JP3928063B2 - トイレブースにおけるパネルエッジの取付け構造 - Google Patents

トイレブースにおけるパネルエッジの取付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレブースにおいて、ドアパネルの側端及び正面パネル側端に設けるエッジの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒンジを介して開閉するトイレブースのドアパネル側端にはドアエッジが取付けられている。同じく正面パネルの側端となる戸当りには戸当りエッジが取着されている。これらドアエッジ及び戸当りエッジはパネル側端をカバーして外観を向上させると共に、接してもケガをしないように考慮したもので、その形状は一般に丸みを持っている。
【0003】
図5はトイレブースのドアパネル側端及び正面パネルの側端に取付けられている従来のドアエッジ(イ)及び戸当りエッジ(ニ)を示している。同図から明らかなように、ドアエッジ(イ)は概略半円弧状断面の長尺材であり、該ドアエッジ(イ)はドアパネル(ロ)の側端にビス止めされている。このエッジはドアパネル(ロ)に限らず正面パネル(ハ)にも戸当りエッジ(ニ)として取付けられ、該戸当りエッジ(ニ)もビス止めされている。
【0004】
上記ドアエッジ(イ)及び戸当りエッジ(ニ)をこのようにビス止めする場合、ビス(ホ)の頭が各エッジの表面から僅かに突出することがある。これはビス(ホ)を傾けて螺合した場合や、ドアパネル(ロ)の開閉に伴う衝撃によって緩み、その結果、頭が突出することが多い。該ドアエッジ(イ)及び戸当りエッジ(ニ)からビス(ホ)の頭が突出しているならば、衣服が頭に引っ掛かって破くことがある。特にトイレのドアは入口が狭いこともあり、僅かに突出したビス頭に引っ掛かるケースが多い。
【0005】
そこで出願人は平成6年6月29日付けで「ドアエッジ取付け構造及びエッジ受け」に付いて特許出願を行ない、上記問題点を解決している(特許第3052113号)。このドアエッジ取付け構造は「ドアパネル側端面は平坦面としてエッジ受けを固定し、エッジ受けにドアエッジを取付けするものであり、エッジ受けは基体の一方側に嵌合溝を有し、他方側には上記基体との間に空間を設けて係止部を有す脚を形成し、ドアエッジはその一方側に嵌入片を内側に向けて形成し、反対側には同じく係止片を内側に向けて形成し、上記嵌入片を嵌合溝に嵌入し、係止片を脚の係止部に係止して取付ける構造としている。」
【0006】
そこで、ドアパネル側端には複数のエッジ受けを固定して、これらエッジ受けにドアエッジを取付けることになるが、該ドアエッジの取付けは容易ではない。すなわち、複数個のエッジ受けの取付け位置が僅かズレるなどして、ドアエッジの係止片がエッジ受けの脚に係止することが出来ない場合がある。
【0007】
又、トイレのドアでは側端のドアエッジ(イ)と戸当りエッジ(ニ)間の隙間であるチリ(a)が適当な大きさと成ることが必要である。しかし現実は正面パネル(ハ)の取付け位置の関係、及びドアパネル(ロ)を支持するヒンジの取付け誤差等により、このチリ(a)が大きかったり、逆に小さ過ぎたりする。しかし、従来のトイレブースでは、据え付けてしまった後ではこのチリ(a)を調整することが出来ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のトイレブースを構成するパネルエッジには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、エッジの取付けが容易であると共に、チリの大きさを適度に調整することが出来るトイレブースにおけるパネルエッジの取付け構造を提供する。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
本発明のパネルエッジは本体とカバー材から成り、本体はパネル側端にビス止めされ、カバー材はこの本体に取付けられる。本体は概略凹型断面の長尺材であり、一方のカバー材は概略コ型断面の長尺材を成していて、カバー材は本体の凹部に嵌められる。本体はその凹部底がパネル側端面に当接した状態でビス止めされ、該本体凹部の内側には嵌合溝と係止部が設けられ、カバー材の両脚片は嵌合溝に嵌合すると共に、係止部に係止して取付けられる。
【0010】
カバー材は本体に取付けられる為に該本体の位置が変わるならばカバー材の位置も変化してチリの大きさを調整することが出来る。そこで本体の凹部底にスペーサーを介在してビス止めし、このスペーサーの厚さを調整することで本体の位置が変わり、該本体に取付けられるカバー材の位置が変わる。さらに、本発明では本体に取付けしたカバー材がガタ付くことなく安定するように、本体の凹部にはクッション材を入れ、該クッション材が多少圧縮されるようにカバー材を取付けする。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
【実施例】
図1は本発明のエッジ取付け構造を有すトイレブースの横断面図、図2は該トイレブースにおける縦断面図であり、(a)は正面パネル1又は仕切りパネル2の縦断面、(b)はドアパネル3の縦断面をそれぞれ示している。仕切りパネル2は壁面に固定された壁レール4に後方側端部が嵌り、正面側側端には正面パネル1が垂直に連結している。そして両仕切りパネル2,2の正面先端に連結した正面パネル1,1間の空間は入口となってドアパネル3が取付けられている。
【0012】
ドアパネル3は片方の正面パネル1の下端と上端に取着されたヒンジに支持されて開閉することが出来る。そして正面パネル1及び仕切りパネル2は図2(a)に示しているように、床レール6に配置したアジャスター7に支えられている巾木8に載って据え付けられ、各パネルの上端には笠木5が取着されている。図2(b)の9はストッパーを示し、ドアパネル3を閉じた際に該ストッパー9は笠木5に当って停止する。
【0013】
