JP2000345743A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

車両用ドアハンドル装置

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JP2000345743A
JP2000345743A JP15898399A JP15898399A JP2000345743A JP 2000345743 A JP2000345743 A JP 2000345743A JP 15898399 A JP15898399 A JP 15898399A JP 15898399 A JP15898399 A JP 15898399A JP 2000345743 A JP2000345743 A JP 2000345743A
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handle
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Kenji Hashimoto
健次 橋本
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Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハンドル部材の回動ストロークを大きくする
と、ダブルトーションばねのコイル部の受代がなくな
り、ダブルトーションばねが外れてしまうという点を解
消する。 【解決手段】凹陥部21に係合部22が形成されたハン
ドルベース20と、操作部11とレバー部12と前記係
合部22に係合する被係合部13を設けハンドルベース
20の凹陥部21に揺動自在に収納されるハンドル部材
10と、両端に固定部31を中央に作動部32を前記固
定部31と作動部32との間にコイル部33を形成した
ダブルトーションばね30とを備え、ダブルトーション
ばね30の作動部32を前記レバー部12に係合させた
状態で前記ハンドルベース20の係合部22に被係合部
13を押圧嵌合させて組付けるようにした車両用ドアハ
ンドル装置において、前記ダブルトーションばね30の
コイル部33を受ける操作部側の凹部14に隣接して突
起部17を形成し、コイル部33の受代を延長する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ダブルトーション
ばねの中央部をハンドル部材のレバー部に係合させた状
態で、ハンドルベースの凹陥部に形成された係合部にハ
ンドル部材の被係合部を押圧嵌合させて組付けるように
した車両用ドアハンドル装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のものとして、実公昭−
50029号がある。この従来例も、ダブルトーション
ばねの中央部をハンドル部材のレバー部に係合させた状
態で、ハンドルベースの凹陥部に形成された係合部にハ
ンドル部材の被係合部を押圧嵌合させるだけで簡単にハ
ンドル部材を取付けることができる車両用ドアハンドル
装置である。
【0003】ところが、前記車両用ドアハンドル装置
は、ダブルトーションばねのコイル部をハンドル部材
(従来公報のハンドル主体10)の基部の凹部で受ける
ようになっているが、ハンドル部材の回動ストロークを
大きくすると、コイル部の受代がなくなり、ダブルトー
ションばねが外れてしまう恐れがあった。従って、ハン
ドル部材の回動ストロークを大きくすることができず、
小さいストロークでドアの開閉操作を行わなければなら
ないものであった。
【0004】従来例の車両用ドアハンドル装置を用い
て、ハンドル部材の回動ストロークを大きくした状態
を、図7、図8で示し、概略を説明する。
【0005】図において、40はハンドル部材で、ハン
ドルベース50に回動可能に保持されており、ダブルト
ーションばね60により図7において時計回りに付勢さ
れている。この状態で、ダブルトーションばね60の付
勢力に抗してハンドルベース50を反時計回りに回動さ
せると、図6に示すように、ダブルトーションばね60
が右側に移動し、更には2点鎖線で示す位置を超えて、
ダブルトーションばね60が外れてしまうものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ハンドル部材の回動ストロークを大きくすると、
ダブルトーションばねのコイル部の受代がなくなり、ダ
ブルトーションばねが外れてしまうという点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、凹陥部に係合
部が形成されたハンドルベースと、操作部とレバー部と
前記係合部に係合する被係合部を設けハンドルベースの
凹陥部に揺動自在に収納されるハンドル部材と、両端に
固定部を中央に作動部を前記固定部と作動部との間にコ
イル部を形成したダブルトーションばねとを備え、ダブ
ルトーションばねの作動部を前記レバー部に係合させた
状態で前記ハンドルベースの係合部に被係合部を押圧嵌
合させて組付けるようにした車両用ドアハンドル装置に
おいて、前記ダブルトーションばねのコイル部を受ける
操作部側の凹部に隣接して突起部を形成し、コイル部の
受代を延長したことを特徴とする。
【0008】また、ハンドルベースの前記突起部に対応
した位置に、逃がし凹部を形成し、該凹部の側部にダブ
ルトーションばね保持用の突部を設けるとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】前記構成によれば、ハンドル部材
の回動ストロークを大きくしても、ダブルトーションば
ねのコイル部の受代が保たれるので、ダブルトーション
ばねが外れることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1乃至図5は、本発明の実施例の車両用ドア
ハンドル装置を示す図で、この車両用ドアハンドル装置
は、ハンドル部材10と該ハンドル部材10を揺動自在
に収納するハンドルベース20とダブルトーションばね
30で構成されている。
【0011】前記ハンドル部材10は、操作部11とド
アロック装置との連結用の孔12aが形成されたレバー
部12と前記操作部11の側方に凹部状に形成された被
係合部13(図5参照)からなっており、前記操作部1
1は、下方にダブルトーションばね30を受ける凹部1
4を設けた基部15と把手部16と前記凹部14の後方
に突設された1対の突起部17で形成されている。この
突起部17はダブルトーションばね30を受ける受け代
を大きくするために設けられている。
【0012】ハンドルベース20には、図3・図4に示
すように、前記ハンドル部材10を揺動自在に収納する
箱型の凹陥部21と、前記ハンドル部材10の被係合部
13に係合する係合部22(図5参照)と、ハンドル部
材10の当接面である底面23と、前記ハンドル部材1
0のレバー部12が挿通する開口孔24と、ビス孔25
とが一体的に形成されている。、開口孔24の後方に
は、ハンドル部材10の突起部17が通過可能な逃がし
凹部26が形成されており、この逃がし凹部26の側部
にはダブルトーションばね30を保持する1対の突部2
7が突設されている。この突部27は、ハンドル部材1
0の突起部17より外側に位置するように広い間隔で設
けられている。更にその外側には1対の溝部28が形成
されている。
【0013】ダブルトーションばね30には、図6に示
すように、両端に1対の固定部31と中央にU字形の作
動部32と前記固定部31と作動部32との間に1対の
コイル部33が形成されている。なお、固定部31の幅
は、前記ハンドルベース20に形成した1対の溝部28
間の幅よりも若干広く形成されている。従って、ダブル
トーションばね30は溝部28に仮保持できるようにな
っている。
【0014】前記、車両用ドアハンドル装置は、次のよ
うにして組み立てられる。まず、ダブルトーションばね
30の固定部31を前記ハンドルベース20に形成した
1対の溝部28に嵌め込み、仮保持する。
【0015】そして、ハンドル部材10のレバー部12
をダブルトーションばね30の中央に形成されたU字形
の作動部32に嵌め込み、レバー部12をハンドルベー
ス20の開口孔24に挿通させた状態で、ハンドルベー
ス20の係合部22にハンドル部材10の被係合部13
を押圧嵌合させることにより組み付けが完了する。
【0016】この状態で、ハンドル部材10を回動する
と、図2に示すようにダブルトーションばね30のコイ
ル部33が凹部14の後方(図2では上方)に突設され
た突起部17に当接し、それ以上の上方への移動が規制
されるため、ダブルトーションばね30が凹部14から
外れることがない。なお、ダブルトーションばね30の
中央に形成された作動部32が上方に移動しているの
で、コイル部33の外側部分より内側部分の方が上方へ
の付勢力が大きくなるが、突起部17は内側に形成され
ており、コイル部33の内側部分を確実に保持する。そ
して、後方側へは、突起部17より外側に位置するよう
に広い間隔で設けられた突部27により保持される。
【0017】また、ダブルトーションばね30の固定部
31の幅を、ハンドルベース20に形成した1対の溝部
28間の幅よりも若干広く形成しているので、ドアハン
ドル装置の組立時に、ダブルトーションばね30を仮保
持することができ、組立性を向上することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用ドア
ハンドル装置は、ハンドル部材の操作角度が大きくて
も、ダブルトーションばねが後方に突設された突起部に
当接して、それ以上の移動が規制されるので、ダブルト
ーションばねが凹部から外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ドアハンドル装置の正面断面図である。
【図2】図1のハンドル部材を回動した状態を示す正面
断面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】図2の斜視図である。
【図5】図1を左方向からみた要部断面図である。
【図6】ダブルトーションばねの斜視図である。
【図7】従来例の車両用ドアハンドル装置を、ハンドル
部材の回動ストロークを大きくした状態を示す正面断面
図である。
【図8】図7のハンドル部材を回動した状態を示す正面
断面図である。
【符号の説明】
10 ハンドル部材 11 操作部 12 レバー部 13 被係合部 14 凹部 15 基部 17 突起部 20 ハンドルベース 21 凹陥部 22 係合部 30 ダブルトーションばね 31 固定部 32 作動部 33 コイル部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹陥部に係合部が形成されたハンドルベ
    ースと、操作部とレバー部と前記係合部に係合する被係
    合部を設けハンドルベースの凹陥部に揺動自在に収納さ
    れるハンドル部材と、両端に固定部を中央に作動部を前
    記固定部と作動部との間にコイル部を形成したダブルト
    ーションばねとを備え、ダブルトーションばねの作動部
    を前記レバー部に係合させた状態で前記ハンドルベース
    の係合部に被係合部を押圧嵌合させて組付けるようにし
    た車両用ドアハンドル装置において、 前記ダブルトーションばねのコイル部を受ける操作部側
    の凹部に隣接して突起部を形成し、コイル部の受代を延
    長したことを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 ハンドルベースの前記突起部に対応した
    位置に、逃がし凹部を形成し、該凹部の側部にダブルト
    ーションばね保持用の突部を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の車両用ドアハンドル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100534886B1 (ko) * 1999-12-31 2005-12-08 현대자동차주식회사 차량용 도어 커튼 손잡이 구조
KR100957454B1 (ko) 2008-12-05 2010-05-11 현대자동차주식회사 차량의 도어 인사이드 핸들 어셈블리
JP2016155507A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 豊田合成株式会社 燃料タンクの開閉装置
CN107975557A (zh) * 2017-12-27 2018-05-01 钱江弹簧(杭州)有限公司 双扭簧固定组件

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