JPH021085Y2 - - Google Patents

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JPH021085Y2
JPH021085Y2 JP1982054147U JP5414782U JPH021085Y2 JP H021085 Y2 JPH021085 Y2 JP H021085Y2 JP 1982054147 U JP1982054147 U JP 1982054147U JP 5414782 U JP5414782 U JP 5414782U JP H021085 Y2 JPH021085 Y2 JP H021085Y2
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lock pin
armrest
guide groove
leaf spring
stopper bracket
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JP1982054147U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転ヒンジタイプのアームレストの
ロツク機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のアームレストのロツク機構に
は、アームレスト側の回転部材と、シートバツク
側の固定部材とのいずれか一方の部材にロツクピ
ンを設け、他方の部材にはばね部材としての扇形
ばね等の板ばねを取付け、該ばね部材の中心角の
両端部においてロツクピンが接合し、ロツクする
ようにしたものがある。
しかし、前記従来技術ではばね部材のたわみ量
が大きく、ロツク位置へロツクピンが入りにくい
欠点があり、またロツクピンとこのロツクピンを
受止めるばね部材及びロツクピンが相対的にガイ
ドされるガイド溝の両端部において摩耗が激し
く、このためアームレストのロツク状態が不安定
となり、更にはアームレストの設定保持角度が変
化し、特にアームレストの先端側がその使用時に
下降した状態となる欠点を有していた。また構成
を複雑にした場合には、回動操作も簡易迅速に行
えない欠点を有していた。
本考案の目的は、ロツク位置にロツクピンが入
り易く、抜けにくく、ロツクピンとばね部材及び
ガイド溝との摩耗を著しく減少させることができ
る耐久性及び操作性の優れたアームレストのロツ
ク機構を提供するもので、以下図面を参照して詳
述する。
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
すもので、アームレスト1、シートバツクフレー
ム側の固定部材としての取付部材4、ストツパブ
ラケツト7、ばね部材としての板ばね14、該板
ばね用のストツパプレート17とを備えている。
前記アームレスト1の枢支点側端部には、第2
図に示す如く、シヤフト2と、これと間隔をおい
て平行に配置されたロツクピン3とが取付けられ
ている。
前記取付部材4には、シヤフト挿通孔5と、前
記ストツパブラケツト7及びストツパプレート1
7の取付孔6とが形成されている。
前記ストツパブラケツト7は、ばね部材用の収
納部8と取付片9とを有する浅いキヤツプ型に形
成されている。前記ばね部材用の収納部8には、
シヤフト挿通孔10とロツクピン用のガイド溝1
1とビス孔12とを設けられ、取付片9には取付
孔13が設けられている。前記ガイド溝11は、
アームレスト1の回動時におけるロツクピン3の
移動軌跡に対応する形状に形成されており、その
両端部を符号11a,11bで示す。
前記ばね部材の一例としての板ばね14は、全
体として二叉状に形成され、各片の先端部側には
ロツクピン3のガイド部15a,15bと、これ
に続く円弧状の受止部16a,16bとが形成さ
れ、板ばね14の中央部分14′は止め易くする
ために略コ字型に屈折形成されている。
前記ストツパプレート17には、板ばね14の
中央部分14′の止着片18と、取付孔20とが
形成されている。前記止着片18には、ビス孔1
9が設けられている。
そして、各部材は次のように組付けられてい
る。
即ち、ストツパブラケツト7に形成された収納
部8内に板ばね14を収納し、収納部8に形成さ
れたロツクピン用のガイド溝11の両端部11
a,11bに、板ばね14に形成されたロツク用
の受止部16a,16bを配置し、ストツパブラ
ケツト7に形成された取付片9にストツパプレー
ト17を重合すると共に、板ばね14の中央部分
14′にストツパプレート17に形成された止着
片18を当接し、ばね部材用の収納部8と止着片
18とに設けられたビス孔12,19のビス21
をねじ込み、収納部8の内側のビス孔12に近接
する側の一端である取付片9の内側中央部と止着
片18間で板ばね14のコ字型の中央部分14′
を挟持する。
そして、シートバツクフレーム側に形成された
取付部材4とストツパブラケツト7に形成された
収納部8とに設けられたシヤフト挿通孔5,10
にアームレスト1に取付けられたシヤフト2を挿
通すると共に、ストツパブラケツト7に形成され
た収納部8に設けられたガイド溝11に、アーム
レスト1に取付けられたロツクピン3を嵌合し、
前記シヤフト2の端部にEリング(図示せず)を
装着する等の止着手段で止め、アームレスト1を
取付部材4にヒンジ結合する。
更に、前記取付部材4とストツパブラケツト7
に形成された取付片9とストツパプレート17と
に設けられた取付孔6,13,20に亘つてボル
ト22を挿通し、ナツト23を締付けて結合す
る。前記実施例のアームレストのロツク機構は、
次のように操作され、作用する。
即ち、アームレスト1を第1図に示す使用状態
から収納方向に回動させると、ロツクピン3は板
ばね14のガイド部15bを押し、板ばね14を
開いて該板ばね14に形成された受止部16bと
ガイド溝11の端部11bから脱出し、ロツクピ
ン3が脱出すると板ばね14が元の位置に復帰
し、ロツクピン3はガイド溝11に沿つて移動
し、次に板ばね14のガイド部15aを押し込
み、受止部16aに入り、板ばね14が元の位置
に復帰し、ロツクピン3が受止部16aとガイド
溝11の端部11a間で挟持され、アームレスト
1が収納状態にロツクされる。
反対に、アームレスト1を収納状態から使用方
向に回動させるとロツクピン3は板ばね14のガ
イド部15aを押し込み、板ばね14が開いて受
止部16aとガイド溝11の端部11aから脱出
し、次いでガイド溝11に沿つて移動し、板ばね
14のガイド部15bを押し、受止部16bに入
り込み、板ばね14が元の位置に復帰し、受止部
16bとガイド溝11の端部11a間で挟持さ
れ、アームレスト1が使用状態にロツクされる。
前述の如く、ロツクピン3はガイド溝11の両
端部11a,11bにおいて、板ばね14のガイ
ド部15a,15bを押し開いて受止部16a,
16bに入り、ロツクピン3が前記受止部16
a,16bに入つた後は板ばね14が元の位置に
復帰するので、ロツクピン3が受止部16a,1
6bに入り易く、抜けにくい。
尚、アームレスト1を使用状態にロツクするた
めの板ばね14のガイド部15bと受止部16b
とを省略しても、アームレスト1の自重と、使用
者がアームレスト1にもたれかかつたときの荷重
とより、ロツクピン3がガイド溝11の端部11
bに当接するので、アームレスト1をロツクする
ことができる。
また、前記板ばね14と同形の線ばねを使用し
ても、同様に機能する。
次に、第5図、第6図及び第7図は、本考案の
第2の実施例を示すもので、ばね部材の形状とそ
の取付構造が異なつている。
即ち、ばね部材としての板ばね24は二叉部分
25と該二叉部分25の中央部分に形成された取
付部26とを有する略Y字型に形成され、二叉部
分25の各片の両端部には断面台形状に成形され
た受止部27a,27bが設けられている。ま
た、前記取付部26には取付孔28が設けられて
いる。
そして、前記板ばね24はストツパブラケツト
7に形成された収納部8内に配置され、この配置
状態において、収納部8に設けられたガイド溝1
1の両端部11a,11bと板ばね24の二叉部
分25の両端部に形成された受止部27a,27
b間に、ロツク用のポケツト29a,29bが設
けられている。
一方、ストツパブラケツト7に形成された収納
部8には、取付孔30が設けられている。
前記板ばね24は、前記収納部8と取付部26
間に、取付孔28,30と同心円状にコイルスプ
リング31を介装し、前記取付孔28,30にか
しめピン32を挿通し、且つかしめ結合して取付
構造を介して揺動可能に取付けられている。
この構成に依り、第7図に示すように、板ばね
24に形成された受止部27a,27bに、ロツ
クピン3が当接し、受止部27a,27bが押し
込まれると、二叉部分25の各片はピン32を支
点としてロツクピン3の軸心方向に揺動するよう
になされている。
従つて、この第2の実施例ではアームレスト1
を使用状態から収納方向に回動させたときは、ロ
ツクピン3は板ばね24に形成された受止部27
bを取付部材4側に押圧し、ロツクピン3がポケ
ツト29bから脱出し、ロツクピン3が脱出する
と板ばね24がコイルスプリング31の付勢によ
り元の位置に復帰し、ロツクピン3はガイド溝1
1に沿つて移動し、次いでガイド溝11の端部1
1a側で受止部27aを取付部材4側に押圧し、
ロツクピン3がポケツト29aに入り、ロツクピ
ン3がポケツト29aに入ると板ばね24が更び
コイルスプリング31の付勢により元の位置に復
帰し、アームレスト1が収納状態にロツクされ
る。
反対に、アームレスト1を収納状態から使用方
向に回動させたときは、板ばね24に形成された
受止部27aを取付部材4側に押圧し、ロツクピ
ン3がポケツト29aから脱出し、ロツクピン3
が脱出すると板ばね24が元の位置に復帰し、ロ
ツクピン3はガイド溝11に沿つて移動し、次い
で受止部27bを取付部材4側に押圧し、ロツク
ピン3がポケツト29bに入り、ロツクピン3が
ポケツト29bに入ると板ばね24が更びコイル
スプリング31の付勢により元の位置に復帰し、
アームレスト1が使用状態にロツクされる。この
ようにロツクピン3はばね部材としての板ばね2
4により弾性的に受止められ、且つロツク状態と
される。
この実施例においても、ロツクピン3はロツク
状態に入り易く、抜けにくいようになつている。
尚、この第2の実施例の他の構成、作用につい
ては、前記第1の実施例と同様である。
前述の第1及び第2の実施例とも、シヤフト2
とロツクピン3とをシートバツクフレーム側の固
定部材に取付け、ガイド溝11を有するストツパ
ブラケツト7と、ロツクピン用の受止部を有する
ばね部材とをアームレスト1の枢支点側端部に取
付けてもよい。
第8図には、本考案に係るロツク機構のロツク
ピン3の変形例が示されており、このロツクピン
3は前記第1及び第2の実施例におけるロツクピ
ン3の太さより細く形成し、この細く形成した分
を補う形で円筒状のローラ51がロツクピン3に
嵌合され、このローラ51が前記ばね部材として
の板ばね14のガイド部15a,15bと、これ
に続く円弧状の受止部16a,16bとに当接
し、回転し得るようになされ、ローラ51の当接
部が回転ごとに変化することにより、摩耗を著し
く減少させることができる。またローラ51とガ
イド溝11の両端部11a,11bとの当接もロ
ーラ51がロツクピン3に回動自在に嵌合してい
るので摩擦抵抗が少なく、摩耗を著しく減少させ
得る。このことは、第2の実施例に示す板ばね2
4の場合にも同様である。尚、ロツクピン3とロ
