JP7441504B2 - 扉取付構造及び宅配ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、被扉取付体に扉体を取り付ける扉取付構造及び宅配ボックスに関する。
本技術分野の宅配ボックスとして、例えば特許文献1に、荷受け箱体と、当該荷受け箱体にヒンジを介して取り付けられて荷受け口を開閉する扉体とを備えるものが開示されている。
特開2018-23753号公報
従来の宅配ボックスは、荷受け箱体に扉体を取り付ける作業が面倒であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、扉体の被扉取付体への取り付けを簡単に行うことができる扉取付構造と宅配ボックスを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る扉取付構造は、扉体と被扉取付体との扉取付構造において、前記被扉取付体及び前記扉体の一方に回転可能に取り付けられる取付具を備え、前記取付具は、ねじ挿通部分と嵌合部分とを有し、前記被扉取付体及び前記扉体の他方には、雌ねじ部分と、前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分と、を有する被取付部を設け、前記被取付部に対し、前記取付具の前記嵌合部分が前記被嵌合部分に嵌合する状態で、1個のねじが前記ねじ挿通部分に挿通されて前記雌ねじ部分に螺着されることで、前記取付具が取り付けられる。
上記課題を解決するために、本発明に係る宅配ボックスは、開口を有する箱体と、前記箱体の開口を開閉する扉体と、前記扉体に回転可能に取り付けられる取付具とを備え、前記取付具による前記扉体の前記箱体への扉取付構造が上記の扉取付構造である。
本発明によれば、扉体の箱体への取り付けを簡単に行うことができる。
実施形態に係る宅配ボックスの斜視図であり、(a)は扉体が閉じた状態を示し、(b)は扉体が開いた状態を示す。 宅配ボックスの分解斜視図である。 取付具の斜視図であり、(a)は下方から見た図であり、(b)は上方から見た図である。 取付具の使用状態を示す図であり、(a)は荷受け箱体の外側から見た斜視図であり、(b)は荷受け箱体の内側から見た斜視図である。
<概要>
一態様に係る扉取付構造は、扉体と被扉取付体との扉取付構造において、前記被扉取付体及び前記扉体の一方に回転可能に取り付けられる取付具を備え、前記取付具は、ねじ挿通部分と嵌合部分とを有し、前記被扉取付体及び前記扉体の他方には、雌ねじ部分と、前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分と、を有する被取付部を設け、前記被取付部に対し、前記取付具の前記嵌合部分が前記被嵌合部分に嵌合する状態で、1個のねじが前記ねじ挿通部分に挿通されて前記雌ねじ部分に螺着されることで、前記取付具が取り付けられる。これにより、1回のねじ止めにより取付具の取り付け作業が終わるため、扉体の取付作業が簡単に行える。
別態様に係る扉取付構造において、前記ねじ挿通部分は、前記扉体の回転軸と反対側が開放する形状をしている。また、別態様に係る扉取付構造において、前記ねじ挿通部分は、前記扉体の回転軸側が開放する形状をしている。
これにより、取付具のねじ挿通部分を被取付部の雌ねじ部分に合わせてねじを差し込む工程を省略でき、扉体の取り付け作業の簡素化ができる。また、取付具を回転軸と直交する方向であってねじ挿通部分の開放している部分と反対側からスライドさせることもできる。
別態様に係る扉取付構造において、前記ねじは、前記雌ねじ部分を通過した雄ねじ部にねじ抜止め具が設けられている。これにより、扉体の取り付けの際にねじを差し込む作業を省略でき、扉体を簡単に取り付けることができる。
