JP3286748B2 - 配線用ボックス - Google Patents

配線用ボックス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線用ボックスに関
するものであり、特には、前面が開口された配線用ボッ
クスの開口端から底方向へ胴縁材の厚さに対応する外壁
を有する膨出外壁部を側壁に備えてなり、該膨出外壁部
の底壁外側に柱等の構造体を密着させて該構造体に固定
することにより、前記胴縁材の表面と略同一の平面上に
配線用ボックスの開口する面を配置できる配線用ボック
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の配線用ボックスとしては実
公昭50−19194号公報や、特公昭59−3978
1号公報に掲載のものが開示されている。
【0003】特公昭59−39781号公報に記載の配
線用ボックス30は、図7に使用の態様とともに示した
概略斜視図のように、配線用ボックス30の側壁の外面
に配線用ボックス30の開口端から底方向へ所定の距離
だけ隔たった位置に開口面31と平行に取付け孔32a
を有する鍔片32が突設され、鍔片32が突設された側
壁の内面に傾斜した座が形成され、側壁に対して軸線が
傾斜した取付け孔32aが座に設けられている。そし
て、配線用ボックス30の内側から取付け孔32aへ挿
入されたネジの先端は、前記鍔片の下側へ斜めに突出
し、柱等の構造体3へ螺入させるようになっている。
【0004】実公昭50−19194号公報に記載の配
線用ボックス40は、図8(a)に斜視図、図8(b)
に取付後の断面図で示したように、配線用ボックス40
の側壁に設けたネジ込み用長溝41、41の外端と対応
する背面壁の一部を穿ち、ネジ頭部と対応するネジ頭通
過孔が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
59−39781号公報に記載の従来の配線用ボックス
にあっては、配線用ボックスを柱等の構造体に取り付け
る時、側壁外面の鍔片を柱等の構造体に当接させるだけ
で正確な位置決めが可能となり取付けの手間がかからな
いとか、側壁内面に傾斜した座が設けられその座に取付
け孔が設けられているから、取付け孔へ挿入されたネジ
の頭部は座に対して片寄ることなく均等に当りネジの締
付力不足が生じないという利点があるものの、側壁外面
に鍔片を突設させた構成であるから、保管時や運搬時、
その収容スペース上の効率が悪く、しかも突設させた鍔
片が破損して本来の目的を充分に発揮できないという問
題があった。
【0006】実公昭50−19194号公報に記載の従
来の配線用ボックスにあっては、図示したように、配線
用ボックス40の内側にビス頭部が突出するため、ボッ
クスの内にケーブルや配線器具を収容する際にこのビス
頭部が作業の邪魔になって作業能率が低下したり、ビス
頭部にケーブルが引っかかってケーブルが破損すること
があるという問題があった。また、図8に示すように、
柱等3の表側に胴縁材2が架設されこの胴縁材2の表側
に仕上げ壁41が形成されるため、配線用ボックス40
を胴縁材2の厚みに相当する分だけ柱等3から前方へ突
き出させて固定する必要があった。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、上述し
た従来の配線用ボックスの具有する課題を解消すること
であり、胴縁材の厚みを考慮した柱等への固定が極めて
容易に行え、ビス頭部が配線用ボックスの内側へ突出す
ることなく固定することができ、ケーブルや配線器具を
配線用ボックスに収容する際の作業能率性に優れるとと
もにケーブルを破損させることのない配線用ボックスを
創案、提供することを、その目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明の要旨とするところは、前面が開口され
た配線用ボックスの開口端から底方向へ胴縁材の厚さに
対応する外壁を有する膨出外壁部を側壁に備えてなり
該膨出外壁部の底壁外側を柱等の構造体に密着させて該
