JPH021438Y2 - - Google Patents

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JPH021438Y2
JPH021438Y2 JP1983158563U JP15856383U JPH021438Y2 JP H021438 Y2 JPH021438 Y2 JP H021438Y2 JP 1983158563 U JP1983158563 U JP 1983158563U JP 15856383 U JP15856383 U JP 15856383U JP H021438 Y2 JPH021438 Y2 JP H021438Y2
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JP1983158563U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブラインド等の吊持装置に関する。
一般に、ブラインドや照明器具を伝井に設置さ
れたボツクス枠に装着するときは、例えばブライ
ンドボツクスの上部に数個の吊持ホルダーをとり
つけ、この吊持ホルダーを下側から押込んで、そ
の両側に直接設けられた傾斜足をボツクス枠の開
口部の内壁に突設された係止突部に係合させ、そ
の傾斜足をこれら突部間でいつたん弾性吸収さ
せ、さらに押込んで傾斜足を係止突部に弾発係止
させることによつて装着していた。ところで、吊
持ホルダーにはブラインド等を吊持するための強
度が要求される一方、装着の際に弾性変形しなけ
ればならないという変形容易性も要求される。そ
のうち、強度は安全性、信頼性の点から保持され
る必要があるため、従来の吊持ホルダーは強度が
大きく変形しにくかつた。変形しにくい場合、そ
の押込みによる装着作業を容易にするためには、
吊持ホルダーおよびボツクス枠に寸法誤差や施工
誤差が小さいことが要求される。両者の寸法にバ
ラツキがあると、吊持ホルダーが弾性変形が小さ
いため、その誤差を吸収することができず、ある
場合にはきつすぎて装着が困難になつたり、また
ある場合にはゆるすぎて外れやすくなつたりする
からである。しかし、特にボツクス枠の旋工誤差
は避けられないので、それを小さくするため作業
は非常に手間がかかるものであつた。
本考案は上記欠点を解決し、充分な強度を保持
すると同時に弾性変形しやすい構造の吊持ホルダ
ーにより、吊持ホルダーやボツクス枠の旋工誤差
等を吸収して取扱いを容易にするブラインド等の
吊持装置を提案することを目的とする。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において、符号Aはボツクス枠を示す。この
ボツクス枠Aは天板部材10の両側に側板部材2
0,20を継設して成るもので、天板部材10は
天板11の上面に係合溝12を備えるとともに、
両側端に側板13,13を設け、さらにこの側板
13,13の上下端部に差込溝15,15と係止
突部16,16とを設けたものであり、側板部材
20,20はそれぞれの側板21の上部に差込縁
22と係合突縁23とを設け、下部に係合溝24
と張出縁25とを設けたものである。側板部材2
0,20はそれぞれ係合突縁23を係止突部16
に係合させるとともに、差込縁22を差込溝15
に差込むことによつて天板部材10と一体に形成
されている。なお、上記差込縁22と差込溝15
との間には図示しない弾性クリツプが介装されて
いる。このクリツプは差込縁22に抜出し不可能
にとりつけられ、差込溝15に挿入されたとき
は、この溝15の開口部内突壁に係止して抜け出
ない構成となつている。上記ボツクス枠Aは天井
から垂設された支持ボルト40に吊持金具41を
介してとりつけられている。吊持金具41はほぼ
コ字形に屈曲され下片41aは天板部材10の係
合溝12に係合し、上片41bは支持ボルト40
にナツト42によつて固定されている。なお、ボ
ツクス枠Aは壁躯体Wから突設されたブラケツト
(図示せず)に吊持固定される場合もある。また、
ボツクス枠Aは同一構成の他の長尺ボツクス枠と
連結金具43を介して連係されている。この連結
金具43は両ボツクス枠の端部において係合溝2
4に差込み係合されるとともに、天井から垂設さ
れた差筋44に固定されている。さらに、上記ボ
ツクス枠の下端の張出縁25の一方には天井板4
5が支持され、他方には壁躯体Wとの間に配設さ
れる額縁46の端部が支持されている。
次に、上記構成のボツクス枠Aの開口部の内側
にはブラインド50が吊持ホルダー30を介して
装着されている。この吊持ホルダー30はブライ
ンドボツクス51の上部の長手方向に沿つて複数
個ネジによつて固定される一方、ボツクス枠Aに
係着されるもので、第2図に示されるように、照
明器具・ブラインド50等の上面を取付ける取付
基部31の両側に外向き突片37,37を形成
し、且つ該取付基部31の上面の略中央から一対
の突部38,38を立ち上げ、各突部38,38
の先端から外向きに張出部32,32を形成し、
各張出部32,32の先端から斜め下方に傾斜足
33,33を形成するとともに上記突部38,3
8と張出部32,32と傾斜足33,33とを山
