JP4297522B2 - 薄型鍵付スイッチ - Google Patents
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Description
【0001】
この発明は、シリンダ錠に挿入した特定の鍵を回転させることにより、内部に収納したマイクロスイッチを操作する鍵付スイッチに関する。
【従来の技術】
【0002】
電気装置に用いられるスイッチとして、鍵を所有する特定人のみが操作できるようにした鍵付スイッチがある。この鍵付スイッチは、一般に、特定の鍵が挿入されるシリンダ錠と、このシリンダ錠のロータの回転にともなって回転するカムと、カムによって直接的または間接的に開閉操作されるマイクロスイッチと、を備えている。
【0003】
このような鍵付スイッチとして出願人は、実開昭61−29432号公報において、シリンダ錠の背面にカムをネジ止めし、このカムによって駆動されるロッドを配置し、ロッドを介して開閉操作されるマイクロスイッチを設けた構成を提示した。この構成では、シリンダ錠、カム、ロッド及びマイクロスイッチが、シリンダ錠の軸方向にこの順に配置される。
【0004】
また、実開昭61−177333号公報において、シリンダ錠の背面に偏心カムを配置し、偏心カムに係合する操作カムを保持用のネジを介して軸方向に直交する方向に摺動するようにし、さらに、操作カムの下方において取付ネジを介してマイクロスイッチをシリンダ錠に固定し、操作カムによりマイクロスイッチを開閉操作する構成を提示した。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の鍵付スイッチは、シリンダ錠の背面にカムを配置していたため、厚さ方向についての鍵付スイッチの寸法が長くなり、奥行きの短い取付スペースに適用することができない場合があった。また、従来の鍵付スイッチでは、シリンダ錠に対してカムをネジ止めするようにしたものが多く、部品点数の増加によるコストの上昇や、組立作業の煩雑化を招く問題があった。
【0006】
この発明の目的は、ノッチカムや操作カムをシリンダ錠の外周部に配置することにより、軸方向の寸法を短くして奥行きの短い取付スペースにも適用することができるとともに、部品点数を削減してコストの低廉化及び組立作業の簡略化を実現できる薄型鍵付スイッチを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載した発明は、シリンダ錠のロータとともに回転しノッチ体と弾性的に当接することによりロータの回転状態を規定するノッチカムと、ノッチカムとともに回転しマイクロスイッチの接点を操作する操作カムと、を備えた鍵付スイッチであって、
シリンダ錠の周面に外嵌するとともに、背面においてシリンダ錠のロータの背面に係合するカム体を設け、このカム体の外周面にノッチカム及び操作カムを前記カム体の軸方向に並べて一体的に形成し、
前記シリンダ錠を保持するとともに、前記カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体を背面側から収納する本体と、本体に嵌着して本体の背面を被覆する蓋体と、を設け、
前記本体に軸方向を前記本体の前後方向に平行にして形成した円筒形のボス部であって、内部に前記シリンダ錠を収納するとともに外周面に前記カム体が外嵌するボス部を備え、
カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体を本体及び蓋体の間に挟持することを特徴とする。
【0008】
したがって、請求項1に記載した発明においては、ノッチ体に当接するノッチカム、及び、マイクロスイッチを開閉操作する操作カムが、シリンダ錠の周面における軸方向の範囲内に配置され、ノッチ体及びマイクロスイッチを含むスイッチ部品の全てがシリンダ錠の周面における軸方向の範囲内に位置する。これによって、鍵付スイッチの厚みがシリンダ錠の軸方向の長さに略一致する。
【0009】
