JPH0640308Y2 - 中心軸吊型ヒンジ - Google Patents

中心軸吊型ヒンジ

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JPH0640308Y2
JPH0640308Y2 JP1989006820U JP682089U JPH0640308Y2 JP H0640308 Y2 JPH0640308 Y2 JP H0640308Y2 JP 1989006820 U JP1989006820 U JP 1989006820U JP 682089 U JP682089 U JP 682089U JP H0640308 Y2 JPH0640308 Y2 JP H0640308Y2
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JP
Japan
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pivot
receiving angle
bolt
shaped
type hinge
Prior art date
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JP1989006820U
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JPH0298179U (ja
Inventor
恒勝 鈴木
勝正 斉藤
Original Assignee
信越ユニット株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ドアの取付に用いられる中心軸吊型(グラビ
ティ)ヒンジに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のドアの取付用ヒンジは、第4図に示す逆
L字状板状ピボット受アングルA′とピボットB′を組
合わせてなるものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の中心軸吊型ヒンジは、第4図に示すように、
逆L字状板状ピボット受アングルA′の上側板部21の中
心部に形成された貫通孔22に、ピボットB′のピボット
ボルト15を上方より挿入し(理解を容易にするために、
A′とB′を分離状に示してある。)、ピボットベース
14を上記ピボット受アングルA′の上側板部21の上に載
置し、ビス止めして一体状に取り付つける方式である。
それ故、例えば、第5図に示すようなトイレブースに使
用する場合には、ドア23をピボット受アングルA′とピ
ボットB′で取り付けた後に笠木24が取り付けられる。
第6図は、その取付部分を説明するための拡大概要図
で、理解を容易にするために、ピボット受アングルA′
を、枠木に取り付けた状態と該アングルの上側板部に対
応する位置にドア23の端部を配置した状態、及びピボッ
トB′、笠木24を分離状に示した。
しかし、上記笠木の取付完了後にドアを取り外して調整
する必要が生じたときに、笠木を取り外さなければなら
ないとう無駄が生じるばかりでなく、トイレブースが連
設されている場合、笠木の取り外しが、他のドアの調整
完了部分のくるいを生じさせるという重大な問題点があ
った。
本考案は、従来の技術の有する上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、連設された
トイレブースにおいて、笠木の取付後も、笠木を取り外
すことなく、ドアの取り外し、取付等の調整作業が容易
にできる中心軸吊型(グラビティ)ヒンジを提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案における中心軸吊型ヒンジは、請求の範囲に記載
の要件から成り、逆L字状板状ピボット受アングルの上
側板部の下面にピボット係止用フックボルトとピボット
固定用のネジ穴を形成し、またピボットのピボットベー
スには、上記ピボット係止用フックボルトに係合し得る
切欠と上記ピボット固定用のネジ穴に対応する係止孔を
設け、上記ピボット受アングルの上側板部の下面に下方
よりピボットを簡単なビス止めで、強固に取付けること
のできる構成とすることにより上記目的を達成してい
る。
本考案のヒンジは、通常、剛性金属で作られ、板状部の
厚みは0.5〜5mm、好ましくは1〜3mm、ピボットボルト
は直径3〜50mm、好ましくは10〜30mmである。また、フ
ックボルトとピボットベースの切欠の係着状態を好適に
保持するために、ピボットベースの切欠幅とフックボル
トの頸部の幅、ピボットベースの厚みとフックボルトの
頸部の長さがそれぞれほぼ同一であり、さらにフックボ
ルトの頭部が頸部より大きく形成される。フックボルト
をリベット型にした場合、頭部の直径が、1.5〜30mm、
好ましくは2〜10mm、厚みが約0.3〜10mm、好ましくは
0.5〜2mm、頸部が直径0.3〜25mm、好ましくは0.5〜15mm
のものが採用される。
フックボルトは、ピボット受アングルの上側板部の下面
に一体に形成してもよいし、螺着してもよい。
また、ピボットベースに形成される係止孔は、ピボット
受アングルの上側板部下面に形成されるネジ穴と同一形
状のネジ切り穴としてもよく、また取付や後調整を容易
にするために単なる楕円若しくは長円のバカ穴としても
よい。
ピボットボルトは、ピボットベースに一体に植立形成し
てもよいが、ピボットベースに相対的に短い雄ネジを植
立一体に形成し、該雄ネジに対応する雌ネジを形成した