形に形成してなる短尺の部材で、アルミニウムま
たはその合金等の金属から構成されている。上記
取付基部31にはビス受け突条34,34が設け
られ、その中央部にはビス孔35が形成され、さ
らに張出部32,32は2つの部分32a,32
bで屈曲し、上記傾斜足33,33は切欠溝3
6,36が形成されている。また、上記取付基部
31の両側には外向き突片37,37が延設され
ている。
上記ホルダー30を介してブラインド50をボ
ツクス枠Aに装着するにあたつては、まずブライ
ンドボツクス51の上部の長手方向に沿つて適宜
数の吊持ホルダー30をとりつける。この場合、
ビス52をブラインドボツクス51の上面部から
吊持ホルダー30の取付基部のビス孔35を貫通
させ、ビス受け突条34,34間にナツト53で
止着固定する。このとき、取付基部31の両側に
突片37,37が延設されているので、吊持ホル
ダー30はブラインドボツクス51に安定にとり
つけられる。次に、吊持ホルダー30をボツクス
枠Aの開口部の下から上方に押上げる。吊持ホル
ダー30の傾斜足33,33は天板11付近でボ
ツクス枠Aの内側壁に設けられた係止突部16,
16に係合する。そこで、さらに吊持ホルダー3
0を押込むと、張出部32,32が弾性変形によ
つて収縮し、傾斜足33,33は係止突部16,
16の内側に沿つて通過した後に元の状態に拡張
し、係止突部16,16上に係止する。これによ
つて、ブラインド50はボツクス枠A内に吊持さ
れる。吊持ホルダー30をボツクス枠A内に押込
むとき、傾斜足33,33は係止突部16,16
に当接して内側に縮み方向に押圧されるが、吊持
ホルダー30の張出部32,32の両端には屈曲
部32a,32bが形成され、これらの屈曲部は
外力を加えられたときに応力が集中して変形しや
すいので張出部32と32とが直接連結されてい
る従来のものに比べ、吊持ホルダー30の押込み
時に比較的容易に弾性変形し、係止装着作業が楽
になる。しかも、吊持ホルダー30が変形しやす
いとその変形度が大きくなるので、例えば吊持ホ
ルダー30とボツクス枠Aとにおける寸法誤差や
旋工誤差があつても、その誤差を充分に吸収でき
る。したがつて、ボツクス枠A等の旋工にもその
分の手間が省かれることになり、コストも低く抑
ええることができる。なお、張出部32と32と
の間には空間が形成され、この空間にビス受け突
条34,34が形成されているので、上記空間で
変形吸収とネジ受けとが行なわれ、効率が良い。
吊持ホルダー30は、その傾斜足33,33に
設けられた切欠溝36,36からドライバ42等
の適当な道具をこじ入れて傾斜足33,33を変
形させることにより、その係止突部16,16に
対する係止を解除してボツクス枠Aからとりはず
すことができる。上記ドライバ47等を押込む
と、張出部32は天板11にあたつてつかえるた
め押込み力から逃げられず、傾斜足33,33が
変形し、係止突部16,16との係止がはずれ
る。
なお、吊持ホルダー30は上述の例に限定され
ない。突部38,38と張出部32,32と傾斜
足33,33とを第2図の点線のように弯曲状に
曲成してもよく、ブラインド、照明器具などの被
吊持部材の構成等に対応していろいろに変形させ
ることができる。例えば第3図のように、吊持ホ
ルダー30の取付基部31からの張出部32,3
2の突部38,38を充分に近ずけ、この突部3
8,38間にネジ受け部を形成することによりネ
ジ52を直接にこのネジ受け部に螺着する構成と
することもできる。また、ブラインド50が第4
図aのようにバーチカルブラインドであつて、ブ
ラインドレール55の上端に張出縁55a,55
aが形成されているときは、これに対応して吊持
ホルダー30の取付基部31の下面両側に取付溝
部39,39を互いに内向きに形成し、この取付
溝部39,39に張出縁55a,55aを嵌付け
る構成とすればよい。この場合はネジ受け突条を
省略することができる。なお、吊持ホルダー30
の取付基部31の取付溝部31は同図bのように
その対角部P,Pを切落しておけば、この取付溝
部39,39に張出縁55a,55aを嵌付ける
ときに、とりつけ位置で回し込みによつて簡単に
嵌込むことができる。その反対に、第5図のよう
にブラインドレール55側に取付溝56,56を
有するときは、外向き突片37,37で対応する
ことができる。この場合も外向き突片37,37
は上述のようにその対角部を切落しておけば、取
付溝56,56の嵌付けが回し込みによつて行な
うことができる。また、ネジ受け突条34,34
は直接ネジ52を螺着できる構成となつているの
で、とりつけ強度は大きいが、この突条34,3
4は省略してもよい。
また、ボツクス枠は必ずしも上述の例のような
継枠構成である必要はない。第5図のように一体
枠であつてもよいことはもちろんである。このボ
ツクス枠Bは天板10の両側に側板20,20を
一体を垂設したもので、天板10の下面にはカー
テンレール18が形成され、また側板20,20
の内側壁には係止突部16,16が形成されてい
る。そして、ブラインド50上に装着された吊持
ホルダー30は、上述のようにその傾斜足33,
33を係止突部16,16に弾性変形して係止装
