JP2595210Y2 - キーロック装置 - Google Patents
キーロック装置Info
- Publication number
- JP2595210Y2 JP2595210Y2 JP1993075545U JP7554593U JP2595210Y2 JP 2595210 Y2 JP2595210 Y2 JP 2595210Y2 JP 1993075545 U JP1993075545 U JP 1993075545U JP 7554593 U JP7554593 U JP 7554593U JP 2595210 Y2 JP2595210 Y2 JP 2595210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- rotor
- housing
- lock
- lock device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロック装置を備えた本
体にキーを挿入して回転操作を行うキーロック装置に係
り、特に本体に対し、直角方向より平板キーを挿入して
回転操作を行うキーロック装置に関する。
体にキーを挿入して回転操作を行うキーロック装置に係
り、特に本体に対し、直角方向より平板キーを挿入して
回転操作を行うキーロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキーロック装置は、本体
1内にキーロック装置を配備し、この本体1の上面にキ
ー挿入口5を設け、このキー挿入口5より、側面に凹凸
部7を形成したキー6を本体1の軸方向に差し込んで回
転させ、開閉するものであった。
1内にキーロック装置を配備し、この本体1の上面にキ
ー挿入口5を設け、このキー挿入口5より、側面に凹凸
部7を形成したキー6を本体1の軸方向に差し込んで回
転させ、開閉するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のスイッチは、機器を小形化しても、キー6を挿
入する場合に少なくともキー6の長さの空間スペースが
必要であるため、そのスペースを確保して機器を設置す
るか、機器を取り出して操作しなければならない欠点が
あった。また、本体の上面にキー挿入口5が露出してい
るため、塵埃の侵入による動作不良等から、悪環境下で
の使用に際しては問題があった。本考案は、上記問題点
を除去し、本体の軸方向に対して直角方向よりキーを挿
入するキーロック装置を提供することを目的とする。
た従来のスイッチは、機器を小形化しても、キー6を挿
入する場合に少なくともキー6の長さの空間スペースが
必要であるため、そのスペースを確保して機器を設置す
るか、機器を取り出して操作しなければならない欠点が
あった。また、本体の上面にキー挿入口5が露出してい
るため、塵埃の侵入による動作不良等から、悪環境下で
の使用に際しては問題があった。本考案は、上記問題点
を除去し、本体の軸方向に対して直角方向よりキーを挿
入するキーロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、スイッチ本体
を形成するハウジングと該ハウジングの略中央部を貫通
する回転軸と、該回転軸の下端部に連動するスイッチ機
構とを有し、前記回転軸を略中心として複数のロックピ
ンを周設するとともに、該ロックピンの上下位置により
回動の許可を決定する回転子を前記ハウジング内に収納
したキーロックスイッチにおいて、前記回転子を覆う傘
状の鍔部を形成したロータを前記回転子に連結するとと
もに、前記ロックピンが突入する孔を平面部に設けて平
板状キーを形成し、前記回転軸と略直行方向から前記平
板状キーを挿入するためのキー挿入口を前記鍔部の側面
を切り欠いて形成したものである。
を形成するハウジングと該ハウジングの略中央部を貫通
する回転軸と、該回転軸の下端部に連動するスイッチ機
構とを有し、前記回転軸を略中心として複数のロックピ
ンを周設するとともに、該ロックピンの上下位置により
回動の許可を決定する回転子を前記ハウジング内に収納
したキーロックスイッチにおいて、前記回転子を覆う傘
状の鍔部を形成したロータを前記回転子に連結するとと
もに、前記ロックピンが突入する孔を平面部に設けて平
板状キーを形成し、前記回転軸と略直行方向から前記平
板状キーを挿入するためのキー挿入口を前記鍔部の側面
を切り欠いて形成したものである。
【0005】
【作用】本考案によれば、ハウジング11に対して直角
方向の側面に設けたキー挿入口27に平板状のキー35
を挿入するとキー35の平面部と孔36により、コイル
バネ17を介して配設している少なくとも2つのロック
ピン18,19が回転子21の底面とハンジング11内
の凹所14の内底面を境界面として上下に分かれるた
め、キー35が回転可能となる。また、キー35を引き
