JP2008075243A - 扉開閉用取手装置の取り付け部構造 - Google Patents
扉開閉用取手装置の取り付け部構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】扉に対する扉開閉用取手の取り付け作業を簡単に行なえるようにした扉開閉用取手装置の取り付け部構造を提供する。
【解決手段】扉開閉用取手装置1は前端部において全周に張り出す鍔部2が形成された縦長の固定ケース3と、固定ケース3の前面部に支持されて回転可能な取手4と、固定ケース3の背面側に設けられ取手4に結合され90度の範囲で回転する爪片5と、固定ケース3の背面側において上下方向中央部に形成された凹部6内に取り付けられた締め付け用ねじ8を備えてなり、扉10に形成された取り付け孔9に鍔部2内面が取り付け孔9周辺の扉10の前面に当接するまで固定ケース3が嵌め込まれ、締め付け用ねじ8の頭部8aと扉10の内面との間に支持金具11をスライドさせて嵌め込み、支持金具11の両端を取り付け孔9側部の扉10の内面に対向させ締め付け用ねじ8を締め付けることにより扉開閉用取手装置1を扉10に取り付けるようにした。
【選択図】図7
【解決手段】扉開閉用取手装置1は前端部において全周に張り出す鍔部2が形成された縦長の固定ケース3と、固定ケース3の前面部に支持されて回転可能な取手4と、固定ケース3の背面側に設けられ取手4に結合され90度の範囲で回転する爪片5と、固定ケース3の背面側において上下方向中央部に形成された凹部6内に取り付けられた締め付け用ねじ8を備えてなり、扉10に形成された取り付け孔9に鍔部2内面が取り付け孔9周辺の扉10の前面に当接するまで固定ケース3が嵌め込まれ、締め付け用ねじ8の頭部8aと扉10の内面との間に支持金具11をスライドさせて嵌め込み、支持金具11の両端を取り付け孔9側部の扉10の内面に対向させ締め付け用ねじ8を締め付けることにより扉開閉用取手装置1を扉10に取り付けるようにした。
【選択図】図7
Description
本発明は、例えば配電ボックスなどのスチール製キャビネットなどの扉に対して扉開閉用取手装置を取り付けるための扉開閉用取手装置の取り付け部構造に関するものである。
従来のこの種扉開閉用取手は例えば特許文献1に開示されているような、固定ケースを扉の取付孔に扉正面側から嵌め込み、前端鍔部を扉に当接した状態で固定ケースの背面側よりU字形座金板を被せ、ビスにより締め付け固定することによりU字形座金板の先端を扉の内面に押し当て、扉に取り付けるようしたものが知られている。
特開平10−46878号公報
上記特許文献1に記載の構成では、固定ケースを扉の取付孔に嵌め込んだ状態を片方の手で保持し、他方の手でU字形座金板を被せてビスによる締め付け作業を行なわねばならず、作業性が悪いという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、扉に対する扉開閉用取手の取り付け作業を簡単に行なえるようにした扉開閉用取手装置の取り付け部構造を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の扉開閉用取手装置の取り付け部構造は、扉に形成された縦長の取り付け孔に扉開閉用取手装置を取り付ける扉開閉用取手装置の取り付け部構造であって、扉開閉用取手装置は前端部において全周に張り出す鍔部が形成された縦長の固定ケースと、この固定ケースの前面部に上端側が固定ケースの左右方向に向く水平軸心の周りで回転できるように支持されて下端側が固定ケースから突出可能で且つ前記水平軸心に対して直交する水平軸心の周りで90度の範囲で回転可能な取手と、前記固定ケースの背面側に設けられ前記取手に結合され前記90度の範囲で回転する爪片と、前記固定ケースの背面に形成された凹部内に取り付けられた締め付け用ねじを備えてなり、前記取り付け孔に鍔部内面が取り付け孔周辺の扉の前面に当接するまで固定ケースが嵌め込まれ、前記凹部内において締め付け用ねじの頭部と扉の内面との間に一端側より中央部に亘って溝が形成された支持金具をスライドさせて嵌め込み、支持金具の両端を取り付け孔側部の扉の内面に対向させ締め付け用ねじを締め付けることにより扉開閉用取手装置を扉に取り付けるようにしたことを特徴とする。
以上のように、本発明の扉開閉用取手装置の取り付け部構造は、扉開閉用取手装置を扉に取り付ける際、扉の取り付け孔に鍔部内面が取り付け孔周辺の扉の前面に当接するまで扉開閉用取手装置の固定ケースを嵌め込んだ状態で、締め付け用ねじの頭部と扉の内面との間に支持金具をスライドさせて嵌め込み、支持金具の両端を取り付け孔側部の扉の内面に対向させることにより仮固定状態となって前記取り付け孔からの扉開閉用取手装置の抜け外れはなくなり、その後締め付け用ねじを締め付けることにより扉に対する扉開閉用取手装置の取り付けが完了し、扉に対する扉開閉用取手の取り付け作業を簡単に行なえるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図7を用いて具体的に説明する。
