JPS6011667Y2 - 壁掛形電子機器筐体 - Google Patents

壁掛形電子機器筐体

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Publication number
JPS6011667Y2
JPS6011667Y2 JP9078980U JP9078980U JPS6011667Y2 JP S6011667 Y2 JPS6011667 Y2 JP S6011667Y2 JP 9078980 U JP9078980 U JP 9078980U JP 9078980 U JP9078980 U JP 9078980U JP S6011667 Y2 JPS6011667 Y2 JP S6011667Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
lid
lock
bending
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP9078980U
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JPS5714481U (ja
Inventor
亨 宮崎
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば集中監視制御システムの端末信号中継器
等に使用する壁掛形量子機器筐体の改良に関する。
□一般に、この種用途に使用する壁掛形電子機器は
、屋内空間を損なわないように壁面に一旦取付けると、
その後は通常動作状態ピbいて操作点検を必要とせず、
単に電子機器の表示部の点灯有無によって、機器の動作
状態を確認する程度の日常保守が行なわれるにとどまる
このため、この種機器の筐体は、他の電子機器筐体と比
較して簡単で機能的に作られる場合が多い。
第1図は上記用途を考慮して作られた従来の壁掛形電子
機器筐体である。
つまり、この筐体にあっては、それぞれの隅部をスポッ
ト溶接等で接合した箱形の機器本体1と、同機器本体1
と同様な工程を経て作った箱形の蓋体2とを長大な蝶番
3によって開蓋可能に構成したものである。
しかも、この長大な蝶番3は前記機器本体1および蓋体
2にそれぞれ溶接等によって固着された台座4.5に仮
着して蝶番機能を果たしている。
また、機器本体1の側板前部側番ト配線挿入穴1aを、
同機器本#1の底板四角&と位置させて外方iこ突出さ
せた円形し部の突出面部に壁掛用穴1bを設けている。
なお、6は筐体の錠受金具、7は電子機器部品を組み込
む印刷基板、8は監視等の状態を表示する表示部である
一方、蓋体側にあっては、表示部8に対応する位置に表
示窓2aを設け、さらに前記錠受金具6に施錠する錠9
を設けている。
しかし、以上のような電子機器筐体の場合、機器本体1
および蓋体2を比較的深い箱形としているため強度の面
から隅部を総てスポット溶接等で接合しなければならず
、また機器本体1と蓋体2の両方を箱形としているので
コスト的に不利である。
さらに、機器本体1や蓋体2等とは別に台座4.5を必
要とし、これに加えて長大の蝶番3を設けて開蓋可能と
しているため筐体全体が複雑な構成となり、コストの点
でも高価となる欠点がある。
本考案は上記事情にかんがみてなされたものであって、
溶接工程を省略しかつ特殊な蝶番を廃止して筐体全体を
簡素な構成とし、経済的および機能的にすぐれたものと
する壁掛形電子機器筐体を提供するものである。
以下、本考案の一実施例について第2図ないし第4図を
参照して説明する。
なお、第2図は蓋体を開けた場合の筐体内部を示す図、
第3図は機器本体を展開して一枚の板体とした図、第4
図は蓋体を閉蓋した図である。
第2図において11は機器本体であってこれの前面板1
1a1背面板11bおよび側板11c、llcは一次曲
げによって形威される。
−次曲げとは、例えば第3図のような一枚の板材を破線
Aの部分でコ形状に折り曲げることを意味する。
従って、前面板11aと背面板11bとでコ形状となり
、また2つの側板11C?11C同志によってコ形状と
なっている。
しかも、機器本体11は一次曲げによって箱体を形威し
特に隅部を溶接等で接合しないようにしている。
また、壁掛形筐体は軽量化とする必要から側板11c、
llcの高さを前面板11a等に比較し十分低くしてい
る。
なお、上記側板11C?11cの両端部は、後述する二
次曲げにより形威される前面板11aおよび背面板11
bの各折り曲げ部11e、llfを避けるために切欠か
れている。
さら&壬、前面板11aおよび背面板11bは破線Bの
部分で折り曲げコ形状とする二次曲げを行なって完成さ
せる。
この前面板11aは上端を二次曲げによって折り曲げ部
を形威して強度を高め、左右両端を二次曲げ臀よって折
り曲げ部11eを形崗してこれに配線挿入穴13を設け
る。
一方、背面板11bはその上端を二次曲げによって折り
曲げ部を形威して強度を高め、左右両端を二次曲げによ
って折り曲げ部11fを形威してこれに蓋体12を回動
可能にする軸体14.を設けている。
なお、・1.5は錠受具1.L6は壁掛用穴、17は電
子部品の組込み用印刷基板、18は被監視部の状態を表
示する表示部である。
また、二次曲げによって形威された前面板11aの左右
両端の折り曲げ部?1eに突起19を設け、機器本体1
1の側壁面の保護と操作性の向上に供するものである。
一方、蓋体12にあっては、側板12a、12bのみ有
する形態のものとする。
この側板12a、12aは一枚の板体をコ形状に折り曲
げた一次曲げによって形威する。
そして、蓋体12の側板12a、12aの一端部を前記
軸体14に対し着脱可能又はリベット等の手段により回
動可能な状態に係合せしめる。
さらに、側板12a、12aの他端部を一部隅部側を残
して切欠いて切損部12bを形威し、この部分が配線挿
入穴13に対応するようにさせている。
なお、切損部12を除いて隅部側を一部残したのは側板
12a、12aの変形を回避するためである。