また、シリンダ錠を保持する本体と本体に嵌着する蓋体との間にカム体、マイクロスイッチ及びノッチ体が挟持され、シリンダ錠、カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体の相対的な位置関係を固定するためにネジ止めを必要とすることがない。
【発明の実施の形態】
【0010】
図1(A)〜(D)は、この発明の実施形態に係る2ノッチ方式の薄型鍵付スイッチの正面図、背面図、平面図及び側面図である。また、図2(A)は同薄型鍵付スイッチの開蓋状態の背面図であり、図2(B)は同図(A)におけるA−A部の閉蓋状態の側面断面図である。さらに、図3は、同薄型鍵付スイッチのオン時の開蓋状態の背面図である。
【0011】
図1(A)〜(C)に示すように、薄型鍵付スイッチ1は、ダイキャスト成型(例えば、亜鉛ダイキャスト成型)または樹脂成型された本体2と本体2の背面を被覆する蓋体3とを備えている。蓋体3には、本体2の平面、側面及び底面のそれぞれの面の2か所に延出する延出部3aが一体的に形成されている。この延出部3aのそれぞれには係合孔4が形成されている。この係合孔4は、本体2の平面、側面及び底面のそれぞれに2個ずつ形成された突起5に係合する。この係合孔4と突起5との係合により、本体2に蓋体3が嵌着する。なお、延出部3aは、蓋体3において少なくとも互いに対向する2側面のそれぞれの1か所に形成することにより、蓋体3を本体2に嵌着できる。
【0012】
本体2の側面には、開口部2aが形成されている。また、蓋体3には、この開口部2aに連続する開口部3bが形成されている。この開口部2a,3bから、本体2の内部に収納された例えば2個のマイクロスイッチ6の端子6aが露出している。また、本体2の正面の中央部には、シリンダ錠7を支持するボス部2bが突出しており、ボス部2bの周囲の4箇所にネジ穴8が形成されている。このネジ穴8には、薄型鍵付スイッチ1を図外の取付パネルに取り付ける際に、取付パネルに形成された取付孔を貫通した取付ネジが螺合する。
【0013】
なお、本体2内に収納するマイクロスイッチ6は、必ずしも2個に限るものではなく、少なくとも1個のマイクロスイッチ6が本体2内に収納されていればよい。また、ボス部2bの外周部に雄ネジ部を形成し、ボス部2bを図外の取付パネルに形成された取付孔に取付パネルの背面側から嵌入し、取付パネルの前面に露出したボス部2bの雄ネジ部に締付けリングを螺合することによっても、薄型鍵付スイッチ1を取付パネルに取り付けることができる。この場合に、ネジ穴8は省略できる。
【0014】
本体2の背面を被覆する蓋体3の中央部には、円形の孔部3cが形成されている。この孔部3cにおいて、後述する突出部7eが、蓋体3の背面に露出している。これによって、蓋体3の厚みが薄型鍵付スイッチ1の全体の厚みとして現れることがない。但し、蓋体3に孔部3cを形成しない場合であっても、蓋体3の厚みは薄型鍵付スイッチ1の全体の厚みに比較して短く、また、後述する構成により従来の鍵付スイッチに比較して薄型鍵付スイッチ1の全体の厚みを充分に短くできる。
【0015】
図2(A)及び(B)に示すように、本体2の内部の中央部には、前述のボス部2bが連続して形成されており、このボス部2bにシリンダ錠7が収納されている。シリンダ錠7は、ロータ7bとこのロータ7bに組み込まれた例えば3枚のタンブラ7dにより構成されている。このタンブラ7dが鍵穴7cに挿入された鍵により移動することにより、ロータ7bの回転の規制が解除され、ロータ7bは鍵とともに例えば90度の回転範囲で回転する。このロータ7bの背面には突出部7eが形成されている。
【0016】
ボス部2bの本体2の内部に位置する前面側の端部には、段部2cが形成されており、この段部2cにロータ7bの前面側に形成されたフランジ部7aが当接することにより、シリンダ錠7の背面側への移動が規制される。この時、シリンダ錠7のロータ7bの背面側端部近傍は、ボス部2bの背面側に露出する。ロータ7bにおいてボス部2bから露出した部分の周面には抜け止めリング13が外嵌する。この抜け止めリング13とボス部2bの背面との当接により、シリンダ錠7を構成するロータ7bの前面側への移動が規制される。
