JPH0350570Y2 - - Google Patents

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JPH0350570Y2
JPH0350570Y2 JP14309686U JP14309686U JPH0350570Y2 JP H0350570 Y2 JPH0350570 Y2 JP H0350570Y2 JP 14309686 U JP14309686 U JP 14309686U JP 14309686 U JP14309686 U JP 14309686U JP H0350570 Y2 JPH0350570 Y2 JP H0350570Y2
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housing
lower housing
circuit board
switch
width
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、特に自動車ハンドルに取付けられる
自動定速走行装置用スイツチの構造に関するもの
である。
〔考案の背景〕
自動車ハンドルに取付けられて使用される自動
定速走行装置(以下これをASCDと称す)用の従
来のスイツチ(以下これをハンドルスイツチと称
す)構造としては第3図に示すようなものがあ
る。これは、略小判形状に形成されたハウジング
1と、このハウジング1の底面に穿設した2個の
透孔2,2′内に嵌合される2本の脚3,3′を有
する鋼製のプレート4と、このプレート4上に重
合される絶縁シート5と、この絶縁シート5上に
重合されるものであり、しかも複数個のタクトス
イツチ本体6及び電子部品15を配設支持せしめ
てなる回路基板7と、上記ハウジング1内に嵌合
し、かつ上記のタクトスイツチ本体6上に被着さ
れる樹脂製のノブ8及び9を有するものであり、
さらにこのノブ8及び9の夫々には、左右に突出
する係止軸10及び11を設けると共に、前記の
ハウジング1には、上記の係止軸10及び11が
挿入される軸受孔12及び13と前記の回路基板
7を、ハウジング1内に固定するための係止爪1
4が形成されている。そしてこれら構成部材の組
立によりハンドルスイツチを構成するには、ハウ
ジング1内に、絶縁シート5を貼り付けたプレー
ト4を嵌合し、次いでこの絶縁シート5上にタク
トスイツチ本体6を配設せしめてなる回路基板7
を重合して、これを係止爪14で係止させ、最後
にノブ8及び9の係止軸10及び11をハウジン
グ1の軸受孔12及び13内に嵌合して、そのノ
ブ8及び9をロアハウジング1に係合させて、ハ
ンドルスイツチを完成するものである。
しかしながら、このような従来のハンドルスイ
ツチ構造にあつては、ハウジング1内に、タクト
スイツチ本体6の幅aに応じて幅b1が決められて
いる回路基板7を嵌合する凹部1aを形成し、さ
らにこの凹部1aの周縁には、係止爪14の弾性
を確保するための段差幅b2が必要となることか
ら、このハウジング1の全幅は、凹部1aの幅に
(2×段差幅b2+2×ハウジング厚さt)と加え
た寸法となり、これが原因でハンドルスイツチの
外形、即ち幅形状が大型化され、そのコンパクト
化に問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、タクトスイツチ本体及び電子部
品を配設支持せしめてなる回路基板を収納すべき
ハウジングを、ロアハウジングとアツパハウジン
グとで構成し、その回路基板を、上記ロアハウジ
ングとアツパハウジングとの嵌合力で固定するよ
うにしたことにより、このハンドルスイツチの外
形を小型化することができるスイツチを提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と、従来例で示した構造との同一部分は従来例
で引用した符号を付してその同一構造部の詳細説
明は省略する。
20はタクトスイツチ本体を収納すべきロアハ
ウジングであつて、このロアハウジング20の外
側底面には不図示のハンドルに該ロアハウジング
20を取付けるための2本の脚3,3′が突設さ
れており、またこのロアハウジング20の上面辺
縁部4個所には、回路基板7の位置決め用突起2
1が突設され、またそのロアハウジング20の上
面辺縁部両側方には基板固定用ボス22が突設さ
れている。23及び24はロアハウジング20の
側面に突設されて、後述するアツパハウジング2
5を嵌合係止するための突起である。アツパハウ
ジング25は、上記ロアハウジング20の周側面
に嵌合される周側面26を有し、その周側面26
には、前記の突起23及び24に係止される切欠
き27及び透孔28が形成され、さらにはノブ8
及び9の係止軸10及び11を係止させるための
軸受孔29及び30が穿設されている。またその
アツパハウジング25の上面にはノブ8及び9を
嵌合するための窓孔31及び32が形成されてい
るものである。なおタクトスイツチ本体6、電子
部品15等を配置した回路基板7の両側部には前
記のボス22が係合される切欠き33が形成さ
れ、またその回路基板7の4個所には前記の突起
21が係合される切欠き34が形成されている。
以上が本実施例の構成部材であるが、次にその
組立て作用について述べると、ロアハウジング2
0上にタクトスイツチ6等を予め配設した回路基
板7を載置し、そのロアハウジング20の突起2
1及びボス22に、回路基板7の切欠き34及び
33を係合して、回路基板7の位置決めを行なつ
た後、そのボス22を加熱加圧により加締めて回
路基板7をロアハウジング20に一体的に固定す
る。さらにアツパハウジング25の軸受孔29及
び30には、ノブ8の係止軸10及びノブ9の係
止軸11を回転方向に変位可能に係合して、双方
ノブ8,9を取付けてなるアツパハウジング25
を、上記回路基板7を取付けてなるロアハウジン
グ20上に被せ、ロアハウジング20の突起23
及び24にアツパハウジング25の切欠き27及
び透孔28を係合することにより、アツパハウジ
ング25はロアハウジング20に一体的に被着さ
れて、その組立てが完了されるものである。
このように本実施例によるハンドルスイツチに
おいては、その回路基板7の辺縁部をロアハウジ
ング20の上面辺縁上に重合させ、さらにその回
路基板7とロアハウジング20とは、加締により
固定する構造であるから、回路基板7の幅b1とロ
アハウジング20の幅b1とを等しく設定すること
ができるので、ロアハウジング20の幅寸法を小
型に抑制することができる。またノブ8及び9を
支持するアツパハウジング25は、ロアハウジン
グ20の周面に被着される構造であるから、その
アツパハウジング25の外形幅は、ロアハウジン
グ20の幅b1に、アツパハウジング25の2倍の
肉厚だけ大きくなるだけであるから、従来のハン
ドルスイツチの外形幅に比してかなり小形に構成
することができ、ハンドルスイツチの小型化が可
能となる効果がある。
又、本案の構造ではアツパハウジング25の上
側(スイツチをハンドルに組み込み取付けた際、
表に出る面)に覆い部35を設けてあるため、従
来品にあつては生じていたノブ8とノブ9との間
の隙間36を無くすことができる為、造形的違和
感を無くすとともに、隙間からケーシング内部部
品が見えるということも無くなり、商品性の向上
が期待できる効果もある。
さらに、この実施例ではこのハンドルスイツチ
をハンドルのスポークにネジ等で取付ける為の脚
3,3′をロアハウジングに一体成形したため、
従来例で示した絶縁シート5と足付プレート4の
部品が不用となり、これにより部品数の削減によ
る組立作業性の向上及びコストダウンが可能とな
る効果もある。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、タクトスイツチ本体6
が装着された回路基板7を、それと同一幅のロア
ハウジング20に装着し、前記タクトスイツチ本
体6を押圧するノブ8及び9が変位可能に取付け
られ、かつ前記回路基板7を覆うアツパハウジン
グ25を前記ロアハウジング20に装着したこと
を特徴とするスイツチである。
〔考案の効果〕
従つてこのスイツチ構造によれば、その回路基
板7の辺縁部をロアハウジング20の上面辺縁上
に重合させ、さらにその回路基板7とロアハウジ
ング20とは、加締により固定する構造であるか
ら、回路基板7の幅b1とロアハウジング20の幅
b1とを等しく設定することができるので、ロアハ
ウジング20の幅寸法を小型に抑制することがで
きる。またノブ8及び9を支持するアツパハウジ
ング25は、ロアハウジング20の周面に被着さ
れる構造であるから、そのアツパハウジング25
の外形幅は、ロアハウジング20の幅b1に、アツ
パハウジング25の2倍の肉厚だけ大きくなるだ
けであるから、従来のハンドルスイツチの外形幅
に比してかなり小形に構成することができ、さら
には構成部品の削減による組立て作業性、及びコ
ストダウンが可能となる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例よりなるスイツチの組
立説明図、第2図はその分解斜視図、第3図は従
来のスイツチの分解斜視図である。 20……ロアハウジング、21……基板位置決
め用突起、22……基板固定用ボス、23,24
……突起、25……アツパハウジング、26……
周側面、27……切欠き、28……透孔、29,
30……軸受孔、31,32……窓孔、33,3
4……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タクトスイツチ本体6が装着された回路基板7
    を、それと同一幅のロアハウジング20に装着
    し、前記タクトスイツチ本体6を押圧するノブ
    (8及び9)が変位可能に取付けられ、かつ前記
    回路基板7を覆うアツパーハウジング25を前記
    ロアハウジング20に装着したことを特徴とする
    スイツチ。
JP14309686U 1986-09-18 1986-09-18 Expired JPH0350570Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14309686U JPH0350570Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14309686U JPH0350570Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6349726U JPS6349726U (ja) 1988-04-04
JPH0350570Y2 true JPH0350570Y2 (ja) 1991-10-29

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JP14309686U Expired JPH0350570Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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