JPS6322553Y2 - - Google Patents

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JPS6322553Y2
JPS6322553Y2 JP13952983U JP13952983U JPS6322553Y2 JP S6322553 Y2 JPS6322553 Y2 JP S6322553Y2 JP 13952983 U JP13952983 U JP 13952983U JP 13952983 U JP13952983 U JP 13952983U JP S6322553 Y2 JPS6322553 Y2 JP S6322553Y2
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JP
Japan
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magnetic core
circuit
circuit board
board
coil lead
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JP13952983U
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JPS6046087U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子時計の導通構造、すなわち、回
路基板とコイルリード基板の接触導通構造に関す
るものである。
時計体におけるコイルリード基板と回路基板の
接触導通部は、回路部とモータ部を結ぶ重要な接
点であり、その信頼性に乏しい場合は、時間の遅
れ、止まりといつた時計体にとつては、致命的な
問題に直接つながるものである。また、近年、時
計のデザイン傾向は、ドレス化が進み、時計体の
小型化・薄型化指向が強くなつている。小型化に
伴い、時計体の中の回路基板も、小さく、狭くな
つてしまい、前記接触部も、狭スペースにおいて
確実に接触していることが必要である。また、薄
型化の中で、回路部を構成する部品を、断面方向
に重ね合わせることは、この薄型化に反するもの
で、前記接触部も、他部品の重ね合わせの少ない
箇所において取ることが望まれるものである。
第1図及び第2図は、この導通構造の従来例を
説明するものである。地板5に乗つたステータ7
の上部に配置する磁心4に、コイル巻線3より結
線されたコイルリード基板2が、接着されてい
る。このとき、コイルリード基板2の外形は、磁
心4の外形内に位置している。また、前記、ステ
ータ7,磁心4,コイルリード基板2は、同心の
穴をもち、ねじピン9により案内されている。回
路基板1もまた、同心の穴をもち、ねじピン9に
より案内され、上部より回路受6を介してねじ8
により締めつけることにより、ねじ頭部の直下に
おいて前記ねじ8とねじピン9の締結力により、
回路基板1とコイルリード基板2の導通をとるも
のである。この構造によれば、接触導通部が、磁
心外形内という一部に限定されてしまい、時計体
において基板スペースの狭まい小型時計の可能性
を、きわめて乏しくするものであり また、磁
心,回路基板,コイルリード基板,回路受,ねじ
を重ね合わせることにより、断面的に厚くなり、
薄型時計を困難にするという不利な点も有してい
る。また、磁心とコイルリード基板が、同心の穴
をもつて接着されているため、その接触位置に精
度が要求され、加工々数及びコストの増加につな
がるものである。また、ねじの締結力によりコイ
ルリード基板と回路基板の接触圧力を確保してい
るため、ねじ緩みが発生した場合の導通の信頼性
は、極めて減少するものである。
第3図及び、第4図は、従来の第2実施例を示
すものである。地板5の上にステータ7があり、
それと重なりあう磁心4の上にコイル巻線3より
結線されたコイルリード基板2が接着されてい
る。このコイルリード基板2は、その一部が磁心
4の外形内で接着されて、他端の一部が前記磁心
4の外形外に位置している。コイルリード基板2
の磁心よりはみだした部分には、ねじピン9と同
心の穴があり、前記ねじピン9に案内され、しか
も、上部に、同心の穴をもつ回路基板1と回路受
6を介して、ねじ8を締め付けることにより、ね
じ頭部の直下において回路基板1とコイルリード
基板2の導通をとるものである。この時、磁心4
及びステータ7は別のねじ11により固定されて
いる。この構造は、従来の第1実施例に比べ、導
通部の平面的な自由度は増加し、断面的な厚みに
おいても、磁心を導通部に介さないため薄くでき
る。しかし、ねじ部において、その導通部を設け
ているため、ねじ頭部は、回路受より飛び出して
しまい、薄くすることに限度がある。また、2箇
所にねじ部があるため、部品点数も増加し、加
工々数及びコストの増加につながるものである。
また、従来の第1実施例と同様に、ねじの締結力
により、導通の接触圧を確保しているため、その
信頼性に欠けるという欠点も有している。
本考案は、上記の欠点を除去するもので、その
目的とするところは、時計体の平面的・断面的ス
ペースを有効に利用し、導通の信頼性の高い小
型・薄型時計を実現させるものである。
本考案による電子時計の導通構造は、 地板5上に配置されたステータ7に載置されコ
イル巻線3が巻回された磁心4と、 前記磁心とは平面的に重ならない位置に配置さ
れる回路基板1と、 前記回路基板に重ねて配置されるとともに一部
が前記磁心上に直接載置される回路受6と、 一端が前記磁心上に載置されるとともに前記コ
イル巻線の端末との結線部2aとなり、他端が前
記磁心とは外れた位置で前記回路基板との接触導
通部2aとなるコイルリード基板2と、 前記地板に配設され弾性をもつ回路受座と、 前記地板に前記ステータ,磁心および回路受と
をねじ8により一体に結合させる結合手段8,9
とを有してなり、 前記コイルリード基板は前記接触導通部が前記
結線部より地板側の位置で前記回路基板と前記回
路受座とで挟持されるとともに前記コイルリード
基板は前記ねじを平面的ににげた位置に配置され
てなることを特徴とする。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図及び第6図は、本考案の実施例を示して
いる。コイルリード基板2は、コイル巻線3の端
末が結線される結線部2aが磁心4上に接着され
ている。また、他端の一部が磁心4の外形よりは
みだしており、回路基板1との接触導通部2bに
なつている。このコイルリード基板2の磁心4の
外形よりはみだした部分は、ステータ7の上で、
磁心4と重なり合わない位置に配置するプラスチ
ツク材よりなる回路受座10と回路基板1の間に
位置し、ねじ8により固定された回路受6によ
り、上部より押さえられるようにして、導通をと
つているものである。この時、回路受座10の厚
みは、断面的寸法上の厚みより厚くなつており、
上部より回路受6で押えたとき、この回路受座1
0を、強制的にたわませることにより、回路受6
にばね力をもたせることができ、導通部におい
て、より多くの接触圧を確保することができる。
以上、本考案によれば、コイルリード基板は接
触導通部が結線部より地板側の位置で回路基板と
回路受座とで挟持させるとともにねじを平面的に
にげた位置に配置されているので、接触導通部
が、ねじ頭部直下以外の位置において、しかも、
磁心,ステータ等を固定する一本のねじによつて
接触導通部の接触圧を確保できるものであり、前
記導通部が時計体の回路基板のいかなる場所にお
いても取り得ることが可能である。よつて、回路
基板スペースの少ない小型時計を十分、可能にす
るものであり、また、従来のように、ねじ締め部
でその導通をとらないため、導通構造での構成部
品が断面的に少なく、時計体の厚みを薄くするこ
とができ、薄型時計を可能にするという効果もも
ちあわせている。また、従来のように、ねじ部で
導通をとることは、ねじ緩みによりその接触圧を
十分確保できないが、本考案によれば、回路受座
等の厚みを変えることにより、回路受のばね力を
調整することができ、また、ねじ緩みなどの影響
を直接受けない位置に接触導通部を設けているこ
とから、前記接触圧を十分確保でき、信頼性の向
上につながるという利点も有している。
本考案では、上部より押さえる回路受に弾性力
を持たせて、その接触圧を確保したが、接触導通
部の下部にある回路受座等に弾性力をもたせて、
接触圧を確保することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図……従来の実施例を示す断面図、第2図
……従来の実施例を示す平面図、第3図……従来
の第2実施例を示す断面図、第4図……従来の第
2実施例を示す平面図、第5図……本考案の実施
例を示す断面図、第6図……本考案の実施例を示
す平面図。 1……回路基板、2……コイルリード基板、3
……コイル巻線、4……磁心、5……地板、6…
…回路受、7……ステータ、8……ねじ、9……
ねじピン、10……回路受座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地板5上に配置されたステータ7に載置されコ
    イル巻線3が巻回された磁心4と、 前記磁心とは平面的に重ならない位置に配置さ
    れる回路基板1と、 前記回路基板に重ねて配置されるとともに一部
    が前記磁心上に直接載置される回路受6と、 一端が前記磁心上に載置されるとともに前記コ
    イル巻線の端末との結線部2aとなり、他端が前
    記磁心とは外れた位置で前記回路基板との接触導
    通部2aとなるコイルリード基板2と、 前記地板に配設され弾性をもつ回路受座と、 前記地板に前記ステータ、磁心および回路受と
    をねじ8により一体に結合させる結合手段8,9
    とを有してなり、 前記コイルリード基板は前記接触導通部が前記
    結線部より地板側の位置で前記回路基板と前記回
    路受座とで挟持されるとともに前記コイルリード
    基板は前記ねじを平面的ににげた位置に配置され
    てなることを特徴とする電子時計の導通構造。
JP13952983U 1983-09-08 1983-09-08 電子時計の導通構造 Granted JPS6046087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13952983U JPS6046087U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 電子時計の導通構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP13952983U JPS6046087U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 電子時計の導通構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046087U JPS6046087U (ja) 1985-04-01
JPS6322553Y2 true JPS6322553Y2 (ja) 1988-06-21

Family

ID=30312700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13952983U Granted JPS6046087U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 電子時計の導通構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988000727A1 (en) * 1986-04-22 1988-01-28 Seiko Epson Corporation Locking construction of timepiece
JPH081512Y2 (ja) * 1987-03-23 1996-01-17 セイコーエプソン株式会社 電子時計の導通構造
JP2917963B2 (ja) * 1997-05-19 1999-07-12 セイコーエプソン株式会社 発電装置付電子腕時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6046087U (ja) 1985-04-01

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