構造体に固定することにより、前記配線用ボックスの開
口面が前記胴縁材の表面と略同一平面となるように設置
可能であることを特徴とする配線用ボックスにあり、配
線用ボックスの開口端から底方向へ前記胴縁材の厚さに
対応する当接外壁を有する膨出外壁部が一体形成され、
この膨出外壁部の外側底面に柱等の構造体を密着させる
とともに膨出外壁部の下方に位置する配線用ボックスの
側壁に前記柱等の構造体を密着させるように構成されて
いるから、前記柱等の構造体に対する正確な位置決めと
仮固定とが可能であるとともに、膨出外壁部の前記外壁
に胴縁材を当接させることができ、胴縁材の表面を当該
配線用ボックスの開口する面と略同一の平面上となるよ
うに配置、固定できる。
【0009】請求項2の発明の要旨とするところは、
記膨出外壁部を備えた側壁と対向する側壁に、柱等の構
造体に対して固定するための固定部が更に備えられてお
り、該固定部を前記柱等の構造体に対して固定すること
により、前記構造体の表面と略同一平面に設置可能であ
ることを特徴とする請求項1記載の配線用ボックスにあ
り、配線用ボックスに形成された膨出外壁部を有する側
壁以外の側壁に柱等の構造体に固定するための固定部を
具備する構成であるから、請求項1記載の配線用ボック
スの具有する作用に加え、柱等の構造体に開口面が柱等
の構造体の表面と略同一平面となるように直接固定する
こともできる。
【0010】請求項3の発明の要旨とするところは、前
記配線用ボックスにおいて、前記膨出部の底壁内側にビ
ス当接部が形成され、該ビス当接部に対して軸線が傾斜
したビス貫通孔が形成されることを特徴とする請求項1
又は2記載の配線用ボックスにあり、請求項1又は2記
載の配線用ボックスに形成された膨出外壁部の底壁内側
にビス当接部が設けられるとともに該ビス当接部に側壁
に対して傾斜した軸線を有するビス貫通孔が穿設されて
いるから、請求項1又は2記載の配線用ボックスの具有
する作用に加え、膨出外壁部の内側にビスをビス貫通孔
を介してビスのビス頭が出張っらないように螺着でき
る。
【0011】なお、ここで云う「ビス貫通孔にビスのビ
ス頭が出張らないように螺着される」とは、ビスをビス
頭が全く出張らないように螺着されることのみを指し示
すのではなく、ビス貫通孔に螺着されたビスのビス頭が
ビス貫通孔内に極力納まるように当該ビスを螺着せしめ
ること、及び膨出外壁部内に極力納まるように当該ビス
を螺着せしめることが含まれる所謂努力目標を指し示す
ものであり、したがって、ビス頭がビス貫通孔から多少
出張って螺着されている状態も、ビス頭が膨出外壁部か
ら配線用ボックスに向けて多少出張って螺着されている
状態もすべて含むものとする。請求項4の発明の要旨と
するところは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載の膨出外壁部が、それが備えられている側壁の全長
に至って設けられていることにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に基づいて
説明する。図1は実施例1による配線用ボックスの概略
斜視図、図2は図1の配線用ボックスの平面図、図3は
配線用ボックス取付け後の図2のA−A断面を示す断面
図である。
【0013】図に示すように、配線用ボックス10は上
面が開口する略筐体形状に一体形成された合成樹脂製の
ものであり、一側に前記開口する上面の開口端から底方
向へ胴縁材2の厚さに対応する外壁11aを有する前後
に長い膨出外壁部11を膨出させた形状に形成されてい
る。膨出外壁部11の底壁11b外側は、前記開口する
面と平行な平面状に形成されている。すなわち、膨出外
壁部11の底壁11b外側は、この膨出外壁部11の下
方に位置する配線用ボックス10の側壁10aと互いに
略直交するように形成されており、膨出外壁部11の底
壁11b外側と膨出外壁部11の下方に位置する配線用
ボックス10の側壁10aとの両方に、柱等の構造体3
の互いに直交する面をそれぞれ密接させた状態で配置固
