JPH0546561A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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Publication number
JPH0546561A
JPH0546561A JP3200843A JP20084391A JPH0546561A JP H0546561 A JPH0546561 A JP H0546561A JP 3200843 A JP3200843 A JP 3200843A JP 20084391 A JP20084391 A JP 20084391A JP H0546561 A JPH0546561 A JP H0546561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
electronic device
hinge shaft
main body
key sheet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3200843A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Mikake
則之 見掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3200843A priority Critical patent/JPH0546561A/ja
Publication of JPH0546561A publication Critical patent/JPH0546561A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器において、電子機器本体とこれに対
して開閉自在になったカバーとを電気的に接続するキー
シートに断線等の不具合が発生するのを阻止する。ま
た、電子機器の部品点数の削減及び外観品位の向上を図
る。 【構成】 電子機器本体10に対してカバー20をピン
30で開閉自在に連結する。ピン30,30との間には
電子機器本体10及びカバー20から突起形成された支
持軸12,22に支承されたヒンジ軸60を設ける。以
上の構造により、カバー20の開閉動作に追従させてヒ
ンジ軸60を所定角度回転させ、これの案内作用により
キーシート40の移動をカバー20の開閉に追従させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子手帳やノー
ト型のパーソナルコンピュータ等の電子機器に関し、よ
り詳しくは、電子部品を内蔵した電子機器本体とキーボ
ード等の操作部又は表示部が設けられるカバーとを開閉
自在にピンで連結し、電子機器本体とカバーの電子部品
同士を折曲自在のキーシートで電気的に接続した電子機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化、軽量化に伴
い、電子機器を電子機器本体とカバーとに二分割し、両
者をピンで開閉自在に連結した構造のものが実用化され
ている。電子機器本体とカバーに配設される電子部品
は、折曲自在のキーシートで電気的に接続される。カバ
ーは電子機器本体を不使用時に閉合して保護すると共
に、使用時に開放され、カバー内面に配置されるキーボ
ード等を利用して電子機器本体へのキー入力が行われ
る。このような構造によれば、電子機器の全体を小型に
できコストダウンが図られる利点がある。このような電
子機器においては、カバーの開閉時にその都度折曲げら
れるキーシートに破損等が生じるのを確実に防止する必
要がある。また、開閉動作を支障なく行わせる必要があ
る。このためには、カバーの開閉に伴うキーシートの伸
縮量や折曲量を小さくするべきである。
【0003】従来の電子機器の一例を図10及び図11
に示す。この電子機器は図に示すように、電子機器本体
1とカバー2とが各々の端面においてピン3によって連
結されている。カバー2は、ピン3を中心にして、本体
内面に対してほぼ180度回転する。キーシート4は、
その一端が電子機器本体1のプリント基板5に接続さ
れ、他端側はシート導出孔1aから導出されてカバー2
に導入され、カバー2内のプリント基板5に接続されて
いる。カバー2の端面にはリブ状の端面縁2aを形成し
ており、キーシート4は、電子機器本体1から導出さ
れ、上記端面縁2aを越えてカバー2の中へ導入されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キーシート4はカバー
2の開閉時に若干の伸縮差が生じる。この伸縮差は電子
機器本体1の内部で波部4aを繰り返し形成するから、
この波部4aに無理な変形が繰返し形成されることにな
り、断線や摩擦音が発生する。また、電子機器本体1に
はカバー2の開閉動作に追従して図10に矢印Aで示す
方向に移動するシャッター7とスプリング8が設けられ
る。シヤッター7はカバー2の閉合時にキーシート4の
一部が電子機器本体1の外側部に押し込まれて破損する
のを防止する。
【0005】しかし、上記のように、シャッター7とス
プリング8を設ける場合は、キーシート4を保護するた
めの構造が複雑になり、部品点数が増加してコスト高に
なる。また、シヤッター7の下部に図示のごとく断差9
が形成され外観を損なう等の問題がある。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題を解決
