JP2599810Y2 - トイレ用ドアの戸当り部構造 - Google Patents

トイレ用ドアの戸当り部構造

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JP2599810Y2
JP2599810Y2 JP1993075817U JP7581793U JP2599810Y2 JP 2599810 Y2 JP2599810 Y2 JP 2599810Y2 JP 1993075817 U JP1993075817 U JP 1993075817U JP 7581793 U JP7581793 U JP 7581793U JP 2599810 Y2 JP2599810 Y2 JP 2599810Y2
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【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はヒンジを介して開閉する
トイレ用ドアの戸当り部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のトイレブースは間仕切りで構成さ
れる場合が多い。トイレ用間仕切りはその殆どが工場で
生産される為に、施工時の現場作業が少なくなって納期
は短縮され、コストも低下する。また使用パネルとして
は化粧合板、不燃化粧板等を使用しており、耐水・耐薬
品性などに優れ、汚れや落書きも水や洗剤で簡単に拭き
落とすことが出来る品質となっている。そしてドアはヒ
ンジを介して開閉自在に軸支され、該ドアの端面は据え
付けパネル端面との間に僅かな隙間を残しているが、該
隙間からトイレ内が見えないような形状となっている。
【0003】図4は従来から使用している戸当り部構造
を示している。このドアは内開き型式を成し、ドアパネ
ル1の内側にはロック2が取着され、そして該ドアパネ
ル1の端面にはドアエッジ3が、一方の据え付けパネル
4の端面には戸当たりエッジ5が止着されている。これ
らドアエッジ3及び戸当たりエッジ5は上記ドアパネル
1及び据え付けパネル4の端面を被覆する化粧部材であ
り、両部材間には僅かな隙間6を残して湾曲している。
【0004】ところで上記ドアエッジ3はドアパネル1
にビス止めされ、戸当りエッジ5は据え付けパネル4に
ビス止めされているが、ビスの頭が露出して外観を損な
う。すなわち化粧部材としてのこれら各エッジ3及び5
の効果を損なってしまう。また該ドアエッジ3及び戸当
たりエッジ5には両側に縁7、7が形成され、両縁7、
7がドアパネル1及び据え付けパネル4の端面に嵌入し
て位置決めされた状態でビス止めされる。上記縁7、7
はパネル面と同一面ではなく、段差を形成しており、し
たがって、この点もビスの場合と同じように外観を損な
う一因となっている。一方、ビスを螺合することによ
り、エッジ3、5には締め付け力が作用する為に、該エ
ッジの材質は締め付け力に対抗することの出来るもので
なくてはならない。したがってステンレスやアルミ材が
使用されている。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】このように、ドアパ
ネル及び据え付けパネルの端面に設けるドアエッジ及び
戸当りエッジの止着構造には上記のごとき問題がある。
本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であっ
て、簡単に止着出来しかもエッジ部の意匠を損なうこと
のない戸当り部構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るトイレ用ド
アの戸当たり部構造は、ドアエッジ及び戸当たりエッジ
の各部材を2ピースにて構成し、パネル下端にはエッジ
受けを設けている。ドアエッジ及び戸当りエッジともに
固定エッジと挿入エッジからなり、固定エッジはパネル
端面に固定され、挿入エッジは固定エッジに設けたガイ
ドに挿入されて止着される。すなわち固定エッジの両側
にはガイド部を形成し、該ガイド部に沿って挿入・止着
される。
【0007】そして、上記挿入エッジの幅はパネル厚さ
と同一とし、該エッジがパネル面から突出しない大きさ
となっている。また上記エッジ受けはパネル端面下端に
固定され、最下端には挿入エッジと同一形状のツバを形
成しており、固定エッジに挿入した挿入エッジは該ツバ
に当って支持される。以下本考案に係る実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本考案に係る戸当り部構造を示す実施
例である。同図において11はドアパネル、12は据え
付けパネル、13はドア固定エッジ、14はドア挿入エ
ッジ、15は戸当り固定エッジ、16は戸当り挿入エッ
ジをそれぞれ表している。上記ドア固定エッジ13はド
アパネル11の端面18にビス止めされ、ドア挿入エッ
ジ14はドア固定エッジ13に挿入・止着されている。
同じく、戸当り固定エッジ15は据え付けパネル12の
端面に固定され、該戸当り固定エッジ15に戸当り挿入
エッジ16が挿入・止着されている。
【0009】すなわち、従来のドアエッジがドア固定エ
