JPH0728742Y2 - ラジオコントロール送信機 - Google Patents

ラジオコントロール送信機

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JPH0728742Y2
JPH0728742Y2 JP1990009012U JP901290U JPH0728742Y2 JP H0728742 Y2 JPH0728742 Y2 JP H0728742Y2 JP 1990009012 U JP1990009012 U JP 1990009012U JP 901290 U JP901290 U JP 901290U JP H0728742 Y2 JPH0728742 Y2 JP H0728742Y2
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locking claw
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正浩 荒井
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Futaba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、簡単な構造で本体に設けられた開口部を蓋部
材によって確実に閉止することができるラジオコントロ
ール送信機に関するものである。
〔従来の技術〕
産業用及び模型用のラジオコントロール送信機(以下、
送信機と呼ぶ。)は、一般に本体であるケース内の収納
室に電池を収納しており、電池を出入れするための開口
部を着脱自在の電池蓋で閉止できるようになっている。
前記収納室の開口部を閉止する電池蓋のように、送信機
のケースに設けられた開口部を閉じる蓋部材には、一般
に防水性が求められることが多く、このために密閉性の
ある蓋の固定構造が種々工夫されている。
第5図は前記固定構造の一例を示す断面図である。送信
機の本体としのケース100の開口部101にはOリング102
を介して蓋部材103が装着されている。そして該蓋部材1
03は、ケース100に設けられた突出部104に取付けねじ10
5で固定されている。
第6図は前記固定構造の他の例を示すものである。送信
機の本体としてのケース200の開口部201にはOリング20
2を介して蓋部材203が装着されている。そしてケース20
0には金属製の固定ハンドル204が揺動自在に設けられて
おり、前記蓋部材203は該固定ハンドル204で上方から押
え付けられてケース200に固定されている。尚、蓋部材2
03には、固定ハンドル204が滑らないように突起205が設
けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述した従来の構造によれば、蓋部材103,203の固定手
段である取付けねじ105及び突出部104や固定ハンドル20
4がケース100,200の外方に出張ってしまうため、ポケッ
ト等に入れる場合に邪魔になるという問題点があった。
また、取付けねじ105や固定ハンドル204などの金属部品
のコストが高いという問題点があった。さらに、第5図
の場合、取付ねじ105の着脱が煩雑になるという欠点が
あった。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、本
体外に出張りのない簡単な構造で確実に開口部を閉止で
きるようにしたラジオコントロール送信機を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のラジオンコントロール送信機は、被操縦体を遠
隔制御するラジオコントロール送信機において、開口部
と該開口部の周囲に形成された凹段部とを有する本体
と、前記凹段部の内側に設定されて前記開口部を覆う蓋
板と、前記蓋板の上面に回動自在に設けられた前記蓋板
よりも小さい円形の回転板と、前記回転板に設けられて
前記回転板の回転方向の所定位置において前記蓋板の外
形よりも外方に突出する係止爪と、前記蓋板の外形より
も外方に突出した係止爪を受け入れる位置よりも該係止
爪を本体に固定する位置の方が下方となるように前記本
体の前記凹段部に形成された係止溝とを具備することを
特徴とする。
〔作用〕
本体の開口部に蓋板を載せて該開口部を覆う。回転板を
回して本体の係止溝に係止爪を係合させると、係止爪を
介して回転板は下方の開口部側に押下げられ、蓋板は開
口部に圧着固定される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図〜第4図によって説明する。
第1図は、蓋部材6をケース2から分離した状態の斜視
図である。第2図は、蓋部材6の部分の拡大平面図、第
3図は、第2図におけるIII−III断面図、第4図は係止
爪14と係止溝15の作用説明図である。
第1図に示すように、この送信機1の本体であるケース
2の内部には電池の収納部3が設けられている。該収納
部3は、矩形の開口部4と該開口部4の外周に沿って形
成された略正方形状の凹段部5を介して、ケース2の外
に開口している。
尚、図示しないが、ケース2の裏側には、電源スイッ
チ、操作ボタン等が設けられている。
第1図〜第3図に示すように、前記開口部4は蓋部材6
によって閉止されるようになっている。
蓋部材6の本体である蓋板7は、前記凹段部5に合致し
た略正方形状の板材である。そして前記凹段部5の底面
5aと接触する蓋板7の四辺の下面7aには周状のシール溝
8が形成されており、このシール溝8内にはシール部材
としてのOリング9が装着されている。このOリング9
の外径はシール溝8の深さよりも大きく、ケース2から
蓋部材6を外した状態では蓋板7の下面7aからOリング
9の一部が突出する。
前記蓋板7の上面7bには回転板10が設けられている。こ
の回転板10は円形であり、その直径は前記蓋板7の一辺
の長さとほぼ同じである。そして回転板10は、その中心
において前記蓋板7の中央に取付けられ、両者はシール
部材11を介しボルト12によって回動自在に連結されてい
る。従って、第2図に示すように、回転板10の外縁部10
aは蓋板7の四つの辺に接する形となっており、回転板1