定できるようになっている。
【0014】一方、膨出外壁部11の底壁11b内側に
はビス当接部14aが傾斜して設けられるとともに、こ
のビス当接部14aに前記外壁11aに対して傾斜した
軸線を有するビス貫通孔14bが穿設されており、膨出
外壁部11の内側からビス貫通孔14bへ挿入させたビ
ス5の先端は膨出外壁部11の下側へ斜めに突出して柱
等の構造体3へ螺入させるとともに、ビス頭が配線用ボ
ックス10に向けて出張っらないように螺着できるよう
になっている。 また、配線用ボックス10の内側に
は、所定の間隔離間する一対のボス部6、6が裏面から
開口する面に向けて突設されいる。
【0015】一方、配線器具取付枠の平面部の上側と下
側に1対のネジ止め孔が前記一対のボス部6、6の間隔
と同一の寸法となるように離間して備えられ配線用ボッ
クスの開口する上面を覆うように取り付けできるととも
に、平面部の中央には、コンセント、スイッチ等の所望
する必要数の配線器具の前面部を挿入できる大きさ、形
状の前面開口が形成され、この前面開口にコンセント、
スイッチ等の配線器具を挿入して係止できるようになっ
ている。
【0016】次に、本実施例1の配線用ボックス10の
取付け要領を説明する。図に示すように、柱等に代表さ
れる構造体3のコーナー表面に、配線用ボックス10の
一側に形成された前記膨出外壁部11の底壁11b外側
とこの膨出外壁部11の下方に位置する配線用ボックス
10の側壁10aとの両方がそれぞれ密着するまで押し
込み、配線用ボックス10を前後方向及び左右方向に移
動させながら前記構造体3の適当な位置に配置させ、位
置決めを行なう。配線用ボックス10の固定は、膨出外
壁部11の内側からビス貫通孔14bへビス5を挿入し
てビスの先端を膨出外壁部11の下側へ斜めに突出せし
め、柱等の構造体3の表面に螺入させ、ドライバーで緊
密に締め付けることにより柱等の構造体3の表面に配線
用ボックス10を固定する。
【0017】ついで、胴縁材2を取付ける場合には、図
3に示すように、前記膨出外壁部11の外壁11aの外
側に胴縁材2の先端を当接させるとともに柱等に代表さ
れる構造体3の表面に胴縁材2の端部を配置させ、その
まま釘打ち固定する。配線用ボックス10の一側に一体
に設けられた膨出外壁部11の外壁11aは、配線用ボ
ックス10の開口する上面の開口端から底方向へ胴縁材
2の厚さと対応するように形成されているから、胴縁材
2の表面を配線用ボックス10の開口面と同一の平面上
となるように簡単に固定できる。
【0018】なお、前記膨出外壁部11の外壁11aの
外側と胴縁材2の先端とを離間して配置させ、両者の間
に隙間を設けたままの状態で釘打ち固定するようにして
もよい。
【0019】また、図4に示すように、柱等に代表され
る構造体3の表面に、配線用ボックス10の一側に形成
された前記膨出外壁部11の底壁11b外側を密着させ
る。そして、膨出外壁部11の下方に位置する配線用ボ
ックス10の側壁10aと、柱等に代表される構造体3
の表面との間に隙間を有する状態のまま配線用ボックス
10を前後方向及び左右方向に移動させながら前記構造
体3の適当な位置に配置させ、位置決めを行なうように
しても構わない。配線用ボックス10の固定は、前記と
同様であるので、繰り返し述べない。
【0020】このようにして、柱等に代表される構造体
3の表面に固定した配線用ボックス10に、図示しない
配線器具取付枠を取り付け、ついで該配線器具取付枠に
配線器具を取り付けた後、図示しない化粧プレートを取
り付ければ、配線器具の取り付けが完了する。
【0021】次に、実施例2の配線用ボックス20は、
図5に示すように、上面が開口する筐体形状に一体形成
された配線用ボックス20であり、上面に、開口する上
面の開口端から底方向へ胴縁材2の厚さに対応する外壁
21aを有する2つの膨出外壁部21、21が設けられ
ているとともに、膨出外壁部21、21を形成した側壁
と対向する側壁に前記柱等の構造体3に対して固定する
ための固定部(固定手段)7が設けられており、この固
定部は図6に示すようなビス孔で形成されている。そし
