JP3021401B2 - 電気機器収納箱用窓 - Google Patents

電気機器収納箱用窓

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JP3021401B2
JP3021401B2 JP9313384A JP31338497A JP3021401B2 JP 3021401 B2 JP3021401 B2 JP 3021401B2 JP 9313384 A JP9313384 A JP 9313384A JP 31338497 A JP31338497 A JP 31338497A JP 3021401 B2 JP3021401 B2 JP 3021401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓枠を介してガラ
スを取り付けた電気機器収納箱用窓に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】制御盤や計器盤等の電気機器収納箱の扉
には、内部の計器を外から見るために窓枠を介してガラ
スを取り付けた窓が設けられている。図8は従来の窓枠
部分の断面を示す図であり、1は電気機器収納箱の扉、
2はこの扉1の開口に嵌め込まれた窓枠、3はガラスで
ある。窓枠2は内外にパッキン4、5を備えており、ま
たその中央部にインサートナット6を備えている。7は
このインサートナット6に螺合される取付ねじであり、
平座金8と内側パッキン4との間でガラス3を押さえ、
平座金8と外側パッキン5との間で扉1の開口縁を押さ
える構造となっている。
【0003】ところが、円形の平座金8ではガラス3や
扉1の開口縁を押さえる面積が小さいため、強く締めつ
けなければ確実に固定できず、また余り強く締めつける
と応力が集中してガラス3に無理な力が加わるため、窓
枠2の取付け作業が容易ではないという問題があった。
またガラス3や扉1の板厚が変わった場合には、別の種
類の窓枠を使用しなければならないという問題もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、窓枠の取付け作業が容易であり、
ガラスに無理な力が加わることがなく、ガラスや扉の板
厚が変わった場合にも容易に対応できるようにした電気
機器収納箱用窓を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた第1の発明の電気機器収納箱用窓は、電気
機器収納箱の開口に窓枠をはめ込み、この窓枠に沿って
ねじ止めされる複数個の取付部材によりガラスと開口縁
とを同時に押さえる構造の電気機器収納箱用窓におい
て、この取付部材を、開口縁の方向に延びる辺を備えた
本体の両端部に、窓枠の溝に係合する回り止め用突起を
備えたものとし、一方の辺でガラスを、他方の辺で開口
縁を押さえるようにしたことを特徴とするものである。
なお、回り止め用突起を本体の表裏両面に設け、かつそ
の段差の深さを左右で変えた取付部材を用いることもで
きる。また、上記の課題を解決するためになされた第2
の発明の電気機器収納箱用窓は、電気機器収納箱の開口
に窓枠をはめ込み、この窓枠に沿ってねじ止めされる
数個の取付部材によりガラスと開口縁とを同時に押さえ
る構造の電気機器収納箱用窓において、この取付部材
を、開口縁の方向に延びる辺を備えた本体の両端部に、
窓枠に立設した回り止め用突起に係合する溝を設けると
ともに、一方の辺でガラスを、他方の辺で開口縁を押さ
えるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、開口縁の方向に延びる辺
を備えた取付部材を用いてガラスと開口縁とを同時に押
さえるため、従来よりも広い接触面積を確保することが
できる。またこの取付部材に窓枠の溝に係合する回り止
め用突起を設けたので、取付ねじを締めつけるときに取
付部材を手で保持する必要がなく、取付け作業が容易と
なる。しかも取付部材をプラスチック製としておけば、
従来のように座金で押さえるよりもガラスを傷付けるお
それもない。なお、取付部材に溝を設けて窓枠の突起と
係合させた第2の発明によっても、同様の効果を得るこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1は第1の発明の電気機器収納箱用窓を裏
側から見た斜視図であり、1は電気機器収納箱の扉、2
はこの扉1の開口に嵌め込まれるプラスチック製の窓
枠、3は窓枠2の内側に保持されるガラスである。この
窓枠2の裏面には図2に示されるように複数の(図1で
は6個の)インサートナット6が設けられ、これらのイ
ンサートナット6、6間には開口縁の方向に延びる溝9
が形成されている。また溝9の両側には、従来と同様に
パッキン4、5が設けられている。
【0008】10はプラスチック製の取付部材であり、
これらインサートナット6に螺合される取付ねじ11
によって窓枠2の裏面に取り付けられる。取付部材10
の形状は図2及び図3に示す通りであり、開口縁の方向
に延びる辺を備えた長方形状の本体12の両端部に、回
り止め用突起13を備えたものである。なお、取付部材
10は取付ねじ11を予めセットしておくことができる
