JPH0430293Y2 - - Google Patents

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JPH0430293Y2
JPH0430293Y2 JP16866385U JP16866385U JPH0430293Y2 JP H0430293 Y2 JPH0430293 Y2 JP H0430293Y2 JP 16866385 U JP16866385 U JP 16866385U JP 16866385 U JP16866385 U JP 16866385U JP H0430293 Y2 JPH0430293 Y2 JP H0430293Y2
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JP
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reinforcement
hinge
outer panel
opening
automobile
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JP16866385U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車のバツクドア等の自動
車用開閉体のヒンジ取付構造に関する。
[従来技術] 例えば、第2図に示すように、バツクドア1を
アウターヒンジ2で自動車本体3側にヒンジ支持
するようにしたものは、実開昭55−114773号公報
に示されるように公知である。そして、このよう
なものにおいて、例えば、第3図に示すように、
アウターヒンジ2がボルト、ナツト4,5によつ
て固定される部分において、バツクドア1を構成
するアウターパネル6とインナーパネル7との間
に折曲させたレインホースメント8を介設し、ア
ウターパネル6の取付部の補強を図つている。
ところで、従来の補強構造では、レインホース
メント8の上面溶接部8aをアウターパネル6
に、下面溶接部8bをインナーパネル7に、スポ
ツト溶接SP,SP,……により固定するようにし
ていたため、アウターヒンジ2をスペーサ9を間
にして実際にボルトアツプすると、第2図に示す
ように、アウターヒンジ2の周囲に浅い凹部が形
成され、外観が著しく損なわれる問題がある。
かかる問題は、アウターパネル6とこれに溶接
するレインホースメント8の上面溶接部8aとの
間が零管理されていないため、アウターヒンジ2
をボルトアツプする際の締結力で歪みが生ずるこ
とに起因する。
勿論、レインホースメントとアウターパネルと
の当たりを零管理できれば、上記の問題はもとも
と生じないわけであるが、厳密な零管理を行なう
ことは、部品精度のばらつき等からして実際上不
可能に近い。
[考案の目的] 本考案の目的は、厳密な零管理が行なえなくて
も、歪みを生ずることなしにヒンジを取り付ける
ことができる自動車用開閉体のヒンジ取付構造を
提供することである。
[考案の構成] このため、本考案は、ヒンジ取付部を補強する
レインホースメントをアウターパネルと先にスポ
ツト溶接する一方、インナーパネルとはプラグ溶
接によつてレインホースメントを固定するように
して、寸法的なばらつきを上記のプラグ溶接によ
つて吸収するようにしたものである。
[考案の効果] 本考案によれば、レインホースメントとアウタ
ーパネルとの間は必ず零管理されるようになるの
で、アウターヒンジの締結によつてもアウターパ
ネルに歪みが生ずることはなく、美観が向上でき
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図を参照して説明
する。
第1図に示すように、アウターヒンジ2を取り
付けるアウターパネル6部分を補強するレインホ
ースメント11は、アウターヒンジ2の締結部に
該当する山形部分11aが、アウターパネル6に
スポツト溶接SP,SPにより溶接固定され、下部
のすそ部11bは、インナーパネル7にプラグ1
2を用いたプラグ溶接により固定する。
この場合、アウターパネル6とレインホースメ
ント11との間のスポツト溶接を先に行なつて、
両者を〓間なしに、つまり厳密な意味で零管理状
態とし、しかるのち、インナーパネル7とプラグ
溶接を行なうようにすることが好ましい。
このようにすれば、たとえアウターパネル6と
レインホースメント11とをスポツト溶接した後
に、レインホースメント11のすそ部11bとイ
ンナーパネル7との間に寸法誤差等によるクリア
ランスが存在しても、後のプラグ溶接により、こ
のクリアランスをプラグ12で補間することによ
り、吸収した状態とすることができるので、ボル
ト、ナツト4′,5′によりアウターヒンジ2をア
ウターパネル6上に締結固定したとしても、歪み
を生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるヒンジの取付構造を示
す第2図のA−A線方向の拡大断面図、第2図は
自動車のアウターヒンジ式バツクドアを示す部分
斜視図、第3図は従来のヒンジ取付構造を示す第
2図のA−A線方向の拡大断面図である。 1……バツクドア、2……アウターヒンジ、6
……アウターパネル、7……インナーパネル、1
1……レインホースメント、12……プラグ、
SP……スポツト溶接。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用開閉体のアウタープレートとインナー
    プレートの間をレインホースメントで補強し、該
    補強されたアウタープレート部分に、開閉体を本
    体に対し開閉可能とするヒンジ部材を取り付ける
    ようにしたものにおいて、 ヒンジ取付部を補強するレインホースメントが
    スポツト溶接によつてアウタープレートに密着し
    て固定され、レインホースメントとインナープレ
    ートとはプラグ溶接されていることを特徴とする
    自動車用開閉体のヒンジ取付構造。
JP16866385U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0430293Y2 (ja)

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JP16866385U JPH0430293Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JPS6275178U JPS6275178U (ja) 1987-05-14
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