着されている。したがつて、この例の場合には、
ボツクス枠Bはブラインド50を装着する前ある
いはブラインド50〔をとりはずした後には、カ
ーテンレール18を利用してカーテンボツクス枠
として使用することができる。
なお、第5図の例で第1図と同じものは同符号
で示し、その説明は省略する。
以上詳しく説明したように、本考案にかかるブ
ラインド等の吊持装置は、天板の両側から側板を
垂下し、該側板の内側に係止突部を対向形成した
ボツクス枠と、照明器具・ブラインド等の上面を
取付ける取付基部の両側に外向き突片を形成し、
且つ該取付基部の上面の略中央から一対の突部を
立ち上げ、各突部の先端から外向きに張出部を形
成し、各張出部の先端から斜め下方に傾斜足を形
成するとともに上記突部と張出部と傾斜足とを山
形に形成してなる吊持ホルダーとを備え、該吊持
ホルダーの傾斜足を上記ボツクス枠の係止突部に
弾発係止させるもので、特に外向き突片により照
明器具・ブラインド等が安定に保持され、また上
記突部と張出部と傾斜足とを山形に形成すること
により、弾性変形しやすい構造に形成されている
ので、肉厚を薄くするなどして強度を劣化させる
ことなく、ボツクス枠に容易に装着することがで
き、しかもボツクス枠や吊持ホルダーの旋工誤差
や寸法誤差を充分に吸収することができるので、
コストの低減も達成でき、実用上非常に有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインド等の吊持装置
の一例の正面図、第2図は吊持ホルダーの斜視
図、第3図は吊持ホルダーの他の例の正面図、第
4図a,bは吊持ホルダーのさらに他の例の正面
図および裏面から見た斜視図であり、第5図は上
記吊持装置の他の例の正面図である。 符号A,B……ボツクス枠、10……天板、2
0……側板、30……吊持ホルダー、33……傾
斜足、32……張出部、31……取付基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板の両側から側板を垂下し、該側板の内側に
    係止突部を対向形成したボツクス枠と、照明器
    具・ブラインド等の上面を取付ける取付基部の両
    側に外向き突片を形成し、且つ該取付基部の上面
    の略中央から一対の突部を立ち上げ、各突部の先
    端から外向きに張出部を形成し、各張出部の先端
    から斜め下方に傾斜足を形成するとともに上記突
    部と張出部と傾斜足とを山形に形成してなる吊持
    ホルダーとを備え、該吊持ホルダーの傾斜足を上
    記ボツクス枠の係止突部に弾発係止させたことを
    特徴とするブラインド等の吊持装置。
JP15856383U 1983-10-13 1983-10-13 ブラインド等の吊持装置 Granted JPS6068192U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15856383U JPS6068192U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 ブラインド等の吊持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15856383U JPS6068192U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 ブラインド等の吊持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068192U JPS6068192U (ja) 1985-05-15
JPH021438Y2 true JPH021438Y2 (ja) 1990-01-12

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ID=30349276

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15856383U Granted JPS6068192U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 ブラインド等の吊持装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527487B2 (ja) * 1976-03-18 1980-07-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527487U (ja) * 1978-08-14 1980-02-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527487B2 (ja) * 1976-03-18 1980-07-21

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JPS6068192U (ja) 1985-05-15

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