JPH0728055Y2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
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- JPH0728055Y2 JPH0728055Y2 JP8609689U JP8609689U JPH0728055Y2 JP H0728055 Y2 JPH0728055 Y2 JP H0728055Y2 JP 8609689 U JP8609689 U JP 8609689U JP 8609689 U JP8609689 U JP 8609689U JP H0728055 Y2 JPH0728055 Y2 JP H0728055Y2
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- Japan
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車、特にキャブオーバ型車両の車体構造に
関するものである。
関するものである。
第1図はキャブオーバ型車両の一例であるキャブオーバ
型トラックの車体(キャブ)を示す外観斜視図であり、
第2図は第1図のII-II線断面図である。これらの図に
おいて、1は車体の前面外板を構成するフロントパネ
ル、2は同じく車体前面を構成し、フロントパネル1の
上方に位置するカウルパネルである。また3は両パネル
1,2の側方に位置するフロントコーナパネルを示してい
る。カウルパネル2とフロントパネル1の後方(第2図
の右方)にはダッシュパネル4が位置し、該パネル4の
上端縁はカウルパネル2の上端縁と重ね合されてスポッ
ト溶接によって互いに固着されており、フロントパネル
1・カウルパネル2と、ダッシュパネル4との間には空
隙S1が形成されている。フロントパネル1をカウルパネ
ル2に固着してもいが、第1図に鎖線で示しかつ矢印A
を付した示したように、カウルパネル2に対して回動可
能に支持することもできる。
型トラックの車体(キャブ)を示す外観斜視図であり、
第2図は第1図のII-II線断面図である。これらの図に
おいて、1は車体の前面外板を構成するフロントパネ
ル、2は同じく車体前面を構成し、フロントパネル1の
上方に位置するカウルパネルである。また3は両パネル
1,2の側方に位置するフロントコーナパネルを示してい
る。カウルパネル2とフロントパネル1の後方(第2図
の右方)にはダッシュパネル4が位置し、該パネル4の
上端縁はカウルパネル2の上端縁と重ね合されてスポッ
ト溶接によって互いに固着されており、フロントパネル
1・カウルパネル2と、ダッシュパネル4との間には空
隙S1が形成されている。フロントパネル1をカウルパネ
ル2に固着してもいが、第1図に鎖線で示しかつ矢印A
を付した示したように、カウルパネル2に対して回動可
能に支持することもできる。
第3図は、第1図に示したフロントパネル1とフロント
コーナパネル3を取外して示した斜視図であり、第4図
及び第5図はそれぞれ第3図のIV-IV線及びV−V線断
面図である。これらの図から判るように、ダッシュパネ
ル4とカウルパネル2の側方には、車外側のアウタパネ
ル6と車内側のインナパネル7とから構成されたフロン
トピラー8が位置している。
コーナパネル3を取外して示した斜視図であり、第4図
及び第5図はそれぞれ第3図のIV-IV線及びV−V線断
面図である。これらの図から判るように、ダッシュパネ
ル4とカウルパネル2の側方には、車外側のアウタパネ
ル6と車内側のインナパネル7とから構成されたフロン
トピラー8が位置している。
フロントピラー8のアウタパネル6とインナパネル7
は、カウルパネル2の側方に位置する部分、すなわち第
3図に鎖線で丸く囲み、かつ符号Xを付して示した部分
を除いて、第3図及び第4図に示す通り、縁部9,10が互
いに重ね合された閉断面を構成し、その内部に空間S2が
区画されている。その際、インナパネル7とアウタパネ
ル6の一方の合せ縁部9のうち、カウルパネル2よりも
下方に位置する部分は、第4図に示す如くダッシュパネ
ル4の側縁10に固着されている。また合せ縁部9の、カ
ウルパネル2よりも上方の部分と、カウルパネル2・ダ
ッシュパネル4の重ね合せ上端縁には、第1図及び第2