なお、21は表示部18に対応する位置に設けた表示窓
、22は蓋体12を機器本体11に固定施錠させる錠で
ある。
なお、本考案は上記実施例に限定されないことは言うま
でもない。
例えば壁掛用穴16は円形し部の突出面に設ける必要が
なく単に底板に穴を穿けたものでもよい。
また、蓋体12の施錠手段は公知の種々の手段によって
実施できる。
その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できる。
以上詳記したように本考案によれば、機器本体および蓋
体の組立てに際し溶接工程を省略できる構成としたので
、組立て作業の簡素化およびコストの低減化を図ること
ができる。
また、機器側板を低く、かつ蓋体のコ形状としたことに
より、全体重量が軽くなり壁掛けに非常に好適なものと
することができる。
また従来のもので使用された台座や長大な蝶番を不要に
できるので、その骨構造を簡単化することができる。
さらに、配線の導出用として蓋体の側板に設けた切損部
を、隅部を一部残した状態にしたので、たとえ蓋体の板
厚が薄くても、前端部の構造強度を高めることができ、
変形等を生じ難くすることができる。
また本考案であれば、蓋体の開閉を行なうための軸体を
機器筐体11の背面板の二次曲げ部分に設けて、この軸
体に蓋体を開閉自在に取着し、かつ機器筐体の前面板に
錠受部を設けるとともに草体に錠を設けて、この錠を上
記錠受部に係合させることにより、蓋体を機器本体に固
定するようにしたことによって、蓋体の固定状態をより
確実にすることができる。
すなわち、本発明では機器筐体の側板の両端部を切欠し
ているため、この部分に対応する底板が弾性変形し易い
構造となっている。
このため、上記したように開閉機構の軸を後面板に設け
るとともに固定機構の錠を前面板に係合させるようにし
たことによって、これらの軸の取着部および錠の係合部
に対し上記底板の弾性力が働くことになり、予め底板を
弾性変形させた状態で錠を係合させるようにすれば、底
板の弾性復元力により蓋体の固定をより一層確実にする
ことが可能となる。
この結果蓋体の振動等によるガタつきやピリつき等を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来筐体の開蓋状態を示す斜視図、第2図は
本考案に係る壁掛形電子機器筐体の開蓋状態を示す斜視
図、第3図は第2図の機器本体を展開して一枚の板体と
した平面図、第4図は閉蓋した状態の筐体外観の斜視図
である。 11・・・・・・機器本体、lla・・・・・・前面板
、llb・・・・・・背面板、llc・・・・・・側板
、lid・・・・・・背面板、12・・・・・・蓋体、
12a・・・・・・側板、12b・・・・・・切損部、
13・・・・・・配線挿入穴、14・・・・・・軸体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 新体をコ形状に折り曲げる一次曲げおよびこの一次曲げ
    で得られる板体の周辺部を更に内側に折り曲げる二次曲
    げによって前面板および後面板とこれらの前面板および
    後面板と接する部分を所定長だけ切欠した一対の側板と
    を形成した箱形の機器本体と、−次曲げにより得られた
    側板の一端部に一部隅部を残して配線導出用の切損部を
    設けた蓋体と、前記機器本体め背面板の二次曲げ部分に
    軸体を取着しこれに蓋体側板の他端部を枢着せしめた蓋
    体開閉機構と、前記機器本体の前面板の一次曲げ部分に
    錠受部を設けるりともに前記蓋体に錠を饅けこの錠を上
    記麺器本体の錠受部に係合さ昼乞ことにより機器本体に
    対する蓋体の固定を行なう錠機構と、前記機器本体の底
    板の前記前面板および背面板から離れた位置に設けられ
    た壁掛用穴とを具備したことを特徴とする壁掛形電子麺
    器筐体。
JP9078980U 1980-06-28 1980-06-28 壁掛形電子機器筐体 Expired JPS6011667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078980U JPS6011667Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 壁掛形電子機器筐体

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JP9078980U JPS6011667Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 壁掛形電子機器筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5714481U JPS5714481U (ja) 1982-01-25
JPS6011667Y2 true JPS6011667Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=29452781

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9078980U Expired JPS6011667Y2 (ja) 1980-06-28 1980-06-28 壁掛形電子機器筐体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5259497B2 (ja) * 2009-06-03 2013-08-07 河村電器産業株式会社 キャビネットのカバー体引っ掛け構造

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Publication number Publication date
JPS5714481U (ja) 1982-01-25

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