JP3210032B2 - 低電圧用電気開閉装置キャビネット - Google Patents
低電圧用電気開閉装置キャビネットInfo
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B1/00—Frameworks, boards, panels, desks, casings; Details of substations or switching arrangements
- H02B1/26—Casings; Parts thereof or accessories therefor
- H02B1/40—Wall-mounted casings; Parts thereof or accessories therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Distribution Board (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気開閉装置を収納す
るための平行六面体キャビネットに関する。
るための平行六面体キャビネットに関する。
【０００２】
【従来の技術】標準電気キャビネットはますます頻繁に
使用されるようになり、キャビネットの取り付け及び出
入りするケーブルと共に開閉装置のキャビネット内への
取り付けを容易にすることが重要である。
使用されるようになり、キャビネットの取り付け及び出
入りするケーブルと共に開閉装置のキャビネット内への
取り付けを容易にすることが重要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】単体構造のキャビネッ
トの場合には、キャビネット内でケーブルを敷設し、手
の届き難い端子にケーブルを接続することが困難であ
る。最新式のキャビネットは、開閉装置をクリップして
取り付けるレールを支持する背面板を備え、ケーブルは
カバーをアセンブリに取り付ける以前に接続する。ケー
ブルが確実に取り付けられていない場合には、カバーの
アセンブリへの取り付け作業が妨害され、カバーの位置
決めは重大な問題を引き起こす。
トの場合には、キャビネット内でケーブルを敷設し、手
の届き難い端子にケーブルを接続することが困難であ
る。最新式のキャビネットは、開閉装置をクリップして
取り付けるレールを支持する背面板を備え、ケーブルは
カバーをアセンブリに取り付ける以前に接続する。ケー
ブルが確実に取り付けられていない場合には、カバーの
アセンブリへの取り付け作業が妨害され、カバーの位置
決めは重大な問題を引き起こす。
【０００４】本発明の目的は、標準化及び製造原価の軽
減を維持したままで、取り付け作業を容易にする電気開
閉装置キャビネットを提供することである。
減を維持したままで、取り付け作業を容易にする電気開
閉装置キャビネットを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に基づくキャビネ
ットは、蓋板の前縁が組み立てられた位置において２つ
の折り曲げた側面部の前縁よりも突出し、断面材製レー
ルを含む平面と同平面に位置するか又はこの平面よりも
前方に突出すること、断面材製レールの長さは直立部間
の距離よりも大きく、２つの折り曲げられた側面部間の
距離よりも小さいので、断面材製レールの端部とこれら
の側面部の間にケーブルを通すための空間的余裕を設け
ること、および、折り曲げられた側面部の前縁が、断面
材製レールを含む平面よりも後方にひけていることを特
徴とする。
ットは、蓋板の前縁が組み立てられた位置において２つ
の折り曲げた側面部の前縁よりも突出し、断面材製レー
ルを含む平面と同平面に位置するか又はこの平面よりも
前方に突出すること、断面材製レールの長さは直立部間
の距離よりも大きく、２つの折り曲げられた側面部間の
距離よりも小さいので、断面材製レールの端部とこれら
の側面部の間にケーブルを通すための空間的余裕を設け
ること、および、折り曲げられた側面部の前縁が、断面
材製レールを含む平面よりも後方にひけていることを特
徴とする。
【０００６】背面板の折り曲げられた側面部はケーブル
を横方向に保持し、ケーブルは、キャビネットの上面お
よび／または底面パネルの１つまたは複数の蓋板を経て
キャビネット内に設置される。側面縁の高さを背面板と
断面材製レールの間の距離よりも小さく制限することに
より、ケーブルは、側面部の端と断面材製レールの端の
間に限られた空間的余裕を経てレールの後に敷設するこ
とができる。挿入されたケーブルは、折り曲げられた側
面部および横に突出したレールの一部によって保持され
る。側面部の縁は、ケーブルをキャビネットに取り付け
る際に作業者を負傷させる鋭い縁が形成されることのな
いように内側に折り曲げられ、これらの縁は、背面板に
エンクロージャを取り付ける際にエンクロージャの芯を
出しかつ案内する二面角体を形成する。エンクロージャ
の対応する縁は異物、主として線材がキャビネットの傷
付き易い場所に入ることを防ぐために、接合二面角体、
できれば凹面を構成することが好ましい。二面角体は密
着面間に挿入される密封材の取り付けも容易にする。
を横方向に保持し、ケーブルは、キャビネットの上面お
よび／または底面パネルの１つまたは複数の蓋板を経て
キャビネット内に設置される。側面縁の高さを背面板と
断面材製レールの間の距離よりも小さく制限することに
より、ケーブルは、側面部の端と断面材製レールの端の
間に限られた空間的余裕を経てレールの後に敷設するこ
とができる。挿入されたケーブルは、折り曲げられた側
面部および横に突出したレールの一部によって保持され
る。側面部の縁は、ケーブルをキャビネットに取り付け
る際に作業者を負傷させる鋭い縁が形成されることのな
いように内側に折り曲げられ、これらの縁は、背面板に
エンクロージャを取り付ける際にエンクロージャの芯を
出しかつ案内する二面角体を形成する。エンクロージャ
の対応する縁は異物、主として線材がキャビネットの傷
付き易い場所に入ることを防ぐために、接合二面角体、
できれば凹面を構成することが好ましい。二面角体は密
着面間に挿入される密封材の取り付けも容易にする。
【０００７】蓋板は、キャビネットの全幅に亙って伸延
し、ケーブルを挿入するための空間をできるだけ大きく
するために、その前縁は折り曲げられた側面部よりも突
出している。絶縁プラスチック材製のこの板は、ケーブ
ルをあらゆる損傷から保護し、ケーブルを貫通させるた
めに有利に利用できる打ち抜き又は切欠き部分を備え