するものであり、その目的はカバーの開閉に伴いキーシ
ートに断線等の不良が発生するの確実に防止でき電子機
器の信頼性を向上することである。本発明の他の目的
は、部品点数の削減が図れ、コストダウンに寄与できる
と共に外観の品位を向上できる電子機器を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、電
子機器本体に対してカバーを開閉自在に連結し、かつ該
電子機器本体と該カバーの閉合面側に配置されるキーシ
ートで両者を電気的に接続した電子機器において、該電
子機器本体に突出形成した支持軸および該カバーに突出
形成した支持軸で回転自在に支持されたヒンジ軸を備
え、該ヒンジ軸が該カバーの開閉動作に伴って移動する
該キーシートの移動を案内するガイド溝を有し、該ガイ
ド溝に該キーシートが挿通されたものであり、そのこと
により上記目的が達成される。
【0008】好ましくは、前記ヒンジ軸の回転を規制す
る手段を備え、前記ガイド溝が水平になる位置とにわた
って該ヒンジ軸を回転させるようにしたものであり、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0009】
【作用】本発明の電子機器では、カバーを開放すると、
この開放動作に伴いキーシートがカバー側に引っ張ら
れ、このときガイド溝を介してキーシートに係合するヒ
ンジ軸がカバーの開放方向と同方向に所定角度回転す
る。また、カバーを閉合するとこの閉合動作に伴いヒン
ジ軸がカバーの閉合方向と同方向に回転する。
【0010】従って、カバー閉合時にガイド溝が垂直に
なるように、また、カバー開放時にガイド溝が水平にな
るようにヒンジ軸の回転角を選定しておけば、該ガイド
溝の案内作用によりキーシートがカバーに追従して移動
することになる。すなわち、カバーの開閉に伴うキーシ
ートの伸縮差を低減できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【0012】本発明の電子機器は、図1から図9に示す
ように、電子機器本体10と、カバー20とを有し、カ
バー20は電子機器本体10に対して、ピン30、30
で開閉自在に連結されている。また、電子機器本体10
とカバー20とは、キーシート40で電気的に接続され
る。
【0013】以下に各部の詳細を説明する。電子機器本
体10は角箱状に形成され、その内部には制御部等を構
成する図示せぬ電子部品が実装されたプリント基板50
が取付られている。一方、カバー20は電子機器本体1
0に対応して肉薄の角箱状に形成され、その内部には制
御部等を構成する図示せぬ電子部品が実装されたプリン
ト基板51が取付られている。このプリント基板51に
はキーボード等が実装される。両プリント基板50,5
1はキーシート40により電気的に接続される。
【0014】電子機器本体10とカバー20との連結構
造は具体的には以下のようになっている。図3から図5
に示すように、電子機器本体10及びカバー20の突合
せ端面における幅方向両端面には、凸部15,15a,
15b(電子機器本体10側)及び25,25a(カバ
ー20側)が形成され、更に凹部16,16a(電子機
器本体10側)及び26,26a,26b(カバー20
側)がそれぞれ形成されている。これらの凸部と凹部と
は、図示するようにように互いにはまり込んだ入組構造
になっている。
【0015】加えて、凸部15と25の突合せ部及び凸
部15bと25aの突合せ部には、連結用のピン30、
30が嵌入され、これでカバー20が電子機器本体10
に対して開閉自在になっている。中間部の両凹部16、
26aの突合せ部は円柱状のヒンジ軸60が取付られる
ヒンジ窓11になっている。
【0016】ヒンジ軸60とそれが支承される具体的な
取付構造は以下の通りである。 ヒンジ軸60は円柱状
をなし、その両端面には支持孔61,61及び係合凸起
63が形成され、中間部にはガイド溝62が形成されて
いる。ヒンジ軸60はその支持孔61,61に次に述べ
る軸部12,22が挿入されて回転自在に支持されてい
る。
【0017】該軸部12は電子機器本体10の凸部15
aの内側面に突出形成されている。また、軸部22はカ
バー20の凸部25の内側面に突出形成されている。更
に、ヒンジ軸60の中間部には前記キーシート40が挿
通されるスリット状のガイド溝62が形成されている。
【0018】以上の構造により、カバー20を電子機器
本体10に対して開閉すると、ガイド溝62を介してキ
ーシート40に係合されるヒンジ軸60がカバー20の
開閉に追従して回転することになる。
【0019】加えて、ヒンジ軸60の回転は次に述べる
回転規制手段によりガイド溝62が水平になる位置と垂
直になる位置との間にわたって許可されるようになって
いる。すなわち、ヒンジ軸60の一端面には係合凸起6
3が形成され、電子機器本体10のヒンジ軸60の回転
域には図7(a)に示すように扇形状の規制凹部23が
形成され、該規制凹部23の両端面はヒンジ軸60の係
合突起が当接するストッパ壁13a、13aになってい
る。
【0020】上記したように、ヒンジ軸60は、そのガ
イド溝62にキーシート40が挿通され、該キーシート
10を介してカバー20に連結されている。従って、カ
バー20の開閉動作に伴ってキーシート40が移動し、
かつヒンジ軸60が回転する。カバー20を図7(a)
に示すように開放すると、やがて係合突起63が規制凹
部23の上方のストッパ壁13aに当接し、以後ヒンジ
軸60の回転が停止される。この時カバー20は電子機