抜くことにより、回転子21とハウジング11の境界面
を基準としてロックピン18,19が上下にまたがって
配置されるので、回転子21の回転操作を阻止する。こ
の回転子21はロータ25と凹凸係合し、このロータ2
5の回転軸28の下方に鎖錠板33又はスイッチ機構5
1を配設し、ロータ25の回転により連動させて開閉を
行う。
方向の側面に設けたキー挿入口27に平板状のキー35
を挿入するとキー35の平面部と孔36により、コイル
バネ17を介して配設している少なくとも2つのロック
ピン18,19が回転子21の底面とハンジング11内
の凹所14の内底面を境界面として上下に分かれるた
め、キー35が回転可能となる。また、キー35を引き
抜くことにより、回転子21とハウジング11の境界面
を基準としてロックピン18,19が上下にまたがって
配置されるので、回転子21の回転操作を阻止する。こ
の回転子21はロータ25と凹凸係合し、このロータ2
5の回転軸28の下方に鎖錠板33又はスイッチ機構5
1を配設し、ロータ25の回転により連動させて開閉を
行う。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本考案のキーロック装置の分解
斜視図、図2は本考案のキーロック装置の正面断面図、
図3は本考案のキーロック装置のキーの挿入状態を示す
要部斜視図、図4は本考案のキーロック装置の要部拡大
断面図である。これらの図において、鍔部13を設けた
円形のハウジング11の上面の中央部に丸形の凹所14
を形成する。この凹所14の略中央部には貫通孔15を
設けるとともにその周囲に複数の穴16を設ける。そし
て、この凹所14内に円形の回転子21が回動自在に配
設されるが、この回転子21の中央部に対向面が平面状
のトラック孔22とその周囲にハウジング11の凹所1
4内に設けた穴16と対応した位置に複数の貫通孔23
が設けられ、この貫通孔23内には段部24が設けられ
下面より上面の孔が小さく形成される。
詳細に説明する。図1は本考案のキーロック装置の分解
斜視図、図2は本考案のキーロック装置の正面断面図、
図3は本考案のキーロック装置のキーの挿入状態を示す
要部斜視図、図4は本考案のキーロック装置の要部拡大
断面図である。これらの図において、鍔部13を設けた
円形のハウジング11の上面の中央部に丸形の凹所14
を形成する。この凹所14の略中央部には貫通孔15を
設けるとともにその周囲に複数の穴16を設ける。そし
て、この凹所14内に円形の回転子21が回動自在に配
設されるが、この回転子21の中央部に対向面が平面状
のトラック孔22とその周囲にハウジング11の凹所1
4内に設けた穴16と対応した位置に複数の貫通孔23
が設けられ、この貫通孔23内には段部24が設けられ
下面より上面の孔が小さく形成される。
【0007】ハウジング11の凹所14内には回転子2
1が配設され、ハウジング11の穴16と回転子21の
貫通孔23を連通させて、コイルバネ17を介して円柱
状と段部20を設けて上方を半球部とした2つのロック
ピン18,19が配設される。この2つのロックピン1
8,19は、長さの異なるものを組合わせて配設する
が、ロックピン18,19の境界面は、ハウジング11
の凹所14の内底面と回転子21の底面の境界面と同一
面、又は回転子21側に位置するとともにロックピン1
8,19の半球部は、回転子21の上面に突出される。
そして、上方を平面部とし、その略中央部の下面より回
転軸28を突出してロータ25が形成され、このロータ
25の平面部29を設けた回転軸28が回転子21のト
ラック孔22と係合し、ハウジング11の貫通孔15に
挿入され、下方に突出される。更に、回転軸28の下方
に溝30を設けて、固定リング32が挿入され、ロータ
25の上方への抜け止めがなされる。ハウジング11の
外側面には、ねじ12が刻設されており、機器に設けた
取付孔に上記ハウジングを挿入し、ナットにより締め付
け、固定される。
1が配設され、ハウジング11の穴16と回転子21の
貫通孔23を連通させて、コイルバネ17を介して円柱
状と段部20を設けて上方を半球部とした2つのロック
ピン18,19が配設される。この2つのロックピン1
8,19は、長さの異なるものを組合わせて配設する
が、ロックピン18,19の境界面は、ハウジング11
の凹所14の内底面と回転子21の底面の境界面と同一
面、又は回転子21側に位置するとともにロックピン1
8,19の半球部は、回転子21の上面に突出される。
そして、上方を平面部とし、その略中央部の下面より回
転軸28を突出してロータ25が形成され、このロータ
25の平面部29を設けた回転軸28が回転子21のト
ラック孔22と係合し、ハウジング11の貫通孔15に
挿入され、下方に突出される。更に、回転軸28の下方
に溝30を設けて、固定リング32が挿入され、ロータ
25の上方への抜け止めがなされる。ハウジング11の