る。
し、ケーブルを挿入するための空間をできるだけ大きく
するために、その前縁は折り曲げられた側面部よりも突
出している。絶縁プラスチック材製のこの板は、ケーブ
ルをあらゆる損傷から保護し、ケーブルを貫通させるた
めに有利に利用できる打ち抜き又は切欠き部分を備え
る。
【０００８】本発明の重要な開発事項に基づき、種々異
なる機能を実施し、第一に、キャビネットを支持壁に取
り付ける機能を実施するために、４個の支柱がキャビネ
ットの背面板に固定されている。そのためには、各支柱
は、背面板に対して平面的に配置されて直径の大きいカ
ラーを備え、長円形の開口を持つ円形インサートを受け
入れ可能な部分的に閉じた収納部を形成する側面フラン
ジを備える。背面板は、対応する直径の収納部の反対側
に、支柱に堅固に固定されたカラーの延長部を通すため
の穴を備え、背面板を取り付ける壁に対して背面板との
間隔を保たせるためのシムおよび芯出し機能を持つ支柱
の端部の両方を構成する。孔あけ位置に多少のずれのあ
る場合でもあっても、インサートを回転させることによ
り、長円形のインサートを壁に設けられた取り付け孔と
対面するように移動させることが可能であり、ねじは、
長円形開口及び背面板を通って取り付け、壁にあけられ
た孔にねじ込むことができる。
なる機能を実施し、第一に、キャビネットを支持壁に取
り付ける機能を実施するために、４個の支柱がキャビネ
ットの背面板に固定されている。そのためには、各支柱
は、背面板に対して平面的に配置されて直径の大きいカ
ラーを備え、長円形の開口を持つ円形インサートを受け
入れ可能な部分的に閉じた収納部を形成する側面フラン
ジを備える。背面板は、対応する直径の収納部の反対側
に、支柱に堅固に固定されたカラーの延長部を通すため
の穴を備え、背面板を取り付ける壁に対して背面板との
間隔を保たせるためのシムおよび芯出し機能を持つ支柱
の端部の両方を構成する。孔あけ位置に多少のずれのあ
る場合でもあっても、インサートを回転させることによ
り、長円形のインサートを壁に設けられた取り付け孔と
対面するように移動させることが可能であり、ねじは、
長円形開口及び背面板を通って取り付け、壁にあけられ
た孔にねじ込むことができる。
【０００９】プラスチック材製の成型支柱は、リベット
止めその他の適当な手段によって取り付け作業を完成さ
せるために、背面板の接合部にクリップ止めするための
システムを備える。背面板に固定された４個の支柱はキ
ャビネット取り付け部分を構成し、エンクロージャ取り
付けねじをねじ込む内部ねじ山を備えた４個の柱を備え
る。柱の端部は、取り付けようとするエンクロージャの
結合部分と共同作用する芯出しピンとして有利に配置さ
れる。枠は、４個の直立部の端に対面するように配置さ
れた４個の支柱に同様にとりつけられる。外広がりの開
口を備えたＵ字形直立部は、支柱にボルト止めされた接
合ブロックに取り付けられる。直立部と背面板の間にケ
ーブルの通路を設けるために、直立部は背面板から僅か
に離して取り付けられる。４個の柱は、直立部の４つ端
部を都合良く囲み、これらの４個の柱は、これらの端部
の反対側に１つまたはそれ以上の傾斜した面を備え、枠
の取り付け作業、及び、取り付けブロックに対する枠の
自己芯出し作用を容易にする。
止めその他の適当な手段によって取り付け作業を完成さ
せるために、背面板の接合部にクリップ止めするための
システムを備える。背面板に固定された４個の支柱はキ
ャビネット取り付け部分を構成し、エンクロージャ取り
付けねじをねじ込む内部ねじ山を備えた４個の柱を備え
る。柱の端部は、取り付けようとするエンクロージャの
結合部分と共同作用する芯出しピンとして有利に配置さ
れる。枠は、４個の直立部の端に対面するように配置さ
れた４個の支柱に同様にとりつけられる。外広がりの開
口を備えたＵ字形直立部は、支柱にボルト止めされた接
合ブロックに取り付けられる。直立部と背面板の間にケ
ーブルの通路を設けるために、直立部は背面板から僅か
に離して取り付けられる。４個の柱は、直立部の４つ端
部を都合良く囲み、これらの４個の柱は、これらの端部
の反対側に１つまたはそれ以上の傾斜した面を備え、枠
の取り付け作業、及び、取り付けブロックに対する枠の
自己芯出し作用を容易にする。
【００１０】取り付けナットは支柱の対応する収納部に
挿入されるので紛失するおそれがなく、取り付け作業を
容易にする。回転式インサート収納部の背面をふさぐハ
ブの形状をした穿孔ガイドにより、壁への穴あけ作業は
一層容易になる。この穴あきハブは収納部の軸内に設け
られ、穿孔作業を容易にするためのビットガイドを構成
する。穿孔作業が実施される際には、プラスチック材料
の弱い部分がビットの動きによって破壊され、このビッ
トガイドは自動的に除去される。４個の支柱は、背面板
に都合良く工場設置され、支柱と共に鋳造されたインサ
ートは、壊れやすい舌状片によって背面板にとりつけら
れる。取り付け作業に際しては、作業者は壁に平行に背
面板を置き、ドリルによって壁に４個の孔をあける。こ
の場合、ビットは、支柱によって支えられたガイドハブ
によって案内される。穴あけ作業が終わると、長円形開
口を備えたインサートを収納部に差し込むだけでガイド
ハブが除去され、インサートを回転させると、僅かな穿
孔誤差を補償して、ねじ位置を合わせることができる。
挿入されるので紛失するおそれがなく、取り付け作業を
容易にする。回転式インサート収納部の背面をふさぐハ
ブの形状をした穿孔ガイドにより、壁への穴あけ作業は
一層容易になる。この穴あきハブは収納部の軸内に設け
られ、穿孔作業を容易にするためのビットガイドを構成
する。穿孔作業が実施される際には、プラスチック材料
の弱い部分がビットの動きによって破壊され、このビッ
トガイドは自動的に除去される。４個の支柱は、背面板
に都合良く工場設置され、支柱と共に鋳造されたインサ
ートは、壊れやすい舌状片によって背面板にとりつけら
れる。取り付け作業に際しては、作業者は壁に平行に背
面板を置き、ドリルによって壁に４個の孔をあける。こ
の場合、ビットは、支柱によって支えられたガイドハブ
によって案内される。穴あけ作業が終わると、長円形開
口を備えたインサートを収納部に差し込むだけでガイド
ハブが除去され、インサートを回転させると、僅かな穿
孔誤差を補償して、ねじ位置を合わせることができる。
【００１１】エンクロージャの前面縁は、扉の部分的な
同一平面取り付けを可能にするために、内側に傾斜した
正面平面をそなえる。この傾斜面は、扉の密封材と共同