ピボットボルトを螺着してもよい。この場合、ピボット
ボルトをピンで雄ネジに固定することが望ましい。
[作用] 本考案の中心軸吊型ヒンジは、逆L字状板状ピボット受
アングルの上側板部の下面に形成されたフックボルト
に、ピボットのピボットベースの切欠を係着し、ビス止
めすることにより容易かつ強固に固定される。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図(a)、(b)は、本考案の中心軸吊型ヒンジ
で、ピボット受アングルAは、上側板部1と下側板部11
がほぼ90°の角度で逆L字状に折曲された剛性金属板体
で形成され、上記アングルAの上側板体部1の下面に
は、コーナー側近傍の中央部に、リベット型のフックボ
ルト2が一体に形成され、上記コーナーと対峙する端部
には、後述のピボットB固定用のネジ穴3、3が形成さ
れている。また、上記アングルAと組み合わされるピボ
ットBは、板状のピボットベース4のほぼ中央部に、円
形状に形成されたピボットボルト5が植立状に一体に形
成され、ピボットベース4の一方の端部には、上記フッ
クボルト2と係合するための切欠6が形成され、他方の
端部には前記アングルAに形成されたネジ穴3、3に対
応するネジ穴7、7が形成されている。
さらに別の態様として、第3図に示すように、アングル
AとピボットBのより強固な結合を得るために、アング
ルの上側板部1に厚みを持たせて、その両側面に係合溝
を形成し、それに対応するピボットベース4の側辺にス
ライドレール10を形成してもよい。
本考案のヒンジを用いてドアを取付けるには、まず、ピ
ボット受アングルAを下側板部11に形成された複数個の
係止孔12、12…(必要に応じてネジを設けてもよい。)
を利用して、ネジ等でドア用枠木に取付け固定し、ドア
に設けられたピボットボルト受穴に、ピボットBのピボ
ットボルト5を挿入した後、ピボットベース4の切欠6
をピボット受アングルAのフックボルト2に係合し、ピ
ボット受アングルAのネジ穴3、3とピボットベースの
係止孔7、7をそれぞれ位置合わせした後、上記ネジ穴
にビス8、8を螺着することにより行われる。
第2図は、ピボット受アングルAのフックボルト2とピ
ボットBの切欠6との係合状態をピボット受アングルA
のコーナー側から見た部分拡大図で、切欠6の両側辺
9、9がフックボルト2に係着している状態が示されて
いる。
なお、以上の説明ではフックボルト2、切欠6が一個だ
け設けられたものについて述べたが、これは必要に応じ
複数組としてもよく、更に係止孔7については2個設け
たものを図示したが、これも強度的に充分な限り一個あ
るいは3個以上としてもよいことは勿論である。係止孔
7について第1図はピボットベースに円孔状に設けたも
のを示したが、これはピボットベース端部に切欠状に設
けたものであってもよい。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているので、笠木の
取付後においても、笠木を取り外すことなく、ドアの取
り外し、取付が、簡単なビス止め作業により容易にでき
るので作業能率の向上が著しく図れ、後調整も簡便であ
る等、その実用的価値は頗る大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本考案の中心軸吊型ヒンジの傾
斜図、第2図は、フックボルトと切欠の係着状態を示す
説明図、第3図は、アングルとピボットの係合状態の拡
大断面図、第4図は、従来の中心軸吊型ヒンジの斜視
図、第5図は、トイレブースの斜視図、第6図は、上記
従来のヒンジを用いたトイレブースのドア取付状態を示
す概要図である。 A、A′……ピボット受アングル B、B′……ピボット 1、21……ピボット受アングルの上側板部 2……フックボルト、3、3……ネジ穴 4、14……ピボットベース 5、15……ピボットボルト 6……切欠、7、7……係止孔 8……ビス、9、9……切欠の両側辺 10……スライドレール 11……ピボット受アングルの下側板部 12……係止孔 22……貫通孔、23……ドア 24……笠木

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】逆L字状板状ピボット受アングルとピボッ
    トを組合わせてなる中心軸吊型ヒンジにおいて、上記ピ
    ボット受アングルの上側板部下面にフックボルトとピボ
    ット固定用のネジ穴を形成し、上記ピボットは、逆L字
    状板状ピボット受アングルの上側板部下面に重ね合わせ
    る板状ピボットベースとその下面に突出するピボットボ
    ルトが形成された部材であって、該ピボットベースには
    上記フックボルトに係合する切欠が形成されるととも
    に、前記ピボット受アングルに形成された固定用ネジ穴
    に対応する係止孔が形成されてなる上記中心軸吊型ヒン
    ジ。
JP1989006820U 1989-01-24 1989-01-24 中心軸吊型ヒンジ Expired - Lifetime JPH0640308Y2 (ja)

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JPH0298179U JPH0298179U (ja) 1990-08-06
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JPS5171481U (ja) * 1974-12-03 1976-06-05

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