JPH0211787Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0211787Y2
JPH0211787Y2 JP6999184U JP6999184U JPH0211787Y2 JP H0211787 Y2 JPH0211787 Y2 JP H0211787Y2 JP 6999184 U JP6999184 U JP 6999184U JP 6999184 U JP6999184 U JP 6999184U JP H0211787 Y2 JPH0211787 Y2 JP H0211787Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking hole
mounting plate
cover
wall
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6999184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60181021U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6999184U priority Critical patent/JPS60181021U/ja
Publication of JPS60181021U publication Critical patent/JPS60181021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0211787Y2 publication Critical patent/JPH0211787Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば放電灯用安定器に使用されるコ
ンデンサ取付装置に関する。
〔従来技術〕
放電灯用安定器に使用される従来のコンデンサ
取付装置には、例えば筐体と該筐体との間でコン
デンサを挾む係止具とを備え、筐体に対して係止
具をネジ止め或いはかしめ止めすることによりコ
ンデンサを取付けていた(例えば実公昭45−
23669号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つてコンデンサの取付けには、ネジ止めやか
しめ作業を要し、取付けが非常に面倒であつた。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に鑑み、コンデンサの取付
けを容易に行なうことができるようにすることを
目的とする。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、板状の取付板と該取付板との間でコンデンサ
を挾むように取付板に連結されるカバーとを備え
るコンデンサ取付装置であつて、カバーは、取付
板に対向する上壁と該上壁の幅方向両端から取付
板の幅方向両端部に向けて下方突出した一対の側
壁と上壁の長手方向一端から下方突出した閉塞壁
とを有する箱形に形成され、カバーの側壁下端の
閉塞壁とは反対側端部には、下方突出した係合片
と該係合片の下端部から長手方向に鉤形に突出し
た係合突片とが設けられ、取付板の幅方向両端部
には、前記係合片及び係合突片を挿脱可能な係止
孔が設けられ、取付板には係止孔部と挿通孔部と
がカバーの閉塞壁に対応して長手方向に連続状に
設けられ、閉塞壁の下端には、挿通孔部に挿脱自
在でかつ係止孔部に係合する係合突部が、前記係
止孔に挿入した係合突片を該係止孔より長手方向
に突出させる位置で、係止孔部に係合するように
下方突設され、閉塞壁は、係合突部が係止孔部か
ら挿通孔部へ移動できるように長手方向に弾性変
形自在に構成されている点にある。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図乃至第8図において、1は安定器ケー
スで、取付板部2とカバー部3とを有する。4は
安定器本体で、ケース1内に収納されている。5
は安定器本体4とケース1との間に充填したコン
パウンドである。
8はコンデンサ9を取付けるための板状の取付
板で、幅方向両端部には上方に突出して成る一対
の載置部10が形成され、前部中央には上方に膨
出して成る膨出部11が設けられ、膨出部11の
前方に取付孔12と幅方向一対の切欠部13が形
成され、また後端に起立片16が上方突設されて
いる。この取付板8は例えば第9図に示す如く取
付孔12に挿入したビス14によりケース1の取
付板部2と共に放電灯装置の器具本体15に固定
される。
17はカバーで、取付板8に対向する上壁18
と該上壁18の幅方向両端から下方突出した一対
の側壁19と上壁18の長手方向前端から下方突
出した閉塞壁20とを有する箱形に形成され、カ
バー17の側壁19は載置部10上に載置され、
閉塞壁20の下端中央部は膨出部11上に接当さ
れ、カバー17はコンデンサ9の充電部9aを取
囲むように取付板8との間でコンデンサ9を挾持
している。
23はカバー17の各側壁19に設けた係合片
で、側壁19下端の後端部に下方突設されてい
る。24は係合突片で、各係合片23の下端部か
ら後方に向けて鉤形に突設されている。26は取
付板8の各載置部10に設けた係止孔で、前記係
合片23及び係合突片24が挿脱可能な前後方向
に長い長方形状に形成されている。
28は取付板8の膨出部11に設けた係止孔
部、29は膨出部11に係止孔部28の後方側に
連続状に設けた挿通孔部であり、これら孔部2
8,29は挿通孔部29の取付板8幅方向の長さ
が係止孔部28の長さよりも大になるように凸状
に形成されている。30は閉塞壁20の下端に設
けた係合突部で、挿通孔部29に挿脱自在でかつ
係止孔26に係合するように取付板8幅方向の長
さが挿通孔部29より小でかつ係止孔26より大
に形成され、閉塞壁20下端に係止孔部28より
小幅のくびれ部31を介して下方突設され、係合
突部30は、前記係止孔26に挿入した係合突片
24を該係止孔26より後方に突出させる位置で
係止孔部28に係合するようになつている。そし
て前記閉塞壁20は、上壁18前端から前下り方
向に傾斜して側壁19前端から下方側が除々に大
きく離間するように下方突出されており、これに
より閉塞壁20は係合突部30が係止孔部28か
ら挿通孔部29へ移動できるように長手方向内方
に弾性変形自在に構成されている。
34,35,36,37はカバー17の上壁1
8、側壁19及び取付板8に互いに対応して開口
した開口窓で、第10図に示す如く該開口窓3
4,35,36,37にコンデンサ9の巻きじめ
部38が係合されている。39は開口窓34を開
口形成する際に設けた切起し片である。
上記実施例の構成によれば、コンデンサ9を取
付ける場合、取付板8とカバー17との間でコン
デンサ9を挾んだ状態で係合片23及び係合突片
24を係止孔27に挿入した後、カバー17を取
付板8に対して後方移動させて係合突片24を係
止孔26より後方に突出させ、その後閉塞壁20
を第5図に鎖線で示す如く後方へ弾性変形させな
がら係合突部30を挿通孔部29に挿入すればよ
く、閉塞壁20は実線の如く上壁18から前下り
方向に傾斜した状態に弾性力により戻り、係合突
