JPH0741931U - キーロック装置 - Google Patents

キーロック装置

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JPH0741931U
JPH0741931U JP7554593U JP7554593U JPH0741931U JP H0741931 U JPH0741931 U JP H0741931U JP 7554593 U JP7554593 U JP 7554593U JP 7554593 U JP7554593 U JP 7554593U JP H0741931 U JPH0741931 U JP H0741931U
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JP
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rotor
key
hole
recess
lock
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JP7554593U
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JP2595210Y2 (ja
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正 中村
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日本開閉器工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本体の軸方向に対して直角方向にキー挿入口
を設けてキーを挿入する構成により、キーが突出せず邪
魔にならないようにする。 【構成】 凹所14の略中央部に貫通孔15とその周囲
に複数の穴16を設けるとともに凹所14内に回動自在
でこの凹所14内の穴16に連通し、しかも段部24を
設けて上方を小さく形成した貫通孔23からなる回転子
21を配設し、上記凹所14内の穴16と回転子21の
貫通孔23を連通させて少なくとも2つのロックピン1
8,19をコイルバネ17を介して挿入するとともに前
記ロックピン18の一端を回転子21の上面に突出さ
せ、更にこの回転子21を覆い、側面にキー挿入口27
を形成するとともに回転子21と凹凸係合する回転軸2
8を設けたロータ25を配備してキーロック装置を構成
し、上記キー挿入口27に平板状で任意の位置にロック
ピン18が突入する孔36を設けたキー35を挿入して
ロックピン18,19の上下位置関係で回転を阻止又は
可能としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロック装置を備えた本体にキーを挿入して回転操作を行うキーロッ ク装置に係り、特に本体に対し、直角方向よりキーを挿入して回転操作を行うキ ーロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のキーロック装置は、本体1内にキーロック装置を配備し、この 本体1の上面にキー挿入口5を設け、このキー挿入口5より、側面に凹凸部7を 形成したキー6を本体1の軸方向に差し込んで回転させ、開閉するものであった 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のスイッチは、機器を小形化しても、キー1を挿 入する場合に少なくともキー1の長さの空間スペースが必要であるため、そのス ペースを確保して機器を設置するか、機器を取り出して操作しなければならない 欠点があった。 また、本体の上面にキー挿入口5が露出しているため、塵埃の侵入による動作 不良等から、悪環境下での使用に際しては問題があった。 本考案は、上記問題点を除去し、本体の軸方向に対して直角方向よりキーを挿 入するキーロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ハウジングの上面の略中央部に円形の凹所を形成し、該凹所内の略 中央部に貫通孔とその周囲に複数の穴を設けるとともに前記貫通孔に連通するト ラック孔と前記穴に連通し段部を設けて上方を小さくした貫通孔からなる回転子 を配設し、前記凹所内の穴と前記回転子の貫通孔を連通させて少なくとも2つの ロックピンをコイルバネを介して挿入するとともに前記ロックピンの一端を前記 回転子の上面に突出させ、更に前記回転子を覆い側面にキー挿入口を設け前記回 転子と凹凸係合する回転軸を突出したロータを配備してキーロック装置を形成し 、前記キー挿入口に平板状で任意の位置にロックピンが突入する孔を設けたキー を挿入して前記ロックピンの上下位置関係で前記ロータの回転を阻止又は可能に 構成したものである。
【0005】
【作用】
