JPH037220Y2 - - Google Patents

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JPH037220Y2
JPH037220Y2 JP1985196080U JP19608085U JPH037220Y2 JP H037220 Y2 JPH037220 Y2 JP H037220Y2 JP 1985196080 U JP1985196080 U JP 1985196080U JP 19608085 U JP19608085 U JP 19608085U JP H037220 Y2 JPH037220 Y2 JP H037220Y2
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JP
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assist grip
mounting
door
inner panel
door trim
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JP1985196080U
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JPS62102732U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車両用ドア等に固着されているドア
アシストグリツプの取付構造の改良に関するもの
である。
従来の技術 従来、車両用ドア等に固着されているドアアシ
ストグリツプは第2図に示されるように、アシス
トグリツプ本体Aの表面から取付孔Bがインサー
トCを貫いて貫設され、この取付孔Bを通してネ
ジDでドアインナパネルEに固着され、前記取付
孔Bの表面の開口部は、キヤツプFで閉鎖される
構造とされており、かかる構造は、実開昭56−
70433号公報、実開昭57−62141号公報にも示され
ている。そして、第3図に示されるように、取付
孔B,B間を連らねて、アシストグリツプ本体A
の中央を横切つて溝Gが形成されている場合に
は、取付孔B,Bの表面の開口部と溝Gとを埋め
るカバーキヤツプHが嵌着される構造が採用され
ている。
また、第4図に示すように、アシストグリツプ
本体Iの脚Jが高く形成される場合は、取付孔K
の成形時の抜き勾配のため開口部が著しく大径と
ならざるを得ない。
第4図に示すものの改良として第5図に示され
るように、ドアトリムLとドアインナパネルMに
膨出部Nを形成した構造とか、第6図に示すよう
に、アシストグリツプOのインサートPから長い
取付脚Qを突設したものも提案されている。
考案が解決しようとする問題点 上述の第2図ないし第6図に示す構造のもの
は、アシストグリツプ本体の表面に取付孔を閉鎖
するキヤツプが存するため意匠上の制約が大きい
欠点があり、また特に第4図のものでは取付孔の
開口部が大径であるため特に前記欠点が著しい
し、第5図のものは、ドアトリムとドアインナパ
ネルの成形上で、設計の自由度とかコスト面で別
の問題が生ずるし、第6図のものではアシストグ
リツプの強度が低下する欠点がある。
このため本考案は、アシストグリツプ本体の表
面に取付孔を開閉させる必要がなく、意匠上、設
計上の自由度が大きく、しかも十分な強度を保持
しうるドアアシストグリツプを提供することを目
的として考案されたものである。
問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するため、本考案は、アシス
トグリツプ内に埋め込まれ、一体に成形されてい
る硬質材製のインサートから、アシストグリツプ
の背面方向へ取付ボスが突設されており、他方ド
アトリムとその室外側に位置するドアインナパネ
ルとの間に配置された取付ブラケツトの一端のア
シストグリツプ係止部が、アシストグリツプ取付
位置のドアトリムを挟んで前記取付ボスの端面に
ネジで固着されており、前記取付ブラケツトの他
端がドアインナパネルに固着されているという構
成としたものである。
作 用 本考案は、アシストグリツプ内に埋め込まれて
いる硬質材製のインサートから、アシストグリツ
プの背面方向へ取付ボスが突設され、この取付ボ
スの端面を、ドアトリムとその室外側のドアイン
ナパネルとの間に配置された取付ブラケツトのア
シストグリツプ係止部にドアトリムを挟んでネジ
で固着し、該取付ブラケツトの他端をドアインナ
パネルに固着することにより、アシストグリツプ
をドアトリムとドアインナパネルとに固着したの
で、アシストグリツプの表面には全く取付孔を開
設する必要がなくなる。
またドアトリムとその室外側に位置するドアイ
ンナパネルとの間に配置した取付ブラケツトを介
してアシストグリツプをドアトリムとドアインナ
パネルとに固着したので、取付ブラケツトの形状
を種々に設計することにより、アシストグリツプ
とドアトリムとドアインナパネルとのそれぞれが
如何なる構造であつても三者が強固に固着され
る。
実施例 第1図は実施の一例におけるアシストグリツプ
1と、ドアトリム9と、ドアインナパネル2との
固着部分の横断面図であつて、やや硬質の合成樹
脂発泡体よりなるアシストグリツプ1内に埋め込
まれている金属または硬質合成樹脂等の硬質材製
のインサート4からは、主としてアシストグリツ
プ1の背面5方向に向けて取付ボス6,7が突設
されている。
図示例のアシストグリツプ1は高い脚部8を有
