JP2000013045A - 開閉扉の破損防止機構と電子機器 - Google Patents
開閉扉の破損防止機構と電子機器Info
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- JP2000013045A JP2000013045A JP10173726A JP17372698A JP2000013045A JP 2000013045 A JP2000013045 A JP 2000013045A JP 10173726 A JP10173726 A JP 10173726A JP 17372698 A JP17372698 A JP 17372698A JP 2000013045 A JP2000013045 A JP 2000013045A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開閉扉に開扉方向への無理な力が加えられる
ようなことがあっても、支点ピン及び軸受けが破損され
ないようにすること。 【解決手段】 弾性を有する合成樹脂等によって構成さ
れた軸受け33をキャビネットに設け、開閉扉11に支
点ピン32を設け、その軸受け33に形成したスリット
36内に支点ピン32を回転自在に支持し、開閉扉11
が開き角度θまで開扉されてキャビネットのストッパー
に当接された後に、更にその開閉扉11に開扉方向への
無理な力が加えられた時に、軸受け33のスリット36
の側辺部39を外側へ撓ませて、支点ピン32をスリッ
ト36の開口部35から外方へ逃がすようにしたもの。
ようなことがあっても、支点ピン及び軸受けが破損され
ないようにすること。 【解決手段】 弾性を有する合成樹脂等によって構成さ
れた軸受け33をキャビネットに設け、開閉扉11に支
点ピン32を設け、その軸受け33に形成したスリット
36内に支点ピン32を回転自在に支持し、開閉扉11
が開き角度θまで開扉されてキャビネットのストッパー
に当接された後に、更にその開閉扉11に開扉方向への
無理な力が加えられた時に、軸受け33のスリット36
の側辺部39を外側へ撓ませて、支点ピン32をスリッ
ト36の開口部35から外方へ逃がすようにしたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカメ
ラ等の電子機器に適用するのに最適な開閉扉の破損防止
機構の技術分野に属するものである。
ラ等の電子機器に適用するのに最適な開閉扉の破損防止
機構の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、ビデオカメラ、ビデ
オテープレコーダ、テレビジョン受像機、パーソナルコ
ンピュータ等の各種の電子機器には、キャビネット外に
露出する各種スイッチ類や外部端子等を閉塞したり、保
守、点検等を行うための各種の開閉扉がキャビネットに
取り付けられている。一般的に、この種キャビネット及
び開閉扉は合成樹脂によって成形されていて、開閉扉側
に一体成形した一対の支点ピンをキャビネット側に一体
成形したほぼ円形状の突片で構成された一対の軸受けの
中心穴内に嵌合させてヒンジを構成し、開閉扉をこれら
一対の支点ピンを中心に回転させるように構成してい
る。従って、この種開閉扉の回転ヒンジは決して丈夫な
ものではなかった。
オテープレコーダ、テレビジョン受像機、パーソナルコ
ンピュータ等の各種の電子機器には、キャビネット外に
露出する各種スイッチ類や外部端子等を閉塞したり、保
守、点検等を行うための各種の開閉扉がキャビネットに
取り付けられている。一般的に、この種キャビネット及
び開閉扉は合成樹脂によって成形されていて、開閉扉側
に一体成形した一対の支点ピンをキャビネット側に一体
成形したほぼ円形状の突片で構成された一対の軸受けの
中心穴内に嵌合させてヒンジを構成し、開閉扉をこれら
一対の支点ピンを中心に回転させるように構成してい
る。従って、この種開閉扉の回転ヒンジは決して丈夫な
ものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は、デザ
イン上、或いは、構造上において開閉扉の開き角度に制
約がある場合に、開閉扉を設定された開き角度まで開扉
した後に、更にその開閉扉に開扉方向への無理な力を加
えてしまうと、テコ作用によって支点ピンに大きな負荷
が加えられてしまい、ヒンジを構成している合成樹脂製
の支点ピン及び軸受けが簡単に破損され易いと言う問題
があった。
イン上、或いは、構造上において開閉扉の開き角度に制
約がある場合に、開閉扉を設定された開き角度まで開扉
した後に、更にその開閉扉に開扉方向への無理な力を加
えてしまうと、テコ作用によって支点ピンに大きな負荷
が加えられてしまい、ヒンジを構成している合成樹脂製
の支点ピン及び軸受けが簡単に破損され易いと言う問題
があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、開閉扉に開扉方向への無理な力が
加えられるようなことがあっても、支点ピン及び軸受け
が破損されないようにした開閉扉の破損防止機構を提供
することを目的としている。