【0017】
本体2の内部において、ボス部2bにはカム体9が外嵌している。カム体9の背面側には孔部9cが形成されており、この孔部9cにロータ7bの背面に形成された突出部7eが嵌入する。カム体9の周面には、ノッチカム9a及び操作カム9bが突出して形成されている。カム体9において操作カム9bはノッチカム9aの背面側に位置している。したがって、ノッチカム9a及び操作カム9bは、シリンダ錠7の周面における軸方向の範囲内に位置しており、カム体9はロータ7bの回転にともなって回転する。
【0018】
また、本体2の内部において、2個のマイクロスイッチ6がロータ7b及びカム体9を挟んで水平方向に対向する位置に収納されており、2個のノッチ体11及びスプリング12がロータ7b及びカム体9を挟んで垂直方向に対向する位置に収納されている。ノッチ体11は、カム体9のノッチカム9aの周面にスプリング12の弾性力により当接している。一方、マイクロスイッチ6のレバー6bは、カム体9の操作カム9bの周面に対向する。ノッチカム9a及び操作カム9bはカム体9に一体に形成されているため、ロータ7bの回転にともなうカム体9の回転により、ノッチカム9a及び操作カム9bも回転する。
【0019】
ノッチカム9aは、それぞれ2組の山部及び谷部からなる。また、操作カム9bは、ノッチカム9aの一方の谷部と同一の回転位置に形成されている。ノッチ体11がノッチカム9aの山部に当接することにより、ノッチ体11を介してスプリング12の弾性力がカム体9に回転動作の抵抗力として作用する。また、ノッチ体11がノッチカム9aの谷部に嵌入することにより、カム体9の回転が規制される。図2(A)に示すように、ノッチ体11がノッチカム9aの一方の谷部に嵌入している状態では、操作カム9bはマイクロスイッチ6のレバー6bに当接せず、マイクロスイッチ6はオフしている。
【0020】
ノッチカム9aにおいて2か所ずつに形成された一方の谷部及び他方の谷部のそれぞれは、カム体9の回転中心を挟んで互いに対向する位置に配置されている。また、一方の谷部と他方の谷部とは、90度の回転角をもって配置されている。したがって、図3に示すように、図2(A)に示す状態からロータ7bとともにカム体9が、本体2の背面側から見て反時計方向(前面側から見て時計方向)に90度回転すると、ノッチ体11はノッチカム9aの他方の谷部に嵌入する。この時、操作カム9bが、マイクロスイッチ6のレバー6bを押圧し、マイクロスイッチ6がオンする。
【0021】
鍵付スイッチ1を組み立てる際には、本体2のボス部2bに本体2の前面側からシリンダ錠7を構成するロータ7bを挿入し、本体2の内部においてボス部2bから露出したロータ7bの周面の凹部に抜け止めリング13を外嵌し、さらに、本体2内部の所定の位置にマイクロスイッチ6、カム体9、ノッチ体11及びスプリング12を本体2の背面側から収納し、最後に本体2の背面に蓋体3を装着する。マイクロスイッチ6、カム体9、ノッチ体11及びスプリング12は、本体2と蓋体3との間に挟持され、本体2の所定の位置に保持される。
【0022】
以上のように、カム体9の周面に形成されたノッチカム9a及び操作カム9bをシリンダ錠7を構成するロータ7bの周面における軸方向の範囲内に配置したことにより、薄型鍵付スイッチ1の厚みをシリンダ錠7の軸方向の長さに略一致する程度に充分に薄く形成することができる。また、本体2に嵌着する蓋体3によって本体2の背面を被覆し、本体2の内部に収納したマイクロスイッチ6やカム体9等の部品を本体2と蓋体3との間に挟持するようにしたことにより、これらの部品を互いにネジ止めする必要をなくし、部品点数を削減してコストを低廉化できるとともに、組立作業を簡略化できる。
【0023】