図において、1は扉開閉用取手装置で、前端部において全周に張り出す鍔部2が形成された縦長の固定ケース3と、この固定ケース3の前面部に上端側が固定ケース3の左右方向に向く水平軸心の周りで回転できるように支持されて下端側が固定ケース3から突出可能で且つ前記水平軸心に対して直交する水平軸心の周りで90度の範囲で回転可能な取手4と、前記固定ケース3の背面側に設けられ前記取手4に結合され前記90度の範囲で回転する爪片5と、前記固定ケース3の背面側において上下方向中央部に形成された凹部6内の段部7に螺入して取り付けられた締め付け用ねじ8を備えている。この締め付け用ねじ8は扉開閉用取手装置1を取り付けるまでは緩められた状態となっている。9は扉開閉用取手装置1が嵌め込まれるように扉10に形成された縦長の取り付け孔で、この取り付け孔9に鍔部2内面が取り付け孔9周辺の扉10の前面に当接するまで固定ケース3が嵌め込まれ、前記締め付け用ねじ8の頭部8aと扉10の内面との間に一端側より中央部に亘って溝11aが形成されて二股状となった断面冂状の支持金具11をスライドさせて嵌め込み、締め付け用ねじ8を締め付けることにより扉開閉用取手装置1を扉10に取り付けるようになっている。詳しくは、前記支持金具11の溝11aは締め付け用ねじ8の雄ねじ部8bに嵌り込み、締め付け用ねじ8の頭部8aに係合した状態でスライドすることになる。また、支持金具11の両端部において扉10の内面に当接する先端部には締め付け用ねじ8の締め付けにより扉10の内面に食い込む爪11bが形成されている。
図において、1は扉開閉用取手装置で、前端部において全周に張り出す鍔部2が形成された縦長の固定ケース3と、この固定ケース3の前面部に上端側が固定ケース3の左右方向に向く水平軸心の周りで回転できるように支持されて下端側が固定ケース3から突出可能で且つ前記水平軸心に対して直交する水平軸心の周りで90度の範囲で回転可能な取手4と、前記固定ケース3の背面側に設けられ前記取手4に結合され前記90度の範囲で回転する爪片5と、前記固定ケース3の背面側において上下方向中央部に形成された凹部6内の段部7に螺入して取り付けられた締め付け用ねじ8を備えている。この締め付け用ねじ8は扉開閉用取手装置1を取り付けるまでは緩められた状態となっている。9は扉開閉用取手装置1が嵌め込まれるように扉10に形成された縦長の取り付け孔で、この取り付け孔9に鍔部2内面が取り付け孔9周辺の扉10の前面に当接するまで固定ケース3が嵌め込まれ、前記締め付け用ねじ8の頭部8aと扉10の内面との間に一端側より中央部に亘って溝11aが形成されて二股状となった断面冂状の支持金具11をスライドさせて嵌め込み、締め付け用ねじ8を締め付けることにより扉開閉用取手装置1を扉10に取り付けるようになっている。詳しくは、前記支持金具11の溝11aは締め付け用ねじ8の雄ねじ部8bに嵌り込み、締め付け用ねじ8の頭部8aに係合した状態でスライドすることになる。また、支持金具11の両端部において扉10の内面に当接する先端部には締め付け用ねじ8の締め付けにより扉10の内面に食い込む爪11bが形成されている。
なお、前記爪片5は取手4が下向きとなっている状態において固定ケース3から水平に突出した状態となり、取手4を90度水平に回転させると爪片5は下向きとなる。前記扉10の端部には水平状態に向いた爪片5の先端を突出させるスリット12が形成され、また前記扉10が取り付けられるスチール製のキャビネット13側には扉10が閉じた状態において前記スリット12に合致するスリット14が形成されていて、水平状態に向いた爪片5の先端が両スリット12,14に係合して扉10の閉塞状態が保持されるものである。
上記構成において、扉開閉用取手装置1を扉10に取り付ける場合、先ず扉10の取り付け孔9に鍔部2内面が取り付け孔9周辺の扉10の前面に当接するまで固定ケース3を嵌め込み、かかる状態で扉10の内側で前記締め付け用ねじ8の頭部8aと扉10の内面との間に支持金具11をスライドさせて嵌め込み、支持金具11の両端を取り付け孔9側部の扉10の内面に対向させて仮固定状態にする。その状態では締め付け用ねじ8の頭部8aと支持金具11の平面部分11cが引っ掛かった状態にあり、扉開閉用取手装置1から手を離しても取り付け孔9から扉開閉用取手装置1が脱落しない状態で保持される。その後、締め付け用ねじ8を締め付けることにより扉10への扉開閉用取手装置1の取り付けが完了する。