別態様に係る扉取付構造において、前記被扉取付体及び前記扉体の一方は、前記扉体の回転軸である前記取付具のヒンジ軸部が挿通するヒンジ挿通部を有し、前記ヒンジ軸部は、前記ヒンジ挿通部を挿通した部分にヒンジ抜止め具が設けられている。これにより、取付具が被扉取付体及び扉体の一方から外れることがなくなり、扉体を外した状態での扉体の取付作業を簡単に行える。
一態様に係る宅配ボックスは、開口を有する箱体と、前記箱体の開口を開閉する扉体と、前記扉体に回転可能に取り付けられる取付具とを備え、前記取付具による前記扉体の前記箱体への扉取付構造が上記何れかの扉取付構造である。これにより、扉体を簡単に箱体に取り付けることができ、作業時間を短縮できる。
別態様に係る宅配ボックスにおいて、前記箱体は、前記被取付部を前記開口の左右に配し、左右の前記被取付部の前記雌ねじ部分と前記被嵌合部分とが左右対称となるように設けられる。これにより、現場での宅配ボックスの設置状況に応じて、右開き・左開き仕様を容易に変更できる。
別態様に係る宅配ボックスは、開口を有する箱体と、前記箱体の開口を開閉する扉体と、前記扉体に回転可能に取り付けられる取付具とを備え、前記取付具は、ねじ挿通部分と嵌合部分を有し、前記箱体は、雌ねじ部分と、前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分と、を有する被取付部を、前記開口の左右に配し、前記左右の前記被取付部の前記雌ねじ部分と前記被嵌合部分とが左右対称となるように設けられ、左右の一方の前記被取付部に対し、前記取付具の前記嵌合部分が前記被嵌合部分に嵌合する状態で、1個のねじが前記ねじ挿通部分に挿通されて前記雌ねじ部分に螺着されることで、前記取付具が取り付けられる。これにより、扉体を簡単に箱体に取り付けることができ、作業時間を短縮できる。また、現場での宅配ボックスの設置状況に応じて、右開き・左開き仕様を容易に変更できる。
<実施形態>
1.宅配ボックス
主に図1を用いて説明する。
宅配ボックス1は、荷受け口30を有する荷受け箱体3と、荷受け箱体3の荷受け口30を開閉する扉体5と、荷受け口30を開閉可能とする扉体5を荷受け箱体3に取り付ける取付具7とを有する。
宅配ボックス1は、表側の扉体5が開かれて宅配品が荷受け口30から荷受け箱体3内に受け入れられ、使用者が扉体5を開いて内部の宅配品を取り出す。
荷受け箱体は本発明の「被扉取付体」の一例に相当する。荷受け箱体は本発明の「箱体」の一例に相当し、荷受け箱体の荷受け口は本発明の「箱体の開口」の一例に相当する。
本実施形態では、扉体5が一対の取付具7により回転可能に荷受け箱体3に取り付けられている。
扉体5の回転軸の延伸する方向を第1方向とし、第1方向とで荷受け口30の開口を構成する方向を第2方向とし、第1方向と第2方向とに直交する方向を第3方向とする。
各方向の外方側は、荷受け箱体3又は閉状態の扉体5において各方向の中点を通り当該方向と直交する中心線から離れる方向とし、各方向の内方側は前記中心線に近づく方向とする。
扉体5が荷受け口30を閉じている状態を閉状態とし、扉体5が荷受け口30を開けている状態を開状態とする。
本実施形態では、荷受け口30又は閉状態の扉体5を正面に見たときを基準にする。したがって、第1方向は上下方向であり、第2方向は左右方向であり、第3方向は表裏方向や前後方向である。本実施形態の宅配ボックス1では、2つの取付具7が上下にあり、扉体5の回転軸は荷受け口30の右側に位置する。
以下、各部について説明する。
2.各部
(1)荷受け箱体
主に図2を用いて説明する。
荷受け箱体3は、表面が開口する箱本体部31と、取付具7が着脱可能に取り付けられる被取付部36とを有する。なお、箱本体部31の開口が荷受け口30であり、その引き出し線を箱本体部31の壁部と区別するために、矢印としている。
箱本体部31は、正面から見ると、上下方向に長い矩形状をしている。箱本体部31は、その表側部分が設置面(図示省略)から張り出す状態で、設置面に固定するための固定部分(例えば、ねじ用の貫通孔やねじ孔等である)33を有している。
