JP3592009B2 - スイッチボックス構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動シャッター等を開閉操作するスイッチを収納する埋め込み式のスイッチボックス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8及び図9に示すように、電動シャッターを開閉操作するスイッチ10が収納されたボックス70は、壁体14に埋め込まれており、ボックス70の開口縁部は、中央部に矩形状の開口部72Aを備えた枠状のカバー72で覆われている。この開口部72Aは、防犯のために、ヒンジピン76で回転可能に軸支された蓋74で閉止されている。
【0003】
また、蓋74には、シリンダー錠78が取付けられており、キーをシリンダー錠78へ挿入し、ロックプレート80を旋回させると、取付枠84に穿設された掛止口82に掛止されるようになっている。
【0004】
ところで、スイッチ10を収納したボックス70は、安全性を考慮して壁面14Aから操作ボタン30が露出しないように、奥行きLが大きく取られている。このため、ボックス70のサイズが大きくなり、壁体14のコンクリートを打設する前に、型枠へボックス70を取付ける作業が容易でない。
【0005】
一方、埋込み式のスイッチとして、図10に示すようなボックス12(例えば、JIS規格の製品)がある。このボックス12は、小型化を図るため奥行きが小さくなっており、そのため、スイッチ10が組付けられた化粧板73を固定する支持板22が、開口縁部に設けられている。
【0006】
このような小型のボックス12は、埋め込み作業は容易であるが、スイッチ10の操作ボタン30が壁面14Aから露出してしまう。また、シリンダー錠76の壁面14Aからの突出高さが大きくなり、好ましくない。
【0007】
さらに、従来は、スイッチ10が組付けられた取付板79をねじ81で化粧板73に固定し、化粧板73をねじ83で支持板22に固定するようになっていたので、スイッチ10をボックス12へ取付ける作業に手間を要した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、小型のボックスであっても、スイッチ操作部を壁面から露出させることがなく、また、取付作業が容易なスイッチボックス構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、開口部が壁面と面一となるように壁体に埋め込まれたボックスと、ボックスの開口縁部近傍からボックス内へ突設された支持板と、スイッチが組付けられ支持板に固定される固定板と、を有するスイッチボックス構造において、ボックスの開口縁部を覆う中央部が開口したカバーと、カバーからボックス内へ突出する取付枠と、取付枠に回動可能に取付けられカバーの開口を閉塞する蓋と、蓋の閉止状態でスイッチ操作部と接触せず、スイッチ操作部にロックプレートの旋回動作が干渉されない位置に取付けられたロック装置と、を有し、スイッチを覆う化粧板から露出されたスイッチ操作部が、壁面と面一となるボックスの開口面から突出しない近傍位置となるように、固定板を支持板の裏面に固定して構成したことを特徴とする。
【0010】
上述のように構成することにより、固定板が、支持板の裏面に固定されるから、これらの板厚合計だけ、スイッチがボックスの奥方へオフセットされる。これにより、小型化を図るため奥行きが小さなボックスを用いても、スイッチのスイッチ操作部がボックスの開口面から突出せず、壁面と面一となるボックスの開口面から突出しない近傍位置となるように構成できる。
また、この蓋には、ロック装置が取付けられており、蓋の閉止状態で蓋をロックするようになっている。このロック装置は、蓋の閉止状態でスイッチ操作部と接触せず、スイッチ操作部にロックプレートの旋回動作が干渉されない位置に取付けられている。従って、ロック装置をボックスの奥方へ位置させることにより、蓋からのロック装置の突出量を小さくすることができる。すなわち、壁面からのロック装置の突出量を小さくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1及び図2には、第1形態に係るスイッチボックス構造が示されている。
【0018】
スイッチ10を収納するボックス12(本形態では、一例としてJIS規格のボックスを使用)は、一方が開口した長方形状の箱体で、開口面が壁面14Aと略面一となるように、壁体14の中に埋め込まれている。ボックス12の側壁12Aには、接続孔16が形成されており、この接続孔16へ壁体14中に埋め込まれた配管18が接続されている。この配管18を通じて、電線20がスイッチ10に接続されている。
【0019】
一方、ボックス12の開口縁部近傍には、矩形板状の支持板22がボックス12内へ突設されている。支持板22には、ねじ孔24が形成されており、ねじ26が螺合されるようになっている。
【0020】
また、スイッチ10は取付板28に組付けられており、この取付板28は、スイッチ10の両端部から外方へ張り出している。スイッチ10の操作ボタン30は、化粧板32に形成された貫通孔34から外方へ突出している。化粧板32の両端部には、ねじ孔36が形成されており、取付板28のねじ孔38と重ね合わされている。
【0021】
また、ボックス12の開口縁部には、中央部に矩形状の開口部40Aを備えた枠状のカバー40が配設され、壁面14Aとボックス12の接合部分を隠している。カバー40の開口部40Aの上下縁からは、アングル状の取付枠42がボックス12側へ突出している。この取付枠42の屈曲部42Aが、ボックス12の開口縁部に当接し、先端片42Bが支持板22と平行に対峙している。また、取付枠42の先端片42Bには、円孔が形成されており、ねじ26が挿通可能となっている。
【0022】
次に、本形態に係るスイッチボックス構造の作用を説明する。