て、前記膨出外壁部21の底壁の内面には図示されてい
ないビスに対するビス当接部が傾斜してそれぞれ設けら
れ、このビス当接部に前記外壁に対して傾斜した軸線を
有するビス貫通孔が穿設され、膨出外壁部21の内側か
らビス貫通孔へ挿入させたビスの先端は膨出外壁部21
の下側へ斜めに突出して柱等の構造体3へ螺入させ、ビ
ス頭が配線用ボックスに出張っらないように螺着できる
ようになっている。
【0022】一方、膨出外壁部21を形成した側壁20
aと対向する側壁に固定部7が一体形成されており、配
線用ボックス21はこの固定部(固定手段)7を介して
前記柱等の構造体3に対して固着することができるよう
になっている。
【0023】すなわち、実施例2の配線用ボックス20
は、各膨出外壁部21の底壁21b外側が配線用ボック
ス20の開口する面と平行な平面状にそれぞれ形成され
ているから、上述した実施例1の配線用ボックス10の
作用効果に加え、柱等の構造体3の表面と略同一となる
ように配線用ボックスの開口する面を固定することもで
きる。
【0024】また、図6に示すように、前記膨出外壁部
21、21を形成した側壁20aと対向する側壁に穿設
されたネジ孔5a、5aが固定部(固定手段)でありか
つ該ネジ孔5a、5aと相対向する位置にそれぞれ前記
膨出外壁部21、21が形成されていると、このネジ孔
5a、5aへビス5 、5を挿入せしめ柱などの 構造体
3に螺着する作業が容易となる。
【0025】なお、配線用ボックス20の一側に形成さ
れた膨出外壁部21は、配線用ボックス20の開口する
上面の開口端から底方向へ胴縁材2の厚さに対応する外
壁21aを有するものであれば、その配置位置や数等を
特に制限するものではないことはいうまでもないことで
ある。
【0026】実施例2の配線用ボックス20の取り付け
要領は、実施例1の配線用ボックス10の取り付け要領
と同一であるから、繰り返し述べない。
【0027】ところで、上述した各実施例の配線用ボッ
クスは、配線器具を2個取り付けできる配線器具取付枠
を取り付けるためのものであるが、本発明を実施する場
合には、配線器具取付枠はこれに限定されるものではな
く、3個以上取り付けできるものでにも同様に適用でき
る。
【0028】又、配線器具取付枠と配線器具との取付方
法、配線器具取付枠に取り付ける配線器具の数量等を特
に限定するものでもなく、さらに、配線器具取付枠は、
コンセント、スイッチの配線器具の他、調光器、アース
等の配線器具の取り付けにも適用できることはいうまで
もないことである。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び請求項4
配線用ボックスは、前面の開口端から底方向へ胴縁材の
厚さに対応する外壁を有する膨出外壁部を側壁に備えた
ものであるから、つぎに示す格別顕著な効果を奏する。
【0030】(1) 配線用ボックスを柱等の構造体に取り
付ける時、膨出外壁部の底壁外面に柱等の構造体を当接
させるだけで胴縁材との平面が略同一となるように設置
可能となり、 (2) 膨出外壁部が簡単に破損することもなく、 (3) しかも、配線用ボックスの開口する面と略同一の平
面上となるように胴縁材の表面を迅速、簡便かつ確実に
配置することが可能となり、取付作業効率が向上する。
【0031】請求項2の配線用ボックスは、膨出外壁部
を形成した側壁と対向する側壁に前記柱等の構造体に対
して固定部を介在させ又は直接固定するための固定手段
が備えられた構成であるから、請求項1記載の配線用ボ
ックスが奏する作用効果に加え、柱等の構造体に直接固
定するための配線用ボックスとしても兼用できる。すな
わち、この配線用ボックスは、その開口面が柱等の構造
体の表面と略同一平面となるように直接固定できるもの
として、そして、胴縁材の表面を配線用ボックスの開口
する面と略同一の平面上となるように固定できるものと
して兼用でき、利便性に優れる。
【0032】また、前記固定部(固定手段)が、膨出外
壁部を形成した側壁と対向する側壁に穿設されたネジ孔
