JPH10246052A - ドアチェック装置 - Google Patents

ドアチェック装置

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JPH10246052A
JPH10246052A JP5293397A JP5293397A JPH10246052A JP H10246052 A JPH10246052 A JP H10246052A JP 5293397 A JP5293397 A JP 5293397A JP 5293397 A JP5293397 A JP 5293397A JP H10246052 A JPH10246052 A JP H10246052A
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shoe
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Katsuhiko Miyoshi
勝彦 三好
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Shiroki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音の発生をより確実に防止または軽減する
ことができるドアチェック装置を得る。 【構成】 車両本体側に枢着される、一以上の肉厚の抵
抗部を有する抵抗アーム;この抵抗アームの表裏と左右
端面にそれぞれ接触する複数のシュー;この複数のシュ
ーを抵抗アームの表裏方向と、左右端面方向にそれぞれ
押圧付勢する弾性部材;及びこのシュー及び弾性部材を
収納し、車両本体へ枢着されるドア側に固定されるケー
シング;を有するドアチェック装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両のドアの開度を規制するド
アチェック装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】この種のドアチェック装置
は一般に、車両本体側に、先端部にストッパプレートを
有し、中間部に少なくとも一つの厚肉部を有する抵抗ア
ームを枢着し、車両本体に枢着されるドア側に、この抵
抗アームを挿通するドアチェッカーを固定してなってい
る。ドアチェッカーは、抵抗アームの表裏に摺接する複
数のシューと、この複数のシューを抵抗アーム側に押圧
付勢する弾性部材と、このシュー及び弾性部材を収納
し、ドアに固定されるケーシングとを備えている。
【0003】このドアチェック装置は、ドアチェッカー
が抵抗アームのストッパプレートと当接する位置でドア
の最大開度を規制し、ドアチェッカーのシューが抵抗ア
ームの抵抗部と弾接する位置で、ドア開度を段階的に規
制する。
【0004】しかしながら従来のドアチェック装置は、
ドアの開閉の際に抵抗アームが振れると、シューとの間
で干渉音(異音)が発生することがあった。この干渉音
の発生を防止するため、従来、シューと抵抗アームのク
リアランスを小さくする試みがなされたが、干渉音の発
生を効果的に防止または軽減することが困難であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、異音の発生をより確実に防止
または軽減することができるドアチェック装置を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明者は、従来のドアチェック装置の
問題点を次のように解析した。従来のドアチェック装置
は、抵抗アームにシューを接触させ、この表裏のシュー
を弾性部材によって抵抗アームの表裏に向けて付勢して
いるだけであり、このため、特に抵抗アームに振れが生
じると、左右端面とシューとの間で異音が発生しやす
い。
【0007】以上の解析に基づいてなされた本発明のド
アチェック装置は、車両本体側に枢着される、一以上の
肉厚の抵抗部を有する抵抗アーム;この抵抗アームの表
裏と左右端面にそれぞれ接触する複数のシュー;この複
数のシューを抵抗アームの表裏方向と、左右端面方向に
それぞれ押圧付勢する弾性部材;及びこのシュー及び弾
性部材を収納し、車両本体へ枢着されるドア側に固定さ
れるケーシング;を有することを特徴としている。この
ように弾性部材により、シューを抵抗アームの表裏だけ
でなく左右端面にも移動付勢することにより、抵抗アー
ムの状態を問わずに、シューを確実に抵抗アームに一定
の圧力で接触させることができ、よって異音の発生を防
止または軽減することができる。
【0008】シューは、抵抗アームの表裏の一方と左右
端面の一方に同時に接触する略L字状をなす、180°
位相が異なる一対を設けることが好ましい。そして、弾
性部材は中実のゴム状弾性部材から構成し、略L字状を
なすこの一対のシュー、あるいは別の形態の複数のシュ
ーを収納する開口を設けて、これらのシューを抵抗アー
ムの表裏方向と左右端面方向にそれぞれ押圧付勢するこ
とが好ましい。さらに、略L字状をなす一対のシューの
外形は、全体として略円形をなすように構成し、一方弾
性部材の開口は、この全体として略円形をなすシューに
対応する円形に形成すれば、シューを容易に抵抗アーム
の表裏方向と左右端面方向にそれぞれ押圧付勢すること
ができる。一対のシューと弾性部材の開口との間には、
脱落を防止するため、互いに嵌合する凹部と凸部を形成
することが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、抵抗ア
ーム10は、その一端部(枢着端)に車両本体(図示せ
ず)側に枢着される枢着孔11を有し、その他端部(先
端部)には、弾性固定ピン12でストッパクッション1
3が固定されている。弾性固定ピン12は、抵抗アーム
10の先端部に形成したピン挿通孔14に挿入固定され
ている。断面略矩形をなすこの抵抗アーム10は、薄肉
部10Aと、少なくとも1つ(図示例では2つ)の厚肉
部(抵抗部)10Bとを備えている。抵抗アーム10の
厚肉部10Bは、一対の板体に凹凸を形成して構成する
場合もある。
【0010】抵抗アーム10を挿通させるドアチェッカ
ー20は、車両本体に枢着されたドアに固定される。こ
のドアチェッカー20は、ドアへの取付孔21を有する
ケーシング22、同取付孔23を有するカバー24、こ
のケーシング22の収納凹部22a内に収納される弾性
部材25、及びこの弾性部材25のシュー収納開口26
内に収納された一対のシュー27とを有している。
【0011】各シュー27は、図3に単体形状を示すよ
うに、抵抗アーム10の表裏の一方に接触する長辺接触
部27aと、抵抗アーム10の左右端面の一方に接触す
る短辺接触部27bとを有する略L字状をなしており、
その外形は略半円状に形成されている。長辺接触部27
aと短辺接触部27bはそれぞれ、厚さ方向の中央部を
中高としている。そして、一対のシュー27は、位相が
180゜異なっていて(つまり、一方が他方に対して抵
抗アーム10の中心に関し180゜回転した関係となっ
ていて)、各シュー27の長辺接触部27aが抵抗アー
ム10の表と裏の一方に、同短辺接触部27bが抵抗ア
ーム10の左端面と右端面の一方にそれぞれ接触し、こ
のように組み合わされた一対のシュー27の外形は、全
体として略円形をなしている。
【0012】弾性部材25のシュー収納開口26は、こ
のように全体として外形が略円形をなす一対のシュー2
7に対応させて、円形をなしている。そして、シュー収
納開口26の内周面とシュー27の外周面には、両者の
嵌合状態で互いに嵌合する凸部(環状突起)26aと、
凹部(半環状凹部)27cとが形成されている。弾性部
材25は、例えば、中実で弾性を有するゴム材料から構
成するのが望ましく、シュー27は、合成樹脂材料、金
属等の耐摩耗性に優れた材料から構成するのが望まし
い。
【0013】上記構成の本ドアチェック装置は、ドアを
開閉すると、抵抗アーム10の薄肉部10Aと厚肉部1
0Bが一対のシュー27の間を移動し、厚肉部(抵抗
部)10Bがシュー27を通過する際に、ドアが重くな
って、開度が規制される。このとき、一対のシュー27
は、常時抵抗アーム10の表裏方向だけでなく左右端面
方向にも押圧されているため、抵抗アーム10の状態を
問わずに、一定の圧力で抵抗アーム10の表裏及び左右
端面に接触する。このため異音が発生しにくい。さら
に、図示実施形態では、一対のシュー27の外形、及び
これを収納する弾性部材25のシュー収納開口26が円
形をなしていて、抵抗アーム10の表裏方向、左右端面
方向だけでなく、捩り方向にも弾性を発揮するため、抵
抗アーム10の捩れに起因する異音の発生も防止または
軽減できる。図5に、弾性部材25の円形開口26内で
の一対のシュー27の移動の様子を示した。弾性部材2
5が撓んで、一対のシュー27を抵抗アーム10の表裏
方向だけでなく左右端面方向にも押圧付勢するのが分か
る。
【0014】以上の実施形態では、一対のL字状のシュ
ー27を抵抗アーム10の表裏と左右端面に接触させた
が、抵抗アーム10の表裏と左右端面にそれぞれ別々の
シューを接触させることもできる。同様に、以上の実施
形態では、単一の弾性部材25により、シューを抵抗ア
ーム10の表裏と左右端面に押圧付勢したが、2または
4つの弾性部材でシューを同様に付勢することもでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のドアチェック装置
は、シューを抵抗アームの表裏だけでなく左右端面にも
接触させ、弾性部材により、この複数のシューを抵抗ア
ームの表裏方向と左右端面方向にそれぞれ押圧付勢する
ようにしたから、抵抗アームの状態に拘らず、効果的に
異音の発生を防止または軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアチェック装置の一実施形態の
分解斜視図である。
【図2】同組立状態の斜視図である。
【図3】シュー単体の斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】シューを弾性部材に保持した状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
10 抵抗アーム 10A 薄肉部 10B 厚肉部(抵抗部) 20 ドアチェッカー 22 ケーシング 22a 収納凹部 25 弾性部材 26 シュー収納開口 26a 凸部(環状突起) 27 シュー 27a 長辺接触部 27b 短辺接触部 27c 凹部(半環状凹部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体側に枢着される、一以上の肉厚
    の抵抗部を有する抵抗アーム;この抵抗アームの表裏と
    左右端面にそれぞれ接触する複数のシュー;この複数の
    シューを抵抗アームの表裏方向と、左右端面方向にそれ
    ぞれ押圧付勢する弾性部材;及びこのシュー及び弾性部
    材を収納し、上記車両本体へ枢着されるドア側に固定さ
    れるケーシング;を有することを特徴とするドアチェッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドアチェック装置におい
    て、上記シューは、抵抗アームの表裏の一方と左右端面
    の一方に同時に接触する略L字状をなしていて、この略
    L字状のシューが180°位相を異ならせて一対備えら
    れているドアチェック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のドアチェック装
    置において、上記弾性部材は中実のゴム状弾性部材から
    なり、上記複数のシューを収納する開口を備えているド
    アチェック装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のドアチェック装
    置において、略L字状をなす上記一対のシューの外形
    は、全体として略円形をなし、上記弾性部材の開口は、
    この全体として略円形をなすシューに対応する円形をな
    しているドアチェック装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載のドアチェック装
    置において、上記シューと弾性部材の開口との間には、
    互いに嵌合する凹部と凸部が形成されているドアチェッ
    ク装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001073615A (ja) * 1999-09-08 2001-03-21 Shiroki Corp 自動車のドアチェック装置
KR20020034405A (ko) * 2000-11-01 2002-05-09 이계안 차량의 도어체커 어셈블리용 캐리어
KR100428454B1 (ko) * 2001-07-04 2004-04-28 현대자동차주식회사 도어 체커 조립체
US7908709B2 (en) * 2007-02-01 2011-03-22 GM Global Technology Operations LLC Check link assembly
JP2012193567A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Mitsui Kinzoku Act Corp 自動車用ドアチェッカ
CN104234554A (zh) * 2013-06-05 2014-12-24 福特全球技术公司 用于机动车辆的车辆车门的车门止动器
JP2017040117A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 株式会社ティムス 車両用ドアチェックリンク

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