作用する。傾斜した面は、キャビネットの内部に向かっ
て、ブラケットの変位分だけ伸延し、レールに固定され
た開閉装置を覆う正面板の接触縁を形成する。キャビネ
ットは、一般に、高さの食い違った多数のレールで構成
され、各レールは、それぞれ関連した正面板を備え、操
作ハンドルを持つ開閉装置の前面を通り抜けさせる。取
り付けレールの全部または幾つかに共通の正面板を用い
ることも可能である。エンクロージャを背面板に固定す
るねじの頭部には正面から手が届き、これらの頭部はフ
ラップまたはキャッシュによって都合良く覆い、キャビ
ネットの審美的な外観を改良する。レールは、間隔片と
共に直立部に取り付けられ、モジュール式の開閉装置の
クリップ止めを可能にするために横断面が対称形であ
る。非標準的プロファイルを持つ配電盤用主開閉装置装
置、または、横断面形が標準的でない開閉装置のための
取り付け板を直立部に取り付けることも出来る。
同一平面取り付けを可能にするために、内側に傾斜した
正面平面をそなえる。この傾斜面は、扉の密封材と共同
作用する。傾斜した面は、キャビネットの内部に向かっ
て、ブラケットの変位分だけ伸延し、レールに固定され
た開閉装置を覆う正面板の接触縁を形成する。キャビネ
ットは、一般に、高さの食い違った多数のレールで構成
され、各レールは、それぞれ関連した正面板を備え、操
作ハンドルを持つ開閉装置の前面を通り抜けさせる。取
り付けレールの全部または幾つかに共通の正面板を用い
ることも可能である。エンクロージャを背面板に固定す
るねじの頭部には正面から手が届き、これらの頭部はフ
ラップまたはキャッシュによって都合良く覆い、キャビ
ネットの審美的な外観を改良する。レールは、間隔片と
共に直立部に取り付けられ、モジュール式の開閉装置の
クリップ止めを可能にするために横断面が対称形であ
る。非標準的プロファイルを持つ配電盤用主開閉装置装
置、または、横断面形が標準的でない開閉装置のための
取り付け板を直立部に取り付けることも出来る。
【００１２】
【実施例】図１乃至図５において、電気開閉装置キャビ
ネットの背面板１０は、壁に固定するように設計されて
た薄板金によって形成される。背面板１０の２つの側板
１１、１２は、エンクロージャ１５の２つの側面１３、
１４と協力的に作用してキャビネットの２つの側面を形
成するために、ブラケットに前方に折り込まれる。背面
板１０と同じ大きさの矩形枠を形成するエンクロージャ
１５は背面板に固定され、その折り曲げられた側面１
１，１２はエンクロージャ１５の側面１３、１４と共同
平面を構成する。エンクロージャ１５の上面１６及び底
面１７は、ケーブルを通してから打ち抜き板１８、１９
でふさがれる開口部の背面板１０上での組み立て位置を
決める切り欠きを備える。打ち抜き板１８、１９は、キ
ャビネットにケーブルを引き込むための穿孔または開口
部２０を持つ押し抜き部を備える。背面板１０、エンク
ロージャ１５および打ち抜き板１８、１９で囲まれる空
間には、対称断面レール２４および取り付け板２６によ
って結合される２つの直立部２２、２３で形成される枠
２１が収納される。モジュール式電気開閉装置２７は、
対称断面レール２４に取り付けられる。
ネットの背面板１０は、壁に固定するように設計されて
た薄板金によって形成される。背面板１０の２つの側板
１１、１２は、エンクロージャ１５の２つの側面１３、
１４と協力的に作用してキャビネットの２つの側面を形
成するために、ブラケットに前方に折り込まれる。背面
板１０と同じ大きさの矩形枠を形成するエンクロージャ
１５は背面板に固定され、その折り曲げられた側面１
１，１２はエンクロージャ１５の側面１３、１４と共同
平面を構成する。エンクロージャ１５の上面１６及び底
面１７は、ケーブルを通してから打ち抜き板１８、１９
でふさがれる開口部の背面板１０上での組み立て位置を
決める切り欠きを備える。打ち抜き板１８、１９は、キ
ャビネットにケーブルを引き込むための穿孔または開口
部２０を持つ押し抜き部を備える。背面板１０、エンク
ロージャ１５および打ち抜き板１８、１９で囲まれる空
間には、対称断面レール２４および取り付け板２６によ
って結合される２つの直立部２２、２３で形成される枠
２１が収納される。モジュール式電気開閉装置２７は、
対称断面レール２４に取り付けられる。
【００１３】一方、例えば成型されたケーシングタイプ
のような他の開閉装置は取付板２６に固定される。枠２
１は、直立部２２、２３の末端の反対側の背面板１０に
よって支持される４個の支柱２９によって背面板１０に
固定され、直立部はねじによってこれらの支柱２９に固
定される。エンクロージャ１５の正面は正面板３０でふ
さがれ、この正面板の一部または複数の部分に開口３１
を備え、開閉装置の正面部品２７、２８およびその手動
操作ハンドル３２が開口を通貫する。アセンブリは、平
行六面体キャビネットの正面を形成する扉３３を備え
る。４個の支柱２９は、垂直部２２、２３を背面板２
２、２３から分離する間隔片の役目を果たし、垂直部２
２、２３の後部にカラーによって充分に保持されないケ
ーブルのための通路を設ける。これら４個の支柱２９
は、側面１１、１２から離れて位置決めされ、開閉装置
２７、２８の接続ケーブルを通すことのできる通路を形
成する。
のような他の開閉装置は取付板２６に固定される。枠２
１は、直立部２２、２３の末端の反対側の背面板１０に
よって支持される４個の支柱２９によって背面板１０に
固定され、直立部はねじによってこれらの支柱２９に固
定される。エンクロージャ１５の正面は正面板３０でふ
さがれ、この正面板の一部または複数の部分に開口３１
を備え、開閉装置の正面部品２７、２８およびその手動
操作ハンドル３２が開口を通貫する。アセンブリは、平
行六面体キャビネットの正面を形成する扉３３を備え
る。４個の支柱２９は、垂直部２２、２３を背面板２
２、２３から分離する間隔片の役目を果たし、垂直部２
２、２３の後部にカラーによって充分に保持されないケ
ーブルのための通路を設ける。これら４個の支柱２９
は、側面１１、１２から離れて位置決めされ、開閉装置
２７、２８の接続ケーブルを通すことのできる通路を形
成する。
【００１４】支柱２９は、プラスチック製の成型された
絶縁部品であり、図４および５に詳細に示すように、２
個づつ対称的に配置される。各支柱は、横方向のフラン
ジ３５を備え、このフランジは背面板１０に対して水平
に配置され、背面板１０に設けられた穿孔（図示せず）
内にはめ込まれたフック３６によって背面板に固定され
る。フランジ３５は、キャビネットの内側にあたる部分
に円筒形カラー３７を備え、その中に回転インサート３
８を小間隙を保って挿入できる。横方向フランジ３５の
反対側の面には、背面板１０と接触して、カラー３７と
同軸位置に、円筒形シム３９を備え、このシムは、背面
板１０に設けられた、対応する直径の開口（図示せず）
を貫いて突出する。
絶縁部品であり、図４および５に詳細に示すように、２
個づつ対称的に配置される。各支柱は、横方向のフラン
ジ３５を備え、このフランジは背面板１０に対して水平
に配置され、背面板１０に設けられた穿孔（図示せず）
内にはめ込まれたフック３６によって背面板に固定され
る。フランジ３５は、キャビネットの内側にあたる部分
に円筒形カラー３７を備え、その中に回転インサート３
８を小間隙を保って挿入できる。横方向フランジ３５の
反対側の面には、背面板１０と接触して、カラー３７と
同軸位置に、円筒形シム３９を備え、このシムは、背面
板１０に設けられた、対応する直径の開口（図示せず）
を貫いて突出する。
【００１５】円筒形シム３９の中心には、穴あけビット
を案内するためのハブ４０を備え、このハブは、破砕可
能なスポーク４１によってシムに添付される。破砕可能
なスポーク４１を破砕すると、円筒形シム３９の内部空
間は、インサート３８によって支持される長円形の突出
部４２を収容するために利用できる。インサート３８を
カラー３７に挿入すると、長円形突出部４２は、円筒形
シム３９を貫通し、カラーと同平面になり、壁と接触す
る。インサート３８は、カラー３７と円筒形シム３９の
間の環状の軸受面４３によって保持される。長円形突出
部４２は、貫通する壁に背面板を固定するための取り付
けねじ用長円形間隙４４を備える。穴あけビットはハブ
４０によって導かれる。穴あけ位置にわずかなずれを生
じても、インサート３８の回転させることにより、開け
た孔のちょうど反対側に長円形間隙４４を位置決めする
ことができる。
を案内するためのハブ４０を備え、このハブは、破砕可
能なスポーク４１によってシムに添付される。破砕可能
なスポーク４１を破砕すると、円筒形シム３９の内部空
間は、インサート３８によって支持される長円形の突出
部４２を収容するために利用できる。インサート３８を
カラー３７に挿入すると、長円形突出部４２は、円筒形
シム３９を貫通し、カラーと同平面になり、壁と接触す
る。インサート３８は、カラー３７と円筒形シム３９の
間の環状の軸受面４３によって保持される。長円形突出
部４２は、貫通する壁に背面板を固定するための取り付
けねじ用長円形間隙４４を備える。穴あけビットはハブ
４０によって導かれる。穴あけ位置にわずかなずれを生
じても、インサート３８の回転させることにより、開け
た孔のちょうど反対側に長円形間隙４４を位置決めする
ことができる。
【００１６】支柱２９及びインサート３８は単体として
鋳造し、この技術分野で良く知られている方法に従い、
破砕可能な舌状片によって両者を連結しておくことがで
きる。
鋳造し、この技術分野で良く知られている方法に従い、
破砕可能な舌状片によって両者を連結しておくことがで
きる。
【００１７】支柱２９は、キャビネットの内側に相当す
る部分に、ブロック４５を備え、このブロックはＵ字形
垂直部２２、２３に入り込む。直立部２２、２３の端部
は、ナットとボルトによって支柱２９に固く結合され、
ボルトは、矩形のブロック４５に設けられた開口４６を
貫通し、ナット（図示せず）を収容する溝４７内で終わ
る。支柱２９は、更に、エンクロージャ１５を固定する
ための柱８を備え、この柱４８は、背面板１０に垂直な
支柱２９の取り付け方向に伸延する。柱４８はブロック
４５に隣接し、ブロック４５側の面４９は、直立部２
２、２３の端の傾斜した案内くさび状部分として形成さ
れ、枠２１を支柱２９に取り付ける場合に、これら直立
部の移動を導き、中心を決める。ねじ付き開口５０は、
エンクロージャ１５の固定ねじを収容するために、柱４
８の端部に軸方向に穴開けされる。柱４８の端の外側部
分５１は芯出し錐形を形成し、エンクロージャ１５の接
合部と共同作用して、背面板１０に取り付ける際にエン
クロージャを正しく位置決めする。
る部分に、ブロック４５を備え、このブロックはＵ字形
垂直部２２、２３に入り込む。直立部２２、２３の端部
は、ナットとボルトによって支柱２９に固く結合され、
ボルトは、矩形のブロック４５に設けられた開口４６を
貫通し、ナット（図示せず）を収容する溝４７内で終わ
る。支柱２９は、更に、エンクロージャ１５を固定する
ための柱８を備え、この柱４８は、背面板１０に垂直な
支柱２９の取り付け方向に伸延する。柱４８はブロック
４５に隣接し、ブロック４５側の面４９は、直立部２
２、２３の端の傾斜した案内くさび状部分として形成さ
れ、枠２１を支柱２９に取り付ける場合に、これら直立
部の移動を導き、中心を決める。ねじ付き開口５０は、
エンクロージャ１５の固定ねじを収容するために、柱４
８の端部に軸方向に穴開けされる。柱４８の端の外側部
分５１は芯出し錐形を形成し、エンクロージャ１５の接
合部と共同作用して、背面板１０に取り付ける際にエン
クロージャを正しく位置決めする。
【００１８】当発明に基づく支柱２９の多数の機能を次
に示す：− ハブ４０により壁穴開けビットを案内す
る；− インサート３８の回転を制限することにより、
穴あけ作業の際の位置のずれを補填する；− シム３９
により、壁と背面板１０の間に間隙を設ける；− 端子
ブロック６４、または、あらゆる支持物を取り付ける；
− 背面板１０から間隙を保って直立部２２、２３固定
し、面４９とブロック４５によって枠２１の芯を出して
固定する；− 柱４８により、背面板１０に対し、エン
クロージャ１５の芯を出して固定する。
に示す：− ハブ４０により壁穴開けビットを案内す
る；− インサート３８の回転を制限することにより、
穴あけ作業の際の位置のずれを補填する；− シム３９
により、壁と背面板１０の間に間隙を設ける；− 端子
ブロック６４、または、あらゆる支持物を取り付ける；
− 背面板１０から間隙を保って直立部２２、２３固定
し、面４９とブロック４５によって枠２１の芯を出して
固定する；− 柱４８により、背面板１０に対し、エン
クロージャ１５の芯を出して固定する。
【００１９】さらに詳細に図３を参照することにより、
レール２４は間隔部品５２を用いて垂直部２２、２３に
取り付けられており、レール２４は、背面板１０の折り
返し側１１、１２の縁５３、５４よりも前に突き出して
いることがわかる。レール２４の長さは、キャビネット
の幅、すなわち、２つの側面１１、１２の間の距離より
も小さいので、レール２４の端と縁５３、５４の間に
は、ケーブルを挿入するための余裕空間５５ができる。
レール２４は縁５３、５４に対して奥行き方向にずれて
いるので、ケーブルを収容するに充分な余裕空間５５を
生じ、取り付けレール２４には適当な長さを持たせる事
が出来る。縁５３、５４は、金属板ｌ０を内部に向かっ
て折り返すことによって形成され、エンクロージャ１５
の中心へ向かうに二面角体を構成する。この二面角体は
同時に鈍い縁を形成するので、ケーブル挿入の際に手に
怪我をすることを防止する。
レール２４は間隔部品５２を用いて垂直部２２、２３に
取り付けられており、レール２４は、背面板１０の折り
返し側１１、１２の縁５３、５４よりも前に突き出して
いることがわかる。レール２４の長さは、キャビネット
の幅、すなわち、２つの側面１１、１２の間の距離より
も小さいので、レール２４の端と縁５３、５４の間に
は、ケーブルを挿入するための余裕空間５５ができる。
レール２４は縁５３、５４に対して奥行き方向にずれて
いるので、ケーブルを収容するに充分な余裕空間５５を
生じ、取り付けレール２４には適当な長さを持たせる事
が出来る。縁５３、５４は、金属板ｌ０を内部に向かっ
て折り返すことによって形成され、エンクロージャ１５
の中心へ向かうに二面角体を構成する。この二面角体は
同時に鈍い縁を形成するので、ケーブル挿入の際に手に
怪我をすることを防止する。
【００２０】エンクロージャ１５は、側面１１、１２と
共同作用するその側面が凹二面角体５６を構成する接合
形を形成し、エンクロージャ１５を背面板１０に取り付
ける際に、この凹二面角体が縁５３、５４の凸二面角に
適合して、位置決めと自己芯出し作用を生ずる。二面角
体の形状は、エンクロージャ１５と背面板１０の間に密
封部品５７の取り付けを容易にする。この密封部品５７
は、殆どの場合に背面板１０に相当する金属部分を覆う
絶縁膜の一部として押し出し成型することができる。
共同作用するその側面が凹二面角体５６を構成する接合
形を形成し、エンクロージャ１５を背面板１０に取り付
ける際に、この凹二面角体が縁５３、５４の凸二面角に
適合して、位置決めと自己芯出し作用を生ずる。二面角
体の形状は、エンクロージャ１５と背面板１０の間に密
封部品５７の取り付けを容易にする。この密封部品５７
は、殆どの場合に背面板１０に相当する金属部分を覆う
絶縁膜の一部として押し出し成型することができる。
【００２１】エンクロージャ１５の前方縁は角を切り欠
いた内側に傾斜した面５８を構成し、扉３３は、この枠
の内側で傾斜した面５８と部分的に適合する。傾斜した
面５８は、正面板３０の支持枠を構成する角部品５９に
よってキャビネットの内部の方に伸延する。扉３３の縁
も板金製であり、内側に折り曲げられて密封材６０用の
ハウジングを構成する。密封材６０シートは、扉３３が
閉じた状態で傾斜面５８と共同作用し、確実に密封し、
扉３３の芯出しを実施する。正面板３０は、適当な任意
の手段によってエンクロージャ１５に取り付けられ、エ
ンクロージャは、エンクロージャ１５の上面および底面
帯板に設けられ、キャビネットの正面からアクセス可能
な開口６１を通るねじによって背面板１０に取り付けら
れる。
いた内側に傾斜した面５８を構成し、扉３３は、この枠
の内側で傾斜した面５８と部分的に適合する。傾斜した
面５８は、正面板３０の支持枠を構成する角部品５９に
よってキャビネットの内部の方に伸延する。扉３３の縁
も板金製であり、内側に折り曲げられて密封材６０用の
ハウジングを構成する。密封材６０シートは、扉３３が
閉じた状態で傾斜面５８と共同作用し、確実に密封し、
扉３３の芯出しを実施する。正面板３０は、適当な任意
の手段によってエンクロージャ１５に取り付けられ、エ
ンクロージャは、エンクロージャ１５の上面および底面
帯板に設けられ、キャビネットの正面からアクセス可能
な開口６１を通るねじによって背面板１０に取り付けら
れる。
【００２２】開口６１および対応するねじは、エンクロ
ージャ１５を取り付けた後で、フラップまたはキャシュ
によって隠し、キャビネットの外観を美しくすることが
できる。ねじはロック可能なグラブタイプ（簡易取り扱
いでない型）とし、輸送中の有害な締め付けを防止す
る。 背面板１０の上面及び底面の縁６２は、小さな高
さの折り曲げ部を構成し、ケーブルを通し、後で板部品
１８、１９によって蓋をされる開口のエンクロージャ１
５に面する部分の境界を形成する。縁６２は、ケーブル
取り付けカラーを通すためのスリット６３を備え、蓋を
するための板は、任意の適当な手段、主としてクリップ
することにより背面板１０に固定される。端子ブロック
６４は、支柱２９の添付品６５または背面板１０に直
接、上部及び底部の縁の近辺に、レール２４に平行して
取り付けることができる。
ージャ１５を取り付けた後で、フラップまたはキャシュ
によって隠し、キャビネットの外観を美しくすることが
できる。ねじはロック可能なグラブタイプ（簡易取り扱
いでない型）とし、輸送中の有害な締め付けを防止す
る。 背面板１０の上面及び底面の縁６２は、小さな高
さの折り曲げ部を構成し、ケーブルを通し、後で板部品
１８、１９によって蓋をされる開口のエンクロージャ１
５に面する部分の境界を形成する。縁６２は、ケーブル
取り付けカラーを通すためのスリット６３を備え、蓋を
するための板は、任意の適当な手段、主としてクリップ
することにより背面板１０に固定される。端子ブロック
６４は、支柱２９の添付品６５または背面板１０に直
接、上部及び底部の縁の近辺に、レール２４に平行して
取り付けることができる。
【００２３】キャビネットの組み立て手順を次に示す：
背面板１０は、必要に応じて、クリップ止めおよびリベ
ット止めによって固定された支柱２９と共に納入され
る。蓋板１８、１９は、可能な限り、ケーブルを通すた
めの開口２０または切り欠きを打ち抜くか穴あけした後
で、背面１０に確実にとりつける。支柱２９は、背面板
１０の幅のほぼ半分に相当する中央区域及び２つの側部
区域を区別する。それぞれの側部区域は背面板の幅の約
四分の一であり、ここを通るケーブルは、スリット６３
を通るカラーによって固定される。
背面板１０は、必要に応じて、クリップ止めおよびリベ
ット止めによって固定された支柱２９と共に納入され
る。蓋板１８、１９は、可能な限り、ケーブルを通すた
めの開口２０または切り欠きを打ち抜くか穴あけした後
で、背面１０に確実にとりつける。支柱２９は、背面板
１０の幅のほぼ半分に相当する中央区域及び２つの側部
区域を区別する。それぞれの側部区域は背面板の幅の約
四分の一であり、ここを通るケーブルは、スリット６３
を通るカラーによって固定される。
【００２４】背面板１０は壁の取り付け穴をあける際の
穿孔ゲージを構成し、穿孔ビットはハブ４０によって案
内される。孔をあけ、取り付けプラグを固定した後で、
インサート３８は、単に取り付けさえすれば、スリット
４４は、取り付けねじを締めるために正しく配置され
る。シム３９は、背面板１０と壁の間の間隔を確保す
る。
穿孔ゲージを構成し、穿孔ビットはハブ４０によって案
内される。孔をあけ、取り付けプラグを固定した後で、
インサート３８は、単に取り付けさえすれば、スリット
４４は、取り付けねじを締めるために正しく配置され
る。シム３９は、背面板１０と壁の間の間隔を確保す
る。
【００２５】枠２１は、直立部品２２、２３にレール２
４および取付板２６を取り付けることのよって別々に組
み立てられることが好ましい。
４および取付板２６を取り付けることのよって別々に組
み立てられることが好ましい。
【００２６】開閉装置２７、２８は、枠２１を支柱２９
に取り付ける以前または以後に枠２１に取り付けること
ができる。この取り付け作業は、傾斜面４９および支柱
２９の案内ブロック４５によって一層容易になる。ナッ
トは、取り付けネジの取り付けを容易にするために前も
って取り付けられる。仕上作業員は、配線及び接続を実
施し、余裕空間５５を経て横方向にケーブルを導入す
る。この取り付け作業は、ケーブルを保持する縁の折り
曲げ５３、５４により一層容易になる。開閉装置接続端
子はアクセスが容易であり、エンクロージャ１５を取り
付ける以前に全ての接続を実施することができる。
に取り付ける以前または以後に枠２１に取り付けること
ができる。この取り付け作業は、傾斜面４９および支柱
２９の案内ブロック４５によって一層容易になる。ナッ
トは、取り付けネジの取り付けを容易にするために前も
って取り付けられる。仕上作業員は、配線及び接続を実
施し、余裕空間５５を経て横方向にケーブルを導入す
る。この取り付け作業は、ケーブルを保持する縁の折り
曲げ５３、５４により一層容易になる。開閉装置接続端
子はアクセスが容易であり、エンクロージャ１５を取り
付ける以前に全ての接続を実施することができる。
【００２７】次に、エンクロージャ１５は、正面板３０
を取り付ける以前または以後に、背面板１０に取り付け
られ、開口６１を通って支柱２９のねじ山５０にねじ止
めされるねじにより固定される。縁５３、５４の二面角
体またはシキーン状構造とエンクロージャ１５の接合部
により取り付け作業が容易になり、二面角体の内面は密
封部５７の接触を可能にし、外面は、あらゆる固形物、
主として線材がキャビネットに入ることを防止する。キ
ャビネットが扉３３を備える場合には、扉は、背面板１
０に取り付ける以前または以後に、エンクロージャ１５
に取り付けることができる。切り欠いた角５８、及び、
ほぼ同平面を形成する扉によりキャビネットの美観が強
調され、扉が無くても一切のねじが見えないように施工
される。
を取り付ける以前または以後に、背面板１０に取り付け
られ、開口６１を通って支柱２９のねじ山５０にねじ止
めされるねじにより固定される。縁５３、５４の二面角
体またはシキーン状構造とエンクロージャ１５の接合部
により取り付け作業が容易になり、二面角体の内面は密
封部５７の接触を可能にし、外面は、あらゆる固形物、
主として線材がキャビネットに入ることを防止する。キ
ャビネットが扉３３を備える場合には、扉は、背面板１
０に取り付ける以前または以後に、エンクロージャ１５
に取り付けることができる。切り欠いた角５８、及び、
ほぼ同平面を形成する扉によりキャビネットの美観が強
調され、扉が無くても一切のねじが見えないように施工
される。
【００２８】エンクロージャ１５は、正面板３０を支柱
２９に固定する４個のねじを取り外し、正面板３０を取
り外すだけで、容易に解体できる。このエンクロージャ
１５を取り外すと、キャビネットの内部全てに容易に手
が届き、別の開閉装置の取り付け、または、配線の修正
を行うことができる。例えば端子ブロックのような通常
の付属品は、直立部２２、２３および／またはレール２
４に、当然、取り付けることができる。背面板１０と枠
２ｌの位置的なずれを利用して、カラーで充分に固定で
きないケーブル用の通路を確保し、背面板１０の幅全体
を覆う蓋板１８、１９によってケーブル挿入に充分な空
間を確保することができる。
２９に固定する４個のねじを取り外し、正面板３０を取
り外すだけで、容易に解体できる。このエンクロージャ
１５を取り外すと、キャビネットの内部全てに容易に手
が届き、別の開閉装置の取り付け、または、配線の修正
を行うことができる。例えば端子ブロックのような通常
の付属品は、直立部２２、２３および／またはレール２
４に、当然、取り付けることができる。背面板１０と枠
２ｌの位置的なずれを利用して、カラーで充分に固定で
きないケーブル用の通路を確保し、背面板１０の幅全体
を覆う蓋板１８、１９によってケーブル挿入に充分な空
間を確保することができる。
【００２９】本発明は、当然のことながら、ここに特に
示した実施例だけに制限されるものではない。
示した実施例だけに制限されるものではない。
【００３０】
【発明の効果】以上のように、本発明のキャビネット
は、その２つの側面部がブラケット内に向かって前方に
折り曲げられた金属製背面板、開閉装置を固定するため
の断面材製横方向レールおよびそれにレールを取り付け
る直立部を備えたＨ形の枠、これらの垂直部はそれ自体
前記背面板に固定され、背面板と同じ大きさの矩形枠の
形をして枠を囲むために背面板にねじでとりつけられた
エンクロージャ、キャビネットの背面板の反対側のエン
クロージャ前面をふさぐ前面板、前記の前面板は、操作
ハンドルを持つ開閉装置の前部分を通すための孔を備
え、及び、キャビネットの上面および／または底面パネ
ルをふさぐためにエンクロージャと背面板の間に挿入さ
れた少なくとも１つの蓋板で構成されているので、標準
化及び製造原価の軽減を維持したままで、取付作業を容
易にできる。
は、その２つの側面部がブラケット内に向かって前方に
折り曲げられた金属製背面板、開閉装置を固定するため
の断面材製横方向レールおよびそれにレールを取り付け
る直立部を備えたＨ形の枠、これらの垂直部はそれ自体
前記背面板に固定され、背面板と同じ大きさの矩形枠の
形をして枠を囲むために背面板にねじでとりつけられた
エンクロージャ、キャビネットの背面板の反対側のエン
クロージャ前面をふさぐ前面板、前記の前面板は、操作
ハンドルを持つ開閉装置の前部分を通すための孔を備
え、及び、キャビネットの上面および／または底面パネ
ルをふさぐためにエンクロージャと背面板の間に挿入さ
れた少なくとも１つの蓋板で構成されているので、標準
化及び製造原価の軽減を維持したままで、取付作業を容
易にできる。
【図１】本発明に基づいたキャビネットの展開概略透視
図である。
図である。
【図２】図１に示すキャビネットの断面平面図である。
【図３】図２に類似し、正面板及び扉を取り外したエン
クロージャを示す断面平面図である。
クロージャを示す断面平面図である。
【図４】図１に示す取付支柱の概略透視図である。
【図５】支柱を後から見た図４に類似した概略透視図で
ある。
ある。
１０ 背面板 １１，１２ 側面 １５ エンクロージャ １８，１９ 蓋板 ２１ Ｈ形枠 ２２，２３ 直立部 ２４ 断面材製横方向レール ２７，２８ 開閉装置 ３０ 正面板 ３１ 孔 ３２ 操作ハンドル ５３，５４ 正面縁 ５５ 空間的余裕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン‐マルク、ボネ フランス国バルベラ、リュ、ド、ラ、ガ ロッパ、１、ル、コンコルド、アー. (72)発明者 エミール、グロッセ‐ジャナン フランス国モンメリアン、アルバン、メ ランド（番地なし) (56)参考文献 実開 昭54−118623（ＪＰ，Ｕ) 欧州特許出願公開351279（ＥＰ，Ａ １) 英国特許出願公開2175456（ＧＢ，Ａ) 仏国特許出願公開2579839（ＦＲ，Ａ １) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02B 1/20 H02B 1/30 - 1/32 H02B 1/40 - 1/42 H02B 1/46 - 1/48 H01H 33/53 H05K 5/02
Claims (9)
- 【請求項１】金属製背面板（１０）、その２つの側面
（１１，１２）はブラケット内に前方に折り曲げられ、
開閉装置（２７，２８）取り付け用の断面材製横方向レ
ール（２４）およびレールを取り付けるための直立部
（２２，２３）を備えたＨ形枠（２１）、これらの直立
部はそれ自体前記背面板（１０）に固定され、枠（２
１）を囲むようにねじで背面板に固定された背面板と同
じ大きさの矩形枠状エンクロージャ（１５）、キャビネ
ットの背面板（１０）の反対側でエンクロージャ（１
５）の正面パネルの蓋をする正面板（３０）、前記正面
板（３０）は操作ハンドル（３２）を持つ開閉装置の正
面部分を通すための孔（３１）を備え、及び、キャビネ
ットの上部および底部パネルの蓋をするためにエンクロ
ージャ（１５）と背面板（１０）の間に挿入された少な
くとも１つの蓋板（１８，１９）で構成され、組み立て
られた蓋板の正面縁は２つの折り曲げられた側面部（１
１，１２）の正面縁（５３，５４）から突き出し、断面
材製レール（２４）を含む平面と同一面または前方に突
き出すこと、断面材製レールの長さが直立部（２２，２
３）間の距離より大きく、２つの折り曲げられた側面部
（１１，１２）間の距離より小さいので断面材製レール
の端部とこれらの側面部（１１，１２）の間にケーブル
を通すための空間的余裕（５５）を提供すること、およ
び、折り曲げられた側面部の正面縁（５３，５４）は断
面材製レールを含む平面より後方に位置することを特徴
とする電気開閉装置収納用六面体キャビネット。 - 【請求項２】背面板（１０）に堅固に取り付けられ、ケ
ーブル用の通路（５５）を残して折り曲げられた側面
（１１、１２）から横方向の間隙を持って前方に突出し
た４個の支柱（２９）、および、前記支柱（２９）が直
立部（２２，２３）用の接触および取り付け面（４５）
を備えて直立部（２２、２３）と背面板（１０）の間に
ケーブルを通す間隙を残すことを特徴とする請求項１記
載のキャビネット。 - 【請求項３】背面板（１０）が金属板によって形成され
ること、および、折り曲げられた側面部（１１、１２）
の正面縁（５３、５４）が内側向きに折り曲げられた部
分を備えて芯出し作用及び密封作用を持つ二面角体を形
成し、その上に接合二面角体として形成されたエンクロ
ージャの縁が密着配置されることを特徴とする請求項１
又は２記載のキャビネット。 - 【請求項４】枠（２１）を背面板（１０）に固定するた
めの各支柱（２９）が背面板を壁に固定するねじを通す
ための円筒形カラー（３７）を持つ横方向のフランジ
（３５）を備えること、および、前記カラー（３７）の
横断面が前記ネジの横断面より大きく、ねじを通して穴
あけ位置のずれを調整するための長円形開口（１４）付
き回転インサート（３８）を受け入れることを特徴とす
る請求項１乃至３のいずれかに記載のキャビネット。 - 【請求項５】前記カラーの背面板（１０）がビットの芯
出しをするためのガイド（４０）を備えること、およ
び、穴あけの後でインサート（３８）の取り付けを可能
にするために前記ガイドが破壊可能であることを特徴と
する請求項４記載のキャビネット。 - 【請求項６】枠（２１）を背面板（１０）に固定するた
めの支柱（２９）がエンクロージャ（１５）を取り付け
るための柱（４８）として配置され、前記の柱は直立部
（２２，２３）の接触面（１５）に隣接してこの面より
も突出し、枠（２１）の案内と芯出しをするための傾斜
面（４９）を備えて枠の支柱への取り付けを容易にする
ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のキ
ャビネット。 - 【請求項７】柱（４８）の端部にねじこまれた自己ロッ
ク式グラブねじによってエンクロージャ（１５）が４個
の支柱（２９）に固定され、正面パネル上で手の届くこ
れらのねじの頭部がエンクロージャに取り付けられたカ
バーに固定されたキャッシュまたはフラップによって隠
されることを特徴とする請求項６記載のキャビネット。 - 【請求項８】１つまたは複数のプラスチック製蓋板（１
８，１９）がキャビネットの全幅に亙って伸延して背面
板（１０）に留められ、取り外すと、ケーブルをエンク
ロージャ（１５）を貫通してエンクロージャに取り付け
可能にすることを特徴とする請求項１乃至７のいずれか
に記載のキャビネット。 - 【請求項９】エンクロージャの前縁が内側に傾斜した面
（５８）を持ち、キャビネットの扉（３３）が密封材
（６０）を挟んでその上に配置されること、および、傾
斜面（５８）が、キャビネットの内部に向かって偏った
角部分（５９）によって拡張されて正面板（３０）用支
持枠を形成することを特徴とする請求項１乃至８のいず
れかに記載のキャビネット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9008442 | 1990-07-02 | ||
| FR9008442A FR2664121B1 (fr) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | Coffret d'appareils electriques basse tension. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229004A JPH04229004A (ja) | 1992-08-18 |
| JP3210032B2 true JP3210032B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=9398320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18684491A Expired - Fee Related JP3210032B2 (ja) | 1990-07-02 | 1991-07-01 | 低電圧用電気開閉装置キャビネット |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5147981A (ja) |
| EP (1) | EP0465378B1 (ja) |
| JP (1) | JP3210032B2 (ja) |
| BR (1) | BR9102764A (ja) |
| CA (1) | CA2045051C (ja) |
| DE (1) | DE69112304T2 (ja) |
| ES (1) | ES2078484T3 (ja) |
| FR (1) | FR2664121B1 (ja) |
| MX (1) | MX9100050A (ja) |
| PT (1) | PT98174B (ja) |
| ZA (1) | ZA914875B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE19711980C2 (de) * | 1997-03-12 | 2001-11-08 | Krone Gmbh | Stationäres Gehäuse mit Wandelementen aus Kunststoff |
| FR2762473B1 (fr) * | 1997-04-21 | 1999-05-28 | Schneider Electric Sa | Enveloppe pour appareillages electriques |
| US6275197B1 (en) * | 1998-04-09 | 2001-08-14 | Lawrence V. Behr | Insulated broadcast tower |
| DE19817918C1 (de) * | 1998-04-17 | 1999-11-25 | Loh Kg Rittal Werk | Fenstereinheit |
| GB2355593A (en) * | 1999-06-07 | 2001-04-25 | Millennium Moulded Case Distri | Housing installation |
| US6443322B1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-09-03 | Fujitsu Network Communications, Inc. | Wall mount enclosure having installation features for multiple separately-installed components |
| US6467640B1 (en) * | 2001-08-30 | 2002-10-22 | Kuo-Chuan Hung | Standing box structure with multi-direction opening doors |
| DE50103140D1 (de) * | 2001-10-24 | 2004-09-09 | Karl Kuklies Gmbh | Zähler- und/oder Verteilervorrichtung |
| US7094256B1 (en) | 2002-12-16 | 2006-08-22 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Coatings for implantable medical device containing polycationic peptides |
| DE10313840A1 (de) * | 2003-03-24 | 2004-10-07 | Hager Electro Gmbh | Zähler- und/oder Verteilerschrank |
| US6878891B1 (en) | 2003-11-03 | 2005-04-12 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Switchgear enclosure |
| JP5131979B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2013-01-30 | 河村電器産業株式会社 | 住宅用分電盤 |
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| CN112303444A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-02-02 | 浙江一舟电子科技股份有限公司 | 一种全铰接式伸缩挂墙架及该挂墙架的运输方法 |
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| CN114302605A (zh) * | 2021-11-18 | 2022-04-08 | 北京华能新锐控制技术有限公司 | 机柜背板及控制机柜 |
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