外側面には、ねじ12が刻設されており、機器に設けた
取付孔に上記ハウジングを挿入し、ナットにより締め付
け、固定される。
【0008】図1乃至図2は、ハウジング11の下面に
鎖錠板33を配設したものであり、ロータ25の回転軸
28の下方に段部31を設けて鎖錠板33を介して、固
定リング32により配設される。この鎖錠板33の配設
方法は、ロータ25の回転軸28にねじを設けてナット
で締付け固定してもよく、種々の方法が考えられる。ロ
ータ25の平面部の下面には凹所26を形成するととも
に側面をカットしてキー挿入口27が形成されるため容
易にキー挿入口を形成することができる。また、上面の
円形部を残して下側のみを切り欠くことによりキー挿入
口を形成する方法も考えられる。キー35は、平板状で
凹所37を形成し、その周囲に回転子21の上面に突入
したロックピン18に対応した位置に孔36を設け、更
にこのキー35の一端には、取付具38を配設してリン
グ39が設けられているが、この取付具38やリング3
9は必須の構成要素ではなく、機器表面からの突出部を
無くすためには、平板状のキー35には突起部を設けず
ロータ25のキー挿入口27を利用して操作したり、ロ
ータ25の上面部を指との摩擦力で回転させる方法、さ
らにはロータ25の上面に僅かな突起を設けて(図示せ
ず)ロータリスイッチのように操作する方法などがあ
り、キー35を操作レバーとしてでなくもっぱらキー解
除用として使用することで、平板状のキー35の回転ト
ルクに対する強度を免除してキーロック装置を極めて小
形化することが可能となる。
鎖錠板33を配設したものであり、ロータ25の回転軸
28の下方に段部31を設けて鎖錠板33を介して、固
定リング32により配設される。この鎖錠板33の配設
方法は、ロータ25の回転軸28にねじを設けてナット
で締付け固定してもよく、種々の方法が考えられる。ロ
ータ25の平面部の下面には凹所26を形成するととも
に側面をカットしてキー挿入口27が形成されるため容
易にキー挿入口を形成することができる。また、上面の
円形部を残して下側のみを切り欠くことによりキー挿入
口を形成する方法も考えられる。キー35は、平板状で
凹所37を形成し、その周囲に回転子21の上面に突入
したロックピン18に対応した位置に孔36を設け、更
にこのキー35の一端には、取付具38を配設してリン
グ39が設けられているが、この取付具38やリング3
9は必須の構成要素ではなく、機器表面からの突出部を
無くすためには、平板状のキー35には突起部を設けず
ロータ25のキー挿入口27を利用して操作したり、ロ
ータ25の上面部を指との摩擦力で回転させる方法、さ
らにはロータ25の上面に僅かな突起を設けて(図示せ
ず)ロータリスイッチのように操作する方法などがあ
り、キー35を操作レバーとしてでなくもっぱらキー解
除用として使用することで、平板状のキー35の回転ト
ルクに対する強度を免除してキーロック装置を極めて小
形化することが可能となる。
【0009】本考案のキーロック装置は、本体のキー挿
入口27よりキー35を挿入すると、図4に示すように
ロックピンAとBの境界面41が回転子21とハウジン
グ11の境界面40と一致しているので回転子21は回
転可能状態であるが、ロックピンCとDの境界面41が
回転子21とハウジング11の境界面の上方にずれてい
るため、回転子21はロックピンDにより回転を阻止さ
れる。そこで、キー35には、ロックピンAに対応して
孔36を設けるとともにロックピンCには、キー35の
平面部で押圧される形状に形成することにより、ロック
ピンCとDの境界面41が回転子21とハウジング11
の境界面40に一致して回転可能となる。このようなロ
ックピンの組み合わせとキー35の孔36の位置によ
り、種々のキーロック装置が得られる。このように構成
したキーロック装置を、キー挿入口27より、キー35
を差し込んで回転させると、ロータ25とともに回転子
21が回転し、回転軸28の下方に設けた鎖錠板33が
連動して回転する。なお、本考案では回転軸28をロー
タ25に設けたが、ロータ25を回転子21の外周部に
連結することにより、回転子21に回転軸を一体に設け
る方法も可能であり、この場合は平板状キー35に凹所
37を必要とせず、全てのロックピンを利用して多くの
鍵の種類を設定することができる。
入口27よりキー35を挿入すると、図4に示すように
ロックピンAとBの境界面41が回転子21とハウジン
グ11の境界面40と一致しているので回転子21は回
転可能状態であるが、ロックピンCとDの境界面41が
回転子21とハウジング11の境界面の上方にずれてい
るため、回転子21はロックピンDにより回転を阻止さ
れる。そこで、キー35には、ロックピンAに対応して
孔36を設けるとともにロックピンCには、キー35の
平面部で押圧される形状に形成することにより、ロック
ピンCとDの境界面41が回転子21とハウジング11
