JPS634725Y2 - - Google Patents

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JPS634725Y2
JPS634725Y2 JP11029382U JP11029382U JPS634725Y2 JP S634725 Y2 JPS634725 Y2 JP S634725Y2 JP 11029382 U JP11029382 U JP 11029382U JP 11029382 U JP11029382 U JP 11029382U JP S634725 Y2 JPS634725 Y2 JP S634725Y2
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JP
Japan
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upper frame
cap
piece
frame
notch
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JP11029382U
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JPS5915712U (ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パーテイシヨンにおける笠木の取
付機構に関するものである。
従来のこの種機構は、パネル枠の上枠縁に近い
内側面に円形の凸部を設け、またこの上枠に嵌合
する笠木のコ字形縦面には上記の凸部に対応する
孔部を設けて、その孔部を上記の凸部に直接的な
弾発力により係合し、かつこの上枠に上記の笠木
を密着状に載置嵌合することで一括体に組付ける
ようにしていた。従つてパーテイシヨンの最終組
付け時に、この上枠に前記の笠木を嵌着してしま
うと、そのあとでパーテイシヨンに配線等を施す
際、この上枠から笠木を取り外そうとしても、上
記の機構により、この上枠の凸部には笠木の縦面
孔部が強大な弾発力のもとで係合しているうえ、
この上枠と笠木は、完全密接の態様により載置嵌
合されていて、双方間に空隙や組付け解除の手段
が設けられていないため、いつたん組付けされた
笠木をこの上枠から取り外すのは極めて困難であ
つた。またこれを無理に取り外すと、この上枠か
笠木の一方あるいは双方に損傷を与えることにな
つて、パーテイシヨンの商品価値を大幅に低下さ
せてしまうという問題点があつた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、笠
木と上枠の双方に、弾性係合の緩和手段と組付け
解除の手段をそれぞれ設けることにより、パーテ
イシヨンの組付け後における配線時に、上枠に嵌
合されている笠木を、双方に損傷を与えることな
く容易に取り外すことができるパーテイシヨンに
おける笠木の取付機構を提供することにある。
以下この考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
まず構成を説明すると、第1図に一部をもつて
示すように、金属板の屈曲により最上位に縦断面
が上向きのコ字形による上枠2を配置するように
して、全体が長方形の額縁状に組成されるパネル
枠1の上記上枠2には、第2図にも明示するよう
に、その各端部に近い前後縦片の上部縁を長手方
向に所定長さ宛水平状に削除して、この位置にパ
ーテイシヨンの上部側における配線のコード引出
口となる切込み2aが設けられている。そしてこ
の各切込み2aの中途位置には、さらにその上部
縁を若干の長方形に削除するようにして、後記す
る笠木4を取外すための一方の組付け解除手段と
なる切欠き凹部2bが対向状に設けられている。
また上記切込み2aの終端と前記切欠き凹部2b
との中間部にあたる上枠2の内側位置には、第2
図および第4図に示すように、円形状の凸部2c
が内側向けに突設されている。
次に上記態様による上枠2の前後位置の切込み
2a間にあたる内部には、第3図および第4図に
示すように、この上枠2の内部に収嵌可能となる
幅による下向きコ字形で、この位置の切込み2a
の長さより幾分長尺体に形成された金属板による
コーナー部材3が、スポツト溶接等により水平状
に収嵌固着されている。このコーナー部材3は、
上記上枠2の各凸部2cの直下位置にあたる平面
部をその各凸部2cを中心として、この位置に後
記する笠木4の各舌片4aを緩和状による弾性的
