JPH0750804Y2 - 電気機器収納盤 - Google Patents

電気機器収納盤

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JPH0750804Y2
JPH0750804Y2 JP10295789U JP10295789U JPH0750804Y2 JP H0750804 Y2 JPH0750804 Y2 JP H0750804Y2 JP 10295789 U JP10295789 U JP 10295789U JP 10295789 U JP10295789 U JP 10295789U JP H0750804 Y2 JPH0750804 Y2 JP H0750804Y2
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JP
Japan
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box body
opening
window frame
panel
opening edge
Prior art date
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Application number
JP10295789U
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JPH0345006U (ja
Inventor
昭紀 内村
雄二 平井
茂雄 小坂
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば分電盤や制御盤等の電気機器収納盤に
関する。
〔従来の技術〕
この種の電気機器収納盤は、内部収納機器の動作状態を
電気機器収納盤の箱体の扉開閉を行うことなく表示する
ため扉に表示器を装備したり、また内部収納機器の動作
を電気機器収納盤の箱体の扉開閉を行うことなく操作す
るため扉に操作器を装備したりすることがある。
これらの表示器や操作器を電気機器収納盤の箱体に装備
して露見する場合、箱体に開口を設け、この開口を内側
に落込んだ位置で閉塞するパネル板を箱体に装備し、こ
のパネル板に表示器や操作器を取付けている。この表示
器や操作器の落込みによる装備は、表示器や操作器の箱
体からの突出量を小さく若くは無くして、外力による損
壊や誤操作を少なくするために行われる。
また、箱体の開口縁に、開口縁表面を覆う窓枠を装備
し、箱体とパネル板との間に発生する隙間を閉塞してい
る。
しかして、この窓枠及びパネル板の取付けに際して、美
観上、箱体の開口縁表面と窓枠との隙間を少なくし、且
つ、使用上、パネル板の外れがないよう固定されること
が望まれる。
この観点から検討された具体的な構成として、第4図の
如く、箱体10の開口縁11に当接した窓枠12に箱体10の開
口縁11に形成した孔13を挿通した取付ネジ14を螺入し
て、箱体10に窓枠12を固定し、この窓枠12にパネル板15
に形成した孔16を挿通した取付ネジ17を窓枠12に螺入し
て、パネル板15を窓枠12を介して箱体10に固定するもの
がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかして、窓枠12がアルミニウムの如き金属材料で成形
される場合には、窓枠12に取付ネジ14、17を螺入しても
強固に固定出来るものの、合成樹脂で成形される窓枠12
にあっては、窓枠12に取付ネジ14、17を螺入してもその
取付強度が弱く確実な取付が望めない。
一般には、美観上からアルミニウムの如き金属材料にて
成形された窓枠が採用されているが、安価で略同等の機
能を達成させるために合成樹脂にて成形された窓枠を採
用することがある。
この場合には、上述した第4図の如き、パネル板15の固
定用取付ネジ14、17を窓枠12に螺入して取付するものに
あっては、パネル板15に外力が加わると、この取付ネジ
14、17の螺入部分が潰れて、パネル板15のガタツキや外
れを生じさせていた。
本考案は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、箱体の開口縁表面と窓枠との隙間を少
なくして取着され且つ窓枠が合成樹脂にて成形されても
パネル板が強固に箱体に取着出来る電気機器収納盤の提
供にある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題を解決するために、本考案の電気機器収納盤
は、窓枠の箱体の開口縁表面への対向面に、箱体の開口
の辺方向で両溝壁に受段部を形成した溝を設け、この溝
の受段部に、ネジ孔を形成した止具の両端部を当接さ
せ、この止具のネジ孔に、パネル板を固定するパネル固
定具及び箱体の開口縁を挿通した取付ねじを螺合させて
なるものである。
〔作用〕
このものによれば、取付ねじの締め付けにより止具が箱
体の開口縁表面に引き寄せられ、窓枠を箱体の開口縁表
面に密着させると共に、箱体の開口縁表面から空間をも
って止具へ螺合していることにより、止具の反り作用が
働いて、強固にパネル固定具を箱体に取着できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明すると、下箱1aに扉1bを回転開閉自在に螺着して箱
体1を構成し、この箱体1に、例えば回路遮断器や電磁
接触器等の電気機器(図示せず)を収納している。
この箱体1には扉1bに、四角孔の開口2が形成され、こ
の開口2を内側に落込んだ位置で閉塞するパネル板3を
装着している。
このパネル板3には、表示器3aが装着され、箱体1に収
納した電気機器の動作状態を表示する。
勿論、表示器3aでなく操作器であってもよい。
さらに、この箱体1には、開口縁1c表面を覆い且つパネ
ル板3と箱体1の開口縁1cとの隙間を閉塞する窓枠4を
装備している。
この窓枠4は、開口2の四辺の開口縁1cに個々に装備さ
れ、開口2の角部には、相隣合う辺の窓枠4の近接端を
覆う角窓枠5を装備している。
しかして、この窓枠4は、合成樹脂を押出し成形して形
成され、開口2の辺の長さに対して適度な長さに切断し
て使用される。
この窓枠4には、箱体1の開口縁1c表面を覆う対向面
に、箱体1の開口2の辺方向で且つ両溝壁に受段部4aを
形成した溝4bが、押出し成形時に形成されている。