本考案によれば、ハウジング11に対して直角方向の側面に設けたキー挿入口 27に平板状のキー35を挿入するとキー35の平面部と孔36により、コイル バネ17を介して配設している少なくとも2つのロックピン18,19が回転子 21の底面とハンジング11内の凹所14の内底面を境界面として上下に分かれ るため、キー35が回転可能となる。また、キー35を引き抜くことにより、回 転子21とハウジング11の境界面を基準としてロックピン18,19が上下に またがって配置されるので、回転子21の回転操作を阻止する。 この回転子21はロータ25と凹凸係合し、このロータ25の回転軸28の下 方に鎖錠板33又はスイッチ機構51を配設し、ロータ25の回転により連動さ せて開閉を行う。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案のキーロック装置の分解斜視図、図2は本考案のキーロック装置 の正面断面図、図3は本考案のキーロック装置のキーの挿入状態を示す要部斜視 図、図4は本考案のキーロック装置の要部拡大断面図である。 これらの図において、鍔部13を設けた円形のハウジング11の上面の中央部 に丸形の凹所14を形成する。この凹所14の略中央部には貫通孔15を設ける とともにその周囲に複数の穴16を設ける。そして、この凹所14内に円形の回 転子21が回動自在に配設されるが、この回転子21の中央部に対向面が平面状 のトラック孔22とその周囲にハウジング11の凹所14内に設けた穴16と対 応した位置に複数の貫通孔23が設けられ、この貫通孔23内には段部24が設 けられ下面より上面の孔が小さく形成される。
【0007】 ハウジング11の凹所14内には回転子21が配設され、ハウジング11の穴 16と回転子21の貫通孔23を連通させて、コイルバネ17を介して円柱状と 段部20を設けて上方を半球部とした2つのロックピン18,19が配設される 。この2つのロックピン18,19は、長さの異なるものを組合わせて配設する が、ロックピン18,19の境界面は、ハウジング11の凹所14の内底面と回 転子21の底面の境界面と同一面、又は回転子21側に位置するとともにロック ピン18,19の半球部は、回転子21の上面に突出される。そして、上方を平 面部とし、その略中央部の下面より回転軸28を突出してロータ25が形成され 、このロータ25の平面部29を設けた回転軸28が回転子21のトラック孔2 2と係合し、ハウジング11の貫通孔15に挿入され、下方に突出される。更に 、回転軸28の下方に溝30を設けて、固定リング32が挿入され、ロータ25 の上方への抜け止めがなされる。 ハウジング11の外側面には、ねじ12が刻設されており、機器に設けた取付 孔に上記ハウジングを挿入し、ナットにより締め付け、固定される。
【0008】 図1乃至図2は、ハウジング11の下面に鎖錠板33を配設したものであり、 ロータ25の回転軸28の下方に段部31を設けて鎖錠板33を介して、固定リ ング32により配設される。この鎖錠板33の配設方法は、ロータ25の回転軸 28にねじを設けてナットで締付け固定してもよく、種々の方法が考えられる。 ロータ25の平面部の下面には凹所26を形成するとともに側面をカットして キー挿入口27が形成される。 キー35は、平板状で凹所37を形成し、その周囲に回転子21の上面に突入 したロックピン18に対応した位置に孔36を設け、更にこのキー35の一端に は、取付具38を配設してリング39が設けられる。
【0009】 本考案のキーロック装置は、本体のキー挿入口27よりキー35を挿入すると 、図4に示すようにロックピンAとBの境界面41が回転子21とハウジング1 1の境界面40と一致しているので回転子21は回転可能状態であるが、ロック ピンCとDの境界面41が回転子21とハウジング11の境界面の上方にずれて いるため、回転子21はロックピンDにより回転を阻止される。そこで、キー3 5には、ロックピンAに対応して孔36を設けるとともにロックピンCには、キ ー35の平面部で押圧される形状に形成することにより、ロックピンCとDの境 界面41が回転子21とハウジング11の境界面40に一致して回転可能となる 。このようなロックピンの組み合わせとキー35の孔36の位置により、種々の キーロック装置が得られる。 このように構成したキーロック装置を、キー挿入口27より、キー35を差し 込んで回転させると、ロータ25とともに回転子21が回転し、回転軸28の下 方に設けた鎖錠板33が連動して回転する。係合部材(図示せず)と凹凸関係に より係合される。
【0010】 図5は本考案のキーロック装置の他の実施例を示す正面断面図であり、鎖錠板 の代わりにスイッチ機構を配設したものである。 スイッチ機構51は、ケース52の内底面の略中央部に凹所53を形成すると ともに固定接点54を配設し、ケース52の下面に端子55を突出している。 ケース52の内側面には、凹凸部を形成した切換子56が配設されるとともに ケース52の凹所53には回動自在な軸58を設けた転換子57が配設される。 この転換子57の下面には可動接片63が配設され、回動とともに固定接点54 と摺動接離する。転換子57の上面には、ロータの回転軸28と凹凸係合する凹 所60が設けられる。また、側面には、横穴59を設け、コイルバネ61を介し てスチールボール62が配設され、切換子56の凹凸部と弾接して切換節度が得 られるとともにその回転位置を保持することができる。
【0011】 本考案のキーロック装置にスイッチ機構を取り付ける際は、ハウジングとケー スに凹凸部を設けて嵌合させたり、ハウジングをケースに加締める等、種々の方 法が考えられる。 以上のように、本考案のキーロック装置は用途に応じて、鎖錠板やスイッチ機 構を配設することができる。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく本考案の趣旨に基づい て種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
