JP4096244B2 - 門扉用ヒンジキャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、門扉側のヒンジ部材に露出したボルトの頭部を覆う門扉用ヒンジキャップに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、この種の門扉用ヒンジは、門扉側ヒンジと門柱側ヒンジとによって構成されている。いずれのヒンジも門扉又は門柱に対してボルトによって固定されている。門扉は屋敷の顔であり、単に防犯だけでなく、意匠性も重視されているので、ボルトの頭部といえども外部に露出するのは好ましくない。そのため、門扉用ヒンジのボルトをカバーで覆うものも実施されるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−52196号公報(全文)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記キャップは門柱側ヒンジの固定ボルトの頭部を覆うものであり、門扉側ヒンジのボルトを覆うものではない。門扉側のボルトは門扉の端面と門柱の側面との間にあるので外部からは見えにくいが、しかし、門扉を開いたときは人目につきやすい部位に移るので、露出するのは好ましくない。
【0005】
また、上記ヒンジカバーは単に門柱に固定された座部材7に係合させるにすぎないので、門扉の開閉時の振動や人や物がぶつかったり衣服を引っ掛けたりしたときの衝撃などにより簡単に外れてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は上記問題点を解消し、簡単に外れて脱落することがなく、取り扱いも簡単で門扉の意匠性も向上させることができる門扉用ヒンジキャップを提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る門扉用ヒンジキャップは、門扉の吊元側の側縁を表裏から1対のヒンジ部材で挟持固定してなり、門柱側ヒンジに対して共通の回転軸を介して回動自在に連結される門扉側ヒンジにおいて、上記1対のヒンジ部材を締結する締結ボルトの頭部を覆うキャップであって、上記締結ボルトの頭部と一方のヒンジ部材との間に挟まれて固定される固定部と、固定部に対して折り曲げ自在に形成されたカバー部とから構成され、カバー部によって上記締結ボルトの頭部を覆うとともに、カバー部を上記固定部又はヒンジ部材に設けた係合部に係合させて閉じることを特徴とする。
【0008】
なお、前記一方のヒンジ部材には、前記固定部を収納する取付溝を形成し、上記固定部を前記締結ボルトの頭部又は該頭部に取りつけたワッシャで固定するのが好ましい。
【0009】
また、前記カバー部は、前記固定部の門柱側に折り曲げ自在に取り付けられているのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1において符号1は門扉、2は門柱を示す。門扉1はヒンジ3を介して門柱2に開閉自在に支持されている。
【0011】
ヒンジ3は図2及び図3に示されるように、門柱2側のヒンジ3aと門扉1側のヒンジ3bとを回転軸4で連結したものである。
【0012】
門柱2側のヒンジ3aは、門柱2に固定されるヒンジ本体の内部に持送り5を調整ネジ6によって左右に調整可能に取りつけ、その表面をカバー7で覆ったもので、持送り5の先端にはヒジツボ8が形成されている。
【0013】
これに対し、門扉1側のヒンジ3bは、門扉1の吊元側の側縁を表裏から挟持する1対のヒンジ部材9a、9bによって構成されている。門扉1の吊元側の側縁には、その表側と裏側に、長手方向に沿って係合溝10が形成されている。
【0014】
上記ヒンジ部材9a、9bのうち、一方のヒンジ部材9aの一端には上記一方の係合溝10に係合する係合凸部11が形成され、他端には上下2個のボルト孔12が設けられている。ボルト孔12の近傍の内側には嵌合凸部13が形成され、嵌合凸部13から係合凸部11側の面は傾斜面14となっている。ボルト孔12の外側には向き合いに形成された1対の突片によって取付溝15が形成されている。さらに、中間部外側にはボルト孔12を向くように断面L字形の係合部16が形成されている。
【0015】
他方のヒンジ部材9bの一端には上記他方の係合溝10に係合する係合凸部11が形成され、他端には締結ボルト17の雌ネジ18が設けられている。雌ネジ18の近傍の内側には嵌合凹部19が形成され、雌ネジ18の延長側にはヒジツボ8が形成されている。
【0016】
上記1対のヒンジ部材9a、9bはそれぞれ一体の係合凸部11を門扉1の係合溝10に係合させ、他端の内側面を突合せて一方の嵌合凸部13と他方の嵌合凹部19に嵌合させ、さらに締結ボルト17を一方のボルト孔12から挿通して他方の雌ネジ18に螺合させ、門扉1の係合溝10に沿って係合凸部11を上下方向にスライドさせて最適位置で締結ボルト17を強く雌ネジ18にねじ込む。これにより、1対のヒンジ部材9a、9bは一体的に締結されて門扉1側のヒンジ3bを構成する。
【0017】
次に、門柱2に門扉1を吊持させるには、門柱2と門扉1にヒンジを固定しておき、門柱2側のヒンジ3aの上に門扉1側のヒンジ3bを重ね、門扉1側のヒンジ3bのヒジツボ8から回転軸4を嵌挿して門柱2側のヒンジ3aのヒジツボ8に嵌合する。27はヒジツボキャップ、28は取付ビスである。これにより、門扉1は門柱2に開閉自在に支持される。
【0018】