器本体10の外側方に水平姿勢で開放される。また、図
7(b)に示すように、この時ガイド溝62は水平状態
にある。
【0021】一方、カバー20を図7に示す開放状態か
ら図6に示すように閉合すると、カバー20の閉合動作
完了と共に、係合突起63が下方のストッパ壁13aに
当接し、以後ヒンジ軸60の回転が停止される。このと
き、図6(b)に示すように、ガイド溝63は垂直状態
にある。
【0022】従って、このような回転規制手段を設ける
と、カバー20の開閉動作に伴いヒンジ軸60が0°〜
90°の範囲にわたって回転し、該ヒンジ軸60のガイ
ド溝63がカバー20の開放姿勢、閉合姿勢に一致した
状態になる。このことは、ガイド溝63に案内されるキ
ーシート40の移動がカバー20の開閉動作に追従して
行われることを意味する。それ故、カバー20の開閉に
伴うキーシート40の移動量の差を可及的に低減でき、
該キーシート40の保護を図る上で好ましいものにな
る。
【0023】図8および図9は本発明の他の実施例を示
しており、この実施例では前記規制凹部23をカバー2
0側に設ける構成をとる。その他の構成については、上
記実施例と同様であるので、対応する部分について同一
の番号を付し、説明を省略する。
【0024】
【発明の効果】本発明の電子機器は、電子機器本体とカ
バーとを電気的に接続するキーシートを、その電子機器
本体とカバーとを開閉自在に連結するピンの中心に近接
したヒンジ軸のガイド溝に挿通して構成されているため
に、カバーの開閉に伴いキーシートはその移動が案内さ
れ、余分な変形が防止されるから安定した動きになり、
断線等の不良が発生するのを防止でき、信頼性を向上で
きる。しかも、カバーの閉時にキーシートの露出量を最
小にでき、端面に断差が生じないから外観の品位を向上
できると共に部品点数が削減され、コストダウンに寄与
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一例を示す一部切欠断面
図。
【図2】カバーを開いた状態を示す一部切欠断面図。
【図3】カバーを開いて連結部の状態を示す平面図。
【図4】ヒンジ軸を示す斜視図。
【図5】カバーを開いた状態を示す斜視図。
【図6】カバーの開放動作を示す図面。
【図7】カバーの閉合動作を示す図面。
【図8】本発明の変形例におけるカバーの開放動作を示
す図面。
【図9】本発明の変形例におけるカバーの閉合動作を示
す図面。
【図10】電子機器の一従来例を示す一部切欠断面図。
【図11】図10に示す電子機器のカバーを開いた状態
を示す一部切換断面図。
【図12】図10に示す電子機器のカバーを開いた状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
10 電子機器本体 13a、13a ストッパ壁 20 カバー 23 規制凹部 30 ピン 40 キーシート 50 プリント基板 51 プリント基板 60 ヒンジ軸 61 支持孔 62 ガイド溝 63 係合凸起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器本体に対してカバーをピンで開閉
    自在に連結し、かつ該電子機器本体と該カバーの閉合面
    側に配置されるキーシートで両者を電気的に接続した電
    子機器において、 該電子機器本体に突出形成した支持軸および該カバーに
    突出形成した支持軸で回転自在に支持されたヒンジ軸を
    備え、該ヒンジ軸が該カバーの開閉動作に伴って移動す
    る該キーシートの移動を案内するガイド溝を有し、該ガ
    イド溝に該キーシートが挿通された電子機器。
  2. 【請求項2】前記ヒンジ軸の回転を規制する手段を備
    え、前記ガイド溝が水平になる位置とにわたって該ヒン
    ジ軸を回転させるようにした請求項1記載の電子機器。
JP3200843A 1991-08-09 1991-08-09 電子機器 Withdrawn JPH0546561A (ja)

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JP3200843A JPH0546561A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 電子機器

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JP3200843A JPH0546561A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 電子機器

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JPH0546561A true JPH0546561A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16431137

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JP3200843A Withdrawn JPH0546561A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 電子機器

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JP (1) JPH0546561A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112