JPS5924627Y2 - 点検用ハツチ - Google Patents

点検用ハツチ

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JPS5924627Y2
JPS5924627Y2 JP9114577U JP9114577U JPS5924627Y2 JP S5924627 Y2 JPS5924627 Y2 JP S5924627Y2 JP 9114577 U JP9114577 U JP 9114577U JP 9114577 U JP9114577 U JP 9114577U JP S5924627 Y2 JPS5924627 Y2 JP S5924627Y2
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JP
Japan
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inner frame
frame
outer frame
cover plate
flanges
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Application number
JP9114577U
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JPS5418896U (ja
Inventor
守 牧野
Original Assignee
株式会社アルミノ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は点検用バッチ、さらに詳しく言えば主として
船舶における機関室、キャビンその他の室における点検
用バッチに関するものである。
従来の点検用バッチは蓋が外枠に対して上面に露出した
ヒンジによって取り付けられているため外観がすっきり
しないだけでなく、開閉頻度が高いときはヒンジ部分か
ら壊れたり、開閉の際に騒音を発したり、壊れないまで
も開閉の回動軸の位置か゛ずれて蓋か′しまらなくなっ
たりする欠点があり、さらに蓋体の厚みを増すときはヒ
ンジ軸と反対側の表面においては外枠とのすきまが必然
的に増大し、またこのすきまを小さくするため蓋体の側
面部の仕上げはかなり精密に行なわわばならないなどの
不都合があった。
この考案は従来のこのような欠点を排除するためになさ
れたものであってその一実施例を図について説明しよう
第1図ないし第3図において全体として]で示されたも
のは4個の外枠部材11゜12、13.14によって長
方形の枠状に形成された外枠である。
各外枠部材11〜14は第2図および第3図に明示され
るようにそれぞれの側面部11 b、12b、 13
b、 14 bの上縁において枠の外方に側面部11
bに対して直角に延びる上部フランジ11a。
12 a、 13 a、 14 aを有し、またその下
縁において枠の内方に同しく側面部11 bに対して直
角に延びる下部フランジ11 C,12C,13C,1
4Cを有する。
全体として2で示される内枠は、第1図ないし第3図に
明白なように4個の内枠部材21.22.23゜24に
よって前記外枠1の中空部に合致するよう長方形に形成
され、その各内枠部材21.22.23゜24はそれぞ
れの側面部21 b、 22 b、 23 b、 24
bの上縁において枠の内方と外方に側面部に直角に延
びる上部フランジ21 a、 22 a、 23 a、
24 aを有する。
各側面部21 b、 22 b、 23 b、 24
bの下部の外端縁Qはそれぞれの上部フランジ21 a
の外端縁(第3図においてPで示した)より枠の内側に
寄って位置する。
このことの利点は、第5図について説明できる。
すなわち内枠部材の接合のために溶接Wなどをし放しに
して、この表面を仕上げる必要かないことである。
従来の蝶番式蓋の場合は蓋の厚さが厚くなるとその側面
をかなりきれいに仕上げなければ外枠の内側の縁にぶつ
かって蓋がしまらない場合が多かったけれども、この考
案においては後述するようにヒンジ軸が下方に寄り、か
つ側面部が枠の内方に片寄るため上述の効果が生ずるの
である。
内枠2は外枠1の対向する外枠部材、たとえば第2図に
示したように外枠部材12.14の側面部に固着される
ヒンジ軸71によって外枠の中空部内において回動可能
に取付けられる。
ヒンジ軸71は一種の小ねじであってこれはナツト72
によって外枠部材12.14の側面部12 b、 14
bに固着され、その内方に突出するねじ部にはたとえ
ばナイロンのようなすべりやすく、耐摩耗性のよい非金
属材料による滑動防音スリーブ73がかぶせられて、こ