されたものであって、開閉扉に開扉方向への無理な力が
加えられるようなことがあっても、支点ピン及び軸受け
が破損されないようにした開閉扉の破損防止機構を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の開閉扉の破損防止機構は、開閉扉をキャビ
ネットに支点ピン及び軸受けによって回転自在に支持
し、開閉扉が設定された開き角度まで開扉されてキャビ
ネットに設けたストッパーに当接された後に、更にその
開閉扉に開扉方向への無理な力が加えられた時に、上記
軸受けを開くようにした軸受け開閉手段を備えたもので
ある。
めの本発明の開閉扉の破損防止機構は、開閉扉をキャビ
ネットに支点ピン及び軸受けによって回転自在に支持
し、開閉扉が設定された開き角度まで開扉されてキャビ
ネットに設けたストッパーに当接された後に、更にその
開閉扉に開扉方向への無理な力が加えられた時に、上記
軸受けを開くようにした軸受け開閉手段を備えたもので
ある。
【0006】上記のように構成された本発明の開閉扉の
破損防止機構は、開閉扉を設定された開き角度まで開扉
してストッパーに当接させた後、更にその開閉扉に開扉
方向への無理な力が加えられた時には、軸受けを軸受け
開閉手段によって開いて、支点ピンをその軸受けの外方
へ相対的に逃がすことができる。
破損防止機構は、開閉扉を設定された開き角度まで開扉
してストッパーに当接させた後、更にその開閉扉に開扉
方向への無理な力が加えられた時には、軸受けを軸受け
開閉手段によって開いて、支点ピンをその軸受けの外方
へ相対的に逃がすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をビデオカメラに適
用した開閉扉の破損防止機構を図を参照して説明する。
用した開閉扉の破損防止機構を図を参照して説明する。
【0008】「ビデオカメラの開閉扉の説明」まず、図
7及び図8に示すように、電子機器の一例であるビデオ
テープレコーダ内蔵式のビデオカメラ1では、カメラ本
体2の前面2aにズームレンズ(図示せず)を取り付け
るためのレンズマウント3が取り付けられていて、上面
2bには把手4が取り付けられ、下面2cにはショルダ
ーパッド5が取り付けられ、後面2dにはバッテリーパ
ック等のカメラ付属品6が取り付けられている。そし
て、このカメラ本体2のキャビネットを構成している左
右両側板21、22は合成樹脂成形品によって構成され
ていて、一方の側面板21には、各種スイッチ類やボリ
ューム類SW等が取り付けられたスイッチパネルを構成
している開閉扉11が取り付けられている。そして、こ
の開閉扉11はその下端11aに設けられた左右一対の
ヒンジ12によって側面板21に回転自在に取り付けら
れていて、この開閉扉11は上端11b側を開閉する上
開き方式で矢印a、b方向に開閉自在に構成されてい
る。
7及び図8に示すように、電子機器の一例であるビデオ
テープレコーダ内蔵式のビデオカメラ1では、カメラ本
体2の前面2aにズームレンズ(図示せず)を取り付け
るためのレンズマウント3が取り付けられていて、上面
2bには把手4が取り付けられ、下面2cにはショルダ
ーパッド5が取り付けられ、後面2dにはバッテリーパ
ック等のカメラ付属品6が取り付けられている。そし
て、このカメラ本体2のキャビネットを構成している左
右両側板21、22は合成樹脂成形品によって構成され
ていて、一方の側面板21には、各種スイッチ類やボリ
ューム類SW等が取り付けられたスイッチパネルを構成
している開閉扉11が取り付けられている。そして、こ
の開閉扉11はその下端11aに設けられた左右一対の
ヒンジ12によって側面板21に回転自在に取り付けら
れていて、この開閉扉11は上端11b側を開閉する上
開き方式で矢印a、b方向に開閉自在に構成されてい
る。
【0009】ところで、この種ビデオカメラ1では、デ
ザイン上から、開閉扉11の下部位置で、ヒンジ12に
近接された位置であるA部分で側面板21が開閉扉11
に対する凸形状に形成されていて、その下部であるB部
分が凹形状に形成されている。従って、開閉扉11を矢
印a方向に完全に開き切ることができず、開閉扉11を
図8に1点鎖線で示す開き角度θ1 まで矢印a方向に開
扉して上下を反転した時に、その開閉扉11が側面板2
1のA部分に当接される。そして、この後に、開閉扉1
1の下向きとなった上端11b側に更に開扉方向である
矢印a方向への無理な力Fを加えるようなことがある
と、テコ作用によって開閉扉11のヒンジ12部分に大
きな回転モーメント(負荷)Mが発生して、合成樹脂成
形品で構成されているヒンジ12部分が簡単に破損され
てしまう。
ザイン上から、開閉扉11の下部位置で、ヒンジ12に
近接された位置であるA部分で側面板21が開閉扉11
に対する凸形状に形成されていて、その下部であるB部
分が凹形状に形成されている。従って、開閉扉11を矢
印a方向に完全に開き切ることができず、開閉扉11を
図8に1点鎖線で示す開き角度θ1 まで矢印a方向に開
扉して上下を反転した時に、その開閉扉11が側面板2
1のA部分に当接される。そして、この後に、開閉扉1
1の下向きとなった上端11b側に更に開扉方向である
矢印a方向への無理な力Fを加えるようなことがある
と、テコ作用によって開閉扉11のヒンジ12部分に大
きな回転モーメント(負荷)Mが発生して、合成樹脂成
形品で構成されているヒンジ12部分が簡単に破損され
てしまう。
【0010】そこで、本発明は、このような開閉扉11
の破損を防止する破損防止機構31を備えたものであ
り、この破損防止機構31は、図2に示すように、開閉
扉11が側面板21のA部分に当接されない範囲で任意
に設定された開き角度θ2 以上に開扉されようとした時
に、ヒンジ12部分で、開閉扉11をキャビネットであ
る一方の側面板21から容易に外れるようにして、その
ヒンジ12部分の破損を防止するようにしたものであ
る。
の破損を防止する破損防止機構31を備えたものであ
り、この破損防止機構31は、図2に示すように、開閉
扉11が側面板21のA部分に当接されない範囲で任意
に設定された開き角度θ2 以上に開扉されようとした時
に、ヒンジ12部分で、開閉扉11をキャビネットであ
る一方の側面板21から容易に外れるようにして、その
ヒンジ12部分の破損を防止するようにしたものであ
る。
【0011】「破損防止機構の第1の実施形態」まず、
図1及び図2によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第1の実施形態を説明すると、この第1の実施形態で
は、開閉扉11のヒンジ12が支点ピン32及びその軸
受け33によって構成されていて、支点ピン32が開閉
扉11側で、その開閉扉11の下端11aに一体成形さ
れている。そして、軸受け33はナイロンやPOM等の
弾性を有する合成樹脂等の部材で成形されていて、この
軸受け33は側面板21側にネジ34によるネジ止めや
溶着等によって固着されている。そして、この軸受け3
3には一端にほぼハの字形に開いた開口部35が形成さ
れたスリット36がほぼ水平状に形成されていて、その
スリット36の閉塞端37側に支点ピン支持穴38が形
成され、その支点ピン支持穴38内に開閉扉11の支点
ピン32が回転自在に嵌合されている。そして、この軸
受け33のスリット36より上側である一方の側辺部3
9が矢印c、d方向に弾性変形可能な軸受け開閉手段に
構成されている。そして、スリット36より下側である
他方の側辺部40の先端には開閉扉11の開き角度θ2
を設定するストッパー41が形成されていて、そのスト
ッパー41は支点ピン32に近接された位置に配置され
ている。なお、軸受け33のスリット36より下側であ
る他方の側辺部40も矢印a、b方向に弾性変形可能な
軸受け開閉手段に構成することも可能である。
図1及び図2によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第1の実施形態を説明すると、この第1の実施形態で
は、開閉扉11のヒンジ12が支点ピン32及びその軸
受け33によって構成されていて、支点ピン32が開閉
扉11側で、その開閉扉11の下端11aに一体成形さ
れている。そして、軸受け33はナイロンやPOM等の
弾性を有する合成樹脂等の部材で成形されていて、この
軸受け33は側面板21側にネジ34によるネジ止めや
溶着等によって固着されている。そして、この軸受け3
3には一端にほぼハの字形に開いた開口部35が形成さ
れたスリット36がほぼ水平状に形成されていて、その
スリット36の閉塞端37側に支点ピン支持穴38が形
成され、その支点ピン支持穴38内に開閉扉11の支点
ピン32が回転自在に嵌合されている。そして、この軸
受け33のスリット36より上側である一方の側辺部3
9が矢印c、d方向に弾性変形可能な軸受け開閉手段に
構成されている。そして、スリット36より下側である
他方の側辺部40の先端には開閉扉11の開き角度θ2
を設定するストッパー41が形成されていて、そのスト
ッパー41は支点ピン32に近接された位置に配置され
ている。なお、軸受け33のスリット36より下側であ
る他方の側辺部40も矢印a、b方向に弾性変形可能な
軸受け開閉手段に構成することも可能である。
【0012】従って、この破損防止機構31の第1の実
施形態によれば、図2に示すように、軸受け33の一方
の側辺部39が矢印c方向に弾性復帰されて、軸受け3
3が閉じている時には、開口部35が支点ピン32の直
径D1 より小さい開口量D2に縮小されている。従っ
て、支点ピン32は開口部35から外れることがなく、
支点ピン32は支点ピン支持穴38内で安定良く保持さ
れ、開閉扉11を図1に示す開き角度θ2 の範囲内で矢
印a、b方向にスムーズに開閉することができる。
施形態によれば、図2に示すように、軸受け33の一方
の側辺部39が矢印c方向に弾性復帰されて、軸受け3
3が閉じている時には、開口部35が支点ピン32の直
径D1 より小さい開口量D2に縮小されている。従っ
て、支点ピン32は開口部35から外れることがなく、
支点ピン32は支点ピン支持穴38内で安定良く保持さ
れ、開閉扉11を図1に示す開き角度θ2 の範囲内で矢
印a、b方向にスムーズに開閉することができる。
【0013】次に、図1に示すように、開閉扉11が設
定された開き角度θ2 まで矢印a方向に開扉されて上下
が反転され、その開閉扉11がストッパー41に当接さ
れた後に、更に、その開閉扉11の下向きとなった上端
11b側に開扉方向(矢印a方向)への無理な力Fが加
えられた時には、テコ作用によって支点ピン32にスト
ッパー41を中心とした回転モーメント(負荷)Mが発
生する。
定された開き角度θ2 まで矢印a方向に開扉されて上下
が反転され、その開閉扉11がストッパー41に当接さ
れた後に、更に、その開閉扉11の下向きとなった上端
11b側に開扉方向(矢印a方向)への無理な力Fが加
えられた時には、テコ作用によって支点ピン32にスト
ッパー41を中心とした回転モーメント(負荷)Mが発
生する。
【0014】すると、図1に1点鎖線で示すように、弾
性を有する合成樹脂等の部材によって構成されている軸
受け33の一方の側辺部39が弾性に抗して上側である
矢印d方向に容易に撓んで、軸受け33が開き、スリッ
ト36の開口部35が支点ピン32の直径D1 より大き
い開口量D3 に拡大されるために、支点ピン32が支点
ピン支持穴38から抜け出て、開口部35を通って軸受
け33の外方へ容易に逃げて外れることになる。そし
て、このように支点ピン32が軸受け33から容易に外
れることによって、開閉扉11が側面板21から外れる
ことになり、ヒンジ12の支点ピン32及び軸受け33
が破損されることを未然に防止することができる。な
お、外れた支点ピン32は、一方の側辺部39の弾性を
利用して支点ピン支持穴38内に容易に復元させること
ができる。また、支点ピン32に対するストッパー41
の高さHを任意に設定することによって、開閉扉11の
開き角度θ2 を任意に設定することができるものであ
る。
性を有する合成樹脂等の部材によって構成されている軸
受け33の一方の側辺部39が弾性に抗して上側である
矢印d方向に容易に撓んで、軸受け33が開き、スリッ
ト36の開口部35が支点ピン32の直径D1 より大き
い開口量D3 に拡大されるために、支点ピン32が支点
ピン支持穴38から抜け出て、開口部35を通って軸受
け33の外方へ容易に逃げて外れることになる。そし
て、このように支点ピン32が軸受け33から容易に外
れることによって、開閉扉11が側面板21から外れる
ことになり、ヒンジ12の支点ピン32及び軸受け33
が破損されることを未然に防止することができる。な
お、外れた支点ピン32は、一方の側辺部39の弾性を
利用して支点ピン支持穴38内に容易に復元させること
ができる。また、支点ピン32に対するストッパー41
の高さHを任意に設定することによって、開閉扉11の
開き角度θ2 を任意に設定することができるものであ
る。
【0015】「破損防止機構の第2の実施形態」次に、
図3及び図4によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第2の実施形態について説明すると、この第2の実施
形態では、軸受け33を一方の側面板21にネジ43に
よるネジ止めや溶着等にて固着された板バネ等の弾性を
有する部材で構成された係止部44と、その一方の側面
板21に一体成形された係止部受け45とによって構成
して、その係止部44によって軸受け開閉手段を構成し
たものである。そして、これらの間46に形成した支点
ピン支持穴38内に開閉扉11の支点ピン32が回転自
在に嵌合されていて、係止部受け45の先端にストッパ
ー41を形成したものである。なお、弾性を有する係止
部44は側面版21に一体成形することもできる。
図3及び図4によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第2の実施形態について説明すると、この第2の実施
形態では、軸受け33を一方の側面板21にネジ43に
よるネジ止めや溶着等にて固着された板バネ等の弾性を
有する部材で構成された係止部44と、その一方の側面
板21に一体成形された係止部受け45とによって構成
して、その係止部44によって軸受け開閉手段を構成し
たものである。そして、これらの間46に形成した支点
ピン支持穴38内に開閉扉11の支点ピン32が回転自
在に嵌合されていて、係止部受け45の先端にストッパ
ー41を形成したものである。なお、弾性を有する係止
部44は側面版21に一体成形することもできる。
【0016】従って、この破損防止機構31の第2の実
施形態によれば、図4に示すように、軸受け33の係止
部44が矢印c方向に弾性復帰されて、軸受け33が閉
じている時には、前述した第1の実施の形態と同様に、
支点ピン32が支点ピン支持穴38内で安定良く保持さ
れ、開閉扉11を図3に示す開き角度θ2 の範囲内で内
で矢印a、b方向にスムーズに開閉することができる。
施形態によれば、図4に示すように、軸受け33の係止
部44が矢印c方向に弾性復帰されて、軸受け33が閉
じている時には、前述した第1の実施の形態と同様に、
支点ピン32が支点ピン支持穴38内で安定良く保持さ
れ、開閉扉11を図3に示す開き角度θ2 の範囲内で内
で矢印a、b方向にスムーズに開閉することができる。
【0017】次に、図3に示すように、開閉扉11が設
定された開き角度θ2 まで矢印a方向に開扉されて上下
が反転され、その開閉扉11がストッパー41に当接さ
れた後に、更に、その開閉扉11の下向きとなった上端
11b側に開扉方向(矢印a方向)への無理な力Fが加
えられた時には、テコ作用によって支点ピン32にスト
ッパー41を中心とした回転モーメントMが発生する。
定された開き角度θ2 まで矢印a方向に開扉されて上下
が反転され、その開閉扉11がストッパー41に当接さ
れた後に、更に、その開閉扉11の下向きとなった上端
11b側に開扉方向(矢印a方向)への無理な力Fが加
えられた時には、テコ作用によって支点ピン32にスト
ッパー41を中心とした回転モーメントMが発生する。
【0018】すると、図3に1点鎖線で示すように、係
止部44が弾性に抗して上側である矢印d方向に容易に
撓んで、軸受け33が開き、係止部44と係止部受け4
5との間46が広げられて、支点ピン32が支点ピン支
持穴38から抜け出て、これらの間46から軸受け33
の外方へ容易に逃げて外れることになる。従って、第1
の実施形態と同様に支点ピン32及び軸受け34の破損
を未然に防止することができる。なお、外れた支点ピン
32は、係止部44の弾性を利用して支点ピン支持穴3
8内に容易に復元することができる。また、この場合も
支点ピン32に対するストッパー36の高さHを任意に
設定することによって、開閉扉11の開き角度θ2 を任
意に設定することができる。
止部44が弾性に抗して上側である矢印d方向に容易に
撓んで、軸受け33が開き、係止部44と係止部受け4
5との間46が広げられて、支点ピン32が支点ピン支
持穴38から抜け出て、これらの間46から軸受け33
の外方へ容易に逃げて外れることになる。従って、第1
の実施形態と同様に支点ピン32及び軸受け34の破損
を未然に防止することができる。なお、外れた支点ピン
32は、係止部44の弾性を利用して支点ピン支持穴3
8内に容易に復元することができる。また、この場合も
支点ピン32に対するストッパー36の高さHを任意に
設定することによって、開閉扉11の開き角度θ2 を任
意に設定することができる。
【0019】「破損防止機構の第3の実施形態」次に、
図5及び図6によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第3の実施形態を説明すると、この第3の実施形態で
は、軸受け33を側面板21に形成されたU溝48と、
側面板21に一体成形されてU溝48の軸方向の一端側
に直角状に配置された弾性を有する係止部49とによっ
て軸受け33を構成したものであり、その係止部49に
よって軸受け開閉手段が構成されている。そして、支点
ピン32をU溝48内に回転自在に嵌合し、その支点ピ
ン32の端部32aを係止部49によって係止させるよ
うに構成したものである。なお、この係止部49の先端
にはテーパー面50、51が形成されている。なお、係
止部49を板バネ等の弾性を有する部材で構成して、側
面板21にネジ止めや溶着等によって固着することもで
きる。
図5及び図6によって、開閉扉11の破損防止機構31
の第3の実施形態を説明すると、この第3の実施形態で
は、軸受け33を側面板21に形成されたU溝48と、
側面板21に一体成形されてU溝48の軸方向の一端側
に直角状に配置された弾性を有する係止部49とによっ
て軸受け33を構成したものであり、その係止部49に
よって軸受け開閉手段が構成されている。そして、支点
ピン32をU溝48内に回転自在に嵌合し、その支点ピ
ン32の端部32aを係止部49によって係止させるよ
うに構成したものである。なお、この係止部49の先端
にはテーパー面50、51が形成されている。なお、係
止部49を板バネ等の弾性を有する部材で構成して、側
面板21にネジ止めや溶着等によって固着することもで
きる。
【0020】従って、この破損防止機構31の第3の実
施形態によれば、図6に実線で示すように、係止部49
が矢印e方向へ弾性復帰されて、軸受け33が閉じてい
る時には、その係止部49の内側のテーパー面50で支
点ピン32の端部32aがU溝48内に矢印g方向から
押え込まれていて、支点ピン32がU溝48内で安定良
く回転自在に支持されている。
施形態によれば、図6に実線で示すように、係止部49
が矢印e方向へ弾性復帰されて、軸受け33が閉じてい
る時には、その係止部49の内側のテーパー面50で支
点ピン32の端部32aがU溝48内に矢印g方向から
押え込まれていて、支点ピン32がU溝48内で安定良
く回転自在に支持されている。
【0021】そして、第1及び第2実施形態の図1及び
図3で説明したように、開閉扉11が設定された開き角
度θ2 まで開扉されて上下が反転され、その開閉扉11
がストッパー41に当接された後に、更に、その開閉扉
11の下向きとなった上端11b側に開扉方向への無理
な力Fが加えられて、テコ作用によって支点ピン32に
ストッパー41を中心とした回転モーメントMが発生し
た時には、図6に1点鎖線で示すように、係止部49が
弾性に抗して外側である矢印f方向に撓んで、軸受け3
3が開き、支点ピン32がU溝48内から外方向に容易
に逃げて外れることになる。従って、第1及び第2の実
施形態と同様に支点ピン32及び軸受け34の破損を未
然に防止することができる。なお、支点ピン32を係止
爪48の外側のテーパー面51に矢印g方向から押しつ
ければ、係止部49を同様に矢印f方向に弾性に抗して
撓ませることができて、支点ピン32をU溝48内に容
易に復元させることができる。
図3で説明したように、開閉扉11が設定された開き角
度θ2 まで開扉されて上下が反転され、その開閉扉11
がストッパー41に当接された後に、更に、その開閉扉
11の下向きとなった上端11b側に開扉方向への無理
な力Fが加えられて、テコ作用によって支点ピン32に
ストッパー41を中心とした回転モーメントMが発生し
た時には、図6に1点鎖線で示すように、係止部49が
弾性に抗して外側である矢印f方向に撓んで、軸受け3
3が開き、支点ピン32がU溝48内から外方向に容易
に逃げて外れることになる。従って、第1及び第2の実
施形態と同様に支点ピン32及び軸受け34の破損を未
然に防止することができる。なお、支点ピン32を係止
爪48の外側のテーパー面51に矢印g方向から押しつ
ければ、係止部49を同様に矢印f方向に弾性に抗して
撓ませることができて、支点ピン32をU溝48内に容
易に復元させることができる。
【0022】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、支点ピン32
を開閉扉11側に設け、軸受け33をキャビネットであ
る側面板21側に設けたが、これらの配置を反転させて
も全く同様の効果を奏することができる。但し、ストッ
パーはキャビネット側に設ける必要がある。また、本発
明は、ビデオカメラの開閉扉に限定されることなく、ビ
デオテープレコーダ、テレビジョン受像機、パーソナル
コンピュータ及びその他の各種の電子機器の開閉扉に適
用可能である。
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、支点ピン32
を開閉扉11側に設け、軸受け33をキャビネットであ
る側面板21側に設けたが、これらの配置を反転させて
も全く同様の効果を奏することができる。但し、ストッ
パーはキャビネット側に設ける必要がある。また、本発
明は、ビデオカメラの開閉扉に限定されることなく、ビ
デオテープレコーダ、テレビジョン受像機、パーソナル
コンピュータ及びその他の各種の電子機器の開閉扉に適
用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の開閉扉
の破損防止機構と電子機器は、次のような効果を奏す
る。
の破損防止機構と電子機器は、次のような効果を奏す
る。
【0024】請求項1の開閉扉の破損防止機構は、開閉
扉を設定された開き角度まで開扉してストッパーに当接
させた後、更にその開閉扉に開扉方向への無理な力が加
えられた時には、軸受けを軸受け開閉手段によって開い
て、支点ピンをその軸受けの外方へ相対的に逃がすこと
ができるようにしたので、上記の無理な力によって支点
ピン及び軸受けが破損されることを未然に防止すること
ができて、耐久性を飛躍的に向上することができる。ま
た、ストッパーによって開閉扉の開き角度を任意に設定
することができると共に、軸受けから外れた支点ピンを
軸受け開閉手段によって容易に復元させることができ
る。
扉を設定された開き角度まで開扉してストッパーに当接
させた後、更にその開閉扉に開扉方向への無理な力が加
えられた時には、軸受けを軸受け開閉手段によって開い
て、支点ピンをその軸受けの外方へ相対的に逃がすこと
ができるようにしたので、上記の無理な力によって支点
ピン及び軸受けが破損されることを未然に防止すること
ができて、耐久性を飛躍的に向上することができる。ま
た、ストッパーによって開閉扉の開き角度を任意に設定
することができると共に、軸受けから外れた支点ピンを
軸受け開閉手段によって容易に復元させることができ
る。
【0025】請求項2の開閉扉の破損防止機構は、軸受
けを弾性を有する部材によって構成して、その軸受けに
形成されたスリット内の支点ピン支持穴で支点ピンを回
転自在に支持し、その軸受けのスリットの少なくとも一
方の側辺部を弾性に抗して撓ませることによって支点ピ
ンをスリットの端部の開口部から外方に逃がすように構
成したので、構造が簡単であり、動作が確実である。
けを弾性を有する部材によって構成して、その軸受けに
形成されたスリット内の支点ピン支持穴で支点ピンを回
転自在に支持し、その軸受けのスリットの少なくとも一
方の側辺部を弾性に抗して撓ませることによって支点ピ
ンをスリットの端部の開口部から外方に逃がすように構
成したので、構造が簡単であり、動作が確実である。
【0026】請求項3の開閉扉の破損防止機構は、軸受
けを弾性を有する係止部と係止部受けとによって構成し
て、これらの間で支点ピンを回転自在に支持し、係止部
を弾性に抗して外側へ撓ませることによって支点ピンを
これらの間から外方へ逃がすように構成したので、構造
が簡単であり、動作が確実である。
けを弾性を有する係止部と係止部受けとによって構成し
て、これらの間で支点ピンを回転自在に支持し、係止部
