JPH0797708B2 - 回動部のケーブルガイド装置 - Google Patents

回動部のケーブルガイド装置

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JPH0797708B2
JPH0797708B2 JP1209015A JP20901589A JPH0797708B2 JP H0797708 B2 JPH0797708 B2 JP H0797708B2 JP 1209015 A JP1209015 A JP 1209015A JP 20901589 A JP20901589 A JP 20901589A JP H0797708 B2 JPH0797708 B2 JP H0797708B2
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JP
Japan
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lid
cable
opening
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guide device
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JP1209015A
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荘一 吉池
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Nagano Japan Radio Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は携帯用小型コンピュータなどに用いて好適な回
動部のケーブルガイド装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、携帯用小型コンピュータなどは、上面にキーボ
ードを配した本体部を備えるとともに、この本体部の後
部に回動部を設け、この回動部を介してディスプレイを
配した蓋部を開閉可能に連結している(第5図参照)。
また、本体部側と蓋部側を接続するケーブルは回動部に
設けたケーブルガイド装置によってガイドされている。
従来のケーブルガイド装置を第6図(及び第7図)に示
す。同図に示すケーブルガイド装置50は、蓋部51を、蓋
部51の内部に回動中心を有する回動部52を介して、本体
部53に対し開閉可能に連結するとともに、回動部52にお
ける本体部53と蓋部51の相対向する面にそれぞれ開口部
54と55を設け、これら開口部54、55によって本体部53と
蓋部51間のケーブル56をガイドするもので、蓋部51側の
開口部55は比較的狭く形成するとともに、本体部53側の
開口部54は比較的広く形成し、蓋部51を閉じた際にはケ
ーブル56が第6図のように後方に移動し、開いた際には
ケーブル56が第7図のように前方に移動できるようにし
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のケーブルガイド装置50は単な
る開口部のみによって機能させているため、蓋部51の開
閉角度(回動範囲)はそのままケーブル56の移動範囲と
なる。したがって、蓋部51の開閉角度は開口部によって
直接制限され、開閉角度を大きく設定できないととも
に、仮に開閉角度を大きくしても、蓋部51と本体部53の
間に隙間ができ、外観性の悪化、さらには塵や埃等の異
物が侵入しやすくなるため採用できない。
また、開口部55はケーブル56に対して追従性がないた
め、折曲や引張りなどによってケーブル56が痛みやすい
とともに、蓋部51の動きがケーブル56の存在により直接
影響を受け、蓋部51の操作性が悪くなる不具合があっ
た。
本発明はこのような従来の技術に存在する不具合を解消
した回動部におけるケーブルガイド装置の提供を目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る回動部のケーブルガイド装置1は蓋部2
を、蓋部2の内部に回動中心を有する回動部3を介し
て、本体部4に対し開閉可能に連結するとともに、回動
部3における本体部4と蓋部2の相対向する面にそれぞ
れ開口部5、6を設け、これら開口部5、6によって本
体部4と蓋部2間のケーブルCをガイドするケーブルガ
イド装置を構成するに際して、中間位置に回動軸線Sを
有する連結部8を介して離間した一対のガイドプレート
部9と10を相対向させて結合してなる補助ガイド7を、
蓋部2における開口部6の内側空間に回動自在に設けた
ことを特徴とする。この場合、ガイドプレート部9、10
は本体部4及び(又は)蓋部2における外部ケース4a及
び(又は)2aの一部を兼用するとともに、本体部4及び
(又は)蓋部2には、蓋部2を開いた際にガイドプレー
ト部9、10が外部ケース4a及び(又は)2aの一部となる
ように位置を規制する位置規制部11、12を設けることが
望ましい。
〔作用〕
本発明に係るケーブルガイド装置1によれば、補助ガイ
ド7は離間した一対のガイドプレート部9と10を備える
ため、両者間にはケーブルCを通すことができる。よっ
て、蓋部2側には開口部6に対して見掛上の開口部6aが
ガイドプレート部9と10の下縁部により形成されること
になる。一方、補助ガイド7は連結部8の中間位置にお
ける回動軸線Sを中心として自由に回動変位する。この
結果、蓋部2の開閉に基づく開口部6の回動角度に比べ
見掛上の開口部6aの回動角度を小さくできる。また、併
せてガイドプレート部9、10は外部ケース4a及び(又
は)2aの一部に兼用できるため、蓋部2の開閉角度は開
口部6の移動範囲によっては直接制限を受けない。
また、補助ガイド7は自由に回動するため、ケーブルC
の動きに追従できるとともに、ケーブルCはガイドプレ
ート部9、10によって挟まれてクランプされるため、ケ
ーブルCは蓋部2の開閉に伴って折曲げられる等の悪影
響を受けにくく、しかも、蓋部2の開閉操作はケーブル
Cの存在によって阻害されにくくなる。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、本発明に係るケーブルガイド装置1の構造につい
て説明する。
第1図において、4aは本体部4における内部中空の外部
ケースである。外部ケース4aの上面は平坦に形成し、第
5図に示すようにキーボード21を配設する。また、外部
ケース4aの後部上面における中間位置には側面断面が略
半円形となる枢凹部22を左右所定幅にわたって設けると
ともに、その底面には開口部5を設ける。なお、開口部
5よりも前側の底面は位置規制部11を構成する。また、
枢凹部22の両側には横円柱形に形成した左右のブラケッ
ト部23、24を一体に設ける。なお、外部ケース4aの内部
には回路部品をマウントしたプリント基板等(図示省
略)を内蔵する。
一方、2aは蓋部2における内部中空の外部ケースであ
り、平坦に形成した内側の面には第5図に示すようにデ
ィスプレイ25を配設する。また、外部ケース2aの一端
(後端)は突出させ、前記枢凹部22に枢支される枢凸部
26を一体に設ける。枢凸部26は、その内部に回動中心を
有する左右一対の回動機構27…によって前記ブラケット
部23、24に回動自在に取付け、回動部3を構成する。な
お、枢凸部26の外形は蓋部2の閉位置又は全開位置にお
いて、前記ブラケット部23、24に対して連続する形状と
なるように形成する。また、枢凸部26には前記ディスプ
レイ25に略平行な開口面を有する開口部6を設ける。な
お、開口部6を形成する一方の縁部は位置規制部12を構
成する。
さらにまた、開口部6の内側空間には補助ガイド7を回
動自在に配設する。補助ガイド7は第3図及び第4図に
示すように、離間した一対のガイドプレート部9、10を
連結部8を介して結合し、各プレート面は対向せしめ
る。連結部8の中間位置には左右一対の回動軸部31、32
を設け、この回動軸部31、32は枢凸部26の内部に回動自
在に取付ける。この場合、一側(前側)のガイドプレー
ト部9は前記開口部6の一部を覆って枢凸部26における
外部ケース2aの一部を構成可能な連続形状に形成する。
なお、実施例における他側(後側)のガイドプレート部
10はクランプ機能のみを持たせたが、枢凸部26における
外部ケース2a後部一部を構成させてもよい。
次に、本発明に係るケーブルガイド装置1の機能につい
て説明する。
まず、補助ガイド7における一対のガイドプレート部
9、10は離間しているため、その間にケーブルCを通す
ことができる。よって、補助ガイド7の上側からケーブ
ルCの一端側を導出できるとともに、他方、補助ガイド
7の下側は見掛上の開口部6aと見なすことができるた
め、この開口部6aからケーブルCの他端側を導出でき
る。
今、第1図に示すように蓋部2が閉じている状態ではガ
イドプレート部9、10によって形成される前記開口部6a
は本来の開口部6の前寄りに位置する。即ち、ケーブル
Cは後側のガイドプレート部10のガイド機能によって、
本来の開口部6の前寄りから導出される。
次いで、第2図に仮想線で示すように蓋部2を本体部4
に対して直角に近い角度まで開いた状態を想定する。こ
の状態では補助ガイド7は蓋部2に対する相対的に回動
するが、本体部4に対する角度変化は僅かである。即
ち、補助ガイド7は略平行移動することがあり、補助ガ
イド7の上下から導出するケーブルCの導出角度は殆ど
変化しない。
さらに、第2図に実線で示すように蓋部2を全開位置ま
で開けば、前記位置規制部1に前側のガイドプレート部
9が当接するとともに、同ガイドプレート部9の上縁は
前記位置規制部12に係止し、補助ガイド7の位置が固定
される。この状態における外観は第5図のように枢凸部
26と連続した形状となり、外部ケース2aを兼用する。ま
た、この状態においても補助ガイド7は略平行移動し、
本体部4に対する角度は殆ど変化しない。結局、蓋部2
が回動し、本来の開口部6が前上方まで変位しても、見
掛上の開口部6aは本来の開口部6の後寄りに変位する。
このように、補助ガイド7は蓋部2に対して相対的に回
動し、ケーブルCを導出する見掛上の開口部6aの移動範
囲は本来の開口部6の移動範囲よりも相対的に小さくな
る。また、補助ガイド7は自由に回動し、かつ略平行移
動可能なため、ケーブルCに対して円滑に追従する。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。例えば、回動
部を有する携帯用小型コンピュータを例示して説明した
が、一般的には同種の回動部を有する各種機器等に適用
できる。また、ケーブルとはフレキシブルな接続部材を
全て含む概念である。その他、細部の構成等において本
発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係る回動部のケーブルガイド装置
は、中間位置に回動軸線を有する連結部を介して離間し
た一対のガイドプレート部を相対向させて結合してなる
補助ガイドを、蓋部における開口部の内側空間に回動自
在に設けてなるため、次のような効果を奏する。
蓋部に対して相対的に移動できる見掛上の開口部を
設けることができるとともに、必要に応じてガイドプレ
ート部を外部ケースの一部と兼用できるため、蓋部の開
閉角度は本来の開口部の移動範囲によって直接制限を受
けず、蓋部の開閉角度を相対的に大きく設定できる。こ
のため、蓋部と本体部間の隙間により外観性の悪化や異
物侵入を招く弊害は生じない。
補助ガイドはケーブルの動きに追従し、しかも、蓋
部の開閉に対して略平行移動できるため、ケーブルの折
曲や引張り等が軽減され、ケーブルは痛みにくくなると
ともに、蓋部の動きが阻害されず、円滑な開閉操作を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係るケーブルガイド装置を設けた回動
部の蓋部を閉じた状態を示す縦断面図、 第2図:同回動部の蓋部を開いた状態を示す縦断面図、 第3図:本発明に係るケーブルガイド装置における補助
ガイドの側面図、 第4図:同補助ガイドの背面図、 第5図:本発明に係るケーブルガイド装置を設けた回動
部の外観斜視図、 第6図:従来の技術に係るケーブルガイド装置を設けた
回動部の蓋部を閉じた状態を示す縦断面図、 第7図:同回動部の蓋部を開いた状態を示す縦断面図。 尚図面中、 1:ケーブルガイド装置、2:蓋部 2a,4a:外部ケース、3:回動部 4:本体部、5,6:開口部 7:補助ガイド、8:連結部 9,10:ガイドプレート部 11,12:位置規制部、C:ケーブル S:回動軸線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋部を、蓋部の内部に回動中心を有する回
    動部を介して、本体部に対し開閉可能に連結するととも
    に、回動部における本体部と蓋部の相対向する面にそれ
    ぞれ開口部を設け、開口部によって本体部と蓋部間のケ
    ーブルをガイドする回動部のケーブルガイド装置におい
    て、中間位置に回動軸線を有する連結部を介して離間し
    た一対のガイドプレート部を相対向させて結合してなる
    補助ガイドを、前記蓋部における開口部の内側空間に回
    動自在に設けたことを特徴とする回動部のケーブルガイ
    ド装置。
  2. 【請求項2】ガイドプレート部は本体部及び(又は)蓋
    部における外部ケースの一部を兼用することを特徴とす
    る請求項1記載の回動部のケーブルガイド装置。
  3. 【請求項3】本体部及び(又は)蓋部には蓋部を開いた
    際にガイドプレート部が外部ケースの一部となるように
    位置を規制する位置規制部を設けたことを特徴とする請
    求項2記載の回動部のケーブルガイド装置。
JP1209015A 1989-08-11 1989-08-11 回動部のケーブルガイド装置 Expired - Lifetime JPH0797708B2 (ja)

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JPH0372695A JPH0372695A (ja) 1991-03-27
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KR101895427B1 (ko) * 2011-09-07 2018-09-05 삼성전자주식회사 슬라이딩-틸트 기능을 갖는 전자 기기
JP6233174B2 (ja) * 2014-04-25 2017-11-22 ブラザー工業株式会社 電子機器

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