の境界面40に一致して回転可能となる。このようなロ
ックピンの組み合わせとキー35の孔36の位置によ
り、種々のキーロック装置が得られる。このように構成
したキーロック装置を、キー挿入口27より、キー35
を差し込んで回転させると、ロータ25とともに回転子
21が回転し、回転軸28の下方に設けた鎖錠板33が
連動して回転する。なお、本考案では回転軸28をロー
タ25に設けたが、ロータ25を回転子21の外周部に
連結することにより、回転子21に回転軸を一体に設け
る方法も可能であり、この場合は平板状キー35に凹所
37を必要とせず、全てのロックピンを利用して多くの
鍵の種類を設定することができる。
【0010】図5は本考案のキーロック装置の他の実施
例を示す正面断面図であり、鎖錠板の代わりにスイッチ
機構を配設したものである。スイッチ機構51は、ケー
ス52の内底面の略中央部に凹所53を形成するととも
に固定接点54を配設し、ケース52の下面に端子55
を突出している。ケース52の内側面には、凹凸部を形
成した切換子56が配設されるとともにケース52の凹
所53には回動自在な軸58を設けた転換子57が配設
される。この転換子57の下面には可動接片63が配設
され、回動とともに固定接点54と摺動接離する。転換
子57の上面には、ロータの回転軸28と凹凸係合する
凹所60が設けられる。また、側面には、横穴59を設
け、コイルバネ61を介してスチールボール62が配設
され、切換子56の凹凸部と弾接して切換節度が得られ
るとともにその回転位置を保持することができる。
例を示す正面断面図であり、鎖錠板の代わりにスイッチ
機構を配設したものである。スイッチ機構51は、ケー
ス52の内底面の略中央部に凹所53を形成するととも
に固定接点54を配設し、ケース52の下面に端子55
を突出している。ケース52の内側面には、凹凸部を形
成した切換子56が配設されるとともにケース52の凹
所53には回動自在な軸58を設けた転換子57が配設
される。この転換子57の下面には可動接片63が配設
され、回動とともに固定接点54と摺動接離する。転換
子57の上面には、ロータの回転軸28と凹凸係合する
凹所60が設けられる。また、側面には、横穴59を設
け、コイルバネ61を介してスチールボール62が配設
され、切換子56の凹凸部と弾接して切換節度が得られ
るとともにその回転位置を保持することができる。
【0011】本考案のキーロック装置にスイッチ機構を
取り付ける際は、ハウジングとケースに凹凸部を設けて
嵌合させたり、ハウジングをケースに加締める等、種々
の方法が考えられる。以上のように、本考案のキーロッ
ク装置は用途に応じて、鎖錠板やスイッチ機構を配設す
ることができる。なお、本考案は上記の実施例に限定さ
れるものではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、それらを本考案の範囲から排除するもので
はない。
取り付ける際は、ハウジングとケースに凹凸部を設けて
嵌合させたり、ハウジングをケースに加締める等、種々
の方法が考えられる。以上のように、本考案のキーロッ
ク装置は用途に応じて、鎖錠板やスイッチ機構を配設す
ることができる。なお、本考案は上記の実施例に限定さ
れるものではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が
可能であり、それらを本考案の範囲から排除するもので
はない。
【0012】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、軸方向からキー
を挿入する従来の方法に比べ、極めて短胴形のキーロッ
ク装置を構成することができる。 (2)平板状キーを回転軸と直行方向から挿入する方式
のため、設置場所の壁や隣接する機器等との間が狭くと
も操作する事ができ、軸方向にキーを差し込むための余
計なスペースを確保する必要がなく、スペースを有効的
に活用できる。 (3)平板状キーを回転軸と直行方向から挿入する方式
のため、操作の際、キー挿入口を目視できるので、キー
の挿入が容易にできる。 (4)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、ロックピンがロ
ータで覆われているため、いたずらされ難い。 (5)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、容易にキー挿入
口を形成でき、合わせて塵埃や水滴がキーロック内部に
侵入し難く、安価で信頼性が高いキーロック装置を提供
することができる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、軸方向からキー
を挿入する従来の方法に比べ、極めて短胴形のキーロッ
ク装置を構成することができる。 (2)平板状キーを回転軸と直行方向から挿入する方式