な収嵌が可能となるように、所定幅および長さに
より下向けに屈曲して、この位置に、上記上枠2
の凸部2cに笠木4の孔部4cを弾性的に係合す
るときの緩和手段として、上記舌片4aの弾性的
な接面嵌合が可能となる縦片3bが形成され、か
つこの縦片3bの形成により、元の平面部跡に上
記舌片4aの収容が可能となる空隙部3aが形出
されている。
また上記による上枠2に載置嵌合してパネル枠
1の全長にわたる頂部面となる笠木4は次のよう
に形成されている。まず全体が金属板の屈曲をも
つて所定幅および厚みによる底部中央面のない中
空状の板体に形成されていて、前記上枠2の一方
側の切欠き凹部2bの位置と長手方向の他方側の
同じ切欠き凹部2bの位置にあたる上記笠木4の
内側天部面には、下向けによるコ字形の金属板が
取付けられていて、このコ字形金属板の各下方端
部位置には、上記の笠木4を上枠2上に嵌着した
とき、前記したコーナー部材3の各縦片3bの面
部に到達する長さの二段屈曲による縦面構成の舌
片4aが、それぞれ対向状に垂設されている。そ
してこのコ字形金属板の天部に近い縦面の一方縁
側には、上記舌片4aに対して直角となる水平方
向に、この縦面の延長により所定幅の凸片部4b
が突設されている。この凸片部4bは、第2図に
示すように、上記上枠2の各切欠き凹部2bと対
応する幅および長さに形成されていて、この凸片
部4bと上記の切欠き凹部2bとの間には長方形
の空域が形出されている。この空域は、上記上枠
2に載置嵌合した後の笠木4を、この上枠2の位
置から取外すための組付け解除手段Bとなる。ま
た前記各舌片4aの直上位置にあたる縦面位置に
は、上記上枠2の各縦面内側位置に突設された凸
部2cに対応する孔部4cが対向状に設けられて
いる。
なお第1図に示すジヨイント支柱9は、前記の
パネル枠1の各表面側にパネルを張設して組成さ
れた壁パネルP同志を接続するために、各一方の
パネル枠1の端部に縦部材として取付けられてい
る。またこの壁パネルP同志を床面上に立設する
ために、上記パネル枠1の底部に設けられている
図示しないネジ孔には、横形配線ダクト8を介し
て脚ボルト7が螺挿されていて、この各脚ボルト
7は、床面上に固定された基台6上に図示しない
固定部材により立設されている。そして第1図お
よび第5図に示すように、双方の上枠2内に固定
的に収嵌配置されている前述したコーナー部材3
の上面位置には、一連の帯状板による頭頂部材5
が載置されて、この頭頂部材5の面部に設けられ
た図示しないボルト孔から前記コーナー部材3の
図示しないボルト孔にかけてボルト10が挿入さ
れ、その裏側におけるナツトの締付けにより、こ
の頭頂部材5を介して双方の上枠2同志が強力に
連結固定されている。
このようにして各ジヨイント支柱9を介して接
続された各壁パネルPの最上部に位置する上記上
枠2には、前述した笠木4が、第5図に示すよう
に、上枠2の各凸部2cに対する孔部4cの嵌合
と、コーナー部材3の各縦片3b面に対する舌片
4aの弾性的な接面嵌合により、着脱自在に載置
嵌合されている。
上記の構成により、パーテイシヨンに立設した
後の各壁パネルPに内部配線を施す場合には、前
記により各パネル枠1の上枠2に載置嵌合されて
いる笠木4をいつたん取外して、上記上枠2の内
部に図示しない電線等を収納することになるが、
その際上記上枠2の各切込み2aの位置に切欠き
凹部2bが設けられており、またこれと対応する
笠木4の側には凸片部4bが形成されていて、双
方間の空域には、組付け解除手段Bが構成されて
いるため、この手段Bの位置に、例えばドライバ
ー等の先端を挿入して、一方の切欠き凹部2bを
支点にして上記の凸片部4bを上方に押し上げる
か、またはこのドライバーを、上記の手段B内に
挿入した状態で一方向にこじると、笠木4は、容
易確実に上枠2の上部位置から離脱することがで
きる。この場合上記笠木4の各孔部4cは、上枠
2の各凸部2cに弾性的に嵌合しているが、この
孔部4cの直下位置には、二段折曲げによる舌片
4aが配置されていて、この舌片4aによるコー
ナー部材3の縦片3bに対する接面により、上記
笠木4の孔部は上枠2の凸部2cに対して緩和し
た弾性係合状態になつているため、前記笠木4の
離脱を円滑容易に行うことができる。またこの離
脱は、前述した組付け解除手段Bに対するドライ
バー等の差込によつて行うため、直接上枠2また
は笠木4の外部面に接触しないで行うことができ
るため、双方に損傷を与えることを確実に防止す
ることができる。
また上記の上枠2内に対しての配線終了後は、
前記の笠木4を、再びこの上枠2の上部位置に前
記の態様により載置嵌合することで、当初の最終
組付け時におけるパーテイシヨンの原状を容易に
回復することができる。
以上に説明したようにこの考案は、縦面の内側
位置に凸部2cを設けた上枠2内に収嵌固着する
コーナー部材3の両側には、この位置の平面部の
折曲げによる縦片3bの形成をもつて空隙部3a
を形出し、また上記凸部2cに対応する孔部4c
を設けた笠木4のコ字形縦面下部には、この縦面
の二段屈曲により舌片4aを設けるとともに、上
記上枠2の切込み2a位置には切欠き凹部2bを
設け、さらに前記笠木4のコ字形縦面の各一方縁
部には、前記の切欠き凹部2bに対応する凸片部
4bを設けることにより、上記縦片3bへの舌片
4aによる弾性的な接面嵌合をもつて前記の凸部
2cに対する孔部4cの弾性係合における緩和手
段となり、また上記切欠き凹部2bと凸片部4b
間の空域をもつて組付け解除手段Bとなつてパー
テイシヨンの組付け後における配線時に、上記の
上枠2に嵌合されている笠木4を、前記の組付け
解除手段Bに対するドライバー等の挿入とこじり
操作をもつて、双方に損傷を与えずに円滑容易に
取り外すことができるため、パーテイシヨンにお
ける配線工事の能率が大幅に向上でき、かつ上記
パーテイシヨンの商品価値を原始態様のもとで維
持できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による笠木の取付機構を設け
たパーテイシヨンを示す一部縦断正面図、第2図
は第1図のA部におけるこの考案の笠木の取付機
構を示す正面図、第3図は同A部位置におけるコ
ーナー部材の縦片と空隙部を示す要部平面部、第
4図は同A部における上枠とコーナー部材および
笠木の各要部を示す分解縦断面図、第5図は同A
部における各要部の組付け態様を示す縦断面図で
ある。 符号の説明、1……パネル枠、2……上枠、2
a……切込み、2b……切欠き凹部、2c……凸
部、3……コーナー部材、3a……空隙部、3b
……縦片、4……笠木、4a……舌片、4b……
凸片部、4c……孔部、5……頭頂部材5、6…
…基台、7……脚ボルト、8……横形配線ダク
ト、9……ジヨイント支柱、10……ボルト、B
……組付け解除手段、P……壁パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル枠1の上枠2内に収嵌固着するコーナー
    部材3の平面部両側下に、この平面部の折曲げに
    より、空隙部3aの形出を兼ねて縦片3bを形成
    し、また上枠2の縦面内側に突設した凸部2cに
    対応して孔部4cを設けた笠木4のコ字形縦面下
    部には、この縦面の二段屈曲により舌片4aを設
    けるとともに、上記上枠2の各切込み2a位置に
    は切欠き凹部2bを設け、かつ前記舌片4aの上
    部縦面位置には、上記の各切欠き凹部2bに対応
    する凸片部4bを設けたことを特徴とするパーテ
    イシヨンにおける笠木の取付機構。
JP11029382U 1982-07-22 1982-07-22 パ−テイシヨンにおける笠木の取付機構 Granted JPS5915712U (ja)

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JP11029382U JPS5915712U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 パ−テイシヨンにおける笠木の取付機構

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JP11029382U JPS5915712U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 パ−テイシヨンにおける笠木の取付機構

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Publication Number Publication Date
JPS5915712U JPS5915712U (ja) 1984-01-31
JPS634725Y2 true JPS634725Y2 (ja) 1988-02-08

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ID=30256562

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