JPS6234311Y2 - - Google Patents

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JPS6234311Y2
JPS6234311Y2 JP11185882U JP11185882U JPS6234311Y2 JP S6234311 Y2 JPS6234311 Y2 JP S6234311Y2 JP 11185882 U JP11185882 U JP 11185882U JP 11185882 U JP11185882 U JP 11185882U JP S6234311 Y2 JPS6234311 Y2 JP S6234311Y2
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JP11185882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子部品や裏廻り部品及び文字板足
等を収納する収納部材の固定構造に関するもので
ある。
第1図は従来の収納部材の固定構造を示す部分
断面図である。
図において、1は地板、2は文字板、3はコイ
ルが巻回されたコイル巻芯、4はヨークで、コイ
ル巻芯3とヨーク4は変換機の構成部品の一部で
ある。5は時計裏廻り部品や電子部品を配置ない
し支持する成形凹部を有するプラ部材よりなる収
納部材、6は前記変換機を位置決め固定するため
のチユーブ、7は前記変換機を固定する受けネ
ジ、8は文字板2を固定するための文字板足、9
は収納部材5を位置決め固定するため地板に圧入
された打ち込みチユーブ、10は収納部材5を固
定する止メネジである。
また11は収納部材5の成形凹部へ配置される
電子部品としての水晶振動子であり、12は水晶
振動子11をハンダ付け等で固定し、電気的導通
をとる回路基板である。
さて第1図において、ヨーク4とコイル巻芯3
が、地板1に固着されたネジ締メ用チユーブ6
と、該チユーブ6に螺合された受ネジ7により位
置決め及び固定され、収納部材5のヨーク4及び
コイル巻芯3の近傍に、地板1の穴を貫通する文
字板足8が挿嵌している。
この場合、収納部材5を地板1に固着された打
ち込みチユーブ9と該打ち込みチユーブ9に螺合
する止メネジ10で位置決め及び固定する構造を
とつている。
また打ち込みチユーブ9と止メネジ10は、文
字板2を組み込むため文字板足8が収納部材5へ
挿嵌されるとき生ずる力を押える役割もしてい
る。
しかし上記の様な従来の構造においては、収納
部材5を位置決め及び固定するために、打ち込み
チユーブ9と止メネジ10を必要とするため、部
品点数が多い、平面スペースが広く必要でありモ
ジユールの小型化を達成しずらい、チユーブ9の
穴のため地板の径方向残肉が減り地板強度が低下
する、ネジ締め作業が増し組立工数がかかるなど
の問題点があつた。
そこで本考案の目的は、打ち込みチユーブ9と
止メネジ10を使用せず、変換機近傍に配置され
た収納部材5の一部を切欠いて、金属部材で構成
された時計機能部品であるヨーク4又はコイル巻
芯3などの変換機構成部品を延長することにより
収納部材5の位置決め及び固定をすることで、従
来例の打ち込みチユーブ9及び止メネジ10にま
つわる前記の問題点を解決しようとするものであ
る。
第2図は本考案の一実施例の部分断面図であ
り、第1図の構成と同じものには同番号を附して
説明を省略する。
13はコイル巻芯であり、15は前記収納部材
5と同様の働きをする収納部材、15aは該収納
部材15に設けられた切欠き部を示す。
ここで収納部材15はその一部を切欠いて切欠
き部15aが設けられており、また変換機構成部
品の一つであるコイル巻芯13は、その端部を延
長して切欠き部15aと平面的に重なる如く形成
されている。
このように本考案では、収納部材15のコイル
巻芯13の近傍に設けられた切欠き部15aを、
切欠き部15aの上部まで延長された変換機構成
部品の一つであるコイル巻芯13で押えて位置決
め及び固定する構造をとつている。
又、文字板足8が地板1の穴を貫通して収納部
材15の切欠き部15aの近傍の文字板足固定用
穴に挿嵌している。
このため従来例で収納部材5を位置決め及び固
定するために設けられていた打ち込みチユーブ9
と止メネジ10は不用となり、打ち込みチユーブ
及び止メネジがなくても文字板2組み込み時に本
考案における収納部材15へ加わる力に耐えられ
る構造となつた。
前記の通り収納部材15の位置決めは該収納部
材15の切欠き部15aと、コイル巻芯13の延
長部に平面的に凹凸を設け係合させて行なう。
以上の様に本考案は、収納部材15に切欠き部
15aを設け、該切欠き部15aを金属部材で構
成された時計機能部品(実施例では変換機構成部
品の一つであるコイル巻芯13)で押えるという
簡単な構造により、従来使用していた打ち込みチ
ユーブ9と止メネジ10が不要となるため、部品
点数の削減、平面スペースの有効利用によるモジ
ユールの小型化、地板強度の増加及び加工工数の
削減、組立作業性の改善及び組立工数削減などの
効果が得られ、より低コストで小型の電子時計構
造を可能としたものである。又、収納部材の文字
板足固定用穴の近傍の切欠き部が金属部材により
固定されるので、文字板組込みの時に収納部材が
変形するのを防止できる。
尚、第2図の本考案の一実施例では、収納部材
15をコイル巻芯13で位置決め及び固定してい
るが、コイル巻芯13に替えて、ヨーク4、又は
ヨーク4とコイル巻芯13の組み合せで、収納部
材15を位置決め及び固定しても同効果が得られ
ることに明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の収納部材の位置決め及び固定構
造の一例を示す部分断面図、第2図は本考案によ
る収納部材の位置決め及び固定構造の一実施例を
示す部分断面図である。 1……地板、2……文字板、3,13……コイ
ル巻芯、4……ヨーク、5,15……収納部材、
15a……切欠き部、6……ネジ締メ用チユー
ブ、7……受ネジ、8……文字板足、9……打ち
込みチユーブ、10……止メネジ、11……水晶
振動子、12……回路基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計裏廻り部品等を配置ないし支持するための
    成形凹部と時計の文字板足を固定するための文字
    板足固定用穴とを有する収納部材と、金属部材で
    構成された時計機能部品とを備えた時計におい
    て、前記収納部材は、前記文字板足固定用穴の近
    傍に切欠き部を有しており、該切欠き部に前記時
    計機能部品を押接することにより、前記収納部材
    を固定することを特徴とする時計の収納部材固定
    構造。
JP11185882U 1982-07-23 1982-07-23 時計の収納部材固定構造 Granted JPS5917889U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185882U JPS5917889U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 時計の収納部材固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185882U JPS5917889U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 時計の収納部材固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917889U JPS5917889U (ja) 1984-02-03
JPS6234311Y2 true JPS6234311Y2 (ja) 1987-09-01

Family

ID=30259534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11185882U Granted JPS5917889U (ja) 1982-07-23 1982-07-23 時計の収納部材固定構造

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JP (1) JPS5917889U (ja)

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JPS5917889U (ja) 1984-02-03

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