のため、設置場所の壁や隣接する機器等との間が狭くと
も操作する事ができ、軸方向にキーを差し込むための余
計なスペースを確保する必要がなく、スペースを有効的
に活用できる。 (3)平板状キーを回転軸と直行方向から挿入する方式
のため、操作の際、キー挿入口を目視できるので、キー
の挿入が容易にできる。 (4)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、ロックピンがロ
ータで覆われているため、いたずらされ難い。 (5)平板状キーを挿入するためのキー挿入口をロータ
鍔部の側面を切り欠いて形成したので、容易にキー挿入
口を形成でき、合わせて塵埃や水滴がキーロック内部に
侵入し難く、安価で信頼性が高いキーロック装置を提供
することができる。
【図1】本考案のキーロック装置を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案のキーロック装置を示す正面断面図であ
る。
る。
【図3】本考案のキーロック装置のキーの挿入状態を示
す要部斜視図である。
す要部斜視図である。
【図4】本考案のキーロック装置の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図5】本考案のキーロック装置の他の実施例を示す正
面断面図である。
面断面図である。
【図6】従来のキーロック装置の要部斜視図である。
【符号の説明】1 本体 2,12 ねじ 3, 13 鍔部4, 25 ロータ5, 27 キー挿入口6, 35 キー7 凹凸部 8, 16 穴 11 ハウジング 14,26,37,53,60 凹所 15,23 貫通孔 17,61 コイルバネ 18,19 ロックピン 20,24,31 段部 21 回転子 22,34 トラック孔 28 回転軸 29 平面部 30 溝 32 固定リング 33 鎖錠板 36 孔 38 取付具39 リング 40,41 境界面 51 スイッチ機構 52 ケース 54 固定接点 55 端子 56 切換子 57 転換子 58 軸 59 横穴 62 スチールボール 63 可動接片
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ本体を形成するハウジングと該
ハウジングの略中央部を貫通する回転軸と、該回転軸の
下端部に連動するスイッチ機構とを有し、前記回転軸を
略中心として複数のロックピンを周設するとともに、該
ロックピンの上下位置により回動の許可を決定する回転
子を前記ハウジング内に収納したキーロックスイッチに
おいて、前記回転子を覆う傘状の鍔部を形成したロータ
を前記回転子に連結するとともに、前記ロックピンが突
入する孔を平面部に設けて平板状キーを形成し、前記回
転軸と略直行方向から前記平板状キーを挿入するための
キー挿入口を前記鍔部の側面を切り欠いて形成したこと
を特徴とするキーロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075545U JP2595210Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | キーロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075545U JP2595210Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | キーロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741931U JPH0741931U (ja) | 1995-07-21 |
JP2595210Y2 true JP2595210Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13579284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993075545U Expired - Lifetime JP2595210Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | キーロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595210Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP1993075545U patent/JP2595210Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741931U (ja) | 1995-07-21 |
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