0を回転させても、その外縁部10aが蓋板7の外径をはみ
出すことはない。また、回転板10の上面には、回転板10
を回動操作する際の指掛け部となる凹部13が形成されて
いる。
第2図に示すように、前記回転板10の外縁部10aには、
四つの係止爪14が等間隔で外方に突出して設けられてい
る。これらの係止爪14は、回転板10の外縁部10aに沿っ
た円弧状の外端面14aを有している。ここで、第2図に
示すように回転板10を操作して蓋部材6を固定する位置
に設定すれば、蓋板7の四つの辺の各中央部において、
回転板10の各係止爪14は蓋板7の外方に突出することに
なる。
第2図〜第4図に示すように、ケース2の凹段部5の四
つの側面5bには、各中央部に係止溝15がそれぞれ形成さ
れている。まず、第2図に一部を切欠いて示したよう
に、回転板10と平行な断面で見ると、前記係止溝15の側
周面15aの形状は、ほぼ前記係止爪14の外端面14aに沿っ
た円弧状になっている。そして、回転板10の回転方先部
分の係止溝15と前記凹段部5の側面5bとの間には、図中
時計回り方向に回動される係止爪14を係止するための係
止段部16が形成されている。次に、第4図に示すよう
に、回転板10と垂直な断面で見ると、前記係止溝15の高
さは、前記係止爪14を受入れる位置では挿入しやすいよ
うに大きくなっており、係止爪14が前記係止段部16に係
止して固定される位置では該係止爪14の厚さとほぼ同じ
になっている。尚、係止溝15は、操作に支障なければ、
均一の高さにしてもよい。即ち、この係止溝15は、係止
爪14を受入れる位置よりも固定する位置の方が凹段部5
の底面5a側に近い下方に設定されており、回転板10を回
動して係止爪14を係止溝15に挿入すると、係止爪14は係
止溝15に沿って凹段部5の底面5a側に案内されるように
なっている。
次に、前記蓋部材6をケース2の開口部4に装着する手
順と作用について説明する。
第1図、又は第2図中に一点鎖線で示すように、蓋板7
の外方に突出しない位置に係止爪14を設定し、蓋部材6
を凹段部5内に落し込んで蓋板7で開口部4を覆う。
次に、第2図中に矢印A及び実線で示すように、回転板
10を時計回り方向に回転させ、各係止爪14を各係止溝15
内に挿入して、それぞれ係止段部16に係止させる。
この操作を行う時、第4図に示すように、係止溝15内に
挿入された係止爪14は、回転板10の回転に伴って該係止
溝15に案内され、下方へ強制的に移動させられる。従っ
て、開口部4を覆っている蓋部材6全体が下方に押圧さ
れ、第3図に示すように蓋板7はOリング9を介して凹
段部5の底面5aに密着する。即ち、この状態では、弾性
体たるOリング9にはたわみが生じており、この力によ
り密着する。これによって、ケース2内の収納部3は外
部に対して遮断され、水密性が保たれるようになる。
以上説明した一実施例では、Oリング9を蓋部材6側に
設けたが、ケース2側、例えば前記凹段部5の底面5aに
設けてもよい。また、ケース2と接触する蓋板7自体に
相手部材との密着性及び弾性があるなら、蓋板7をケー
ス2側に圧着させる構成の前記実施例では、必ずしもO
リング等のシール部材は必須構成要件ではない。
また、以上説明した一実施例は送信機の電池蓋に関すも
のであったが、本考案の適用対象は電池蓋のみに限定さ
れるものではない。即ち、開口部及び蓋部材の用途はど
のようなものでもよく、例えばケースの内部点検用等の
用途でもよい。
〔考案の効果〕
本考案のラジオコントロール送信機によれば、本体ケー
スの開口部に装着した蓋板の回転板を回し、係止爪を係
止溝に挿入するだけで、蓋板を開口部側に圧着させるこ
とができる。即ち、本体ケースの外方に突出した部分の
ない扱い易い簡素な構成でありながら、簡単な操作で開
口部内を外部に対して密閉することができるという効果
がある。
さらに、本考案によれば、本体の開口部を閉止する蓋板
と、この蓋板を開口部に圧着させる機構とを分割したの
で、上記開口部の密閉作用が確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同
実施例の要部平面図、第3図は第2図のIII−III切断線
における断面図、第4図は同実施例における係止爪と係
止溝の作用を示す図、第5図及び第6図は従来のラジオ
ンコントロール送信機における電池蓋の固定構造を示す
断面図である。 1……ラジオコントロール送信機、2……本体としての
ケース、4……開口部、7……蓋板、10……回転板、10
a……外縁部、14……係止爪、15……係止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被操縦体を遠隔制御するラジオコントロー
    ル送信機において、 開口部と該開口部の周囲に形成された凹段部とを有する
    本体と、 前記凹段部の内側に設定されて前記開口部を覆う蓋板
    と、 前記蓋板の上面に回動自在に設けられた前記蓋板よりも
    小さい円形の回転板と、 前記回転板に設けられて前記回転板の回転方向の所定位
    置において前記蓋板の外形よりも外方に突出する係止爪
    と、 前記蓋板の外形よりも外方に突出した係止爪を受け入れ
    る位置よりも該係止爪を本体に固定する位置の方が下方
    となるように前記本体の前記凹段部に形成された係止溝
    とを具備することを特徴とするラジオコントロール送信
    機。
JP1990009012U 1990-02-02 1990-02-02 ラジオコントロール送信機 Expired - Fee Related JPH0728742Y2 (ja)

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JPH03101051U JPH03101051U (ja) 1991-10-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0723985Y2 (ja) * 1988-07-04 1995-05-31 アルプス電気株式会社 機器の収納穴の閉塞構造

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