よう、取付ねじ11の抜け止め構造を持たせておくこと
が好ましい。
【0009】この取付部材10を窓枠2の裏面からイン
サートナット6に取り付ければ、図2に示すように取付
部材10の本体12の外側が扉1の開口縁を押さえ、同
時にその内側がガラス3を押さえる。この本体12は開
口縁の方向に延びる辺を備えた長方形状であるから、従
来の円形の平座金8よりも広い面積で開口縁及びガラス
3を押さえることができ、安定した取付けができる。ま
たガラス3に集中荷重が加わらない。しかもプラスチッ
ク製の取付部材10を用いれば、従来の座金よりもガラ
スを傷付けるおそれがない。
【0010】さらにこの取付部材10は回り止め用突起
13を備えたものであるから、図2に示すようにこれら
の回り止め用突起13を溝9に挿入したうえ取付ねじ1
1をインサートナット6にねじ込めば、取付部材10が
回転してしまうことがなく、取付け作業を容易に行うこ
とができる。
【0011】図4は他の実施形態の取付部材20を示す
図である。この取付部材20は、本体21の表裏両面に
回り止め用突起22を備え、表裏を反転させて窓枠2の
裏面に取り付けることができる。しかも本体21の表裏
の段差23、24の深さを図4に示したように異ならせ
てあるため、図5に示すように表裏を反転させて取り付
けることにより、1種類の取付部材20で扉1とガラス
3の厚みの変化に対応させることができる。具体的に
は、図示の取付部材20はガラス−FRP扉の組み合わ
せと、網入りガラス−鉄板扉の組み合わせの何れにも対
応することができる。
【0012】図6は第2の発明の実施形態を示す図であ
り、窓枠2のインサートナット6の両側に回り止め用突
起31を立設するとともに、取付部材30にこの回り止
め用突起31の両側に溝32を設け、回り止め用突起3
1を溝32に挿入するようにしてある。図7は取付部材
30の斜視図である。この第2の発明は第1の発明の突
起と溝とを逆転したものであり、前期した第1の発明と
同様の作用効果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように第1及び第2の発
明の電気機器収納箱用窓は、窓枠の取付け作業が容易で
あり、ガラスに無理な力が加わることがなく、安定した
取付けができる。また請求項3の発明は、ガラスや扉の
板厚が変わった場合にも1種類の取付部材で容易に対応
できる利点がある。しかも窓枠とガラスの間及び窓枠と
開口縁との間はパッキンによりシールされるので、完全
な防水性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の電気機器収納箱用窓を裏側から見
た斜視図である。
【図2】要部の説明図であり、(A) は正面図、(B) はB
−B断面図、(C) はC−C断面図である。
【図3】取付部材の斜視図である。
【図4】他の取付部材の斜視図である。
【図5】取付部材の取付け方向を反転させた2つの状態
を示す断面図である。
【図6】第2の発明の実施形態を示す断面図である。
【図7】第2の発明の取付部材の斜視図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納箱の扉 2 窓枠 3 ガラス 4 内側のパッキン 5 外側のパッキン 6 インサートナット 7 取付ねじ 8 平座金 9 溝 10 取付部材 11 取付ねじ 12 本体 13 回り止め用突起 20 他の実施形態の取付部材 21 本体 22 回り止め用突起 23 段差 24 段差 30 取付部材 31 回り止め用突起 32 溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器収納箱の開口に窓枠をはめ込
    み、この窓枠に沿ってねじ止めされる複数個の取付部材
    によりガラスと開口縁とを同時に押さえる構造の電気機
    器収納箱用窓において、この取付部材を、開口縁の方向
    に延びる辺を備えた本体の両端部に、窓枠の溝に係合す
    る回り止め用突起を備えたものとし、一方の辺でガラス
    を、他方の辺で開口縁を押さえるようにしたことを特徴
    とする電気機器収納箱用窓。
  2. 【請求項2】 電気機器収納箱の開口に窓枠をはめ込
    み、この窓枠に沿ってねじ止めされる複数個の取付部材
    によりガラスと開口縁とを同時に押さえる構造の電気機
    器収納箱用窓において、この取付部材を、開口縁の方向
    に延びる辺を備えた本体の両端部に、窓枠に立設した回
    り止め用突起に係合する溝を設けるとともに、一方の辺
    でガラスを、他方の辺で開口縁を押さえるようにしたこ
    とを特徴とする電気機器収納箱用窓。
  3. 【請求項3】 回り止め用突起を本体の表裏両面に設
    け、かつその段差の深さを左右で変えた取付部材を用い
    た請求項1に記載の電気機器収納箱用窓。
JP9313384A 1997-11-14 1997-11-14 電気機器収納箱用窓 Expired - Fee Related JP3021401B2 (ja)

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