JPH0240223Y2 - - Google Patents

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JPH0240223Y2
JPH0240223Y2 JP1983162334U JP16233483U JPH0240223Y2 JP H0240223 Y2 JPH0240223 Y2 JP H0240223Y2 JP 1983162334 U JP1983162334 U JP 1983162334U JP 16233483 U JP16233483 U JP 16233483U JP H0240223 Y2 JPH0240223 Y2 JP H0240223Y2
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JP
Japan
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door
housing
edge
bench
section
Prior art date
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JP1983162334U
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English (en)
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JPS6070178U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、回転式扉付きベンチ型監視盤に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種の回転式扉付きベンチ型監視盤A
は、第1図に示すように、上面後部に凸段部より
なるボード部3が突設されたベンチ型のハウジン
グ1内に回路部および電源部を収納し、ハウジン
グの上面前部に設けられた上面開口に第1の扉2
を覆着するとともに、ボード部3の前面に設けら
れた前面開口に第2の扉4を覆着し、各扉2,4
に表示器、スイツチなどを配設しており、両扉
2,4は回転式扉にて形成されていた。
しかしながら、このような回転式扉を有するベ
ンチ型監視盤において、第1の扉2を開閉するに
は、第2の扉4を開けてから開閉しなければなら
ず、第1の扉2のみを独立して開閉できないとい
う問題があつた。
そこで、第2図に示すように、両扉2,4を独
立して開閉できるようにするために、入隅部に開
閉スペースDを設けたものがあつた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように開閉スペースDを
設けた第2図従来例にあつては、開閉スペースD
部分がデツドスペースとなつて扉2,4を配設で
きなくなるので、その分だけハウジング1の上面
あるいはボード部3前面に設けられる開口の面積
を小さくしなければならず、ハウジング1、ボー
ド部3内のスペースの有効利用が図れなくなると
いう問題があり、また、隅部に不自然な凹所が生
じることになり、見栄えが悪くなるという問題が
あつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、2枚の回転式扉を
ベンチ型ハウジングの入隅部に直交して配設する
場合において、各扉をそれぞれ独立して開閉する
ことができ、かつ入隅部にデツドスペースが生じ
ないようにすることができる回転式扉付き監視盤
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の考案は、上面後部に凸段部よりなるボ
ード部が突設されたベンチ型のハウジング内に回
路部および電源部を収納し、ハウジングの上面前
部に設けられた上面開口に第1の扉を覆着すると
ともに、ボード部の前面に設けられた前面開口に
第2の扉を覆着し、各扉に表示器、スイツチなど
を配設したベンチ型監視盤において、一方の側縁
が上記上面開口の縁部に枢着された回転式扉にて
第1の扉を形成するとともに、上記前面開口の縁
部に枢着された回転式扉にて第2の扉を形成し、
第1の扉の後縁部が第2の扉の下端面とハウジン
グ上面との間に嵌挿されるようにし、第1の扉を
枢着する蝶番の回転軸を延出して回転軸部を軸受
筒部に対してスライド自在とし、第1の扉を回転
軸方向前方にスライドさせた位置にて回転自在に
したものである。
[作用] 本考案は上述のように構成されており、回路部
および電源部を収納するハウジングをベンチ型と
したベンチ型監視盤において、一方の側縁がハウ
ジングの上面開口の縁部に枢着された回転式扉に
て第1の扉を形成するとともに、ボード部の前面
開口の縁部に枢着された回転式扉にて第2の扉を
形成し、第1の扉の後縁部が第2の扉の下端面と
ハウジング上面との間に嵌挿されるようにし、第
1の扉を枢着する蝶番の回転軸を延出して回転軸
部を軸受筒部に対してスライド自在とし、第1の
扉を回転軸方向前方にスライドさせた位置にて回
転自在にし、第1の扉を前方にスライドさせて開
閉できるようにしているので、入隅部にデツドス
ペースを生じることなく、回転式の両扉を独立的
に開閉でき、しかも、開口面積を大きくしてハウ
ジング内のスペースを有効利用できるとともに、
見栄えを良くすることができる。
[実施例] 第3図乃至第8図は本考案一実施例を示すもの
で、上面後部に凸段部よりなるボード部3が突設
されたベンチ型のハウジング1内に回路部および
電源部を収納し、ハウジング1の上面前部に設け
られた上面開口に第1の扉2を覆着するととも
に、ボード部3の前面に設けられた前面開口に第
2の扉4を覆着し、各扉2,4に表示器、スイツ
チなどを配設したベンチ型監視盤において、一方
の側縁が上記上面開口の縁部に枢着された回転式
扉にて第1の扉2を形成するとともに、上記前面
開口の縁部に枢着された回転式扉にて第2の扉4
を形成し、第1の扉2の後縁部が第2の扉4の下
端面とハウジング1上面との間に嵌挿されるよう
にし、第1の扉2を枢着する蝶番5の回転軸6を
延出して回転軸部5aを軸受筒部5bに対してス
ライド自在とし、第1の扉2を回転軸方向(矢印
X方向)前方にスライドさせた位置にて回転自在
(矢印Y方向)にしたものである。実施例にあつ
ては、回転軸方向にスライドし易くするための滑
車7が設けられており、滑車7をナイロンのよう
な合成樹脂にて形成することにより、塗装面を傷
めることがないようにしている。また、8は取着
片であり、実施例では蝶番5の回転軸部5aを扉
2に取着し、軸受筒部5bをハウジング1に取着
しているが、逆に取着しても良い。なお、取着片
8の形状は実施例に限定されるものではない。ま
た、扉2のスライド可能範囲Sを規制するストツ
パ手段は、蝶番5あるいはハウジング1上面に適
宜設けられる。
いま、扉2を開く場合には、まず、ハウジング
1の上面開口に覆着されている扉2を前方(矢印
X方向)にスライドさせた後、扉2を右回転(矢
印Y方向に回転)させて開けば良く、ボード部3
の前面開口に覆着されている扉4を開けることな
く扉2を独立して開けることができ、しかも、ハ
ウジング1の上面開口およびボード部3の前面開
口の開口面積を第1図従来例の場合と同様に大き
くすることができ、ハウジング1内のスペースの
有効利用が図れるようになつている。さらに、入
隅部に不自然な凹所が生じず、見栄えを良くする
ことができる。なお、実施例では、扉2の開度を
100゜とすることにより扉2が重力によつて不用意
に閉まらないようにし、特別なストツパを必要と
しないようにしてハウジング1内のスペースを有
効利用している。さらにまた、実施例では、扉4
の上端縁を蝶番9にて前面開口の縁部に枢着して
いるが、扉4の側端縁あるいは下端縁を枢着して
も良い。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、回路部
および電源部を収納するハウジングをベンチ型と
したベンチ型監視盤において、一方の側縁がハウ
ジングの上面開口の縁部に枢着された回転式扉に
て第1の扉を形成するとともに、ボード部の前面
開口の縁部に枢着された回転式扉にて第2の扉を
形成し、第1の扉の後縁部が第2の扉の下端面と
ハウジング上面との間に嵌挿されるようにし、第
1の扉を枢着する蝶番の回転軸を延出して回転軸
部を軸受筒部に対してスライド自在とし、第1の
扉を回転軸方向前方にスライドさせた位置にて回
転自在にし、第1の扉を前方にスライドさせて開
閉できるようにしているので、入隅部にデツドス
ペースを生じることなく、回転式の両扉を独立的
に開閉でき、しかも、開口面積を大きくしてハウ
ジング内のスペースを有効利用できるとともに、
見栄えを良くすることができるという効果があ
る。つまり、本考案は、入隅部にデツドスペース
が生じないように2枚の回転式の扉を直交して配
設した場合には、回転式の両扉を独立して開閉で
きなくなり、一方、2枚の回転式の扉を独立的に
開閉できるようにした場合には、入隅部にデツド
スペースが生じて開口面積が小さくなつてハウジ
ング内のスペースの有効利用が図れない上も見栄
えが悪くなるという従来のジレンマを解決するよ
うにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の概略構成図、第
3図および第4図は本考案一実施例の斜視図、第
5図は同上の要部上面図、第6図は同上の要部正
面図、第7図は同上の要部上面図、第8図a,b
は同上の動作説明図である。 1はハウジング、2,4は扉、3はボード部、
5aは回転軸部、5bは軸受筒部、6は回転軸で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面後部に凸段部よりなるボード部が突設され
    たベンチ型のハウジング内に回路部および電源部
    を収納し、ハウジングの上面前部に設けられた上
    面開口に第1の扉を覆着するとともに、ボード部
    の前面に設けられた前面開口に第2の扉を覆着
    し、各扉に表示器、スイツチなどを配設したベン
    チ型監視盤において、一方の側縁が上記上面開口
    の縁部に枢着された回転式扉にて第1の扉を形成
    するとともに、上記前面開口の縁部に枢着された
    回転式扉にて第2の扉を形成し、第1の扉の後縁
    部が第2の扉の下端面とハウジング上面との間に
    嵌挿されるようにし、第1の扉を枢着する蝶番の
    回転軸を延出して回転軸部を軸受筒部に対してス
    ライド自在とし、第1の扉を回転軸方向前方にス
    ライドさせた位置にて回転自在にしたことを特徴
    とする回転式扉付きベンチ型監視盤。
JP16233483U 1983-10-20 1983-10-20 回転式扉付きベンチ型監視盤 Granted JPS6070178U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16233483U JPS6070178U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 回転式扉付きベンチ型監視盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16233483U JPS6070178U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 回転式扉付きベンチ型監視盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070178U JPS6070178U (ja) 1985-05-17
JPH0240223Y2 true JPH0240223Y2 (ja) 1990-10-26

Family

ID=30356506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16233483U Granted JPS6070178U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 回転式扉付きベンチ型監視盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6070178U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5485524A (en) * 1977-08-01 1979-07-07 Braas & Co Gmbh Slidable and turnable top light
JPS54147560A (en) * 1978-05-12 1979-11-17 Sawafuji Electric Co Ltd Hinge device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5485524A (en) * 1977-08-01 1979-07-07 Braas & Co Gmbh Slidable and turnable top light
JPS54147560A (en) * 1978-05-12 1979-11-17 Sawafuji Electric Co Ltd Hinge device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6070178U (ja) 1985-05-17

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