でありかつ該ネジ孔と相対向する位置に前記膨出外壁部
が形成されている場合にあっては、ネジ孔へビスを挿入
せしめ柱などの構造体に螺着する作業が容易となり、作
業性の向上が図れる。
【0033】請求項3の配線用ボックスは、膨出外壁部
の内側にビス当接部が形成され、ビス当接部に側壁に対
して軸線が傾斜したビス貫通孔が形成され、該ビス貫通
孔にビス頭が出張っらないように取り付けできる構成で
あるから、請求項1又は2記載の配線用ボックスが奏す
る作用効果に加え、配線用ボックス内にケーブルや配線
器具を収容する際、従来のように鍔部やビス頭部が作業
の邪魔になって作業能率が低下したり、ビス頭部にケー
ブルが引っかかってケーブルが破損することがない。す
なわち、配線用ボックス内に収容されるケーブルや配線
器具の収容が簡単で作業性に優れるとともに、ビス頭部
に例えばケーブルが引っかかってケーブルが破壊するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の配線用ボックスを
示す概略斜視図である。
【図2】図2は図1の配線用ボックスの平面図である。
【図3】図3は、図1に示した配線用ボックスの取付け
を説明するため、図2のA−A断面を示す断面図であ
る。
【図4】図4は、図1に示した配線用ボックスの他の取
付けを説明するための断面図である。
【図5】図5は本発明の他の実施例の配線用ボックスを
示す概略斜視図である。
【図6】図6は、図5の配線用ボックスの取付けを説明
するための断面図である。
【図7】図7は従来の配線用ボックスを示す斜視図であ
る。
【図8】図8(a)は従来の他の配線用ボックスを示す
斜視図であり、図8(b)はその使用の態様を示す断面
図である。
【符号の説明】
2…胴縁材 3…柱等の構造体 4… 5…ビス 5a…ネジ孔 6…ビス 7a…固定部(固定手段) 10…配線用ボックス 10a…側壁 11…膨出外壁部 11a…外壁 11b…底壁 14a…ビス当接部 14b…ビス貫通孔 20…配線用ボックス20 20a…側壁 21…膨出外壁部 21a…外壁 21b…底壁 30…従来の配線用ボックス 31…開口面 32…鍔片 32a…取付け孔 40…従来の配線用ボックス 41…ネジ込み用長溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/08 - 3/24 H02G 1/06 H05K 7/00 E04G 9/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口された配線用ボックスの開口
    端から底方向へ胴縁材の厚さに対応する外壁を有する膨
    出外壁部を側壁に備えてなり、 該膨出外壁部の底壁外側を柱等の構造体に密着させて該
    構造体に固定することにより、前記配線用ボックスの開
    口面が前記胴縁材の表面と略同一平面となるように設置
    可能であることを特徴する配線用ボックス。
  2. 【請求項2】 前記膨出外壁部を備えた側壁と対向する
    側壁に、柱等の構造体に対して固定するための固定部が
    更に備えられており、該固定部を前記柱等の構造体に対
    して固定することにより、前記構造体の表面と略同一平
    面に設置可能であることを特徴とする請求項1記載の配
    線用ボックス。
  3. 【請求項3】 前記配線用ボックスにおいて、前記膨出
    外壁部の底壁内側にビス当接部が形成され、該ビス当接
    部に対して軸線が傾斜したビス貫通孔が形成されてい
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の配線用ボック
    ス。
  4. 【請求項4】 前記膨出外壁部は、それが備えられてい
    る側壁の全長に至って設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線用ボ
    ックス。
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