JPH0710539Y2 - 扉開閉機構 - Google Patents

扉開閉機構

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JPH0710539Y2
JPH0710539Y2 JP10639989U JP10639989U JPH0710539Y2 JP H0710539 Y2 JPH0710539 Y2 JP H0710539Y2 JP 10639989 U JP10639989 U JP 10639989U JP 10639989 U JP10639989 U JP 10639989U JP H0710539 Y2 JPH0710539 Y2 JP H0710539Y2
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JP
Japan
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rib
door
support shaft
recess
braking
Prior art date
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JP10639989U
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JPH0345692U (ja
Inventor
則夫 中川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はテレビジョン受像機等における操作部を施蓋す
る扉の開閉機構に関する。
(ロ)従来の技術 一般的に操作部を施蓋する扉は操作部の操作性をよくす
るために、開閉角度が大きくなるように構成される(例
えば実開昭61−37672号公報(H04N5/64)参照)。その
ため、例えば第6図及び第7図に示すような構造の扉
(1)にあっては扉(1)を開けるべく支軸(2)を中
心に回転させた場合、扉(1)の重さによりはねたり、
がたつきが生じたりして機器の品質を低下させる問題が
ある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は扉の開閉角度が大きく、かつ扉の開く際、はね
たり、がたついたりするのが防止され、スムーズに開閉
を行うことのできる扉の開閉機構を提供するものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は扉開閉機構であり、両端近傍に設けられ且つ長
手方向に延びる第1第2支軸、この支軸に近接し支軸と
垂直放射方向に設けられた制動用リブおよび第1第2支
軸の中間に第1第2支軸の延長線上で且つ支軸と同一方
向に設けられた円筒状リブを備え且つキャビネットの凹
所を施蓋する扉と、キャビネットの凹所の両側部に設け
られ、支軸が嵌合される孔と、この孔の周縁のキャビネ
ットに設けられ、扉の開放途中に制動用リブに当接する
対接リブと、凹所に設けられ、円筒状リブがその側面に
沿って当接するような曲率を有する軸受リブとを具備す
るものである。
(ホ)作用 上記構成により、扉を開けるよう支軸を中心に回転させ
ると、扉の制動用リブと凹所の対接リブとが当接して回
転が抑制される。更に回転して第1リブが第2リブに乗
上げることにより扉が弾性変形する。これにより円筒状
リブの中心が偏心して円筒状リブが軸受リブに付勢され
る。
(ヘ)実施例 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案の扉開閉機構の装着構造を示す分解斜視
図である。(3)は扉であり、裏面両端部に基部(4)
(4′)を備えている。(4a)(4a′)は基部(4)
(4′)に設けられた第1及び第2支軸であり、第1支
軸(4a)の拡大図を第2図に示す。(4b)は基部(4)
に支軸(4a)に対して垂直放射状に設けられた制動用リ
ブである(尚、図示しないが基部(4′)にも同様に制
動用リブ(4b′)が設けられている)。(5)は扉
(3)の略中央部に設けられた円筒状リブであり、第1
第2支軸(4a)(4a′)の延長線上で、かつ支軸(4a)
(4a′)と同一方向に設けられている。(6a)はキャビ
ネット(6)に設けられた凹所であり、図示しない摘子
等が設けられている。(7)(7′)は凹所(6a)の両
側部に設けられた孔、(8)(8′)は孔(7)
(7′)の周縁に設けられた対接リブである。(9)は
アールを有する軸受リブである。
扉(3)は第1第2支軸(4)(4′)がそれぞれ孔
(7)(7′)に嵌合され、円筒状リブ(5)の側面が
軸受リブ(9)に当接されてキャビネット(6)に取付
けられる。第3図に扉(3)の閉状態(実線で示す)お
よび開状態(鎖線)を示す。同図において、扉(3)が
閉状態の時、制動用リブ(4b)(4b′)と対接リブ
(8)(8′)は略90°の角度をもって配されている。
従って扉を略90°回転させると制動用リブ(4b)(4
b′)は対接リブ(8)(8′)に当接し、更に回転さ
せると、制動用リブ(4b)(4b′)は対接リブ(8)
(8′)に乗り上げる。このとき扉(3)は第4図の鎖
線で示す如く弾性変形する。このため、第5図に示すよ
うに円筒状リブ(5)が偏心して軸受リブ(9)に付勢
される。これにより、扉(3)が略90°回転されると、
回転の勢いを抑制する力が働くので、扉(3)の重みに
よりはねたり、がたついたりするのが防止され、また段
階的開閉作用を有するようになる。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案はの扉開閉機構によると、
別部品の必要がなく極めて簡単な構成で、スムーズに扉
の開閉が行え、また段階的開閉作用により操作感が良好
となり機器の品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の扉開閉機構の分解斜視図、第2図は本
考案の扉の基部の拡大図、第3図、第4図および第5図
は本考案の扉の開閉状態を示す図、第6図および第7図
は従来の扉開閉機構を示す図である。 (3)…扉、(4a)(4a′)…支軸、(4b)(4b′)…
制動用リブ、(5)…円筒状リブ、(6a)…凹所、
(7)(7′)…孔、(8)(8′)…対接リブ、
(9)…軸受リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端近傍に設けられ且つ長手方向に延びる
    第1第2支軸、該支軸に近接し該支軸と垂直放射方向に
    設けられた制動用リブおよび前記第1第2支軸の中間に
    前記第1第2支軸の延長線上で且つ該支軸と同一方向に
    設けられた円筒状リブを備え且つキャビネットの凹所を
    施蓋する扉と、前記キャビネットの凹所の両側部に設け
    られ、前記支軸が嵌合される孔と、該孔の周縁のキャビ
    ネットに設けられ、前記扉の開放途中に前記制動用リブ
    に当接する対接リブと、前記凹所に設けられ、前記円筒
    状リブがその側面に沿って当接するような曲率を有する
    軸受リブとを具備し、 前記制動用リブと前記対接リブとが当接した後、偏心し
    て設けられた前記円筒状リブにより前記軸受リブに付勢
    して制動されることを特徴とする扉開閉機構。
JP10639989U 1989-09-11 1989-09-11 扉開閉機構 Expired - Lifetime JPH0710539Y2 (ja)

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JP10639989U JPH0710539Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 扉開閉機構

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JP10639989U JPH0710539Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 扉開閉機構

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JPH0345692U JPH0345692U (ja) 1991-04-26
JPH0710539Y2 true JPH0710539Y2 (ja) 1995-03-08

Family

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JP10639989U Expired - Lifetime JPH0710539Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 扉開閉機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4968245B2 (ja) * 2008-11-28 2012-07-04 アイコム株式会社 カバーの取り付け構造
JP2023069025A (ja) * 2021-11-04 2023-05-18 株式会社ハイレックスコーポレーション ハウジング

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JPH0345692U (ja) 1991-04-26

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