図に示したようにシール材11を介してフロントウィンド
ウシールド12(第3図には示さず)が固定されている。
は、カウルパネル2の側方に位置する部分、すなわち第
3図に鎖線で丸く囲み、かつ符号Xを付して示した部分
を除いて、第3図及び第4図に示す通り、縁部9,10が互
いに重ね合された閉断面を構成し、その内部に空間S2が
区画されている。その際、インナパネル7とアウタパネ
ル6の一方の合せ縁部9のうち、カウルパネル2よりも
下方に位置する部分は、第4図に示す如くダッシュパネ
ル4の側縁10に固着されている。また合せ縁部9の、カ
ウルパネル2よりも上方の部分と、カウルパネル2・ダ
ッシュパネル4の重ね合せ上端縁には、第1図及び第2
図に示したようにシール材11を介してフロントウィンド
ウシールド12(第3図には示さず)が固定されている。
カウルパネル2の側方に位置するフロントピラー部分、
すなちわ第3図に鎖線で丸く囲んだ部分Xにおいては、
第5図に示すようにインナパネル7とアウタパネル6は
互いに離間し、ここに開口Oが形成されている。この開
口Oを区画するインナパネル7の縁部9aはダッシュパネ
ル4の側縁10に固着され、アウタパネル6の縁部9bはカ
ウルパネル2の端縁部13に固着されている。
すなちわ第3図に鎖線で丸く囲んだ部分Xにおいては、
第5図に示すようにインナパネル7とアウタパネル6は
互いに離間し、ここに開口Oが形成されている。この開
口Oを区画するインナパネル7の縁部9aはダッシュパネ
ル4の側縁10に固着され、アウタパネル6の縁部9bはカ
ウルパネル2の端縁部13に固着されている。
またフロントピラー8の後方には、第1図に示したよう
にドア14が位置し、このドア14はフロントピラー8に固
定されたドアヒンジ15(第3図には示さず)を介して車
体に枢支されている。このドアヒンジ15が固定されたフ
ロントピラー部分にはドア14の重量が作用するので、こ
の部分を補強する必要がある。このため、前述の開口O
近傍のアウタパネル部分の内側には、第5図に示した如
くドアヒンジスティフナ16が固着され、この部分にドア
ヒンジ(第5図には示さず)が取付けられ、大きな荷重
に耐え得るように構成されている。
にドア14が位置し、このドア14はフロントピラー8に固
定されたドアヒンジ15(第3図には示さず)を介して車
体に枢支されている。このドアヒンジ15が固定されたフ
ロントピラー部分にはドア14の重量が作用するので、こ
の部分を補強する必要がある。このため、前述の開口O
近傍のアウタパネル部分の内側には、第5図に示した如
くドアヒンジスティフナ16が固着され、この部分にドア
ヒンジ(第5図には示さず)が取付けられ、大きな荷重
に耐え得るように構成されている。
上述した車体構造において、従来は第5図に示したよう
に前述の開口Oがシールプレート17によって閉鎖されて
いた。すなわち、シールプレート17の基端側がカウルパ
ネル2の端縁部13に固着され、該プレート17の先端側は
ダッシュパネル4の側縁10の近傍まで延び、これらの間
にパテ20が充填されていて、開口Oを通しての空気の流
通が遮断されていたのである。このようなシールプレー
ト17を設けた理由は次の通りである。
に前述の開口Oがシールプレート17によって閉鎖されて
いた。すなわち、シールプレート17の基端側がカウルパ
ネル2の端縁部13に固着され、該プレート17の先端側は
ダッシュパネル4の側縁10の近傍まで延び、これらの間
にパテ20が充填されていて、開口Oを通しての空気の流
通が遮断されていたのである。このようなシールプレー
ト17を設けた理由は次の通りである。
もし、このプレート17を付設しないとすると、フロント
パネル1・カウルパネル2と、ダッシュパネル4との間
の空隙S1が、フロントピラー8のインナパネル7とアウ
タパネル6によって区画された空間S2に、開口Oを介し
て連通することになる。このようになると、特に自動車
の走行時に、前方から空隙S1に入り込んだ風が第3図及
び第5図に鎖線矢印で示すように開口Oを通して空間S2
内に流入し、さらにこの風が車室内に入り込むことにな
り、車室内のシール性が阻害される。そこでシールプレ
ート17によって開口Oを塞ぎ、外気やほこりが車室内に
流入することを阻止しているのである。
パネル1・カウルパネル2と、ダッシュパネル4との間
の空隙S1が、フロントピラー8のインナパネル7とアウ
タパネル6によって区画された空間S2に、開口Oを介し
て連通することになる。このようになると、特に自動車
の走行時に、前方から空隙S1に入り込んだ風が第3図及
び第5図に鎖線矢印で示すように開口Oを通して空間S2
内に流入し、さらにこの風が車室内に入り込むことにな
り、車室内のシール性が阻害される。そこでシールプレ
ート17によって開口Oを塞ぎ、外気やほこりが車室内に
流入することを阻止しているのである。
ところが、上述のシールプレート17を用いると、その
分、車体の部品点数が増大し、しかもパテ20を充填しな
ければならないため、作業工数が増え、車体のコストが
上昇する不具合を免れない。車体構造の機能を害さず
に、その部品点数をできるでけ少なくすることが望まし
いのである。
分、車体の部品点数が増大し、しかもパテ20を充填しな
ければならないため、作業工数が増え、車体のコストが
上昇する不具合を免れない。車体構造の機能を害さず
に、その部品点数をできるでけ少なくすることが望まし
いのである。
本考案の目的は、上記従来の欠点を簡単な構成によって
除去した自動車の車体構造を提供することである。
除去した自動車の車体構造を提供することである。
本考案は、上記目的を達成するため、車体の前面外板を
構成するフロントパネルと、同じく前面外板を構成する
と共に、前記フロントパネルの上方に位置するカウルパ
ネルと、フロントパネル及びカウルパネルよりも後方に
位置し、これらのパネルとの間に空隙を形成し、上端縁
がカウルパネルの上端縁に固着されたダッシュパネル
と、該ダッシュパネルとカウルパネルの側方に位置して
いて、車外側のアウタパネルと車内側のインナパネルと
から構成されたフロントピラーと、該ピラーのアウタパ
ネル内側に固着されたドアヒンジスティフナとを具備
し、前記フロントピラーのインナパネルとアウタパネル
は、前記カウルパネルの側方に位置する部分を除き、縁
部が互いに固着されて閉断面を構成し、かつ互いに固着
されたインナパネルとアウタパネルの一方の合せ縁部が
ダッシュパネルの側縁に固着され、カウルパネルの側方
に位置するインナパネルとアウタパネルの縁部は互いに
離間して開口を形成し、該開口を区画するインナパネル
の縁部はダッシュパネルの側縁に固着され、アウタパネ
ルの縁部はカウルパネルの端縁部に固着されている自動
車の車体構造において、 前記フロントピラーのインナパネルとアウタパネルの閉
断面内側に区画された空間と、カウルパネルとダッシュ
パネルとの間の前記空隙との、前記開口を介しての連通
を遮断するように、前記ドアヒンジスティフナをインナ
パネル側に延ばし、その先端縁をインナパネルとダッシ
ュパネルの少なくとも一方に固着したことを特徴とする
車体構造を提案する。
構成するフロントパネルと、同じく前面外板を構成する
と共に、前記フロントパネルの上方に位置するカウルパ
ネルと、フロントパネル及びカウルパネルよりも後方に
位置し、これらのパネルとの間に空隙を形成し、上端縁
がカウルパネルの上端縁に固着されたダッシュパネル
と、該ダッシュパネルとカウルパネルの側方に位置して
いて、車外側のアウタパネルと車内側のインナパネルと
から構成されたフロントピラーと、該ピラーのアウタパ
ネル内側に固着されたドアヒンジスティフナとを具備
し、前記フロントピラーのインナパネルとアウタパネル
は、前記カウルパネルの側方に位置する部分を除き、縁
部が互いに固着されて閉断面を構成し、かつ互いに固着
されたインナパネルとアウタパネルの一方の合せ縁部が
ダッシュパネルの側縁に固着され、カウルパネルの側方
に位置するインナパネルとアウタパネルの縁部は互いに
離間して開口を形成し、該開口を区画するインナパネル
の縁部はダッシュパネルの側縁に固着され、アウタパネ
ルの縁部はカウルパネルの端縁部に固着されている自動
車の車体構造において、 前記フロントピラーのインナパネルとアウタパネルの閉
断面内側に区画された空間と、カウルパネルとダッシュ
パネルとの間の前記空隙との、前記開口を介しての連通
を遮断するように、前記ドアヒンジスティフナをインナ
パネル側に延ばし、その先端縁をインナパネルとダッシ
ュパネルの少なくとも一方に固着したことを特徴とする
車体構造を提案する。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
この実施例における車体構造の基本的な構成は、先に第
1図乃至第5図を参照して説明した車体構造と変りはな
いため、従来と異るところだけを説明する。
1図乃至第5図を参照して説明した車体構造と変りはな
いため、従来と異るところだけを説明する。
従来と異るところは、第6図に示すように、第5図に示
したシールプレート17が設けられていない点と、ドアヒ
ンジスティフナ16の形状が第5図の場合と相違している
点だけである。すなわち、第6図に示したドアヒンジス
ティフナ16は、従来のスティフナよりもフロントピラー
8のインナパネル7の側に延長しており、この延長部分
18の先端縁19がダッシュパネル4に、例えば溶接によっ
て固着されている。延長部18の先端縁19をインナパネル
の縁部9aに固着してもよいし、インナパネル7とダッシ
ュパネル4の両方に固着してもよい。いずれにしてもこ
の延長部18によって、第3図及び第4図に示したフロン
トピラー8のインナパネル7・アウタパネル6の閉断面
内側の空間S2と、第2図及び第6図に示したカウルパネ
ル2・ダッシュパネル4間の空隙S1が遮断される。空隙
S1と空間S2の、開口Oを介しての連通が遮断されるので
ある。このように延長部18が従来のシールプレート17
(第5図)と同じ働きをなし、ドアヒンジスティフナ16
が補強機能とシール機能の両方の働きをなす。このた
め、従来のように独立したシールプレート17を廃止して
も、車室内への外気の流入を阻止でき、車体構造のコス
トを低減できる。パテの充填作業も不要である。またド
アヒンジスティフナ16に延長部18を設け、これをインナ
パネル7とダッシュパネル4の少なくとも一方に固着し
たので、フロントピラー8の剛性を高め、ひいてはキャ
ブ全体の剛性を高めることができる。
したシールプレート17が設けられていない点と、ドアヒ
ンジスティフナ16の形状が第5図の場合と相違している
点だけである。すなわち、第6図に示したドアヒンジス
ティフナ16は、従来のスティフナよりもフロントピラー
8のインナパネル7の側に延長しており、この延長部分
18の先端縁19がダッシュパネル4に、例えば溶接によっ
て固着されている。延長部18の先端縁19をインナパネル
の縁部9aに固着してもよいし、インナパネル7とダッシ
ュパネル4の両方に固着してもよい。いずれにしてもこ
の延長部18によって、第3図及び第4図に示したフロン
トピラー8のインナパネル7・アウタパネル6の閉断面
内側の空間S2と、第2図及び第6図に示したカウルパネ
ル2・ダッシュパネル4間の空隙S1が遮断される。空隙
S1と空間S2の、開口Oを介しての連通が遮断されるので
ある。このように延長部18が従来のシールプレート17
(第5図)と同じ働きをなし、ドアヒンジスティフナ16
が補強機能とシール機能の両方の働きをなす。このた
め、従来のように独立したシールプレート17を廃止して
も、車室内への外気の流入を阻止でき、車体構造のコス
トを低減できる。パテの充填作業も不要である。またド
アヒンジスティフナ16に延長部18を設け、これをインナ
パネル7とダッシュパネル4の少なくとも一方に固着し
たので、フロントピラー8の剛性を高め、ひいてはキャ
ブ全体の剛性を高めることができる。
以上、キャブの一方の側部の車体構造を説明したが、他
方の側部も同様に構成できることは当然である。
方の側部も同様に構成できることは当然である。
本考案によれば、独立したシールプレートを廃止でき、
車体構造の部品点数と、その組立時の作業工数を減少で
き、本体構造のコスト低減を図ることが可能となった。
しかも、フロントピラーの剛性を高めることもできる。
車体構造の部品点数と、その組立時の作業工数を減少で
き、本体構造のコスト低減を図ることが可能となった。
しかも、フロントピラーの剛性を高めることもできる。
第1図はキャブオーバ型トラックのキャブを示す外観斜
視図、第2図は第1図のII-II断面図、第3図は第1図
に示した要素の一部を除去して示した車体構造の斜視
図、第4図は第3図のIV-IV線断面図、第5図は従来の
車体構造を示す、第3図のV−V線断面図、第6図は本
考案に係る車体構造の要部の一例を示す、第5図と同様
な断面図である。 1……フロントパネル、2……カウルパネル 4……ダッシュパネル、6……アウタパネル 7……インナパネル、8……フロントピラー 9,10……縁部、9a,9b……縁部 10……側縁、13……端縁部 16……ドアヒンジスティフナ 19……先端縁、S1……空隙 S2……空間、O……開口
視図、第2図は第1図のII-II断面図、第3図は第1図
に示した要素の一部を除去して示した車体構造の斜視
図、第4図は第3図のIV-IV線断面図、第5図は従来の
車体構造を示す、第3図のV−V線断面図、第6図は本
考案に係る車体構造の要部の一例を示す、第5図と同様
な断面図である。 1……フロントパネル、2……カウルパネル 4……ダッシュパネル、6……アウタパネル 7……インナパネル、8……フロントピラー 9,10……縁部、9a,9b……縁部 10……側縁、13……端縁部 16……ドアヒンジスティフナ 19……先端縁、S1……空隙 S2……空間、O……開口
Claims (1)
- 【請求項1】車体の前面外板を構成するフロントパネル
と、同じく前面外板を構成すると共に、前記フロントパ
ネルの上方に位置するカウルパネルと、フロントパネル
及びカウルパネルよりも後方に位置し、これらのパネル
との間に空隙を形成し、上端縁がカウルパネルの上端縁
に固着されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルとカ
ウルパネルの側方に位置していて、車外側のアウタパネ
ルと車内側のインナパネルとから構成されたフロントピ
ラーと、該ピラーのアウタパネル内側に固着されたドア
ヒンジスティフナとを具備し、前記フロントピラーのイ
ンナパネルとアウタパネルは、前記カウルパネルの側方
に位置する部分を除き、縁部が互いに固着されて閉断面
を構成し、かつ互いに固着されたインナパネルとアウタ
パネルの一方の合せ縁部がダッシュパネルの側縁に固着
され、カウルパネルの側方に位置するインナパネルとア
ウタパネルの縁部は互いに離間して開口を形成し、該開
口を区画するインナパネルの縁部はダッシュパネルの側
縁に固着され、アウタパネルの縁部はカウルパネルの端
縁部に固着されている自動車の車体構造において、 前記フロントピラーのインナパネルとアウタパネルの閉
断面内側に区画された空間と、カウルパネルとダッシュ
パネルとの間の前記空隙との、前記開口を介しての連通
を遮断するように、前記ドアヒンジスティフナをインナ
パネル側に延ばし、その先端縁をインナパネルとダッシ
ュパネルの少なくとも一方に固着したことを特徴とする
車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8609689U JPH0728055Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8609689U JPH0728055Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325379U JPH0325379U (ja) | 1991-03-15 |
JPH0728055Y2 true JPH0728055Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31635526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8609689U Expired - Fee Related JPH0728055Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728055Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5720397B2 (ja) * | 2011-04-25 | 2015-05-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車体前部構造 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP8609689U patent/JPH0728055Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325379U (ja) | 1991-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |