JP3328468B2 - 回路遮断器収納ケース - Google Patents

回路遮断器収納ケース

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JP3328468B2
JP3328468B2 JP18882995A JP18882995A JP3328468B2 JP 3328468 B2 JP3328468 B2 JP 3328468B2 JP 18882995 A JP18882995 A JP 18882995A JP 18882995 A JP18882995 A JP 18882995A JP 3328468 B2 JP3328468 B2 JP 3328468B2
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JP
Japan
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lid
box
locked
opening
circuit breaker
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JP18882995A
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JPH0935612A (ja
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孝信 田中
満 富田
宏文 石黒
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、箱体内に配設さ
れた回路遮断器を箱体の外部からオンオフ操作する回路
遮断器収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、従来の回路遮断器収
納ケースは、開口100を有しこの開口100の奥方の
底板101が建物の壁面に取付けられる箱形であって、
建物の天井に面した側板に係止部(図示せず)を設けて
開口100に回路遮断器(図示せず)を収納した箱体1
03と、その係止部に着脱自在に係止される被係止部
(図示せず)を有するとともに、箱体103の床側側板
105と開口縁で略90度回転可能なヒンジ部材106
により連結した蓋体107と備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この回路遮断
器収納ケースは、蓋体107を180度以上回転させる
ような外力が加わわったり、蓋体107の開成時の重み
で、箱体103の床側の側板105の開口縁部および蓋
体107の縁部が亀裂・破損することがあるという欠点
があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、箱体およ
び蓋体が亀裂・破損しにくい回路遮断器収納ケースを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器収
納ケースは、開口を有しこの開口の奥方の底板が建物の
壁面に取付けられる箱形であって前記建物の天井および
床に面した側板に係止部をそれぞれ設けて前記開口に回
路遮断器を収納した箱体と、前記係止部に着脱自在に係
止される被係止部を両端に有して前記開口を塞ぐ蓋体
と、前記箱体と前記蓋体とを連結して前記被係止部が前
記係止部から外れかつ前記蓋体が開いた状態に吊持可能
な吊着部材とを備え、前記箱体の天井側の側板の係止部
が前記天井側に突出して引掛可能な突出部を有する弾性
体により形成され、前記弾性体の撓み量を床側の前記係
止部から前記被係止部が外れる量以上とするとともに、
前記吊着部材は前記蓋体を前記箱体から開離する方向に
付勢する弾性材料により形成されているものである。
【0006】請求項1の回路遮断器収納ケースによれ
ば、蓋体は、被係止部が箱体の係止部に係止することに
より、箱体の開口を閉じる。この場合、被係止部は係止
部に着脱自在に係止しているため、蓋体を箱体から外す
ことができるが、吊着部材により蓋体が吊持されている
ため、蓋体の落下が防止されるとともに、建物の床側の
係止部から被係止部が外れた状態で蓋体が吊持されるこ
とにより、蓋体の重みや開成時の衝撃等で箱体または蓋
体が亀裂・破損することを防止することができる。また
建物の天井側の係止部を撓ませて床側の被係止部が係止
部から外れた瞬間に吊着部材の弾力により蓋体が箱体か
ら勢いよく外れるので、蓋体を外す作業が容易になり、
使い勝手が向上する。さらに、蓋体が箱体の開口を閉じ
た状態では、吊着部材の弾性により蓋体の被係止部が係
止部にがたつきなく係止するので係止状態が良好であ
る。
【0007】
【0008】請求項2の回路遮断器収納ケースは、請求
1において、前記吊着部材を、前記箱体および前記蓋
体の少なくとも一方から着脱自在としたものである。
【0009】請求項の回路遮断器収納ケースによれ
ば、請求項1の効果のほか、箱体の内部の配線作業のと
きに蓋体を箱体から分離して配線作業をすることがで
き、配線作業性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図6により説明する。すなわち、この回路遮断器収
納ケースは、箱体1と、蓋体2と、吊着部材3とを有す
る。箱体1は、開口4を有し、開口4の奥方の底板5が
建物の壁面13に取付けられる箱形であって、建物の天
井および床に面した側板6,7にそれぞれ係止部8,9
をそれぞれ設け、開口4に回路遮断器10を収納してい
る。箱体1の天井側の側板6の係止部8は天井側に突出
して引掛可能な突出部8aを有する弾性体により形成さ
れ、その撓み量を床側の係止部9から被係止部12が外
れる量以上としている。実施の形態では側板6の内面に
係止部収納部24を設け、係止部収納部24に係止部
の基端部を圧入挿着している。また側板7には係止部9
の下位に一対のスリット30,31を形成している。
【0011】箱体1の壁面13への取付けおよび回路遮
断器10の底板5への取付けは公知の手段を用いてい
る。蓋体2は、係止部8,9に係止される被係止部1
1,12を有して、開口4を塞ぐ。蓋体2の中央に凹部
15を形成し、凹部15に窓孔16を形成し、この窓孔