し、これに合わせてドアトリム9も脚部8の外形
に沿う段部10を平坦部11から突出させられて
いる。
前述の取付ボス6は、ドアトリム9の平坦部1
1に向い、取付ボス7は段部10の孔部12を貫
いて斜めに突設されている。
他方、ドアトリム9の裏面には、室外側のドア
インナパネル2との間に取付ブラケツト13が位
置させられ、前記ドアトリム9の平坦部11にお
いては、取付ブラケツト13の一端のアシストグ
リツプ係止部13Aと取付ボス6の端面6Aとの
間に該ドアトリム9の平坦部11を挟んで、取付
ブラケツト13のアシストグリツプ係止部13A
と取付ボス6の端面6Aとがネジ14で固着され
ている。
他方の取付ボス7は、ドアトリム9の段部10
の孔部12からドアトリム9の裏面へ突出して直
接取付ブラケツト13の係止部13Bに接し、ネ
ジ15で両者が固着されている。
前述の取付ブラケツト13は、既述のごとくド
アトリム9を挟んでアシストグリツプ1の取付ボ
ス6,7と固着されたのちに、他端13Cにおい
て、ボルト16、グロメツトスクリユー17によ
り、ドアインナパネル2に固着されている。
図中符号18は、ドアトリム9に開設されたボ
ルト16のネジ込み用の作業孔であり、符号19
は作業孔18のキヤツプである。
なお取付ボスおよび取付ブラケツトの形状は、
アシストグリツプと、ドアトリムと、インナパネ
ルとの形状に従つて、種々変更されるものであ
り、図示構造に限定されないことは勿論である。
効 果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、アシストグリツプ本体の表面に取付孔を開
設する必要がないので、アシストグリツプの意匠
上の設計の自由度を著しく拡大しうる効果があ
る。
またアシストグリツプとドアインナパネルとの
固着は、アシストグリツプ内に埋め込まれている
硬質材製のインサートの取付ボスと、ドアトリム
とドアインナパネルとの間に配置される取付ブラ
ケツトとを介して行われており、該取付ボスと取
付ブラケツトとの形状、構造の変更により、アシ
ストグリツプと、ドアトリムと、ドアインナパネ
ルとの形状が如何なるものであつても、これに対
応しうるので、アシストグリツプと、ドアトリム
と、ドアインナパネルとの設計の自由度を著しく
大きくしうる効果もある。
また取付ボスと取付ブラケツトとの固着構造に
よつてドアトリムの固着も行ないうるので、ドア
トリムの固定に格別の構造部品を必要としない利
点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例のアシストグリツプの一端
における固着部分の一部省略横断面図、第2図お
よび第3図はそれぞれ異なる従来のアシストグリ
ツプ固着構造を示す横断面図、第4図、第5図お
よび第6図は、それぞれ異なる従来のアシストグ
リツプの一端における固着部分の一部省略横断面
図である。 1……アシストグリツプ、2……ドアインナパ
ネル、4……インサート、6,7……取付ボス、
6A……端面、9……ドアトリム、13……取付
ブラケツト、13A……アシストグリツプ係止
部、13B……係止部、13C……他端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アシストグリツプ内に埋め込まれ、一体に成形
    されている硬質材製のインサートから、アシスト
    グリツプの背面方向へ取付ボスが突設されてお
    り、他方ドアトリムとその室外側に位置するドア
    インナパネルとの間に配置された取付ブラケツト
    の一端のアシストグリツプ係止部が、アシストグ
    リツプ取付位置のドアトリムを挟んで前記取付ボ
    スの端面にネジで固着されており、前記取付ブラ
    ケツトの他端がドアインナパネルに固着されてい
    るドアアシストグリツプ。
JP1985196080U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH037220Y2 (ja)

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JP1985196080U JPH037220Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62102732U JPS62102732U (ja) 1987-06-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848182U (ja) * 1981-09-25 1983-03-31 株式会社村田製作所 カラ−陰極線管用コンバ−ジエンス装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56111026U (ja) * 1980-01-29 1981-08-27

Patent Citations (1)

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JPS5848182U (ja) * 1981-09-25 1983-03-31 株式会社村田製作所 カラ−陰極線管用コンバ−ジエンス装置

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JPS62102732U (ja) 1987-06-30

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