ーラ51の嵌合状態は適宜の手段により保持さ
れ、またローラ51に段部を形成し、ガイド溝1
1に当接する部分と板ばね14,24に当接する
部分とで直径を異にするものでもよい。
以上が本考案に係るアームレストのロツク機構
の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、
ストツパブラケツトに形成されたガイド溝に沿つ
てロツクピンを移動させ、ばね部材に設けられた
受止部により少なくともアームレストの使用位置
及び収納位置でロツクピンを受止め、ロツクする
ようにしている結果、ロツク位置にロツクピンが
入り易く、抜けにくいため、小さい操作力で、し
かも確実にロツクし得る効果があり、更にロツク
ピンにローラを回転自在に嵌合させれば、ロツク
ピンとばね部材及びガイド溝との摩擦音及び摩耗
を著しく減少させることができ、アームレストの
設定保持角度を変化させる虞れがなく、また操作
を簡易迅速に行え、耐久性及び操作性の優れたア
ームレストのロツク機構を得ることができる。
尚、上述においては本考案の一実施例を示した
に留まり、本考案の精神を脱することなしに種々
の変形、変更をなし得ること明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
すもので、第1図はシートに本考案を適用したア
ームレストを装着した状態を示す斜視図、第2図
及び第3図は要部の分解拡大斜視図、第4図はス
トツパブラケツトの裏側から見た各部材の組付け
状態を示す側面図、第5図乃至第7図は本考案の
第2の実施例を示すもので、第5図は要部の分解
拡大斜視図、第6図はストツパブラケツトの裏側
から見た各部材の組付け状態を示す側面図、第7
図は第6図中A−A線断面図、第8図はロツクピ
ンの異なる実施例を示す概略的分解斜視図であ
る。 図中、1……アームレスト、2……シヤフト、
3……ロツクピン、4……シートバツクフレーム
側の固定部材としての取付部材、7……ストツパ
ブラケツト、8……ばね部材の収納部、9……取
付片、11……ガイド溝、11a,11b……ガ
イド溝の両端部、14……ばね部材としての板ば
ね、16a,16b……ロツクピン用の受止部、
17……ストツパプレート、24……ばね部材と
しての板ばね、25……板ばねの二叉部分、26
……板ばねの取付部、27a,27b……ロツク
ピン用の受止部、29a,29b……ロツク用の
ポケツト、51……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ヒンジタイプのアームレストの枢支側端部
    と、シートバツクフレーム側の取付部材とのいず
    れか一方の部材に、シヤフトと、これと間隔をお
    いて平行に配置されたロツクピンとが取付けら
    れ、他方の部材にはシヤフト挿通孔と、アームレ
    ストの使用位置より収納位置への回動時における
    ロツクピンの移動軌跡に対応する円弧形のガイド
    溝とを有するストツパブラケツトが固定され、前
    記シヤフト挿通孔にはシヤフトが、またガイド溝
    にはロツクピンが夫々挿通され、前記ストツパブ
    ラケツトには収納部が形成され、該収納部にばね
    部材が取付けられ、該ばね部材は少なくともアー
    ムレストの使用位置及び収納位置に対応する円弧
    形のガイド溝の両端部に近接する位置において、
    前記ロツクピンを弾性的に受止めロツクし得る両
    端部の受止部と、前記ストツパブラケツトに固着
    される中央部の取付部とを有することを特徴とす
    るアームレストのロツク機構。
JP1982054147U 1982-04-14 1982-04-14 ア−ムレストのロツク機構 Granted JPS58156452U (ja)

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JP1982054147U JPS58156452U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 ア−ムレストのロツク機構

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JP1982054147U JPS58156452U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 ア−ムレストのロツク機構

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Publication Number Publication Date
JPS58156452U JPS58156452U (ja) 1983-10-19
JPH021085Y2 true JPH021085Y2 (ja) 1990-01-11

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Families Citing this family (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0240840Y2 (ja) * 1985-01-11 1990-10-31
JPH053083Y2 (ja) * 1985-05-24 1993-01-26
JPH0434748Y2 (ja) * 1986-01-31 1992-08-18
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JPS58156452U (ja) 1983-10-19

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