ところで、門扉1側のヒンジ3bには2本の締結ボルト17の頭部20が露出する。このボルト頭部20は門扉1の閉止時に外部に露出する。このため、ボルト頭部20はヒンジキャップ21で覆われている。
【0019】
すなわち、ヒンジキャップ21は合成樹脂製で、図4に示されるように、裏側の固定部22と固定部22に対して折り曲げ自在に形成された表側のカバー部23とから構成されている。固定部22は図5に示されるように、肉厚で上下2個のボルト孔12の間隔分の長さに形成され、カバー部23は2個の締結ボルト17の頭部20を覆う程度の大きさで箱型に形成されている。そして、固定部22とカバー部23の開口端の一側(門柱2側)とは連結片24を介して連結されている。また、カバー部23の開口端の他側には係合片25が形成されている。
【0020】
上記ヒンジキャップ21をとりつけるときは、まず2本の締結ボルト17を仮締めしておき、図5〜図7に示されるように、固定部22を取付溝15に収納し、締結ボルト17の間に配置して固定部22の端部が締結ボルト17の軸に当たるようにしておく。次に、締結ボルト17を締めてワッシャ26とヒンジ部材9aとの間に固定部22の両端を挟みつけて固定する。このようにして、ヒンジキャップ21はヒンジ部材9aに固定される。その後、カバー部23で2本のボルト頭部20を覆い、さらにカバー部23の係合片25をヒンジ部材9aのL字形係合部16に係合させて閉じればよい。
【0021】
上記ヒンジキャップ21によれば、固定部22は、締結ボルト17の頭部20と一方のヒンジ部材9aとの間に挟まれて固定されるものであるから、強固に取りつけられ、簡単に外れて脱落するようなことがなく、カバー部23は固定部22又はヒンジ部材9aに設けた係合部16に係合させて閉じる構成であるから、取り扱いも簡単である。さらに、門扉用の締結ボルト17の頭部20はカバー部23によって覆われるので、門扉1の意匠性も向上させることができる。
【0022】
また、カバー部23は、固定部22の門柱2側に折り曲げ自在に取り付けられているから、締結ボルト17の締め付け作業を容易に行なうことができる。
【0023】
なお、上記固定部22はワッシャ26ではなく、締結ボルト17の頭部20の背面で直接に固定してもよい。この例は、ワッシャ26を用いない場合に有効である。
【0024】
また、係合部16は必ずしもヒンジ部材9aに形成されている必要はない。上記ワッシャ26を係合部16としてもよい。また、カバー部23は必ずしもヒンジ部材9aに設けた係合部16に係合させる例に限定されない。たとえば、固定部22から連結片24の反対側に係合部16(図示せず)を形成し、この係合部16に係合させてもよい。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、門扉用ヒンジキャップは、固定部と固定部に対して折り曲げ自在に形成されたカバー部とから構成され、固定部は、門扉側の1対のヒンジ部材を締結する締結ボルトの頭部と一方のヒンジ部材との間に挟まれて固定されるものであるから、強固に取りつけられ、簡単に外れて脱落するようなことがなく、カバー部は固定部又はヒンジ部材に設けた係合部に係合させて閉じる構成であるから、取り扱いも簡単である。さらに、門扉用の締結ボルトの頭部はカバー部によって覆われるので、門扉の意匠性も向上させることができる。
【0026】
請求項2に係る発明によれば、前記一方のヒンジ部材には、前記固定部を収納する取付溝を形成し、上記固定部を前記締結ボルトの頭部又は該頭部に取りつけたワッシャで固定する構成であるから、締結ボルトで仮締めした後にヒンジキャップを取りつけることが可能である。また、格別の部材を必要とせず、簡単な構造であるにもかかわらず、ヒンジキャップを確実に固定することができる。
【0027】
請求項3に係る発明によれば、カバー部は、前記固定部の門柱側に折り曲げ自在に取り付けられているから、締結ボルトの締め付け作業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】門柱と門扉の正面図
【図2】図1のA部の拡大図
【図3】図2の平面図
【図4】ヒンジキャップの斜視図
【図5】門扉側ヒンジの正面図
【図6】図5のX−X線上の断面図
【図7】図5のY−Y線上の断面図
【符号の説明】
1 門扉
9a、9b ヒンジ部材
17 締結ボルト
21 ヒンジキャップ
22 固定部
23 カバー部

Claims (3)

  1. 門扉の吊元側の側縁を表裏から1対のヒンジ部材で挟持固定してなり、門柱側ヒンジに対して共通の回転軸を介して回動自在に連結される門扉側ヒンジにおいて、上記1対のヒンジ部材を締結する締結ボルトの頭部を覆うキャップであって、上記締結ボルトの頭部と一方のヒンジ部材との間に挟まれて固定される固定部と、固定部に対して折り曲げ自在に形成されたカバー部とから構成され、カバー部によって上記締結ボルトの頭部を覆うとともに、カバー部を上記固定部又はヒンジ部材に設けた係合部に係合させて閉じることを特徴とする門扉用ヒンジキャップ。
  2. 前記一方のヒンジ部材には、前記固定部を収納する取付溝を形成し、上記固定部を前記締結ボルトの頭部又は該頭部に取りつけたワッシャで固定した、請求項1記載の門扉用ヒンジキャップ。
  3. 前記カバー部は、前記固定部の門柱側に折り曲げ自在に取り付けられている、請求項1又は2に記載の門扉用ヒンジキャップ。
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