図4(A)及び(B)は、この発明の別の実施形態に係る薄型鍵付スイッチの開蓋状態の背面図、及び、閉蓋状態の側面断面図である。薄型鍵付スイッチ21は、3ノッチ右スプリングリターン方式の鍵付スイッチである。薄型鍵付スイッチ21は、カム体19に形成されたノッチカム22の形状及び操作カム23の位置がカム体9に形成されたノッチカム9aの形状及び操作カム9bの位置と異なる点、及び、一方のマイクロスイッチ6の取付状態が上下反転している点において、図1〜図3に示した2ノッチ方式の薄型鍵付スイッチ1と相違している。
【0024】
カム体19の周面には、山部22a,22c,22e及び谷部22b,22dを1組として2組のノッチカム22、及び、カム体19の周面において互いに例えば90度の回転角を挟む位置に2個の操作カム23が形成されている。これによってシリンダ錠7を構成するロータ7bは、鍵孔7cが垂直となる中立位置から左右にそれぞれ例えば45度の角度範囲で回転できるように構成されている。即ち、図4(A)に示すように、ロータ7bが中立位置にある場合には、ノッチ体11がノッチカム22の第1の谷部22bに嵌入している。この時、2個の操作カム23はいずれも、2個のマイクロスイッチ6のレバー6bに当接しておらず、2個のマイクロスイッチ6はオフしている。
【0025】
ロータ7b及びカム体19が背面側から見て時計方向(前面側から見ると反時計方向)に45度回転すると、ノッチ体11は、ノッチカム22の山部22cを越えて谷部22dに嵌入する。この時、右側の操作カム23が、右側のマイクロスイッチ6のレバー6bを押圧し、右側のマイクロスイッチ6がオンする。ノッチ体11が谷部22dに嵌入しているため、カム体19の回転位置が保持され、右側のマイクロスイッチ6のレバー6bに対する操作カム23の押圧状態が保持される。
【0026】
ロータ7b及びカム体19が背面側から見て反時計方向(前面側から見ると時計方向)に45度回転すると、ノッチ体11は、ノッチカム22の山部22aの中間部に当接する。この時、左側の操作カム23が、左側のマイクロスイッチ6のレバー6bを押圧し、左側のマイクロスイッチ6がオンする。ノッチ体11が山部22aの中間部に当接しているため、カム体19にはノッチ体11を介してスプリング12の弾性力が時計方向の回転力として作用しており、カム体19は時計方向に付勢されている。
【0027】
したがって、この状態から、背面側から見て反時計方向への鍵の操作力を解除すると、カム体19及びロータ7bは、ノッチ体11が谷部22bに嵌入する位置まで時計方向に回転し、中立位置に復帰する。即ち、この実施形態に係る薄型鍵付スイッチ21においては、ノッチ体11を介してノッチカム22の山部22aにスプリング12の弾性力を作用させることにより、スプリングリターン機能を実現している。
【0028】
上記の3ノッチ右スプリングリターン方式の薄型鍵付スイッチ21は、図1〜図3に示した2ノッチ方式の薄型鍵付スイッチ1と同様に、カム体19の周面に形成されたノッチカム22及び操作カム23をシリンダ錠7の周面における軸方向の範囲内に配置しており、薄型鍵付スイッチ21の厚みをシリンダ錠7の軸方向の長さに略一致する程度に充分に薄く形成することができる。また、薄型鍵付スイッチ1と同様に、本体2に嵌着する蓋体3によって本体2の背面を被覆し、本体2の内部に収納したマイクロスイッチ6やカム体19等の部品を本体2と蓋体3との間に挟持するようにしており、これらの部品を互いにネジ止めする必要をなくし、部品点数を削減してコストを低廉化できるとともに、組立作業を簡略化できる。
【0029】
なお、上述の実施形態に係る薄型鍵付スイッチ1及び21では、本体2の内部に2個のマイクロスイッチ6を水平方向に配置し、2組のノッチ体11及びスプリング12を垂直方向に配置したが、図2において、2組のノッチ体11及びスプリング12の配置位置をカム体9の回転軸を中心として45度程度回転させるとともに、カム体9におけるノッチカム9aの形成位置も同一角度だけ回転させることにより、本体2の縦方向の寸法をより短くすることができる。さらに、図2において、2個のマイクロスイッチの配置位置をカム体9の回転軸を中心として25度程度回転させるとともに、カム体9における操作カム9bの形成位置を同一角度だけ回転させることにより、本体2内におけるボス部2bの左右両側に広いスペースを確保することができる。このスペースは、例えば、薄型鍵付スイッチ1及び21を取付パネルに取り付ける際に用いるネジが貫通または螺合するスペースとして用いることができる。