箱本体部31は、図2に示すように、荷受け口30側の端縁から内側に張り出す枠状の張出部分34と、張出部分34から扉体5側に外広がりの「L」字状に屈曲する屈曲部分35とを有する。屈曲部分35は雨水の浸入を防止する。
被取付部36は、図2の拡大図に示すように、箱本体部31の張出部分34の上下領域に有する。ここでの被取付部36は、張出部分34の上下領域の左右方向の両側であって、左右方向の中央を通り上下方向に延伸する中心線(以下、「左右方向の中心線」ともいう)に対して左右対称(中心に対して点対称でもある)に設けられている。つまり、荷受け箱体3は被取付部36を4か所に有している。これにより、扉体5を上下反転することで、右開き又は左開きの両仕様で扉体5を取り付けできる。
被取付部36は、ここでは、図2の拡大図に示すように、雌ねじ部分37と被嵌合部分38とを有する。被嵌合部分38は、凸部分により構成され、凸部分も符号「38」を用いる。
雌ねじ部分37は左右方向の内方側に設けられている。雌ねじ部分37は、例えば箱本体部31が金属板により構成されている場合、バール加工等により形成される。
凸部分38は、雌ねじ部分37に対して左右方向の外方側に間隔を開けて設けられている。なお、凸部分38は表側(閉状態の扉体5側)に突出する。
左右対称に設けられている被取付部36において、各被取付部36の凸部分38と雌ねじ部分37も左右対称に設けられている。凸部分38の中心と雌ねじ部分37の中心とを結ぶ仮想線は回転軸と直交する仮想直線上に位置する。これにより、取付具7を回転軸に対して直交する状態で取り付けることができる。なお、図1では、左側の被取付部36の雌ねじ部分37にはねじ81が螺合している。
(2)扉体
扉体5は、荷受け口30を主に塞ぐ扉本体部51と、扉本体部51の端部に設けられた枠部52と、扉本体部51に取り付けられたハンドル部53とを有する。
扉本体部51は、正面から見ると、上下方向に長い矩形状をしている。
枠部52は、図2の拡大図に示すように、端縁から裏側へと延伸する第1延伸部分54と、第1延伸部分54から上下方向又は左右方向の内方側に延伸する第2延伸部分55とを有し、全体として端縁から裏側に折り返されたような形状をしている。第1延伸部分54の上下領域であってハンドル部53と反対側(つまり、右側である)の端部には、取付具7のヒンジ軸部71が挿入するためのヒンジ挿通部56が設けられている。なお、ヒンジ挿通部56は、ここでは貫通孔により構成され、当該貫通孔の符号も「56」とする。
第2延伸部分55の裏側面にはクッション材59が設けられている。
ハンドル部53は、扉本体部51の表面側のつまみ部57(図1の(a)参照)を操作することで、扉本体部51の裏面側の係止部58が荷受け箱体3の張出部分34に係合したり、その係合を解除したりする。
扉体5は、伝票や印鑑等を収容するケース60を着脱可能に扉本体部51の裏面に備える。着脱は、例えば、磁石を利用して、扉体5の右開き・左開きの仕様変更に応じてその取付位置を変更できる。
(3)取付具
主に、図3を用いて説明する。
取付具7は、扉体5に回転軸周りに回転可能に取り付けられ、ねじ81により荷受け箱体3に固定される(図1及び図4参照)。ここでの取付具7は扉体5の上下に合計2個あり、図2に示すように、上側の取付具(7A)や上側の取付具(7A)の構成部分の符号には「A」を付したものを利用し、下側の取付具(7B)や下側の取付具(7B)の構成部分の符号には「B」を付したものを利用し、区別する必要がない場合、「A」や「B」を付さずに説明する。
取付具7は、ベース部70と、ベース部70から扉体5側に延伸するヒンジ軸部71と、ベース部70に設けられた嵌合部分72と、ベース部70に設けられたねじ挿通部分73とを有する。ねじ挿通部分73はねじ81用である。なお、上側の取付具7Aと下側の取付具7Bとの各部は、上下方向の中央を通り左右方向に延伸する中心線(上下方向の中心線)に対して線対称(上下対称)となるように構成されている。