本形態では、支持板22の裏面へ、スイッチ10が組付けられた取付板28及び化粧板32を重ね合わせ、先端片42Bの円孔へ挿通されたねじ26をねじ込むことによって、取付枠42、化粧板32、及び取付板28が支持板22へ一体に固定される。
【0023】
このように、化粧板32及び取付板28を、支持板22の表面でなく裏面に固定するので、3枚の板厚合計だけ、スイッチ10がボックス12の奥方へオフセットされる。このため、スイッチ10の操作ボタン30がボックス12の開口面から露出しない。
【0024】
次に、第2形態に係るスイッチボックス構造を説明する。
図3及び図4に示すように、第2形態では、取付板44が、第1形態と比較してボックス12の外方へ位置しており、支持板22の表面に固定されるようになっている。また、化粧板46が、取付枠48の先端片48Bを、取付板44との間に挟持している。さらに、スイッチ10の操作ボタン30と対応する面が、ボックス12の奥方へ凹設され、化粧板46の両端部分で段差46Aが生じている。
【0025】
本形態では、ねじ26で、取付板44、取付枠48の先端片48B、化粧板46の順番で支持板22へ固定されているが、取付板44がスイッチ10よりボックス12の外方へ位置し、また、化粧板46をボックス12の奥方に凹設する段差46Aを形成することで、スイッチ10をボックス12の奥方へオフセットさせている。このため、操作ボタン30がボックス12の開口面から露出しない。
【0026】
また、ねじ26で取付板44、化粧板46、及び取付枠48が一体に支持板22にねじ止めされるので、従来のように、取付板を化粧板に、化粧板を支持板と、順次固定する作業工程がなくなり、取付作業の迅速化を図ることができる。
【0027】
さらに、本形態のスイッチボックス構造は、カバー50の開口部50Aが蓋52で閉止される、いわゆる二重蓋構造となっている。
【0028】
すなわち、上下に配置された取付枠48には、ヒンジピン54が回転可能に軸支されており、このヒンジピン54に蓋52の裏面が固定されている。これによって、蓋52がヒンジピン54を軸として開閉可能とされている。
【0029】
蓋52の自由端側には、シリンダー錠56が設けられている。シリンダー錠56の先端には、ロックプレート58が設けられており、図示しないキーをシリンダー錠56へ挿入し、ロックプレート58を旋回させると、上下方向へ延びる取付枠49に穿設された掛止口60に掛止されるようになっている。これによって、蓋52がロック状態となる。
【0030】
次に、第3形態に係るスイッチボックス構造を説明する。
第3形態では、図5及び図6に示すように、開口幅が大きいボックス62が使用されており、シリンダー錠56が、蓋53を閉じたとき操作ボタン30と接触しない位置に取付けられている。これにより、ロックプレート58の旋回動作が、操作ボタン30に干渉されないため、シリンダー錠56を化粧板46に接近させることができ、結果として、壁面14Aからのシリンダー錠56の突出量が小さくなる。
【0031】
次に、第4形態に係るスイッチボックス構造を説明する。
図7に示すように、第4形態では、シリンダー錠56に設けられたロックプレート58を掛止する構造が、取付枠に穿設された掛止口でなく、上下方向へ延びる取付枠60の板幅を狭くして、取付枠60の端縁60Aで掛止するようになっている。
【0032】
このため、従来のように、掛止口を穿設する必要がなく、取付枠60の板幅を小さくするだけでよいので加工が容易になる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、小型のボックスであっても、スイッチ操作部を壁面から露出させることがなく、また、取付作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係るスイッチボックス構造を示した断面図である。
【図2】第1形態に係るスイッチボックス構造を示した正面図である。
【図3】第2形態に係るスイッチボックス構造を示した断面図である。
【図4】第2形態に係るスイッチボックス構造を示した分解斜視図である。
【図5】第3形態に係るスイッチボックス構造を示した断面図である。
【図6】第3形態に係るスイッチボックス構造を示した正面図である。
【図7】第4形態に係るスイッチボックス構造を示した分解斜視図である。
【図8】従来のスイッチボックス構造を示した断面図である。
【図9】従来のスイッチボックス構造に用いられた蓋を開放した状態を示す断面図である。
【図10】従来のスイッチボックス構造を示した断面図である。
【符号の説明】
12 ボックス
22 支持板
28 取付板(固定板)
30 スイッチ操作部
32 化粧板(固定板)
40 カバー
42 取付枠
52 蓋
56 シリンダー錠(ロック装置)
58 ロックプレート
60 取付枠
60A 端縁

Claims (1)

  1. 開口部が壁面と面一となるように壁体に埋め込まれたボックスと、
    前記ボックスの開口縁部近傍から前記ボックス内へ突設された支持板と、
    スイッチが組付けられ前記支持板に固定される固定板と、を有するスイッチボックス構造において、
    前記ボックスの開口縁部を覆う中央部が開口したカバーと、
    前記カバーから前記ボックス内へ突出する取付枠と、
    前記取付枠に回動可能に取付けられ前記カバーの開口を閉塞する蓋と、
    前記蓋の閉止状態で前記スイッチ操作部と接触せず、前記スイッチ操作部にロックプレートの旋回動作が干渉されない位置に取付けられたロック装置と、を有し、
    前記スイッチを覆う化粧板から露出された前記スイッチ操作部が、前記壁面と面一となる前記ボックスの開口面から突出しない近傍位置となるように、前記固定板を前記支持板の裏面に固定して構成したことを特徴とするスイッチボックス構造。
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