】型成形部３Ａのインナシールリップ３３の
根元部内面は肉抜き状としてあるが、インナシールリッ
プ３２の根元部内面には型成形部３Ａ幅方向にリブ３４
が突設してある。なお、図例ではリブ３４は１本である
が、所定の間隔で複数本設けてもよい。
根元部内面は肉抜き状としてあるが、インナシールリッ
プ３２の根元部内面には型成形部３Ａ幅方向にリブ３４
が突設してある。なお、図例ではリブ３４は１本である
が、所定の間隔で複数本設けてもよい。
【００１２】しかして上記型成形部３Ａにおいて、ドア
閉時、本体３１にはドアガラス５の周縁コーナ部が押付
けられ、インナシールリップ３２の先端には上記周縁コ
ーナ部内面が押付けられて二重のシールをなす。
閉時、本体３１にはドアガラス５の周縁コーナ部が押付
けられ、インナシールリップ３２の先端には上記周縁コ
ーナ部内面が押付けられて二重のシールをなす。
【００１３】しかして、インナシールリップ３２の根元
部にはリブ３４が形成されて腰が強化されているから、
ドアガラス５に対して充分な圧接力が得られるととも
に、ドア開閉のたびにドアガラス５による押付けが長期
にわたり繰返されても根元部に曲げぐせがついて永久変
形が生じることがない。また、細いリブ３４を設けたこ
とで、型成形時に表面肌荒れが生じることはない。
部にはリブ３４が形成されて腰が強化されているから、
ドアガラス５に対して充分な圧接力が得られるととも
に、ドア開閉のたびにドアガラス５による押付けが長期
にわたり繰返されても根元部に曲げぐせがついて永久変
形が生じることがない。また、細いリブ３４を設けたこ
とで、型成形時に表面肌荒れが生じることはない。
【００１４】なお、上記実施例はウエザストリップ３の
中央の型成形部３Ａについてのものであるが、本発明は
ウエザストリップ３の他の個所の型成形部についても適
用され得る。
中央の型成形部３Ａについてのものであるが、本発明は
ウエザストリップ３の他の個所の型成形部についても適
用され得る。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のルーフサイド
に沿うウエザストリップの型成形部において、ドアガラ
ス面に押付けられるインナシールリップのシール性を長
期にわたり良好に維持することができる。
に沿うウエザストリップの型成形部において、ドアガラ
ス面に押付けられるインナシールリップのシール性を長
期にわたり良好に維持することができる。
【図１】本発明のウエザストリップを備えた自動車の側
面図である。
面図である。
【図２】図２（Ａ）は本発明のウエザストリップの型成
形部の正面図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＢ−Ｂ線断面
図である。
形部の正面図、図２（Ｂ）は図２（Ａ）のＢ−Ｂ線断面
図である。
【図３】従来のウエザストリップの図２（Ｂ）対応図で
ある。
ある。
１ ルーフサイド ３ ウエザストリップ ３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄ 型成形部 ３１ 本体 ３２，３３ インナシールリップ ３４ リブ ５ ドアガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−312251（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−295745（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−89249（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−152853（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−43716（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60R 13/06 B60J 1/17
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車のルーフサイドに沿って取付けら
れ、ドア閉時にドアガラスの周縁により押付けられる中
空状の本体と、本体の内端より伸び出して先端がドアガ
ラスの周縁内面により押付けられるインナシールリップ
を備えたウエザストリップにおいて、その型成形部のイ
ンナシールリップの根元部内側にウエザストリップ幅方
向にリブを突設したことを特徴とする自動車用ウエザス
トリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276048A JP2906947B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 自動車用ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5276048A JP2906947B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 自動車用ウエザストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101293A JPH07101293A (ja) | 1995-04-18 |
| JP2906947B2 true JP2906947B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17564067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5276048A Expired - Fee Related JP2906947B2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 自動車用ウエザストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906947B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP5276048A patent/JP2906947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101293A (ja) | 1995-04-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |