JPH0541963Y2 - - Google Patents

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JPH0541963Y2
JPH0541963Y2 JP466087U JP466087U JPH0541963Y2 JP H0541963 Y2 JPH0541963 Y2 JP H0541963Y2 JP 466087 U JP466087 U JP 466087U JP 466087 U JP466087 U JP 466087U JP H0541963 Y2 JPH0541963 Y2 JP H0541963Y2
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JP
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molding
groove
pivot shaft
fitting hole
fitted
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JP466087U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ルーフパネルとクオータパネルの
接合部を凹ませて溝を形成し、かつ、この溝をモ
ールで塞ぐようにした自動車のルーフに関する。
(従来の技術) 車体ルーフにおいて、ルーフパネルの外側端と
クオータパネルの上端との接合部を溶接する場
合、ここに歪が生じると、この車体ルーフき見栄
えが低下する。また、溶接時に歪が生じないよう
に接合しようとすれば、この接合作業はは煩雑と
なる。
そこで、従来では、上記接合部を有するルーフ
を第4図で示すように構成したものがある。
これを図により説明すると、図において、21
は自動車のルーフで、22はルーフパネル、23
はクオータパネルである。上記ルーフパネルの外
側端とクオータパネル23の上端とは接合されて
おり、この両パネル22,23の接合部はこれら
両パネル22,23の外面側一般面よりも凹まさ
れて溝24が形成されている。そして、この溝2
4にはモール25が嵌入され、このモール25は
両パネル22,23の接合部を覆つている。
上記溝24の底面24aには接着剤27により
係止部28が取り付けられており、一方、この係
止部28に係止される被係止部29がモール25
に突設され、係止部28に対する被係止部29の
係止でモール25が溝24内に取り付けられる。
即ち、この構成によれば、両パネル22,23
の接合部を溶接する際、多少の歪が生じても、こ
の歪は溝24内に位置し、かつ、モール25で覆
われるため、上記接合部を溶接する際、多少の歪
が生じても、ルーフ21の外観上の見栄えが良好
に保たれる。また、上記したように接合部を溶接
する際、多少の歪の生じることは許容されるた
め、両パネル22,23の接合作業が煩雑になる
ことはない。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、係止部28に被
係止部29を係止させることでモール25を取り
付けているが、これは係止部28に単に被係止部
29を係止させただけのものであるため、この係
止部分を中心にモール25が揺動するなど、モー
ル25にがたつきが生じるおそれがある。また、
係止部28は単に溝24の底面24aに取り付け
られるものであるため、この取り付け時の位置決
めが困難で、この結果として、モール25の取り
付け作業が煩雑となつている。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、モールをがたつきなく溝内に取り付
けることができるようにし、かつ、溝内に対する
モールの取り付け作業が容易にできるようにする
ことを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、モールの長手方向一端側に枢支軸を
突設する一方、溝の内面に上記枢支軸を嵌脱自在
に嵌入させる嵌合孔を形成し、この嵌合孔に嵌入
した枢支軸を中心としてモールを上下回動自在と
し、かつ、このモールの回動端側を溝の内面に取
り付けた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図から第3図に
より説明する。
第2図において、1は自動車のルーフで、図中
矢印Frはこの自動車の前方を示している。また、
2はルーフパネル、3はクオータパネルである。
このクオータパネル3の前方にはドア開口4が形
成されている。
上記ルーフパネル2の外側端とクオータパネル
3の上端とは上下に重ね合わされて接合されてお
り、この両パネル2,3の接合部はこれら両パネ
ル2,3の外面側一般面よりも凹まされ、これに
より前後方向に延びる溝5が形成されている。そ
して、この溝5には樹脂製のモール6が嵌入さ
れ、このモール6が溝5の開口を塞ぐことによつ
て溝5の底面5aに位置する上記両パネル2,3
の接合部が覆われている。
第1図から第3図において、上記モール6を溝
5内に支持するための支持構成につき、より詳し
く説明する。
上記モール6の前端部側面には枢支軸6aが突
設される。一方、この枢支軸6aに対応する溝5
の側壁5bにはこの枢支軸6aを嵌脱自在に嵌合
させる嵌合孔5cを形成してある。また、モール
6は上記嵌合孔5cに嵌入した枢支軸6aを中心
として、特に第2図の一点鎖線と二点鎖線および
矢印Rで示すように上下回動自在とされている。
上記溝5の内面には係止部8が取り付けられて
いる。一方、この係止部8に係脱自在に係止され
る被係止部9がモール6の回動端側に形成され、
係止部8に対する被係止部9の係止でモール6の
回動端側が溝5内に取り付けられる。10はシー
ラーである。
上記係止部8についてより詳しく説明すると、
これは樹脂製で、溝5の底面5aに前後一対の第
1接着剤11,11で接着される基板12を有
し、この基板12には溝5の幅方向で対面する一
対のフツク13,13が突設されている。そし
て、第2図の一点鎖線で示すように嵌合孔5cに
枢支軸6aを嵌入させた状態からモール6を同図
中二点鎖線で示す位置まで下方回動させると、こ
の両フツク13,13間に上記被係止部9が嵌脱
自在に嵌入されて係止されるようになつている
(第1図中矢印A)。
上記基板12の幅方向両側からそれぞれモール
6に向つて左右支持片14,15が突出され、左
支持片14は前後一対とされている。また、右支
持片15は上記嵌合孔5cを形成したのとは反対
側の溝5の側壁5bに対面するように形成され、
この右支持片15は前後一対の第2接着剤17,
17により上記側壁5bに接着されている。
そして、上記左右支持片14,15の各突出端
はモール6の幅方向両側部の下面に弾性的に当接
している(第1図中符号B,C部)。また、被係
止部9の基部と左支持片14の突出端とが溝5の
幅方向から互いに当接している(同上第1図中符
号D部)。更に、被係止部9とフツク13も溝5
の幅方向から互いに当接している(同上第1図中
矢印E部)。
従つて、モール6は係止部8側に対し複数箇所
で当接して支持されていることから、このモール
6が係止部8に対する被係止部9の係止部分を中
心として揺動するなどがたつくことは防止され
る。
なお、以上は図示の例によるが、係止部8と被
係止部9を省略して、モール6の回動端側を接着
剤により直接溝5内の底面5aと側壁5bの少な
くともいずれが一方に接着させるようにしてもよ
い。
(考案の効果) この考案によれば、モールの長手方向一端側に
枢支軸を突設する一方、溝の内面に上記枢支軸を
嵌脱自在に嵌入させる嵌合孔を形成し、この嵌合
孔に嵌入した枢支軸を中心としてモールを上下回
動自在とし、かつ、このモールの回動端側を溝の
内面に取り付けたため、モールは、、嵌合孔に枢
支軸を嵌入した部分と、このモールの回動端側の
少なくとも2カ所で溝内に取り付けられて支持さ
れることとなる。よつて、モールは強固に支持さ
れ、このため、このモールにがたつきの生じるこ
とが防止される。
また、溝内に形成した嵌合孔に、モールに突設
した枢支軸を嵌入させる構成であるため、モール
の取り付けに先立つて、まず、嵌合孔に枢支軸を
嵌入させてこのモールを所定位置まで回動させれ
ば、溝に対してモールの位置決めが自動的にでき
ることとなる。よつて、モールの取り付け作業は
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図は第3図の−線矢視断面図、第2図は
車体後部の側面部分展開図、第3図は溝の平面
図、第4図は従来例を示し第1図に相当する図で
ある。 1……ルーフ、2……ルーフパネル、3……ク
オータパネル、5……溝、5c……嵌合孔、6…
…モール、6a……枢支軸、8……係止部、9…
…被係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルの外側端とクオータパネルの上端
    との接合部をこれら両パネルの一般面よりも凹ま
    せて溝を形成し、この溝に嵌入されてこの溝の開
    口を塞ぐモールを設けた自動車のルーフにおい
    て、上記モールの長手方向一端側に枢支軸を突設
    する一方、溝の内面に上記枢支軸を嵌脱自在に嵌
    入させる嵌合孔を形成し、この嵌合孔に嵌入した
    枢支軸を中心としてモールを上下回動自在とし、
    かつ、このモールの回動端側を溝の内面に取り付
    けたことを特徴とする自動車のルーフ。
JP466087U 1987-01-16 1987-01-16 Expired - Lifetime JPH0541963Y2 (ja)

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JP466087U JPH0541963Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JP466087U JPH0541963Y2 (ja) 1987-01-16 1987-01-16

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JPS63112152U JPS63112152U (ja) 1988-07-19
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