ベース部70は、扉体5の上下端面と対向する扉側板部74と、荷受け箱体3の上下の表側端面と対向する箱側板部75とを有する。扉体5の上下端面は、具体的には、扉体5の枠部52の第1延伸部分54である。荷受け箱体3の上下の表側端面は、具体的には、荷受け箱体3の箱本体部31の枠状の張出部分34の上下領域の表側部分である。なお、箱側板部75は、扉側板部74の裏側端から上下方向の内方側に向かって延伸する。
扉側板部74における左右方向の外方側には上下方向の内方側に向かって延伸するヒンジ軸部71が設けられている。なお、ヒンジ軸部71Aは下方に向かって、ヒンジ軸部71Bは上方に向かってそれぞれ延伸する。
箱側板部75は左右方向の外方側に欠け部分79を有している。これにより、扉体5が、箱側板部75と接触することなく、回転軸(ヒンジ軸部71)周りに回転できる。
箱側板部75には、嵌合部分72とねじ挿通部分73とを左右方向に間隔をおいて設けられている。
ここでの嵌合部分72は、荷受け箱体3の凸部分38に嵌合する貫通孔により構成されている。なお、貫通孔の符号も「72」を用いる。ここでの凸部分38を表側から見た形状は、貫通孔72を表側から見た形状と一致している。
ねじ挿通部分73は、ねじ81用の円形状をする孔部分76を有する。ねじ81として皿ねじが利用でき、この場合、孔部分76は裏側が狭くなる傾斜面を表面に有する(いわゆるザグリ孔である)。これにより、ねじ81の張り出しを小さくできる。孔部分76の中心は、荷受け箱体3の凸部分38が貫通孔72に嵌合した状態で、荷受け箱体3の雌ねじ部分37の中心と設計上一致する。また、孔部分76の中心と嵌合用の貫通孔72の中心とを結ぶ仮想線は回転軸と直交し、荷受け箱体3の被取付部36の雌ねじ部分37と凸部分38との中心を結ぶ仮想線と一致する。
ここでのねじ挿通部分73は、孔部分76からヒンジ軸部71と直交する方向(左右方向)の内方側に延伸する溝部分77とを有する。つまり、ねじ挿通部分73はヒンジ軸部71と反対側が開放する形状をしている。これにより、ねじ81が緩んだ状態で、扉体5に取り付けられている取付具7をヒンジ軸部71と直交する方向(左右方向)からねじ81の頭部と荷受け箱体3との間に挿入することで、取付具7を仮固定できる。この状態でねじ81を締めることができ、容易に扉体5を荷受け箱体3に取り付けることができる。また、取付具7の孔部分76を雌ねじ部分37に合わせてねじ81を差し込む工程を省略でき、扉体5の荷受け箱体3への取り付けを簡素化できる。
溝部分77の上下方向の大きさ(間隔)は、ねじ81の雄ねじ部の直径よりも大きく、ねじ81の頭部の最大径よりも小さい。これにより、ねじ81の溝部分77の通過が許容され且つ取付具7がねじ81から外れるのを防止できる。
ねじ81には、ねじ81が荷受け箱体3の張出部分34の雌ねじ部分37に螺合する状態で、ねじ81の頭部と反対側の雄ねじ部の先端側にねじ抜止め具85(図2及び図4(b)参照)が設けられている。これにより、ねじ81を緩めた状態でも、荷受け箱体3からねじ81が離脱するのを防止できる。したがって、ねじ81の差し替える工程を省略でき、扉体5の取り付けを簡素化できる。なお、ねじ抜止め具85として、ねじ81に螺合する雌ねじ(ナット)等を利用でき、容易且つ安価に実施できる。
2個の取付具7A,7Bのヒンジ軸部71A,71Bは、扉体5の枠部52の上下端面の貫通孔56に挿入される。これにより、扉体5が上下のヒンジ軸部71A,71Bに回転可能に支持される。なお、上下のヒンジ軸部71A,71Bの中心軸は、同一仮想線上に存在し、当該同一仮想線が回転軸と一致する。
ヒンジ軸部71には、図2及び図4(a)に示すように、ヒンジ軸部71が扉体5の貫通孔56から抜けるのを防止するヒンジ抜止め具83が取り付けられている。ここでは、ヒンジ抜止め具83としてEリング、Cリング等のスナップリングを利用している。ヒンジ抜止め具83は、ヒンジ軸部71におけるベース部70の扉側板部74から上下方向の内方側に離れた位置に取り付けられ、当該位置に溝78が形成されている。
溝78は、ヒンジ軸部71の延伸方向と直交する方向であって全周に連続するように形成されている。溝78の位置は、扉体5を荷受け箱体3に取り付けた際に、扉体5よりも上下方向の内方となる位置である。これにより、荷受け箱体3から扉体5を取り外した状態でも、扉体5が取付具7から離脱するのを防止できる。したがって、扉体5を外した際、取付具7が扉体5に取り付いた状態で外れないので、扉体5の荷受け箱体3への取付作業が簡単に行える。
3.取付方法
(1)扉体の荷受け箱体への取り付け
(1-1)取付具の扉体への取り付け
上下の取付具7A,7Bのヒンジ軸部71A,71Bを、扉体5の第1方向の外方から、扉体5の貫通孔56に挿入し、ヒンジ抜止め具83をヒンジ軸部71の溝78に固定する。これにより、取付具7の扉体5への取り付けが終了する。この後、扉体5を荷受け箱体3に取り付ける際に扉体5を移動させても、ヒンジ抜止め具83により取付具7が扉体5から離脱するのを防止できる。これにより、扉体5の荷受け箱体3への取り付け作業性がよくなる。
(1-2)ねじの荷受け箱体への取り付け
荷受け箱体3における、2個の取付具7が取り付けられる張出部分34の雌ねじ部分37に、上下に1個ずつねじ81を螺合させ、雌ねじ部分37を通過した雄ねじ部にねじ抜止め具85を取り付ける。ねじ抜止め具85の取り付けによりねじ81を緩めた状態でも、ねじ81が雌ねじ部分37から抜けることがなくなる。これにより、扉体5の荷受け箱体3への取り付け作業性がよくなる。なお、扉体5の荷受け箱体3への取り付けの際には、ねじ81の頭部と張出部分34との間に取付具7の箱側板部75を挿入できるように、ねじ81を緩めておく。
(1-3)取付具の荷受け箱体への取り付け
荷受け箱体3における扉体5の取付予定部位であって緩めに締めておいた又は緩めたねじ81よりも左右方向の外方側部位に取付具7を位置合わせし、その後、扉体5付きの上下の取付具7を左右方向の内方側へとスライドさせる。所定位置までスライドさせると、取付具7の壁側板部75の溝78から孔部分76へとねじ81が受け入れられ且つ張出部分34の凸部分38が取付具7の貫通孔72に嵌合する。これにより、取付具7が荷受け箱体3に仮固定される。
このように、取付具7の荷受け箱体3への取り付けに際し、取付具7を位置合わせして左右方向にスライドさせることで、容易に仮固定できるため、扉体5の荷受け箱体3への取り付け作業性がよくなる。
また、取付具7のねじ挿通部分73にねじ81が位置し、凸部分38が貫通孔72に嵌合することで、取付具7や扉体5が荷受け箱体3に対して回転(回動)するのを防止でき、取付作業をスムーズに行える。この観点から、凸部分38と貫通孔72の嵌合は回転防止機能を有する。
(1-4)ねじ締め
取付具7が仮固定されている状態で、ねじ81を締める。これにより、扉体5の荷受け箱体3への取り付けが終了する。ねじ締めする際には、扉体5(取付具7)が仮固定されているので、ねじ締め作業を効率よく行える。
孔部分76の中心は、荷受け箱体3の凸部分38が貫通孔72に嵌合した状態で、荷受け箱体3の雌ねじ部分37の中心と設計上一致するため、凸部分38と貫通孔72を嵌合させることで、容易にねじ締めを行うことができる。
また、孔部分76の中心と嵌合用の貫通孔72の中心とを結ぶ仮想線は、回転軸と直交しているため、ねじ81により取付具7を固定するだけで、取付具7を回転軸と直交する状態で取り付けることができる。つまり、取付具7の位置調整なしで、回転軸と直交する状態にできる。ねじ81を皿ねじとし、孔部分76は傾斜面を有する(いわゆるザグリ孔である)ため、ねじ81を締めることより、ねじ81の頭部のテーパー面が孔部分76の傾斜面に当接して、取付具7の孔部分76の中心と荷受け箱体3の雌ねじ部分37の中心とを一致させる。これは、凸部分38が貫通孔72に嵌合する仮固定の状態で、取付具7が貫通孔72回りに回動し、孔部分76の中心と雌ねじ部分37の中心が位置ずれすることがあるが、1か所のねじ81の締め込みだけで、孔部分76の中心と雌ねじ部分37の中心を一致させ、取付具7A,7Bのヒンジ軸部71A,71Bを鉛直にすることができる。したがって、取付具7のベース部70を水平に調整することなく、扉体5を真っ直ぐに取り付けることができる。
(2)扉体の荷受け箱体からの取り外し
ねじ81を緩め、扉体5を左右方向の外方へとスライドさせることで、扉体5を荷受け箱体3から取り外しでき、その後にねじ81を締める。このように、簡易に扉体5を荷受け箱体3から取り外しできる。
(3)扉体の付け換え
荷受け箱体3の張出部分34の左側の雌ねじ部分37に上下に1個ずつねじ81を螺合させ、雌ねじ部分37を通過した雄ねじ部にねじ抜止め具85を取り付けておく。なお、すでにねじ81が左側の雌ねじ部分37に設けられている場合は、この工程は不要である
その後、取り外した扉体5の上下を反転させて、反転させた扉体5付きの上下の取付具7をねじ81に対して左右方向の外側に位置合わせして、左右方向の内方側へとスライドさせて仮固定し、ねじ81を締めることで行うことができる。
このように、扉体5の開閉向きを反転させる場合でも、取付具7を扉体5から取り外すことなく、扉体5を荷受け箱体3に取り付けることができる。
以上、実施形態を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってもよい。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
<変形例>
1.宅配ボックス
(1)実施形態では、箱体3に1個の扉体5が開閉可能に設けられていたが、例えば、2個の扉体を観音開き状に開閉可能に設けてもよい。
(2)実施形態では、扉体5を開閉して、宅配品の受け取り、取り出しを行っているが、例えば、箱体における扉体と対向する部位に開口と扉体とを設け、裏側の扉体を開閉して宅配品を取り出すように構成してもよい。
2.箱体
(1)実施形態では正面から見ると上下方向に長い矩形状をしていたが、左右方向に長い矩形状であってもよいし、方形状であってもよい。
(2)取付具が箱体に取り付けられる場合、箱体は、取付予定部位に被取付部を有していればよく、他の構成は特に限定するものではない。例えば、箱体の内部に棚部を設けてもよいし、裏側に扉体を設ける場合の扉体の開閉構造も特に限定するものではない。
3.扉体
(1)扉体は、扉体が回転軸周りに回転(回動)して箱体の開口を開閉する機能を有していればよく、他の構成は特に限定するものではない。例えば、扉体の開閉を暗証番号でロックするロック機能を有してもよい。
(2)扉体を正面から見た形状は、箱体の開口と同じ形状をしていたが、開口を塞ぐことができればよく、開口と異なる形状であってもよい。
(3)扉体は、ヒンジ軸部71が挿通するヒンジ挿通部56として貫通孔を有していたが、貫通孔の一部が欠けた欠け部により構成してもよい。
4.回転軸
(1)実施形態では、回転軸は上下方向に延伸していたが、回転軸は左右方向に延伸してもよい。この場合、扉体は、被扉取付体(箱体)に対して、上開き・下開き状に開閉することとなる。
(2)実施形態では、扉体は矩形状をしているが、例えば、扉体を正面に見たときの形状を方形状とし、上下方向の1本又は2本の回転軸と、左右方向の1本又は2本の回転軸で回転可能に支持するようにしてもよい。
5.ヒンジ軸部
