JPH0313022Y2 - - Google Patents

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JPH0313022Y2
JPH0313022Y2 JP1986135715U JP13571586U JPH0313022Y2 JP H0313022 Y2 JPH0313022 Y2 JP H0313022Y2 JP 1986135715 U JP1986135715 U JP 1986135715U JP 13571586 U JP13571586 U JP 13571586U JP H0313022 Y2 JPH0313022 Y2 JP H0313022Y2
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band
mounting
hanging
hinge
parts
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JP1986135715U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガス管、水道管、給湯管等の吊配
管に用いる蝶番式吊バンドに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の吊バンドは、第4図に示すように、バン
ド部2と、このバンド部2の取付部3に取付ボル
ト4で取り付けるターン5を具備している。上記
吊バンド1の取り付けに際しては、図示しない天
井側インサート部にねじ込み取り付けた吊ボルト
6に、ターン5に装着してあるナツト7をねじ込
み、ターン5単体を先付けしておく。次に吊バン
ド1のバンド部2で配管8を挟持して、取付部3
の取付孔とターン5の取付孔を合わせて取付ボル
ト4を挿通した後、図示しないナツトで締着して
いた。
また、図示はしないが他の例として、一側吊バ
ンドと他側吊バンドのバンド部端に係合ピンを用
いて蝶番部を形成し、取付部には天井側に先付け
するターンを上記吊バンド同様に締着して連結す
る蝶番式吊バンドがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の吊バンドや蝶番式吊バンドは、次の
ような問題点があつた。
イ 吊バンドとターンとが別体であり、取付ボル
ト及びナツトも別に必要であるので、部品点数
が多く在庫管理も煩雑で、しかも単価的に割高
となるという問題点があつた。
ロ 取り付けに際して、配管が天井に近い位置に
あることから、手を伸ばして手探り状態で、タ
ーンの取付孔と吊バンドの取付孔とを合わせ、
取付ボルトを挿通し、ナツトで締着する作業を
伴い、時には小さく扱いにくい取付ボルトやナ
ツトを落とすことがあり、上記一連の作業が煩
わしく、配管施工の能率を低下させるという問
題点があつた。
この考案は上記問題点を解消し、部品点数が
少なく一括体でしかも取付作業が簡便な蝶番式
吊バンドを提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記課題を解決するために、配管を
挟持するバンド部と躯体側に取り付ける取付部を
有する一側吊バンドおよび他側吊バンドからな
り、両吊バンドの一方のバンド部に形成した係合
孔に他方のバンド部に形成した係止片を挿入し折
曲してなる蝶番部を設け、さらに上記両取付部が
上下の間隔をあけた高さ位置となる対向方向にそ
れぞれ折曲形成され、かつ躯体側の吊ボルトに螺
着するためのかしめナツトを両取付部にそれぞれ
備えてなる蝶番式吊バンドを構成したものであ
る。
〔作用〕
この考案の蝶番式吊バンドによれば、一方の吊
バンドに形成した上側となる取付部のかしめナツ
トを躯体側の吊ボルトに螺合させ、配管を両バン
ド部で挟持するために吊バンドの他方を蝶番部に
よつて接近操作すれば、下側となる取付部が上記
上側取付部の下に間隔をあけて位置する。上記状
態で上側取付部のかしめナツトの螺合状態を一層
深めることにより、吊ボルトの先端が下側取付部
のかしめナツトに接近して螺合し、適宜の螺合状
態で吊ボルトに上下両取付部が螺着され、蝶番式
吊バンドが取り付けられることになる。
したがつて、ピン等を用いることなく蝶番部が
形成され、しかも両取付部にはかしめナツトを予
め一体的に取り付けてあるので、部品点数が少な
く、取付作業に際しても締着用ナツトを別途用意
することなく能率良く簡便に行えるものである。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図面の第1図は蝶番式吊バンドの正面図、第
2図は蝶番式吊バンドの側面図、第3図は蝶番部
の斜視図である。
蝶番式吊バンドAは、第1図および第2図に示
すように、一側吊バンドと他側吊バンドからな
り、両吊バンドは配管19を支持するバンド部1
0a,10bと、両バンド部10a,10bの上
部にそれぞれ折曲形成され躯体側の吊ボルト11
に螺合する上側取付部12および下側取付部13
で構成している。
上記蝶番式吊バンドAは略半円状の左右一対の
バンド部10a,10bを蝶番部14で連結して
いる。この蝶番部14は、第3図に示すように一
方のバンド10aの端部に長孔15を穿設し、他
方のバンド10bの端部には舌部16を突設し
て、この舌部16を長孔15に挿通した状態で折
り曲げ加工している。上記構成により、従来の蝶
番に比べピンを用いる必要がなく、引張り強度も
向上することになる。
上記蝶番式吊バンドAの上部には、L字形を倒
立態にし、夫々折曲方向が対向する方向で折曲形
成してあり、一方のバンド部10a側は大きい上
側取付部12とし、他方のバンド部10b側は小
さい下側取付部13としている。そして上記両取
付部12,13は、配管19を支持するために蝶
番部14によつて接近操作したときに、上側取付
部12の取付面12aと、下側取付部13の取付
面13aが上下に間隔をあけて位置するようにし
ている。上記両取付面12a,13aには、夫々
取付孔17a,17bを穿設して、かしめナツト
18a,18bを装着している。このかしめナツ
ト18a,18bはナツトに筒体を固着したもの
を、両取付部12,13の夫々の取付孔17a,
17bに挿通してかしめ加工を施し、両取付部1
2,13と一体化している。さらに、かしめナツ
ト18a,18bは、両取付部12,13を接近
させたときに、上側取付部12にはその取付面1
2aの上面に、また下側取付部13にはその取付
面13aの下面に夫々ナツトが露出するように装
着している。そして、第1図および第2図に示す
ように、両取付部12,13が上下位置関係にあ
るときに、吊ボルト11が両かしめナツト18
a,18bに螺合して、蝶番式吊バンドAを螺着
している。
以上のように構成した、蝶番式吊バンドAを用
いた配管施工を説明する。天井側の所定位置にね
じ込み取付けた吊ボルト11に、蝶番式吊バンド
Aの上側取付部12のかしめナツト18aを螺合
させる。上記螺合状態は、吊ボルト11の先端が
かしめナツト18aから突出しない程度でよい。
次に配管19を支持するために下側取付部13を
上側取付部12に接近操作して、両バンド部10
a,10bで配管19を挟持するようにする。こ
の時、上側取付部12の取付面12aと下側取付
部13の取付面13aとが若干の隙間を残して上
下に位置する。したがつて、上側取付部12のか
しめナツト18aの螺合状態を深めれば、吊ボル
ト11の先端部が下側取付部13のかしめナツト
18bに螺合する。上記状態で上側取付部12の
かしめナツト18aの螺合状態を一層深めること
により、両取付部12,13が吊ボルト11に螺
着され、蝶番式吊ボルトAの取付けを完了する。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のよ
うな効果がある。
イ 蝶番式吊バンドは一括体であり、部品点数も
少ないので、在庫管理がしやすく、しかも安価
に提供できるものである。
ロ 蝶番式吊バンドの取付けに際しては、手を伸
ばして手探り状態で行つても、両取付部に装着
したかしめナツトに吊ボルトを螺合させるだけ
であるので、取付作業が早くしかも簡便に行
え、配管施工の能率が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は蝶番式吊バンドの正面図、第2図は蝶
番式吊バンドの側面図、第3図は蝶番部の斜視
図、第4図は従来の吊バンドの斜視図である。 A……蝶番式吊バンド、10a,10b……バ
ンド部、11……吊ボルト、12……上側取付
部、13……下側取付部、14……蝶番部、18
a,18b……かしめナツト、19……配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管を挟持するバンド部と躯体側に取り付ける
    取付部を有する一側吊バンドおよび他側吊バンド
    からなり、両吊バンドの一方のバンド部に形成し
    た係合孔に他方のバンド部に形成した係止片を挿
    入し折曲してなる蝶番部を設け、さらに上記両取
    付部が上下の間隔をあけた高さ位置となる対向方
    向にそれぞれ折曲形成され、かつ躯体側の吊ボル
    トに螺着するためのかしめナツトを両取付部にそ
    れぞれ備えてなることを特徴とする蝶番式吊バン
    ド。
JP1986135715U 1986-09-04 1986-09-04 Expired JPH0313022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986135715U JPH0313022Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

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JP1986135715U JPH0313022Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6345281U JPS6345281U (ja) 1988-03-26
JPH0313022Y2 true JPH0313022Y2 (ja) 1991-03-26

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ID=31038168

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JP1986135715U Expired JPH0313022Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

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JPS5534381U (ja) * 1978-08-28 1980-03-05

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JPS5534381U (ja) * 1978-08-28 1980-03-05

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JPS6345281U (ja) 1988-03-26

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