れが内枠2の対向する1対の内枠部材の側面部22b、
24bのヒンジ孔に挿入係合する。
蓋板3は内枠2の内側、つまり各内枠部材の上部フラン
ジ21 a、 22 a、 23 a、 24 aの裏
面に当接しかつ上記一対のヒンジ軸71によって横方向
の動きを規制されて配置され、取付金具4によって固定
される。
取付金具4は第3図に示されるようにL字状をなし、そ
のL字の横辺には長孔42が形成され、L字の横辺41
が蓋板3の裏面に押し当てられるようねじ43、ナツト
44により内枠部材の側面部、同図図示の例では内枠部
材22の側面部22 bに取り付けられる。
この長孔42のために蓋板3の厚さの多少の変動は十分
吸収でき、組立の際好都合である。
第2図および゛第3図において6で示したものは開閉つ
まみであり、これに取り付けられるロック棒61の端部
は折曲係合部61 aとなっていて、これは外枠1のひ
とつの外枠部材、第3図図示の例では外枠部材11の下
部フランジ11 Cに係合し、外枠1の上部フランジ1
1 a、 12 a、 13 a、 14 aに内枠部
材21.22.23.24の上部フランジ21a。
22 a、 23 a、 24 aを一致させた内枠2
の回動をロックし、内枠2に閉状態を維持させる。
なお、第2図および第3図において8で示したものはロ
ック棒61を回動可能に支持する取付金具であす、63
はこの取付金具8を内枠部材の側面部21 aに固着さ
せる小ねじである。
なおロック棒61の折曲係合部61 aと外枠部材11
との保合部を第4図についてさらに詳しく述べると、外
枠部材11の下部フランジ11 Cの表面には、2個の
係止突起71 aの形成された係止板7が取り付けられ
、折曲係合部61 aがこの2個の係止突起71 aの
間に位置してこの突起を越えて簡単に左、右に動かない
ようにされている。
内枠2が外枠1に対して強く閉しられるときは各内枠部
材の下端縁はタト枠部材12,14の下部フランジ12
C,14Cの上面に衝突して音を発するので、ここには
第2図に示されるようにたとえば合成樹脂、ゴムなどの
材料からなる緩衝板9が外枠1の下部フランジ11 C
,12C,13C,14Cの内面に当接して設けられる
この考案は以上に詳述した構成を有するから、(イ)全
体としてそれぞれ上部フランジを持つ外枠部材、内枠部
材により形成されるため、外観が美しい、 (ロ)内枠部材の側面部の仕上げが不要、また蓋板の厚
さの多少の変動は吸収できる構造など、特に仕上げ、組
立における作業性がすぐれている、(ハ)内枠の開閉に
際してヒンジ軸の部分においても、また強く閉じたとき
、内枠か゛外枠に当っても騒音の発生がない、 に)開閉のためのヒンジ機構が丈夫であるからゆがんで
締まりにくくなりたり、ヒンジが壊れたりする不都合は
ない、等々多大の効果がある。
(ホ)一対のヒンジ軸71が蓋板3の横方向の移動を規
制しているので、蓋板3が内枠2に対して動くことがな
い。
(へ)一対のヒンジ軸71が、蓋板3の側縁に当接して
内枠2を回動自在に枢着する構成になっているため、ヒ
ンジ軸71の緩みを防止できるとともに、たとい、第2
図のもののように、ナツト72と滑動防音スリーブ73
および蓋板3が隙間なくびっしりと外枠部材12.14
の間に装着されておらずに、各部材72.73.3の間
に隙間があるような場合でも、(むしろこの方が多く、
自然である。
)ナラ) 72.72に対する左右一対のヒンジ軸71
,71の螺入度合を変化させて内枠2全体を第2図で左
或いは右に動かし、外枠1の上部フランジ12 a、
14 aの内縁と、内枠2の上部フランジ22a、24
aの外縁との間に形成される隙間を左右等しくして外枠
1に対する内枠2の装着状態を正しくて美観を保ち、ま
た内枠2の回動を円滑にすることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す上面図、第2図およ
び第3図は第1図におけるそれぞれIIII線、III
−III線による断面図、第4図は下面図、第5図は内
枠を外枠に対して開いた状態を示す部分的な斜視図であ
る。 1・・・・・・外枠、11.12.13.14・・・・
・・外枠部材、11a、 12 a、 13 a、 1
4 a・・・・・・外枠部材11.12.13゜14の
上部フランジ、11 b、 12 b、 13 b、
14 b・・・・・・外枠部材11.12.13.14
の側面部、11 C,12C。 13C,14C・・・・・・外枠部材11.12.13
.14の下部フランジ、2・・・・・・内枠、21.2
2.23.24・・・・・・内枠部材、21 a、 2
2 a、 23 a、 24 a・・・・・・内枠部材
21゜22、23.24の上部フランジ、21 b、