部30は係止孔部28に係合する。従つてカバー
17は取付板8との間でコンデンサ9を挾むよう
に取付板8に対して簡単に連結され、コンデンサ
9を極めて容易に取付けることができる。しかも
このとき、開口窓34,35,36,37及び切
起し片39によりコンデンサ9をカバー17及び
取付板8に対して確実に位置決めでき、さらにカ
バー17によりコンデンサ9の充電部9aを取囲
んでコンデンサ9を保護することができる。
なお、前記実施例では取付板8をケース1の取
付板部2とは別体に構成しているが、取付板8を
ケース1の取付板部2と一体に形成するようにし
てもよい。また前記実施例では係止孔部28及び
挿通孔部29を凸状に形成しているが、これらの
形状はこれに限定されず、例えば第11図及び第
12図に示す如く三角形状或いは半円形状に形成
してもよい。さらに前記実施例では安定器ケース
1内にコンパウンド5を充填しているが、これに
代えケース1で安定器本体4をクランプ固定した
ものでも良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、カバー17の閉塞壁20下端
には取付板8の挿通孔部29に挿脱自在でかつ係
止孔部28に係合する係合突部30が、前記係止
孔26に挿入した鉤形の係合突片24を該係止孔
26より長手方向に突出させる位置で、係止孔部
28に係合するように下方突設され、閉塞壁20
は、係合突部30が係止孔部28から挿通孔部2
8へ移動できるように長手方向に弾性変形自在に
構成されているカバー17と取付板8との記でコ
ンデンサ9を挾むように、該カバー17を閉塞板
20の弾性を利用して取付板8に対して頗る簡単
に連結できてネジ止めやかしめ作業等を要さず極
めて容易にコンデンサ9を取付けることができ
る。しかもカバー17は上壁8、側壁19及び閉
塞壁20を有する箱形に形成されているため該カ
バー17によりコンデンサ9を効果的に保護する
ことが可能にもなり、その実用的効果は著大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体側面図、
第2図は同平面図、第3図は同側面図、第4図は
同正面図、第5図は側断面図、第6図は同第2図
のA−A線断面図、第7図は同取付板の平面図、
第8図は同カバーの正面図、第9図は同安定器ケ
ースと取付板との連結状態を示す断面図、第10
図は同要部の拡大断面図、第11図及び第12図
は夫々他の実施例を示す平面図である。 8……取付板、9……コンデンサ、17……カ
バー、18……上壁、19……側壁、20……閉
塞壁、23……係合片、24……係合突片、26
……係止孔、28……係止孔部、29……挿通孔
部、30……係合突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状の取付板8と該取付板8との間でコンデン
    サ9を挾むように取付板8に連結されるカバー1
    7とを備えるコンデンサ取付装置であつて、カバ
    ー17は、取付板8に対向する上壁18と該上壁
    18の幅方向両端から取付板8の幅方向両端部に
    向けて下方突出した一対の側壁19と上壁18の
    長手方向一端から下方突出した閉塞壁20とを有
    する箱形に形成され、カバー17の側壁19下端
    の閉塞壁20とは反対側端部には、下方突出した
    係合片23と該係合片23の下端部から長手方向
    に鉤形に突出した係合突片24とが設けられ、取
    付板8の幅方向両端部には、前記係合片23及び
    係合突片24を挿脱可能な係止孔26が設けら
    れ、取付板8には、係止孔部28と挿通孔部29
    とがカバー17の閉塞壁20に対応して長手方向
    に連続状に設けられ、閉塞壁20の下端には挿通
    孔部29に挿脱自在でかつ係止孔部28に係合す
    る係合突部30が、前記係止孔26に挿入した係
    合突片24を該係止孔26より長手方向に突出さ
    せる位置で、係止孔部28に係合するように下方
    突設され、閉塞壁20は係合突部24が係止孔部
    28から挿通孔部29へ移動できるように長手方
    向に弾性変形自在に構成されていることを特徴と
    するコンデンサ取付装置。
JP6999184U 1984-05-11 1984-05-11 コンデンサ取付装置 Granted JPS60181021U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6999184U JPS60181021U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンデンサ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6999184U JPS60181021U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンデンサ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60181021U JPS60181021U (ja) 1985-12-02
JPH0211787Y2 true JPH0211787Y2 (ja) 1990-04-03

Family

ID=30606187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6999184U Granted JPS60181021U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンデンサ取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60181021U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60181021U (ja) 1985-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0211787Y2 (ja)
JP2024513574A (ja) 密閉電池筺体
JPH0331099Y2 (ja)
JPH0519987Y2 (ja)
JPH0235182Y2 (ja)
JPH0142371Y2 (ja)
JPH0211811Y2 (ja)
JPS5841355Y2 (ja) 金属製框ドア
JPH0530340Y2 (ja)
JP2000120259A (ja) 天井点検口装置
JPH0129734Y2 (ja)
JPH0519986Y2 (ja)
JPS5911464Y2 (ja) 電気機器着脱装置
JPS634725Y2 (ja)
JP2880650B2 (ja) 面格子取付装置
JP2509874Y2 (ja) バンパ―取付構造
JPH0128570Y2 (ja)
JPH0229607Y2 (ja)
JPH0336050Y2 (ja)
JPH0455181Y2 (ja)
JPH0643293Y2 (ja) 可動間仕切
JPS6312550Y2 (ja)
JP2593819Y2 (ja) 照明器具
KR200156395Y1 (ko) 냉장고용 도어
JPH0124816Y2 (ja)