実施形態では、取付具7はヒンジ軸部71を有しているが、例えば、回転軸の延伸する方向の外方又は内方へと延伸するヒンジ軸を扉体に設け、当該ヒンジ軸部が挿入する貫通孔を取付具に設けてもよい。
実施形態では、取付具7A,7Bがヒンジ軸部71A,71Bを有していたが、上記のように、一方の取付具がヒンジ軸部を有し、他方の取付具が貫通孔を有してもよい。
実施形態では、ヒンジ軸部71にヒンジ抜止め具83を設けていたが、ヒンジ抜止め具を設けなくてもよい。
6.取付具
(1)実施形態では、回転軸の延伸する方向の両側に設けられていたが、例えば、一対のヒンジ軸部の内、一方を被扉取付体(箱体)に設け、他方を取付具に設けてもよい。この場合、実施形態で説明したように、扉体の箱体への取り付けの際に回転軸と直交する方向にスライドさせて取り付けることはできないが、取付具7の貫通孔72に箱体3の凸部分38を嵌合させた状態でねじ81を取付具7の孔部分76を挿通させて荷受け箱体3の雌ねじ部分37に螺合させることで、容易に扉体を被扉取付体(箱体)に取り付けることができる。
(2)実施形態では、嵌合部分72とねじ挿通部分73とを回転軸と直交する方向に有し、嵌合部分72が回転軸に近い側に設けられている(なお、被取付部36の被嵌合部分38と雌ねじ部分37の関係も同じである)。しかしながら、嵌合部分とねじ挿通部分とを回転軸に直交する方向であってねじ挿通部分を回転軸に近い側に設けてもよい。この場合、ねじ挿通部分を構成する孔部分の開放を回転軸側に設け、取り付けの際に扉体のスライドさせる方向が逆になる。
但し、スライドさせる際の作業性を考慮すると、回転軸と直交する方向の外方側から内方側へと扉体をスライドさせる方が好ましい。
(3)実施形態では、取付具7は、扉体5に回転軸周りに回転可能に取り付けられ、箱体3に取り付けられているが、例えば、被扉取付体(箱体)に回転軸周りに回転可能に取り付けられた後に、扉体に1本のねじにより取り付けるようにしてもよい(つまり、実施形態と逆の形態である)。この場合、取付具を扉体の第1延伸部分や第2延伸部分に取り付けることで実施できる。
(4)ベース部70の箱側板部75は、扉側板部74から他方の取付具に向かって延伸しているが、被扉取付体の被取付部分(箱体の張出部分)が大きい場合には、他方の取付具と反対側に向かって延伸してもよい。
(5)嵌合部分とねじ挿通部分とは、回転軸と直交する1本の仮想線上に位置していたが、回転軸と直交する1本の仮想線上に位置しなくてもよい。
(6)ねじ挿通部分73を構成する孔部分76は、一部が開放する形状をしていたが、例えば、開放する部分を有しない閉じた孔としてもよい。この場合、回転軸と直交する方向にスライドさせて取付具を取り付けることはできなくなるが、取付具を被扉取付体(箱体)に簡単(ねじ1本で)取り付けることができるという効果が得られる。
(7)実施形態では、取付具をねじ1本で取り付けるようにしているが、扉体を強固に固定するという観点では、複数本のねじで固定するようにしてもよい。この場合においても、まず、本実施形態で説明した1本のねじ81により取付具を被扉取付体(箱体)に簡単に取り付けた後に、残りのねじを使用して強固に固定するため、実施形態の効果が得られる。
7.その他
(1)被嵌合部分である凸部分38に嵌合する嵌合部分は孔部分76により構成されていたが、例えば凹みであってもよい。また、被嵌合部分は孔部分又は凹み部分により構成し、嵌合部分を凸部分により構成してもよい。つまり、両者が嵌合する構造であれば、特に限定するものではない。
(2)ねじ81は、扉側から雌ねじ部分に螺合していたが、例えば、被扉取付体(箱体)側から取付具のねじ挿通部分を挿通してもよい。また、ねじは被扉取付体(箱体)に溶接等で一体に設けられてもよい。
(3)扉板が取り付けられる被扉取付体(箱体)の一例として、宅配ボックスの箱体について説明したが、被扉取付体(箱体)は、扉体を回転可能に備えるものであればよく、ペット小屋(この場合、扉の回転角度を180度程度にするために、実施形態の取付具7の箱側板部は開口と反対側に設ける必要がある)、冷蔵庫本体、住宅、商品ケース本体等であってもよい。
(4)実施形態では、ヒンジ挿通部56とねじ挿通部分73とを区別しやすいように、「ヒンジ」又は「ねじ」を便宜上付していたが、これらを付す必要はない。
1 宅配ボックス
3 荷受け箱体
5 扉体
7 取付具
36 被取付部
37 雌ねじ部分
38 被嵌合部分
72 嵌合部分
73 ねじ挿通部分
81 ねじ

Claims (8)

  1. 扉体と被扉取付体との扉取付構造において、
    前記被扉取付体及び前記扉体の一方に回転可能に取り付けられる取付具を備え、
    前記取付具は、ねじ挿通部分と嵌合部分とを有し、
    前記被扉取付体及び前記扉体の他方には、雌ねじ部分と、前記嵌合部分が嵌合する被嵌合部分とを有する被取付部を設け、
    前記被取付部に対し、前記取付具の前記嵌合部分が前記被嵌合部分に嵌合する状態で、1個のねじが前記ねじ挿通部分に挿通されて前記雌ねじ部分に螺着されることで、前記取付具が取り付けられ
    前記ねじ挿通部分は、裏側が狭くなる傾斜面を表面に有するねじ用の円形状をする孔部分と、前記孔部分から前記扉体の回転軸と直交する方向に延伸する溝部分とを有し、
    前記孔部分の中心は、前記嵌合部分と前記被嵌合部分とが嵌合した状態で、前記被取付部の雌ねじ部分の中心と一致する位置にあり、
    前記溝部分において、当該溝部分の延伸する方向と直交する方向の寸法は、前記ねじの雄ねじ部の直径よりも大きく、かつ前記ねじの頭部の最大径よりも小さく、
    前記ねじは皿ねじである
    扉取付構造。
  2. 前記取付具は、前記被扉取付体の表側端面に設けられた前記雌ねじ部分と前記被嵌合部分に取り付けられ、
    前記取付具は、ベース部と、前記ベース部から前記扉体側に延伸するヒンジ軸部とを有し、
    前記ベース部は、前記扉体の上方または下方の端面と対向する扉側板部と、前記被扉取付体の上方または下方の前記表側端面と対向する箱側板部とを有し、
    前記箱側板部には、前記ねじ挿通部分と前記嵌合部分が設けられ、
    前記ヒンジ軸部は、前記扉側板部における左右方向の側方側に、上下方向の内方向に向かって延伸するように設けられ、
    前記ねじ挿通部分と前記嵌合部分は、前記ヒンジ軸部と直行する方向に間隔をおいて設けられている
    請求項1に記載の扉取付構造
  3. 前記ねじ挿通部分は、前記扉体の回転軸と反対側が開放する形状をしている
    請求項1又は2に記載の扉取付構造。
  4. 前記ねじ挿通部分は、前記扉体の回転軸側が開放する形状をしている
    請求項1又は2に記載の扉取付構造。
  5. 前記ねじは、前記雌ねじ部分を通過した雄ねじ部にねじ抜止め具が設けられている
    請求項1~の何れか1項に記載の扉取付構造。
  6. 前記被扉取付体及び前記扉体の一方は、前記扉体の回転軸である前記取付具のヒンジ軸部が挿通するヒンジ挿通部を有し、
    前記ヒンジ軸部は、前記ヒンジ挿通部を挿通した部分にヒンジ抜止め具が設けられている
    請求項1~の何れか1項に記載の扉取付構造。
  7. 開口を有する箱体と、
    前記箱体の開口を開閉する扉体と、
    前記扉体に回転可能に取り付けられる取付具と
    を備え、
    前記取付具による前記扉体の前記箱体への扉取付構造が請求項1~の何れか1項に記載の扉取付構造である
    宅配ボックス。
  8. 前記箱体は、前記被取付部を前記開口の左右に配し、左右の前記被取付部の前記雌ねじ部分と前記被嵌合部分とが左右対称となるように設けられる
    請求項に記載の宅配ボックス。
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