を弾性に抗して外側へ撓ませることによって支点ピンを
これらの間から外方へ逃がすように構成したので、構造
が簡単であり、動作が確実である。
【0027】請求項4の開閉扉の破損防止機構は、軸受
けをU溝とそのU溝の軸方向の一側部に直角状に配置し
た弾性を有する係止部とによって構成して、係止部で支
点ピンの端部をU溝内に押え込むようにして回転自在に
支持し、係止部を弾性に抗して外側へ撓ませることによ
って支点ピンを外方へ逃がすように構成したので、構造
が簡単であり、動作が確実である。
けをU溝とそのU溝の軸方向の一側部に直角状に配置し
た弾性を有する係止部とによって構成して、係止部で支
点ピンの端部をU溝内に押え込むようにして回転自在に
支持し、係止部を弾性に抗して外側へ撓ませることによ
って支点ピンを外方へ逃がすように構成したので、構造
が簡単であり、動作が確実である。
【0028】請求項5の電子機器は、開閉扉に無理な力
が加えられた時に、その開閉扉をキャビネットから容易
に外すことができるようにした開閉扉の破損防止機構を
備えたので、電子機器の耐久性を著しく向上することが
できて、商品価値の高い電子機器を実現できる。
が加えられた時に、その開閉扉をキャビネットから容易
に外すことができるようにした開閉扉の破損防止機構を
備えたので、電子機器の耐久性を著しく向上することが
できて、商品価値の高い電子機器を実現できる。
【図1】本発明を適用した開閉扉の破損防止機構の第1
の実施形態における開閉扉の開扉時の破損防止作用を説
明する一部切欠き側面図である。
の実施形態における開閉扉の開扉時の破損防止作用を説
明する一部切欠き側面図である。
【図2】同上の第1の実施形態における開閉扉の閉扉状
態を示した一部切欠き側面図である。
態を示した一部切欠き側面図である。
【図3】本発明を適用した開閉扉の破損防止機構の第2
の実施形態における開閉扉の開扉時の破損防止作用を説
明する一部切欠き側面図である。
の実施形態における開閉扉の開扉時の破損防止作用を説
明する一部切欠き側面図である。
【図4】同上の第2の実施形態における開閉扉の閉扉状
態を示した一部切欠き側面図である。
態を示した一部切欠き側面図である。
【図5】本発明を適用した開閉扉の破損防止機構の第3
の実施形態を説明する斜視図である。
の実施形態を説明する斜視図である。
【図6】図5の一部切欠き側面図である。
【図7】本発明の開閉扉の破損防止機構を備えたビデオ
カメラの側面図である。
カメラの側面図である。
【図8】図7の一部切欠き正面図である。
1は電子機器であるビデオカメラ、11は開閉扉、21
はキャビネットを構成している側面板、31は破損防止
機構、32は支点ピン、33は軸受け、35は開口部、
36はスリット、38は支点ピン支持穴、39は軸受け
開閉手段である弾性を有する側辺部、41はストッパ
ー、44は軸受け開閉手段である弾性を有する係止部、
45は係止部受け、48はU溝、49は軸受け開閉手段
である弾性を有する係止部である。
はキャビネットを構成している側面板、31は破損防止
機構、32は支点ピン、33は軸受け、35は開口部、
36はスリット、38は支点ピン支持穴、39は軸受け
開閉手段である弾性を有する側辺部、41はストッパ
ー、44は軸受け開閉手段である弾性を有する係止部、
45は係止部受け、48はU溝、49は軸受け開閉手段
である弾性を有する係止部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB42 BA04 BA06 BB02 BB12 BB21 BB27 BB28 BC04 BC06 BC08 EA11 EA21 EB05 EC05 EC14 ED04 ED23 EE03 GA02 GA06 GA12 GB06 GC08 GC14 5C022 AA00 AC21 AC61 AC77 AC78
Claims (5)
- 【請求項1】開閉扉をキャビネットに回転自在に支持す
る支点ピン及びその軸受けを備え、 上記開閉扉の開き角度を設定するストッパーを上記キャ
ビネットに設け、 上記開閉扉が設定した開き角度まで開扉されて上記スト
ッパーに当接された後に、更にその開閉扉に開扉方向へ
の無理な力が加えられた時に、上記軸受けを開くように
した軸受け開閉手段を備えたことを特徴とする開閉扉の
破損防止機構。 - 【請求項2】開閉扉をキャビネットに回転自在に支持す
る支点ピン及びその軸受けを備え、 上記軸受けを弾性を有する部材によって構成して、その
軸受けには一端に開口部が形成されたスリットと、その
スリット内に形成されて上記支点ピンを回転自在に支持
する支点ピン支持穴とを形成し、 上記開閉扉の開き角度を設定するストッパーを上記キャ
ビネットに設け、 上記開閉扉が設定した開き角度まで開扉されて上記スト
ッパーに当接された後に、更にその開閉扉に開扉方向へ
の無理な力が加えられた時に、上記軸受けのスリットの
少なくとも一方の側辺部を弾性に抗して撓ませるように
して、そのスリットの開口部を開くように構成したこと
を特徴とする開閉扉の破損防止機構。 - 【請求項3】開閉扉をキャビネットに回転自在に支持す
る支点ピン及びその軸受けを備え、 上記軸受けを弾性を有する係止部と係止部受けとによっ