図3は本発明に係るパネルエッジの取付け構造を示している実施例である。同図10は戸当りエッジ、11はドアエッジであるが、ドアエッジ11は前記図5に示している従来の形態と同じエッジが取付けられている。そこで、ここでは戸当りエッジ10について説明するが、該戸当りエッジ10は本体12とカバー材13から成っている。本体12は正面パネル1の側端にビス止めされ、この本体12にカバー材13は着脱可能に取付けられる。
【0014】
図4は上記戸当りエッジ10の断面拡大図を示している。本体12は概略凹型断面をした長尺材であって、この凹部14にカバー材13が嵌っている。本体12は凹部14の底15を正面パネル側端に当接してビス止めされ、そして凹部14の内側である一方側には嵌合溝16が、反対側には係止部17が設けられている。又本体12の両側には側片18,18が延び、その先端は正面パネル1の表面に接している。
【0015】
そこで、カバー材13は概略コ型断面をした長尺材であり、両側に脚片19a,19bが設けられ、一方の脚片19aの先端には係止片20が外側に形成され、反対側の脚片19bには嵌入片21が外方向へ延びている。嵌入片21は本体凹部14の嵌合溝16に嵌り、係止片20は係止部17に係止して該カバー材13は取付けられている。従ってカバー材13は本体凹部14に着脱可能となっていて、取付けられたカバー材13の表面は本体12と連続した滑らかな曲面を形成している。
【0016】
本発明の戸当りエッジ10は図4に示すように構成しているが、正面パネル1の側端に取付ける場合には、前記図3のように凹部14にクッション材22を入れる。これは、本体凹部14に嵌ったカバー材13が、寸法誤差によりガタ付きを生じる場合があり、このクッション材22を入れてカバー材13を取付けるに際して、クッション材22が多少圧縮する状態としている。
【0017】
そして、ドアエッジ11の場合にも同じように、本体とカバー材で構成すると共に、ドアパネル側端には本体をビス止めし、固定された本体にはカバー材を着脱可能に取付けることが出来る。勿論、ドアエッジ11の断面形状は図3に示しているように滑らかな凸状とする。外観形状は戸当りエッジと異なるが、基本構成は共通する。
【0018】
ところで、ドアエッジ11と戸当りエッジ10との隙間となるチリ(a)が適当でない場合、すなわち、大き過ぎる場合には正面パネル1の側端と本体12の底15間にスペーサーを介在してビス止めする。従って、本体12は前方(ドア側)へ張出すことになり、該本体12に取付けられるカバー材13も同じく前方へ張出してチリ(a)は小さくなる。そこで、チリ(a)が小さ過ぎる場合には正面パネル1の側端を切削しなければならない為に、チリ(a)は大きくなるように前以て設定する方が便利である。
【0019】
そして本発明では図3に示しているように、右側正面パネル1にはヒンジを取着しているが、本体12を取着した凹部14の底15に取付けている。該凹部14はヒンジの縦片を収容して固定するに十分な空間を有している。従って、従来のように正面パネル1の側端を切削して溝を形成し、この溝にヒンジの縦片を嵌めて固定する必要はなく、この部分に別の補強材は不要となる。
【0020】
以上述べたように、本発明に係るパネルエッジは本体とカバー材から成り、本体はパネル側端にビス止めすると共に、該本体にカバー材を着脱可能に取り付けたものであり、次ぎのような効果を得ることが出来る。
【0021】
【発明の効果】
本発明のパネルエッジは本体とカバー材から成り、パネル側端にビス止めした本体の凹部にカバー材を取付ける構造としている。本体及びカバー材はパネル側端の全長に跨る長尺材であり、ビス止めされた本体にはカバー材を簡単に取付け出来る。そして、カバー材は本体凹部に嵌っているが、該凹部にクッション材を入れてカバー材を係止することでカバー材がガタ付くことはなく安定する。
【0022】
又ドアエッジと戸当りエッジ間の隙間であるチリが適度な大きさでない場合には、本体の底に適当な厚さのスペーサーを介在してビス止めすることが出来る。従ってドアパネルを据付けした後で該チリを調整可能としている。さらに、ドアパネルを支持するヒンジはビス止めした本体の凹部に取着している為に、ドアパネル側端を切削して溝を作る必要はなく、又補強を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレブースの横断面図。
【図2】 (a)は正面パネルの縦断面、(b)はドアパネルの縦断面。
【図3】パネル先端に取着したエッジ。
【図4】戸当りエッジの断面拡大図。
【図5】従来のパネルエッジ取付け構造。
【符号の説明】
1 正面パネル
2 仕切りパネル
3 ドアパネル
4 壁レール
5 笠木
6 床レール
7 アジャスター
8 巾木
9 ストッパー
10 戸当りエッジ
11 ドアエッジ
12 本体
13 カバー材
14 凹部
15 底
16 嵌合溝
17 係止部
18 側片
19 脚片
20 係止片
21 嵌入片
22 クッション材

Claims (1)

  1. トイレブースを構成する正面パネル及びドアパネルの側端に設けるパネルエッジの取付け構造において、該パネルエッジは本体とカバー材から成り、本体は概略凹型断面の長尺材で凹部内側の一方側には嵌合溝を設けると共に反対側には係止部を形成してパネル側端に適当な厚さのスペーサーを介在してビス止めし、カバー材は両側に脚片を有す概略コ型断面の長尺材であり、該カバー材の一方の脚片には嵌入片を外方向へ延ばすと共に反対側の脚片には係止片を設け、上記嵌入片を本体凹部内側の嵌合溝に嵌めると共に係止片は係止部に係止して取付け、取付けられたカバー材の表面は本体と連続した滑らかな凹状曲面を形成し、そして、上記本体の凹部にはクッション材を収容して該クッション材が多少圧縮される状態でカバー材を取付けたことを特徴とするトイレブースにおけるパネルエッジの取付け構造。
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