22 b、 23 b。 24 b・・・・・・内枠部材21.22.23.24
の側面部、4・・・・・・取付金具、71・・・・・・
ヒンジ軸、73・・・・・・滑動防音スリーブ、9・・
・・・・緩衝板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側面部11 b、 12 b、 13 b、 14 b
    の上部に外方に延びる上部フランジ11 a、 12
    a、 13 a、 14 aを、また側面部11 b、
    12 b、 13 b、 14 bの下部に内方に延
    びる下部フランジ11 C,12C,13C。 14Cをそれぞれ備えた4個の外枠部材11.12.1
    3゜14によって長方形の枠状に形成された外枠1と、
    側面部21 b、 22 b、 23 b、 24 b
    の上部に内方と外方に延びる上部フランジ21 a、
    22 a、 23 a。 24 aを備えかつ上部フランジ21 a、 22 a
    、 23 a。 24a(7)外端縁Pよりも側面部21 b、 22
    b、 23 b。 24 bの下部の外端縁Qを内側にした4個の内枠部材
    21.22.23.24によって長方形の枠状に形成さ
    れた内枠2と、上記外枠1の相互に対向する外枠部材1
    2.14の側面部12b、14bに設けられたナツト7
    2にそれぞれ螺着され、上記外枠1の上部フランジ11
    a、 12 a、 13 a、 14 aに内枠部材
    21゜22、23.24の上部フランジ21 a、 2
    2 a、 23 a。 24 aを一致させて外枠1内に収められた内枠2を滑
    動防音スリーブ73を介して回動自在に枢着した一対の
    ヒンジ軸71と、上記内枠部材21.22゜23、24
    の上部フランジ21 a、 22 a、 23 a、
    24 aの裏面に当接されるとともに上記一対のヒンジ
    軸71により横方向の移動を規制されて上記内枠2内に
    収められた蓋板3と、長孔42に挿入されたねし43に
    ナツト44を螺合して内枠部材21.22.23゜24
    の側面部21 b、 22 b、 23 b、 24
    bに取り付けられ、横辺41で上記蓋板3の裏面を押さ
    えて蓋板3を内枠2内に固定した取付金具4と、外枠1
    の下部フランジ11 C,12C,13C,14Cの内
    面に当接して設けられ、外枠1の上部7ランジ11a。 12a、 13a、 14aに内枠部材21.22.2
    3.24の上部フランジ21 a、 22 a、 23
    a、 24 aを一致させた内枠2の閉状態において
    内枠部材21.22.23゜24の側面部21 b、
    22 b、 23 b、 24 bの下部を当接させる
    緩衝板9と、内枠2に取り付けられ内枠2に対して回動
    せしぬられてロック棒61の折曲係合部61 aを外枠
    1の下部フランジ11 Cに係合させ上記内枠2に閉状
    態を維持させる開閉つまみ6とを具備したことを特徴と
    する点検用バッチ。
JP9114577U 1977-07-09 1977-07-09 点検用ハツチ Expired JPS5924627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9114577U JPS5924627Y2 (ja) 1977-07-09 1977-07-09 点検用ハツチ

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JP9114577U JPS5924627Y2 (ja) 1977-07-09 1977-07-09 点検用ハツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5418896U JPS5418896U (ja) 1979-02-07
JPS5924627Y2 true JPS5924627Y2 (ja) 1984-07-20

Family

ID=29020149

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JP9114577U Expired JPS5924627Y2 (ja) 1977-07-09 1977-07-09 点検用ハツチ

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JPS5418896U (ja) 1979-02-07

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