て構成して、これら係止部と係止部受けとの間に支点ピ
ンを回転自在に支持する支点ピン支持穴を形成し、 上記開閉扉の開き角度を設定するストッパーを上記キャ
ビネットに設け、 上記開閉扉が設定した開き角度まで開扉されて上記スト
ッパーに当接された後に、更にその開閉扉に開扉方向へ
の無理な力が加えられた時に、上記係止部を弾性に抗し
て外側へ撓ませるようにして、上記軸受けを開くように
構成したことを特徴とする開閉扉の破損防止機構。 - 【請求項4】開閉扉をキャビネットに回転自在に支持す
る支点ピン及びその軸受けを備え、 上記軸受けをU溝と、弾性を有し、上記U溝の軸方向の
端部に直角状に配置された係止部とによって構成して、
上記支点ピンを上記U溝内に回転自在に挿入してその支
点ピンの軸方向の端部を上記係止部で係止し、 上記開閉扉の開き角度を設定するストッパーを上記キャ
ビネットに設け、 上記開閉扉が設定した開き角度まで開扉されて上記スト
ッパーに当接された後に、更にその開閉扉に開扉方向へ
の無理な力が加えられた時に、上記係止部を外側に撓ま
せるようにして、上記軸受けを開くように構成したこと
を特徴とする開閉扉の破損防止機構。 - 【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
求項4に記載された開閉扉の破損防止機構をカメラ本体
のキャビネットに設置したことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173726A JP2000013045A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 開閉扉の破損防止機構と電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173726A JP2000013045A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 開閉扉の破損防止機構と電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000013045A true JP2000013045A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=15966014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10173726A Withdrawn JP2000013045A (ja) | 1998-06-19 | 1998-06-19 | 開閉扉の破損防止機構と電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000013045A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218410A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Taiyo Kogyo Kk | 折り畳み型機器 |
US7413362B2 (en) | 2005-03-17 | 2008-08-19 | Funai Electric Co., Ltd. | Paper tray for printer |
JP2014204109A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 株式会社デジタル | 機器収納体 |
JP2015056610A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 富士通株式会社 | 載置装置、電子機器 |
-
1998
- 1998-06-19 JP JP10173726A patent/JP2000013045A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7413362B2 (en) | 2005-03-17 | 2008-08-19 | Funai Electric Co., Ltd. | Paper tray for printer |
JP2007218410A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Taiyo Kogyo Kk | 折り畳み型機器 |
JP4621153B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2011-01-26 | 太陽工業株式会社 | 折り畳み型機器 |
JP2014204109A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 株式会社デジタル | 機器収納体 |
JP2015056610A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 富士通株式会社 | 載置装置、電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |