JP2552025Y2 - 防水パッキン - Google Patents

防水パッキン

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JP2552025Y2
JP2552025Y2 JP1988034753U JP3475388U JP2552025Y2 JP 2552025 Y2 JP2552025 Y2 JP 2552025Y2 JP 1988034753 U JP1988034753 U JP 1988034753U JP 3475388 U JP3475388 U JP 3475388U JP 2552025 Y2 JP2552025 Y2 JP 2552025Y2
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JP
Japan
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panel
waterproof packing
projection
rotation preventing
waterproof
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JP1988034753U
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JPH01139173U (ja
Inventor
春夫 木村
Original Assignee
和泉電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、防水パッキンに関し、とくに表示灯や押
ボタンスイッチ等の小型制御機器をパネルに取り付ける
場合、小型制御機器の回転防止を行うとともにパネルの
取付孔の密閉を行う防水パッキンの構造に関するもので
ある。
(b) 従来技術 従来、第7図に示すように、機器本体11は、鍔部11a
と胴部11bとからなる形状であり、鍔部11aの背面側には
回転防止用突起11eが形成されており、胴部11bの鍔部11
a側には締付リング41を螺着するねじ部11cが形成されて
おり、底部側には端子51,51が設けられており、防水パ
ッキン21には中央に挿通孔21aが形成されており、パネ
ル31には取付孔31aおよび回転防止用孔31cが形成されて
おり、機器本体11をパネル31に取り付ける際、胴部11b
を防水パッキン21の挿通孔21aに挿入させ防水パッキン2
1をねじ部11cに位置させたのち、胴部11bを取付孔31aに
挿入するとともに回転防止用突起11eを回転防止用孔31c
に挿入し、締付リング41をねじ部11cに螺着して締め付
けることにより機器本体11をパネル31に取り付けてお
り、防水パッキン21を鍔部11a1とパネル31とで押圧挾着
することにより、取付孔31aからパネル31内に水や油等
が浸入するのを防止していた。
(c) この考案が解決しょうとする問題点 しかし、上述に示すような手段では、機器本体11の鍔
部11aに回転防止用突起11eを形成し、パネル31に回転防
止用孔31cを形成する必要があるため、製作コストが高
額になり、また、取付作業が煩雑になるという問題があ
り、また、防水を行う上で、パネル31の回転防止用孔31
cの防水部材が必要なるため、コストが高額になるとい
う問題があった。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案は、上述の問題点を解決するために提案され
たもので、機器本体の回動を防止するとともに防水を行
うことができる防水パッキンを提供することを目的とし
ており、この考案は防水パッキンに形成された挿入孔の
周縁部に、パネルの取付孔の周縁部に形成された回転防
止用切欠部に嵌入される突状部を有し機器本体のねじ部
に形成された一方のガイド溝に配設される回転防止用突
出片および前記ねじ部に形成された他方のガイド溝に嵌
め入れられる回転防止用突片を形成するとともに前記挿
入孔と同心円上に防水用突起を連設形成することにより
達成される。
(e) 作用 この考案は、防水パッキンに形成された回転防止用突
出片の突状部がパネルの取付孔に形成された回転防止用
切欠部に挿入されるとともに回転防止用突出片および回
転防止用突片が機器本体のねじ部に形成されたガイド溝
に嵌め入れられることにより機器本体の回動を防止し、
また、防水パッキンに形成された防水用突起がパネル面
に押圧されることにより防水を行うものである。
(f) 実施例 以下、この考案を第1図ないし第6図に示す一実施例
に基づいて説明する。
1は、機器本体で、鍔部1aと胴部1bとからなってお
り、胴部1bには鍔部1a側にねじ部1cが形成されており、
ねじ部1cには一対のガイド溝1d,1dが形成されており、
また、胴部1bの底部には胴部1b内蔵の回路と電気的に接
続された端子5,5が一部を露呈させて設けられている。
2は、防水パッキンで、弾性を有し樹脂性部材にて矩
形状に形成されており、中央部には挿通孔2aが形成され
ており、挿通孔2aには周縁部に対向して回転防止用突出
片2bおよび回転防止用突片2dが形成されており、突出片
2bには外側壁に挿通孔2aの周縁部より外方へ突出した突
状部2cが形成されており、突片2dは、外側壁と挿通孔2a
