JPH0731345Y2 - 防災監視用中継器 - Google Patents

防災監視用中継器

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JPH0731345Y2
JPH0731345Y2 JP1989106890U JP10689089U JPH0731345Y2 JP H0731345 Y2 JPH0731345 Y2 JP H0731345Y2 JP 1989106890 U JP1989106890 U JP 1989106890U JP 10689089 U JP10689089 U JP 10689089U JP H0731345 Y2 JPH0731345 Y2 JP H0731345Y2
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Japan
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昭雄 横嶋
隆 下川
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Hochiki Corp
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Hochiki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、信号線を接続した設置状態においても内蔵し
たアドレス設定スイッチを容易に操作できる構造を有す
る防災監視用中継器に関する。
[従来の技術] 従来、この種の防災監視設備としては、例えば火災報知
設備を例にとると第6図のものが知られている。
第6図において、10は受信機であり、受信機10から引き
出された伝送路12に中継器14を接続しており、中継器14
には煙感知器、熱感知器、ガスセンサ等の端末機器16が
接続される。
中継器14にはアドレス設定スイッチが設けられ、受信機
10からのポーリングによりアドレス設定スイッチの操作
で設定されている自己のアドレス番号が呼出された際
に、端末機器16の検出情報、例えば火災感知器による火
災検出情報を受信機10に返送する。
中継器14は、取付工事の作業性を考慮して第7図に示す
ように中継器収納ボックス18に一括して取付けられるこ
とが多い。即ち、中継器14が中継収納ボックス18内にビ
ス止めにより設置され、中継器14の上面に設けられた端
子装置20に対し受信機10及び端末機器16からの信号線を
接続している。
中継器アドレスの設定は事前に完了しており、取付工事
の際には中継器を所定の場所に設置し、その後に配線作
業を行う。
第8図は従来の中継器の組立分解図であり、上部に開口
した箱形の本体22、カバー24、端子カード26、端子装置
20、端子装置20の下側に垂直に接続された回路基板28で
構成され、アドレス設定スイッチは回路基板28に実装さ
れている。
本体22の側面には着脱自在なカバー30で閉鎖された操作
口32が形成され、カバー30を外すと操作口32から回路基
板28に実装しているアドレス設定スイッチの操作部が見
え、アドレス設定操作を行うことができる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の防災監視用中継器にあ
っては、中継器の設置による配線作業が終了した後に建
物の間仕切り等の設計変更が生じた場合、これに伴って
中継器のアドレス番号を設定し直さなければならない場
合があり、この際の作業が極めて煩雑になる問題があっ
た。
即ち、第7図に示すように配線作業が終了しているた
め、第8図に示した中継器の本体22の側面のカバー30を
開いてアドレス設定スイッチを操作するためには、まず
中継器収納ボックス18内で中継器14に対する信号線を全
て外し、その後にビスを暖めて中継器14を取り出し、ア
ドレス番号の設定変更を行ない、設定終了後にビス止め
により設置してもとの信号線接続状態に戻す必要があっ
た。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、信号線を外すことなく本体に内蔵されたアドレス
設定スイッチが容易に操作できる防災監視用中継器を提
供することを目的とする [課題を解決するための手段] まず本考案は、中継器収納ボックスに収容され、受信機
及び感知器等の端末機器から引き出された信号線を接続
する端子装置と、自己のアドレスを設定するアドレス設
定スイッチとを備えた防災監視用中継器を対象とする。
このような防災監視用中継器につき本考案にあっては、
箱型の本体と略フラットな取付台とから構成され、前記
本体の上面に前記端子装置の信号線接続部を露出して設
けると共に、内部に設けた前記アドレス設定スイッチの
操作穴を本体底部に形成し、更に前記本体は取付台に対
し底部の一端で回動自在に装着されると共に底部の他端
にはスリットにより片持ち状態の係合手段を備えた取っ
手を設け、前記取っ手の押し込み操作で着脱自在に装着
され、回動側をヒンジ部として取付台に対し本体底部の
操作口が外部に露呈するように引き起こし自在としたも
のである。
[作用] このような構成を備えた本考案の防災監視用中継器によ
れば、取付台に対し回動する本体のヒンジ部側から中継
器の端子装置に対し信号線を接続しておくことで、信号
線を外すことなく取付台から本体底部の一端を外し、底
部他端をヒンジ部として回動するように引き起こすこと
で、本体底部に形成された操作穴を外部に露出させるこ
とができ、この操作穴からアドレス設定スイッチを操作
して簡単且つ容易に中継器の設置後のアドレス変更がで
きる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示した斜視図である。
第1図において、40は中継器の本体であり、上方に向か
って絞られた台形箱形形状を有する。42は略フラットな
形状をもつ取付台であり、ビス止めあるいは係合手段に
より中継器収納ボックス内に固定される。本体40の上部
には端子装置44が信号線接続部、即ち差込み端子部46を
外部に露出させた状態で設けられる。
本体40は取付台42に対し右側となる底部一端を回動自在
に装着して、これをヒンジ部48としており、本体40の左
側となる底部他端は取付台42に対し着脱自在に装着され
ている。
第2図は第1図に示した本考案の中継器の組立分解図で
ある。
第2図において、まず、本体40側は本体カバー50、端子
装置44、回路基板52、底蓋54で構成される。
本体カバー50は上部に端子装置44の差込み端子部46を外
部に露出する開口穴56を形成している。端子装置44は回
路基板52に接続された状態で本体カバー50内に組込まれ
た、開口穴56より上部の差込み端子部46を外部に露出さ
せる。端子装置44は複数の差込み端子を横方向に並べた
もので、1つの差込み端子には差込み穴58が設けられて
おり、信号線を差込み穴58に押し込むことで接続固定さ
れ、信号線を外す際にはノブ60を矢印方向に操作して引
張ればよい。
底蓋54には回路基板52に実装されたアドレス設定スイッ
チを操作するための操作穴62が形成され、この実施例に
あってはアドレス設定終了後に操作穴62を指示銘板64に
より塞ぐようにしている。
底蓋54の本体カバー50に対する装着は、底蓋54側に設け
られた係合受け部を本体カバー50側の突起に嵌め込むこ
とで行なわれる。
即ち、底蓋54の左端2箇所及び右端の1箇所の合計3箇
所には、係合受け部64−1,64−2,64−3が一体に設けら
れる。この係合受け部64−1〜64−3のそれぞれは、L
字状の屈曲突起の内側に係合受け部64−3から明らかな
ように、窪み66を形成した構造をもつ。
底蓋54の係合受け部64−1〜64−3に対応して本体カバ
ー50側には突起68−1,68−2及び68−3が設けられ、こ
れらの突起68−1〜68−3に対し底蓋54の係合受け部64
−1〜64−3の窪み66が嵌められることで両者が接続さ
れる。
このような本体40側に対し取付台42は略フラットな板部
材として構成され、中継器収納ボックス側にビス止めす
るためのネジ通し穴70を2箇所に設けている。また、取
付台42の右端の2箇所には本体40との装着でヒンジ部を
構成する係合受け部72−1,72−2が一体に形成され、係
合受け部72−1,72−2は内側に開口穴74を開いた箱形の
窪みである。また、取付台42の左端にはヒンジ部48側と
同じ構造の係合受け部76が一体に形成される。
このような取付台42におけるヒンジ部48側の係合受け部
72−1,72−2に対応して本体40における本体カバー50の
底部側右端には一対の係合突起78−1,78−2が形成さ
れ、取付台42の係合受け部72−1,72−2の各々に横方向
から嵌まり込むことで回転部となるヒンジ部48を形成す
る。
また、取付台42の左端に形成した係合受け部76に対応し
て本体40における本体カバー50底部右端には係合突起80
が形成される。係合突起80の両側にはスリット溝82が縦
方向に切られており、スリット溝82により係合手段とし
ての係合突起80は片持ち状態に置かれる。係合突起80の
上側にはコ字形の取手84が一体に形成されている。この
取手84は第1図に示す嵌め込み状態で取手84を押すこと
により係合突起80を取付台42の係合受け部76から外して
本体40側を離脱させることができる。
第3図は第2図に示した取付台42の中継器収納ボックス
に対する取付構造を示した斜視図である。
第3図において、取付台42の下部2箇所には一対の挟込
み片86−1,86−2が形成され、ボックス側に装着される
取付金具88に両側から嵌着される。また、取付台42の挟
込み片86−1と86−2の間には矩形状の突出片を平行に
並べたストッパ片90−1,90−2が設けられ、このストッ
パ片90−1,90−2を中継器収納ボックス側の取付金具88
の切欠92−1,92−2に嵌め入れることで、取付台42の横
方向の動きを規制している。勿論、取付台42は取付ネジ
穴70を使用してビス止めするようにしてもよい。
次に、上記の実施例の作用を説明する。まず、第1,2図
に示した構造の本考案による中継器は、第7図の従来例
と同様、中継収納ボックス18内に設置され、例えば第3
図に示すように中継器収納ボックス18内に取付金具88を
スポット溶接等により固定しておくことで、取付台42を
介して本体40を装着できる。
続いて、中継器収納ボックスに本考案による中継器を複
数並べて配した状態で、受信機及び火災感知器等の端末
機器からの信号線を本体40の上部に露出された端子装置
44の差込み端子46に接続する。この差込み端子46に対す
る信号線の接続は、第7図の従来例のように上下に受信
機側接続と端末接続側を分けるようにせず、ヒンジ部48
側からのみ信号線接続を行ない、ヒンジ部48を中心に取
付台42に対し本体40を引き起こすことができるようにす
る。
第4図は中継器収納ボックス18内に配置された後に信号
線接続が行なわれ、その後にアドレス設定スイッチによ
る設定変更のため、取付台42に対し本体40を引き起こし
た状態を示し、第5図に第4図の左側から見た本体40の
底部を示している。
即ち、第2図の組立断面図から明らかなように、本体40
と取付台42のヒンジ部48側は本体カバー50の底部一端に
形成された係合突起78−1,78−2が取付台42側の係合受
け部72−1,72−2の窪み74に挟まり込み、且つ本体40の
本体カバー50における底部他端の係合突起80が取付台42
の左側の係合受け部76に挟まり込み、即ち第1図に示す
状態にある。そこで、本体40の左端底部に突出した取手
84を押し込むと、取手84は両側のスリット溝82により片
持ち状態にあるため、先端側に形成された係合突起80が
取付台42の係合受け部76の窪みから外され、ヒンジ部48
側を中心に第4図に示すように本体40を回動させ、第5
図に示すように本体40の底部、具体的には第2図に示す
底蓋54に形成された操作穴62を外部に露出させることが
できる。このような本体40の引き起こしは、端子装置44
に対し信号線接続が行なわれていても問題なく行なうこ
とができ、本体40の底部に形成された操作穴62より内部
のアドレス設定スイッチを操作することで間仕切り変更
等に伴う新たな中継器のアドレス番号に設定変更する操
作を行なうことができる。勿論、アドレス設定スイッチ
による設定変更が終了したならば、引き起こし状態にあ
る本体40を押し下げて取付台42に嵌め込むことで、元の
取付状態に戻すことができる。
尚、上記の実施例にあっては、第2図の組立分解図から
明らかなように底蓋54を設け、底蓋54にアドレス設定用
の操作穴62を設けているが、底蓋54を取り除くようにし
てもよい。底蓋54を取り除いた場合には、取付台42が底
蓋を兼用することになり、操作穴62は本体カバー50側の
底部開口部そのものとなる。
また、上記の実施例にあってはヒンジ部48として取付台
42側に係合受け部72−1,72−2を設け、一方、本体カバ
ー50側に係合突起78−1,78−2を設け、両者の係合によ
りヒンジ構造を実現しているが、本体カバー50と取付台
42をヒンジ部48で回動自在な薄い連結部で一体形成した
ヒンジ構造としてもよい。
更に、上記の実施例にあっては、取付台42側に係合受け
部を形成し、本体カバー50側に係合突起を形成している
が、逆に本体カバー50側に係合受け部を形成し、取付台
42側に係合突起を形成するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、取付台に対
し回動する本体のヒンジ部側から中継器の端子装置に対
し信号線を接続しておくことで、信号線を外すことなく
取付台から本体底部の一端を外し、底部他端をヒンジ部
として回動するように引き起こすことで本体底部に形成
された操作穴も外部に露出させることができ、露出した
操作穴からアドレス設定スイッチを操作することで簡単
且つ容易に中継器設置後のアドレス変更ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した斜視図; 第2図が第1図の組立分解図; 第3図は中継器収納ボックスに対する取付構造の説明
図; 第4,5図は中継器を引き起こした状態説明図; 第6図は火災報知設備の構成図; 第7図は従来の中継器収納ボックスの説明図; 第8図は従来の中継器の組立分解図である。 40:本体 42:取付台 44:端子装置 46:差込み端子部 48:ヒンジ部 50:本体カバー 52:回路基板 54:底蓋 56:開口部 58:差込み穴 60:ノブ 62:操作穴 64:指示銘板 64−1〜64−3,72−1,72−2,76:係合受け部 66:窪み 68−1〜68−3,78−1,78−2,80:係合突起 70:取付ビス穴 82:スリット溝 84:取手 86−1,86−2:挟込み片 88:取付金具 90−1,90−2:ストッパ片 92−1,92−2:切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中継器収納ボックスに収容され、受信機及
    び感知器等の端末機器から引き出された信号線を接続す
    る端子装置と、自己のアドレスを設定するアドレス設定
    スイッチとを備えた防災監視用中継器に於いて、 箱型の本体と略フラットな取付台から構成され、 前記本体の上面に前記端子装置の信号線接続部を露出さ
    せて設けると共に、内部に設けた前記アドレス設定スイ
    ッチの操作穴を本体底部に形成し、 前記本体は前記取付台に対し底部の一端で回動自在に装
    着されると共に底部の他端にはスリットにより片持ち状
    態の係合手段を備えた取手を設け、前記取手の押し込み
    操作で着脱自在に装着され、回動側をヒンジ部として取
    付台に対し本体底部の操作穴が外部に露呈するように引
    き起こし自在としたことを特徴とする防災監視用中継
    器。
JP1989106890U 1989-09-12 1989-09-12 防災監視用中継器 Expired - Lifetime JPH0731345Y2 (ja)

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JPH0344792U JPH0344792U (ja) 1991-04-25
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