JPH0740120U - 射出成形機のカバー構造 - Google Patents

射出成形機のカバー構造

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JPH0740120U
JPH0740120U JP7537893U JP7537893U JPH0740120U JP H0740120 U JPH0740120 U JP H0740120U JP 7537893 U JP7537893 U JP 7537893U JP 7537893 U JP7537893 U JP 7537893U JP H0740120 U JPH0740120 U JP H0740120U
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JP
Japan
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injection
manifold
cover
opening
gantry
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Pending
Application number
JP7537893U
Other languages
English (en)
Inventor
光造 三木
Original Assignee
東洋機械金属株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、メンテナン
ス性を確保しつつ、外観性、防塵性等、射出カバーの効
果を最大限に発揮させる事にある。 【構成】 架台(9)内に収納されたマニ
フォールド(8)の、架台(9)の上面(9a)から突出している
上部突出部分(5)と、回転軸(7)の回りにて水平面内で旋
回可能に架台(9a)上に設置された射出部(6)を覆う射出
カバー(1)において、 射出部(6)の旋回時に、射出
カバー(1)の、前記マニフォールド(8)の上部突出部分
(5)に対応する部分に、マニフォールド(8)に接触又は近
接して開閉する開閉扉(2)を設置した事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形装置の射出部の駆動部を被覆する射出カバーの改良に関す る。
【0002】
【従来の技術】
射出成形装置は、一般的に架台上に射出部が設置されており、射出部の射出筒 内のスクリューの交換や、射出筒の内部の清掃を行う場合、射出部の後部に設け られた回転軸の周りに水平面内にて首振り旋回可能となる様に設置されている。 又、架台内には射出部の油圧機構を制御するマニフォールドが収納されており、 射出部の射出駆動部と油圧配管群や電気コード類で接続されている。この様に射 出成形装置の射出駆動部近辺の背面側にあっては、複雑な配管群、電気配線群が 設置されており、露出していると非常に醜いものである。
【0003】 そこで外観向上並びに防塵性向上のために、射出部の射出駆動部近辺を射出カ バーにて覆う事が通常行われている。 ところがメンテナンス上の要請からマニフォールド(8)は、通常その上端部分( 5)が架台(9)の上面(9a)から突出するように設置される。そのために射出部(6)を 旋回させると、射出カバー(1')がマニフォード(8)の上部突出部分(5)に衝突し、 図3に示すように射出カバー(1')を大きく切り欠いて切欠部(4')を形成しなけれ ばならず、射出カバー(1')のカバー効果を半減させるという問題があった。 又、図4に示す様にマニフォールド(8)を完全に架台(9)の中に収納し、架台(9 )の上面(9a)から突出しないようにする事も考えられるが、この場合は射出カバ ー(1'')を切欠する必要がないものの前述のようにメンテナンス性に大きな問題 があり、採用する事が非常に難しいものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来例の欠点に鑑みてなされたもので、本考案の解決しよ うとする課題は、メンテナンス性を確保しつつ、外観性、防塵性等、射出カバー の効果を最大限に発揮させる事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の射出成形機のカバー構造は、請求項1に記載のとおり、「架台(9)内 に収納されたマニフォールド(8)の、架台(9)の上面(9a)から突出している上部突 出部分(5)と、回転軸(7)の回りにて水平面内で旋回可能に架台(9)上に設置され た射出部(6)を覆う射出カバー(1)において、 射出部(6)の旋回時に、射出カバー(1)の、前記マニフォールド(8)の上部 突出部分(5)に対応する部分に、マニフォールド(8)に接触又は近接して開閉する 開閉扉(2)を設置した事」を特徴とする。
【0006】 これにより、射出部(6)を回転軸(7)の周りに旋回させると、マニフォールドの( 5)が開閉扉(2)に接触又は近接し、射出部(6)の旋回と共に開閉扉(2)を押し上げ る事になり、射出カバー(1)に接触する事なく射出部(6)の旋回を自由に行う事が できる。射出筒(6b)のメンテナンスが終了し、逆回転させて射出部(6)を元に戻 すと、これに従って開閉扉(2)もその自重又は開閉扉開閉機構(図示せず)で閉 じ、図1の状態に戻る。これにより、射出筒(6b)部分の全体は射出カバー(1)に て覆われ、安全性、外観、防塵等を損なう事がない。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案にかかる射出成形機の射出部(6)の背方からの、射出部(6)の旋 回前の斜視図であり、図2は旋回後の斜視図である。架台(9)の上には射出部(6) が回転軸(7)の周りに旋回可能に設置されており、射出部(6)に設けられたスライ ダ(図示せず)がスライドプレート(10)上をスライドするようになっている。 射出部(6)の旋回は、一般的に図1に示すように、架台(9)の長手方向に平行な 位置から、図2に示すように架台(9)の正面側に首振りに移動するようになって いる。 架台(9)の背面側にはマニフォールド(8)が収納されており、その上部突出部分 (5)が上面(9a)より突出している。(9b)はマニフォールド(8)に合わせて切欠され た架台切欠部である。