この窓枠4の溝4bに、止具6を、窓枠4の端部から挿入
して嵌め込まれている。
この止具6は、金属材料にて製作され、適当な間隔をも
って、略中央にネジ孔6aが形成され、両端部6bが窓枠4
の受段部4aに当接する。
また、この止具6のネジ孔6aの何れか一つに対向して、
箱体1の開口縁1cに、貫通孔1dが形成されている。
しかも、箱体1の開口縁1c裏面には、パネル固定具7を
当接させている。
このパネル固定具7は、箱体1の開口縁1c裏面に当接し
た一片7aと、パネル板3表面に当接する他片7bと、この
両片7a,7bを連結する連結片7cとで略Z字型に構成され
ている。
さらに、このパネル固定具7の一片7aには、箱体1の開
口縁1cの貫通孔1dに対応して、貫通孔7dが形成され、取
付ネジ8が挿通している。
この取付ネジ8は止具6のネジ孔6aに螺合し、箱体1に
止具6及びパネル固定具7を取着する。
この箱体1への止具6及びパネル固定具7の取着に際
し、取付ネジ8の螺合する止具6が、箱体1の開口縁1c
からの空間によって、両端部6bを支点に略中央が箱体1
の開口縁1c側に引き寄せられる関係から、止具6に反り
の応力が加わり、パネル固定具7が箱体1に強固に固定
されることとなる。
また、箱体1の開口縁1c側に引き寄せられる止具6によ
って、窓枠4も箱体1に密着する。
しかも、パネル固定具7の他片7bには、ネジ孔7eが形成
され、パネル板3に形成した取付孔3bを挿通した取付ネ
ジ9が螺合し、パネル板3がパネル固定具7に固定され
る。
尚、開口2の四辺の開口縁1cに個々に窓枠4が装備され
るが、パネル板3の固定は、相対向する辺の要所に装備
すれば足りる関係から、必要に応じてパネル固定具7が
省略されることもある。
また、窓枠4の相隣合う近接端を角窓枠5を用いて隠蔽
しているが、角窓枠5を用いず、相隣合う窓枠4の近接
端を互いに角部で略直角に接近させて当接してもよい。
〔考案の効果〕
本考案の電気機器収納盤は、窓枠の箱体の開口縁表面へ
の対向面に、箱体の開口の辺方向で両溝壁に受段部を形
成した溝を設け、この溝の受段部に、ネジ孔を形成した
止具の両端部を当接させ、この止具のネジ孔に、パネル
板を固定するパネル固定具及び箱体の開口縁を挿通した
取付ねじを螺合させたので、取付ねじの締め付けにより
止具が箱体の開口縁表面に引き寄せられ、窓枠を箱体の
開口縁表面に密着させると共に、箱体の開口縁表面から
空間をもって止具へ螺合していることにより、止具の反
り作用が働いて、強固にパネル固定具を箱体に取着で
き、もって、合成樹脂製の窓枠であってもパネル板を強
固に箱体に取着することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部断面側面図、 第2図は、第1図の分解斜視図、 第3図は、第1図の全体を示す正面図、 第4図は、従来の構成を示す要部断面側面図である。 1……箱体、1c……開口縁、1d……貫通孔、2……開
口、3……パネル板、4……窓枠、4a……受段部、4b…
…溝、5……角窓枠、6……止具、6a……ネジ孔、6b…
…端部、7……パネル固定具、7d……貫通孔、8……取
付ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−104580(JP,U) 実開 昭62−178704(JP,U) 実開 平1−61801(JP,U) 実開 平2−65010(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器を収納すると共に開口を形成した
    箱体に、前記開口を内側に落込んだ位置で閉塞するパネ
    ル板と、前記箱体の開口縁表面を覆い且つ前記箱体とパ
    ネル板との隙間を閉塞する窓枠とを装備した電気機器収
    納盤に於いて、前記窓枠の前記箱体の開口縁表面への対
    向面に、前記箱体の開口の辺方向で且つ両溝壁に受段部
    を形成した溝を設け、この溝の受段部に、ネジ孔を形成
    した止具の両端部を当接させ、この止具のネジ孔に、前
    記パネル板を固定するパネル固定具及び箱体の開口縁を
    挿通した取付ねじを螺合させたことを特徴とする電気機
    器収納盤。
JP10295789U 1989-08-31 1989-08-31 電気機器収納盤 Expired - Lifetime JPH0750804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10295789U JPH0750804Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 電気機器収納盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP10295789U JPH0750804Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 電気機器収納盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0345006U JPH0345006U (ja) 1991-04-25
JPH0750804Y2 true JPH0750804Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31651823

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JP10295789U Expired - Lifetime JPH0750804Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 電気機器収納盤

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JP5741750B2 (ja) * 2013-11-12 2015-07-01 日本公営株式会社 車両用付着物除去装置

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JPH0345006U (ja) 1991-04-25

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