【0012】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、以下のような効果を奏するこ とができる。 (1)本体の上面をロータで覆い、側面に設けたキー挿入口にキーを差し込ん で操作するため、本体の軸方向に対し、キーを横方向から挿入する方式なので、 全体的に短胴形のキーロック装置が得られる。 (2)本体の上面をロータで覆い、側面に設けたキー挿入口にキーを差し込ん で操作するため、本考案のキーロック装置を取り付けた機器の取付面と設置場所 の壁や隣接する機器等との間が狭くともキーを挿入する事ができるので、従来の 本体の軸方向にキーを差し込むものと比較して余計な隙間を設ける必要がなく、 スペースを有効的に活用でき、操作の際、キー挿入口を目視できるので、キーの 挿入が容易にできる。 (3)本体の上面をロータで覆い、側面に設けた挿入口にキーを差し込んで操 作するため、ロックピンがロータで覆われているのでいたずらされることがなく 、防塵、防滴となり、これらの影響で動作不良になることがない。 (4)少なくとも2つ以上のロックピンを使用しているので、長さの異なるロ ックピンの組合わせで、数十種類のキーが得られるとともにロックピンの配設箇 所を増やしたり回転子から突出したロックピンの形状を変えることにより多種類 のキーが得られる効果がある。 (5)本体の上面をロータで覆い、側面に設けたキー挿入口にキーを差し込ん で操作する構成であるから、従来のように本体の軸方向にキーのつまみ部が突出 するものでないため、キーを挿入している状態でも邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のキーロック装置を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本考案のキーロック装置を示す正面断面図であ
る。
【図3】本考案のキーロック装置のキーの挿入状態を示
す要部斜視図である。
【図4】本考案のキーロック装置の要部拡大断面図であ
る。
【図5】本考案のキーロック装置の他の実施例を示す正
面断面図である。
【図6】従来のキーロック装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 13 鍔部 14 凹所 15 貫通孔 16 穴 17 コイルバネ 18,19 ロックピン 20 段部 21 回転子 22 トラック孔 23 貫通孔 24 段部 25 ロータ 26 凹所 27 キー挿入口 28 回転軸 29 平面部 30 溝 31 段部 32 固定リング 33 鎖錠板 34 トラック孔 35 キー 36 孔 37 凹所 38 取付具 40,41 境界面 51 スイッチ機構 52 ケース 53 凹所 54 固定接点 55 端子 56 切換子 57 転換子 58 軸 59 横穴 60 凹所 61 コイルバネ 62 スチールボール 63 可動接片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの上面の略中央部に円形の凹
    所を形成し、該凹所内の略中央部に貫通孔とその周囲に
    複数の穴を設けるとともに前記貫通孔に連通するトラッ
    ク孔と前記穴に連通し段部を設けて上方を小さくした貫
    通孔からなる回転子を配設し、前記凹所内の穴と前記回
    転子の貫通孔を連通させて少なくとも2つのロックピン
    をコイルバネを介して挿入するとともに前記ロックピン
    の一端を前記回転子の上面に突出させ、更に前記回転子
    を覆い側面にキー挿入口を設け前記回転子と凹凸係合す
    る回転軸を突出したロータを配備してキーロック装置を
    形成し、前記キー挿入口に平板状で任意の位置にロック
    ピンが突入する孔を設けたキーを挿入して前記ロックピ
    ンの上下位置関係で前記ロータの回転を阻止又は可能と
    したキーロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの下面に突出した回転軸
    に鎖錠板を配設した請求項1記載のキーロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングの下面に突出した回転軸
    に連動するスイッチ機構を配設した請求項1記載のキー
    ロック装置。
JP1993075545U 1993-12-29 1993-12-29 キーロック装置 Expired - Lifetime JP2595210Y2 (ja)

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JP1993075545U JP2595210Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 キーロック装置

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JPH0741931U true JPH0741931U (ja) 1995-07-21
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