【0008】 射出部(6)は射出駆動部(6a)と射出筒(6b)とに分かれており、射出駆動部(6a) とマニフォールド(8)とは配管群、電気配線群にて接続されている。(1)は射出駆 動部(6a)の射出カバーで、射出駆動部(6a)のほぼ全体を覆うようになっており、 射出カバー(1)の前部開口から射出筒(6b)が突出している。
【0009】 射出カバー(1)の背面にはマニフォールド(8)に合わせて切欠開口部(4)が切欠 されており、切欠開口部(4)を覆うように開閉扉(2)が設けられており、蝶番(3) にて回転自在に蝶着されている。
【0010】 しかして、図2に示すように射出筒(6b)のメンテナンスのために、射出部(6) を回転軸(7)の周りに旋回させると、マニフォールドの(5)が開閉扉(2)に接触し 、射出部(6)の旋回と共に開閉扉(2)を押し上げる事になる。これにより、射出部 (6)の旋回は自由に行う事ができる。
【0011】 スクリュの交換や射出筒(6b)内の清掃など、射出筒(6b)のメンテナンスが終了 し、逆回転させて射出部(6)を元に戻すと、これに従って開閉扉(2)もその自重で 閉じ、図1の状態に戻る。これにより、射出筒(6b)部分の全体は射出カバー(1) にて覆われ、外観性、防塵性等を損なう事がない。
【0012】 又、メンテナンスの必要のためにマニフォールド(8)を操作する必要がある場 合には、開閉扉(2)を開き、マニフォールド(8)を露出させる事により、容易にマ ニフォールドのメンテナンスを行う事が出来る。
【0013】 本実施例では、開閉扉(2)を単に蝶番(3)にて蝶着した場合を示したが、これに 限られず、蝶番(3)部分に捩りばね(図示せず)を装着し、開閉扉(2)を常時閉じ る方向に付勢するようにしてもよいし、開閉扉開閉手段(図示せず)を射出カバ ー(1)に設置して、射出部(6)のメンテナンス位置{架台(9)から射出駆動部(6a) が離脱する方向}への旋回が開始するとこれをセンサ(図示せず)にてセンシン グして開閉扉(2)を開き、逆にホームポジション方向に逆旋回する場合には、開 閉扉(2)閉じるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上述のような構成であるので、メンテナンス性を確保しつつ、外観性 、防塵性等、射出カバーの効果を最大限に発揮させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる射出成形機を射出部分における
背方からの斜視図
【図2】図1の射出部の旋回時の状態を示した背方から
の斜視図
【図3】第1従来例の背方からの斜視図
【図4】第2従来例の背方からの斜視図
【符号の説明】
(1)…射出カバー (2)…開閉扉 (5)…マニフォールドの上部突出部分 (6)…射出部 (7)…回転軸 (8)…マニフォールド (9)…架台 (9a)…架台の上面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台内に収納されたマニフォー
    ルドの、架台の上面から突出している上部突出部分と、
    回転軸の回りにて水平面内で旋回可能に架台上に設置さ
    れた射出部を覆う射出カバーにおいて、 射出部の旋回時に、射出カバーの、前記マニフォールド
    の上部突出部分に対応する部分に、マニフォールドに接
    触又は近接して開閉する開閉扉を設置した事を特徴とす
    る射出成形機のカバー構造。
JP7537893U 1993-12-27 1993-12-27 射出成形機のカバー構造 Pending JPH0740120U (ja)

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JP7537893U JPH0740120U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 射出成形機のカバー構造

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JP7537893U JPH0740120U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 射出成形機のカバー構造

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Publication Number Publication Date
JPH0740120U true JPH0740120U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13574483

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7537893U Pending JPH0740120U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 射出成形機のカバー構造

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JP (1) JPH0740120U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119590A1 (ja) * 2013-01-30 2014-08-07 東洋機械金属株式会社 射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119590A1 (ja) * 2013-01-30 2014-08-07 東洋機械金属株式会社 射出成形機
JP2014144601A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

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