ところで、上下方向に長い扉開閉用取手装置1を扉10に取り付ける場合は上下方向に長い支持金具を用いることになり、これに合わせて前記溝11aも2本以上形成して2本以上の締め付け用ねじで締め付けるようにしても良い。
1 扉開閉用取手装置
2 鍔部
3 固定ケース
4 取手
5 爪片
6 凹部
7 段部
8 締め付け用ねじ
8a 頭部
8b 雄ねじ部
9 取り付け孔
10 扉
11 支持金具
11a 溝
11b 爪
11c 平面部分
12 スリット
13 キャビネット
14 スリット
2 鍔部
3 固定ケース
4 取手
5 爪片
6 凹部
7 段部
8 締め付け用ねじ
8a 頭部
8b 雄ねじ部
9 取り付け孔
10 扉
11 支持金具
11a 溝
11b 爪
11c 平面部分
12 スリット
13 キャビネット
14 スリット
Claims (1)
- 扉に形成された縦長の取り付け孔に扉開閉用取手装置を取り付ける扉開閉用取手装置の取り付け部構造であって、扉開閉用取手装置は前端部において全周に張り出す鍔部が形成された縦長の固定ケースと、この固定ケースの前面部に上端側が固定ケースの左右方向に向く水平軸心の周りで回転できるように支持されて下端側が固定ケースから突出可能で且つ前記水平軸心に対して直交する水平軸心の周りで90度の範囲で回転可能な取手と、前記固定ケースの背面側に設けられ前記取手に結合され前記90度の範囲で回転する爪片と、前記固定ケースの背面に形成された凹部内において取り付けられた締め付け用ねじを備えてなり、前記取り付け孔に鍔部内面が取り付け孔周辺の扉の前面に当接するまで固定ケースが嵌め込まれ、前記凹部内において締め付け用ねじの頭部と扉の内面との間に一端側より中央部に亘って溝が形成された支持金具をスライドさせて嵌め込み、支持金具の両端を取り付け孔側部の扉の内面に対向させ締め付け用ねじを締め付けることにより扉開閉用取手装置を扉に取り付けるようにしたことを特徴とする扉開閉用取手装置の取り付け部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006251978A JP2008075243A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 扉開閉用取手装置の取り付け部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006251978A JP2008075243A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 扉開閉用取手装置の取り付け部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008075243A true JP2008075243A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39347591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006251978A Pending JP2008075243A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 扉開閉用取手装置の取り付け部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008075243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111299972A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-19 | 珠海东荣金属制品有限公司 | 一种分体式锁盖及其锁盖框架的加工方法 |
-
2006
- 2006-09-19 JP JP2006251978A patent/JP2008075243A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111299972A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-19 | 珠海东荣金属制品有限公司 | 一种分体式锁盖及其锁盖框架的加工方法 |
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Legal Events
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