16に摺動自在に外部操作ハンドル17を設け、外部操
作ハンドル17の把手部20の裏面の係合凹部18を回
路遮断器10のハンドル19に係合している。さらに、
凹部15内に外部操作ハンドル17を開閉するカバー2
1をヒンジ25により取付けている。
【0012】吊着部材3は、箱体1と蓋体2とを連結し
て被係止部11,12が係止部8,9から外れかつ蓋体
2が開いた状態に吊持可能にしている。この吊着部材3
は蓋体2を箱体1から開離する方向に付勢する弾性材料
により形成され、かつ蓋体2に着脱自在としている。実
施の形態では吊着部材3を弾性を有するプラスチック材
料により帯板状に形成し、図5に示すようにその一端部
3aを広幅に形成し、他端部3bにねじ挿通用の孔33
を形成し、孔33に幅狭部を介して吊着部材3を撓みや
すくするための長孔33aを形成している。図6に示す
ように他端部3bを箱体1の内側からスリット31に通
し、さらに箱体1の外側からスリット30に他端部3b
を通して一端部3aをスリット31の縁部に係止し、こ
れにより吊着部材3を箱体1に着脱自在に取付けてい
る。また他端部3bの孔33にねじ23を通して蓋体2
のねじ取付突部26のねじ孔にねじ込んで、吊着部材3
を蓋体2に着脱自在に取付けている。なお、吊着部材3
は金属製の板ばねを用いてもよい。
【0013】この実施の形態によれば、蓋体2は、被係
止部11,12が箱体1の係止部8,9に係止すること
により、箱体1の開口を閉じる。この場合、被係止部1
1,12は係止部8,9に着脱自在に係止しているた
め、蓋体2を箱体1から外すことができるが、吊着部材
3により蓋体2が吊持されているため、蓋体2の落下が
防止されるとともに、建物の床側の係止部8,9から被
係止部11,12が外れた状態で蓋体2が吊持されるこ
とにより、蓋体2の重みや開成時の衝撃等で箱体1また
は蓋体2が亀裂・破損することを防止することができ
る。
【0014】またたとえば、図1の状態で蓋体2を下方
に引いて被係止部11を建物の天井側の係止部8に係止
したまま係止部8を撓ませ、図2に示すように床側の被
係止部12が係止部9から外れると、図3に示すように
瞬間的に吊着部材3の弾力により蓋体2が箱体1から勢
いよく外れるので、蓋体2を外す作業が容易になり、使
い勝手が向上する。また、蓋体2が箱体1の開口4を閉
じた状態では、吊着部材3の弾性により蓋体2の被係止
部11,12が係止部8,9にがたつきなく係止するの
で係止状態が良好である。
【0015】また吊着部材3を、蓋体2または箱体1か
ら着脱自在としているため、箱体1の内部の配線作業の
ときに蓋体2を箱体1から分離して配線作業をすること
ができ、配線作業性が向上する。
【0016】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器収納ケースによれ
ば、被係止部は係止部に着脱自在に係止しているため、
蓋体を箱体から外すことができるが、吊着部材により蓋
体が吊持されているため、蓋体の落下が防止されるとと
もに、建物の床側の係止部から被係止部が外れた状態で
蓋体が吊持されることにより、蓋体の重みや開成時の衝
撃等で箱体または蓋体が亀裂・破損することを防止する
ことができるという効果がある。また建物の天井側の係
止部を撓ませて床側の被係止部が係止部から外れた瞬間
に吊着部材の弾力により蓋体が箱体から勢いよく外れる
ので、蓋体を外す作業が容易になり、使い勝手が向上す
る。さらに、蓋体が箱体の開口を閉じた状態では、吊着
部材の弾性により蓋体の被係止部が係止部にがたつきな
く係止するので係止状態が良好である。
【0017】
【0018】請求項の回路遮断器収納ケースによれ
ば、請求項1の効果のほか、箱体の内部の配線作業のと
きに蓋体を箱体から分離して配線作業をすることがで
き、配線作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の蓋体を閉じた状態の
断面図である。
【図2】蓋体の床側の被係止部を外した状態の断面図で
ある。
【図3】蓋体の被係止部の全体を係止部から外した状態
の断面図である。
【図4】蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図5】吊着部材の斜視図である。
【図6】吊着部材の箱体への取付状態を示す部分斜視図
である。
【図7】従来例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 蓋体 3 吊着部材 4 開口 5 底板 8,9 係止部 10 回路遮断器 11,12 被係止部 13 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−147284(JP,U) 実開 平6−56918(JP,U) 実開 昭62−178581(JP,U) 実開 昭52−76418(JP,U) 実公 昭33−6250(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有しこの開口の奥方の底板が建物
    の壁面に取付けられる箱形であって前記建物の天井およ
    び床に面した側板に係止部をそれぞれ設けて前記開口に
    回路遮断器を収納した箱体と、前記係止部に着脱自在に
    係止される被係止部を両端に有して前記開口を塞ぐ蓋体
    と、前記箱体と前記蓋体とを連結して前記被係止部が前
    記係止部から外れかつ前記蓋体が開いた状態に吊持可能
    な吊着部材とを備え、前記箱体の天井側の側板の係止部
    は前記天井側に突出して引掛可能な突出部を有する弾性
    体により形成され、前記弾性体の撓み量を床側の前記係
    止部から前記被係止部が外れる量以上とするとともに、
    前記吊着部材は前記蓋体を前記箱体から開離する方向に
    付勢する弾性材料により形成されている回路遮断器収納
    ケース。
  2. 【請求項2】 前記吊着部材を、前記箱体および前記蓋
    体の少なくとも一方から着脱自在とした請求項1記載の
    回路遮断器収納ケース。
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