の周縁部とが同一面になるように形成されている。
また、防水パッキン2には挿通孔2aと同心円上に防水
用突起2eが連設形成されている。
4は、締付リングで、機器本体1のねじ部1cに螺着さ
れる。
次に機器本体1のパネル3に取り付ける取付作業につ
いて説明する。
まず、機器本体1の胴部1bを突出片2bおよび突片2dが
形成されていない面側から防水パッキン2の挿通孔2aに
挿入したのち、突出片2bおよび突片2dをねじ部1cのガイ
ド溝1d,1dにそれぞれ対応させて挿入する。
この場合、防水パッキン2に外力が作用しても突出片
2bおよび突片2dがねじ部1cに当接係止するため、防水パ
ッキン2は回動しない。
次に、防水パッキン2を設けた胴部1bをパネル3の取
付孔3aに挿入するとともに回転防止用突出片2bの突状部
2cを回転防止用切欠部3bに挿入し、防水用突起2eをパネ
ル3面に当接させる。
この場合、防水パッキン2は、回転防止用突状部2cが
回転防止用切欠部3bに挿入されているため、機器本体に
外力が加わっても回動しないことになり、したがって、
機器本体1も回動しないことになる。
次に、締付リング4を胴部1bのねじ部1cに螺着し、締
付リング4を締め付けて機器本体1をパネル3に取り付
ける。
このとき、防水パッキン2は、機器本体1の鍔部1aと
パネル3とで押圧挾着されることになり、したがって、
防水用突起2eもパネル3面に押圧されるため、取付孔3a
よりパネル3内に水や油等が浸入するのを防止すること
になる。
(g) 効果 以上の説明で明らかなように、この考案は、防水パッ
キンに回転防止用突出片、回転防止用突片および防水用
突起を形成した構成であり、防水パッキンに回転止めを
形成しているため、機器本体に回転止めを形成する必要
がなく、製作および加工が簡単になり、また、他の防水
用部材を必要としないため、コストの低廉化を行うこと
ができるとともに機器本体のパネルへの取付作業を簡単
に行うことができるという実用的効果を有しているもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る一実施例の機器本体の側面図
である。 第2図は、同じく背面図である。 第3図は、この考案に係る一実施例の防水パッキンの背
面図である。 第4図は、同じく中央横断面図である。 第5図は、この考案に係る一実施例のパネルの背面図で
ある。 第6図は、この考案に係る一実施例の防止パッキンを設
けた機器本体をパネルに取り付けた状態を示し、突状部
を有する回転防止用突出片を含んだ一部断面の側面図で
ある。 第7図は、従来例である。 1……機器本体、1a……鍔部、1b……胴部、1c……ねじ
部、1d……ガイド溝、2……防水パッキン、2a……挿通
孔、2b……回転防止用突出片、2c……突状部、2d……回
転防止用突片、2e……防水用突起、3……パネル、3a…
…取付孔、3b……回転防止用切欠部、4……締付リン
グ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍔部と胴部を有する機器本体の前記胴部を
    パネルに形成した取付孔に挿入し、前記胴部に形成され
    たねじ部に螺着する締付リングによって前記機器本体を
    前記パネルに取付けるようにした小型制御機器に、前記
    鍔部と前記パネルとの間に挿設して配設される防水パッ
    キンにおいて、 前記防水パッキンに形成された小型制御機器用挿入孔の
    内側周縁部に、前記パネルの取付孔の周縁部に形成され
    た回転防止用切欠部に嵌入される突状部を形成するとと
    もに前記機器本体のねじ部に形成された一方のガイド溝
    に配設される回転防止用突出片および前記ねじ部に形成
    された他方のガイド溝部に嵌め入れられる回転防止用突
    片を形成し、且つ前記挿入孔と同心円上に防水用突起を
    連設形成したことを特徴とする防水パッキン。
JP1988034753U 1988-03-15 1988-03-15 防水パッキン Expired - Lifetime JP2552025Y2 (ja)

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JPH01139173U JPH01139173U (ja) 1989-09-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102678708A (zh) * 2012-05-05 2012-09-19 无锡市新华起重工具有限公司 销轴连接机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325654U (ja) * 1976-08-12 1978-03-04
JPS5755203U (ja) * 1980-09-12 1982-03-31
JPS6030516Y2 (ja) * 1980-09-12 1985-09-12 和泉電気株式会社 防水パツキング
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JPH01139173U (ja) 1989-09-22

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