ッジ13とドア挿入エッジ14の2ピースで構成し、一
方の戸当りエッジが戸当り固定エッジ15と戸当り挿入
エッジ16の2ピースからなっている。そしてドア挿入
エッジ14はゆるやかな凸状曲面を呈し、戸当り挿入エ
ッジ16はゆるやかな凹状曲面を形成していて、両曲面
間には僅かな隙間を残している。
【0010】図2はドア固定エッジ13とドア挿入エッ
ジ14の側部詳細図であるが、ドア固定エッジ13の両
側は段差を持って屈曲し、ドアパネル11の端面18と
の間にガイド溝を形成している。一方のドア挿入エッジ
14の両側は内側に屈曲した嵌入片17、17を有して
おり、該嵌入片17、17は上記ガイド溝に嵌入してい
る。すなわち、端面18に固定したドア固定エッジ13
のガイド溝にドア挿入エッジ14の嵌入片17、17を
一端から挿入することが出来、該ドア挿入エッジ14の
止着に際してビスを必要としない。
【0011】図3はドアパネル11の下端を示した場合
であり、その端面18にはエッジ受け19が固定されて
いる。上記のドア固定エッジ13はエッジ受け19の近
くまで延びて沿設されているが、該ドア固定エッジ13
はドア挿入エッジ14を支持することが出来ない為に、
その下端をエッジ受け19が支持する。エッジ受け19
はドア挿入エッジ14と同じく概略円弧面を形成し、ド
ア挿入エッジ14の中空部20に嵌入し、エッジ受け1
9の下端に形成したツバ21にドア挿入エッジ14の下
端が当って支持される。ツバ21の形状はドア挿入エッ
ジ14の外周面形状と同じになっている。
【0012】図2、図3はドアパネル側の実施例である
が、据え付けパネル側の場合も同じように構成すること
が出来る。ところで、前記図1に示したドア挿入エッジ
14及び戸当り挿入エッジ16の形状は限定せず、また
ドアパネル側と据え付けパネル側のエッジ形状を逆にし
てもよい。そして挿入エッジ14、16の材質はビス止
めしない為に、高い剛性を必要とせず、樹脂製であって
もよい。図3の22は下エッジであって、ドアパネル1
1の開閉に際して角が脚に当っても痛くないように考慮
している。以上述べたように、本考案に係るトイレ用ド
アの戸当り部構造は、パネル端面に固定エッジを取着
し、該固定エッジに挿入エッジを挿入・止着したもので
あり、更にエッジ受けにて挿入エッジの落下防止を図っ
たものであって、次のような効果を得ることが出来る。
【0013】
【考案の効果】本考案のエッジは固定エッジと挿入エッ
ジの2ピースから成り、パネル端面にビス止めした固定
エッジに挿入・止着する為に、該挿入エッジの表面には
ビスが露出することはない。また固定エッジをガイドと
して挿入エッジが止着される為に、該挿入エッジの両側
をパネル面と同一面に形成することが出来る。したがっ
て戸当り部の外観は従来に比べて大きく向上する。ま
た、固定エッジに挿入しただけの挿入エッジはエッジ受
けにて支持され、挿入エッジの安定した止着が行われ
る。一方、該エッジ受けは挿入エッジの支持のみなら
ず、下エッジと同じようにドアを開閉する際に足に接触
した場合であっても怪我をすることはなく、また挿入エ
ッジの材質を比較的柔らかいものとすることも可能であ
り、すなわち直接ビス止めしない為に柔らかい材質であ
っても止着可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトイレ用ドアの戸当り構造を示す実施
例。
【図2】据え付けパネル端面に止着したエッジの断面。
【図3】据え付けパネル下端に固定したエッジ受け。
【図4】従来の戸当り構造を示す。
【符号の説明】
11 ドアパネル 12 据え付けパネル 13 ドア固定エッジ 14 ドア挿入エッジ 15 戸当り固定エッジ 16 戸当り挿入エッジ 17 嵌入片 18 端面 19 エッジ受け 20 中空部 21 ツバ 22 下エッジ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジを介して開閉自在に取着したトイ
    レ用ドアであって、該ドアパネル端面及び据え付けパネ
    ル端面にはエッジを止着した戸当り部構造において、該
    エッジを固定エッジと挿入エッジの2ピースで構成し、
    一方の固定エッジは両側部にガイドを形成すると共に上
    記パネル端面にビス止めし、他方の挿入エッジは上記ガ
    イドに挿入される嵌入片を両側に有し、該挿入エッジを
    固定エッジに挿入・止着し、パネル端面の下端にはエッ
    ジ受けを設けて上記挿入エッジを支持し、更に挿入エッ
    ジの両側がパネル面と同一面になるように形成したこと
    を特徴とするトイレ用ドアの戸当り部構造。
  2. 【請求項2】 上記ドアパネルの下端に下エッジを取着
    した請求項1記載のトイレ用ドアの戸当り部構造。
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JP6802007B2 (ja) * 2016-08-23 2020-12-16 小松ウオール工業株式会社 内開き扉の遮蔽構造
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