【0030】
また、上述の実施形態に係る薄型鍵付スイッチ1及び21では、シリンダ錠7をロータ7bとタンブラ7cとから構成しボス部2bをシリンダ錠のロータケースとして兼用したが、ロータ7b、タンブラ7c及びロータケースから構成されるシリンダ錠をボス部2bに収納することもできる。
【発明の効果】
【0031】
請求項1に記載した発明によれば、ノッチ体と当接するノッチカム、及び、マイクロスイッチを開閉操作する操作カムを、シリンダ錠の周面における軸方向の範囲内に配置することにより、ノッチ体及びマイクロスイッチを含むスイッチ部品の全てをシリンダ錠の周面における軸方向の範囲内に位置させることができ、鍵付スイッチの厚みをシリンダ錠の軸方向の長さに略一致させることができるため、鍵付スイッチの厚み方向の寸法を短くして奥行きの短い取付スペースにも適用することができる。
【0032】
また、シリンダ錠を保持する本体と本体に嵌着する蓋体との間にカム体、マイクロスイッチ及びノッチ体を挟持することにより、シリンダ錠、カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体の相対的な位置関係を固定するためにネジ止めを必要とすることがなく、部品点数の削減による小型化及びコストの低廉化を実現できるとともに、組立作業を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】
【0034】
この発明の実施形態に係る2ノッチ方式の薄型鍵付スイッチの正面図、背面図、平面図及び側面図である。
【図2】
【0035】
同薄型鍵付スイッチの開蓋状態の背面図及び閉蓋状態の側面断面図である。
【図3】
【0036】
同薄型鍵付スイッチのオン時の開蓋状態の背面図である。
【図4】
【0037】
この発明の別の実施形態に係る3ノッチ右スプリングリターン方式の薄型鍵付スイッチの開蓋状態の背面図及び閉蓋状態の側面断面図である。
【符号の説明】
【0038】
1,21−薄型鍵付スイッチ
2−本体
3−蓋体
6−マイクロスイッチ
7,17−シリンダ錠
9,19−カム体
9a,22−ノッチカム
9b,23−操作カム
11−ノッチ体
12−スプリング
13−抜け止めリング
Claims (1)
- シリンダ錠のロータとともに回転しノッチ体と弾性的に当接することによりロータの回転状態を規定するノッチカムと、ノッチカムとともに回転しマイクロスイッチの接点を操作する操作カムと、を備えた鍵付スイッチであって、
シリンダ錠の周面に外嵌するとともに、背面においてシリンダ錠のロータの背面に係合するカム体を設け、このカム体の外周面にノッチカム及び操作カムを前記カム体の軸方向に並べて一体的に形成し、
前記シリンダ錠を保持するとともに、前記カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体を背面側から収納する本体と、本体に嵌着して本体の背面を被覆する蓋体と、を設け、
前記本体に軸方向を前記本体の前後方向に平行にして形成した円筒形のボス部であって、内部に前記シリンダ錠を収納するとともに外周面に前記カム体が外嵌するボス部を備え、
カム体、マイクロスイッチ及びノッチ体を本体及び蓋体の間に挟持することを特徴とする薄型鍵付スイッチ。
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1996
- 1996-10-23 JP JP28099896A patent/JP4297522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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