JPS6314788B2 - - Google Patents
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- JPS6314788B2 JPS6314788B2 JP56018229A JP1822981A JPS6314788B2 JP S6314788 B2 JPS6314788 B2 JP S6314788B2 JP 56018229 A JP56018229 A JP 56018229A JP 1822981 A JP1822981 A JP 1822981A JP S6314788 B2 JPS6314788 B2 JP S6314788B2
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- battery
- insulating frame
- engaging
- screw pin
- circuit board
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C10/00—Arrangements of electric power supplies in time pieces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電池時計における電池部の導通構造に
関する。
関する。
従来の電池時計における電池部の導通構造を図
面により説明する。
面により説明する。
第1図は従来の電池部の平面図である。3は電
池、4は回路ブロツクであり、4aが回路ブロツ
クのマイナスパターンである。電池マイナス端子
5はバネ部5aで電池のマイナス極と接し、5b
で回路マイナスパターンと接する。電池マイナス
端子の5bにもバネ性を有しており、ネジ6によ
り固定される。
池、4は回路ブロツクであり、4aが回路ブロツ
クのマイナスパターンである。電池マイナス端子
5はバネ部5aで電池のマイナス極と接し、5b
で回路マイナスパターンと接する。電池マイナス
端子の5bにもバネ性を有しており、ネジ6によ
り固定される。
第2図は従来例の電池部の断面図である。
地板7にネジピン8が打込まれており、電池マ
イナス端子5が、プラスチツクで成る絶縁枠9を
介してピン8のまわりに配置されている。4が回
路ブロツクであり、4aがマイナスパターンであ
る。回路ブロツク4には図示していないが時間標
準としての水晶振動子、この水晶振動子を発振さ
せその信号を分周するMOSICとを有している。
10が金属により成る回路押え板であり、回路ブ
ロツク4の押えの役割を負つている。
イナス端子5が、プラスチツクで成る絶縁枠9を
介してピン8のまわりに配置されている。4が回
路ブロツクであり、4aがマイナスパターンであ
る。回路ブロツク4には図示していないが時間標
準としての水晶振動子、この水晶振動子を発振さ
せその信号を分周するMOSICとを有している。
10が金属により成る回路押え板であり、回路ブ
ロツク4の押えの役割を負つている。
この第1図,第2図により代表される従来例で
は電池マイナス端子5と回路ブロツク4のマイナ
スパターン4aとの接続はネジ6により回路押え
板10を介して行なわれるが、電池マイナス端子
の厚ミのバラツキ、回路ブロツク4の厚ミのバラ
ツキ、及び絶縁枠9の高サ9aのバラツキの吸収
の為に、電池マイナス端子に破線のごとき初期タ
ワミを打たせ、導通の確保を計つていた。この為
電池マイナス端子と回路ブロツクのマイナスパタ
ーンとの平面接触面は第1図の斜線で示した11
ほどの面積を必要とし、水晶時計の小型化への1
つの障害となつていた。又この例のごとき構造で
は第2図、5cに示した電池マイナス端子の曲げ
下げ部と電池の3bとのシヨートの問題も無視で
きずこの為にも平面スペースは多くを必要として
いた。又、加工上の問題としては、電池マイナス
端子にZ曲げが必要でありその曲げ高サ5dのバ
ラツキは5eでのシヨートの原因にもなつてい
た。
は電池マイナス端子5と回路ブロツク4のマイナ
スパターン4aとの接続はネジ6により回路押え
板10を介して行なわれるが、電池マイナス端子
の厚ミのバラツキ、回路ブロツク4の厚ミのバラ
ツキ、及び絶縁枠9の高サ9aのバラツキの吸収
の為に、電池マイナス端子に破線のごとき初期タ
ワミを打たせ、導通の確保を計つていた。この為
電池マイナス端子と回路ブロツクのマイナスパタ
ーンとの平面接触面は第1図の斜線で示した11
ほどの面積を必要とし、水晶時計の小型化への1
つの障害となつていた。又この例のごとき構造で
は第2図、5cに示した電池マイナス端子の曲げ
下げ部と電池の3bとのシヨートの問題も無視で
きずこの為にも平面スペースは多くを必要として
いた。又、加工上の問題としては、電池マイナス
端子にZ曲げが必要でありその曲げ高サ5dのバ
ラツキは5eでのシヨートの原因にもなつてい
た。
本発明はこれらの従来の問題点を解決しようと
するもので、その目的は、小型電池時計用のきわ
めてスペース効率の良い電池部の導通構造を提供
することにある。
するもので、その目的は、小型電池時計用のきわ
めてスペース効率の良い電池部の導通構造を提供
することにある。
また、サブアツセンブルのない簡単なしかも確
実な導通部材を有する電池時計の提供にある。
実な導通部材を有する電池時計の提供にある。
さらに近年水晶時計等を代表とする電池時計
は、婦人用の小型でしかも低価格なものの要求が
強まつているが本発明はこの様な小型で低コス
ト、しかも確実な導通が確保できる電池時計の導
通構造の提供を目的とする。
は、婦人用の小型でしかも低価格なものの要求が
強まつているが本発明はこの様な小型で低コス
ト、しかも確実な導通が確保できる電池時計の導
通構造の提供を目的とする。
本発明による電池時計は、地板に打込まれたネ
ジピンと、該ネジピンに係合部で係合し前記地板
に載置される電池絶縁枠と、前記地板側に導通パ
ターンを有し前記電池絶縁枠に支持される回路基
板と、前記電池絶縁枠上に配置される電池と、前
記導通パターンと前記電池との導通をとる板状導
通部材とを有してなり、前記板状導通部材は、前
記電池絶縁枠における前記ネジピンに係合する前
記係合部に固定される固定部と、該固定部より一
方に伸長形成され先端が前記電池に弾性をもつて
当接する接触部と、前記固定部より他方に伸長形
成され前記電池絶縁枠の位置決め部と係合する突
出部と、前記固定部より上方に弾性を有して弧状
に曲げ形成され先端の導通部が前記導通パターン
に点状に接触するたわみ部とを有し、前記固定部
が前記電池絶縁枠の前記ネジピンとの係合位置と
異なる高さ位置で外周部分に締め代を有して固定
されてなることを特徴とする。
ジピンと、該ネジピンに係合部で係合し前記地板
に載置される電池絶縁枠と、前記地板側に導通パ
ターンを有し前記電池絶縁枠に支持される回路基
板と、前記電池絶縁枠上に配置される電池と、前
記導通パターンと前記電池との導通をとる板状導
通部材とを有してなり、前記板状導通部材は、前
記電池絶縁枠における前記ネジピンに係合する前
記係合部に固定される固定部と、該固定部より一
方に伸長形成され先端が前記電池に弾性をもつて
当接する接触部と、前記固定部より他方に伸長形
成され前記電池絶縁枠の位置決め部と係合する突
出部と、前記固定部より上方に弾性を有して弧状
に曲げ形成され先端の導通部が前記導通パターン
に点状に接触するたわみ部とを有し、前記固定部
が前記電池絶縁枠の前記ネジピンとの係合位置と
異なる高さ位置で外周部分に締め代を有して固定
されてなることを特徴とする。
以下、本発明を図面によつて説明する。
第3図は本発明の一実施例における電池時計の
平面図であり第4図はその電池部の断面図であ
る。本実施例の配置をまず述べる。20が地板で
ある。3が電池、21がポリイミドテープと銅箔
パターンとより成る回路基板、21aは導通パタ
ーンとしての回路マイナスパターン。22は板状
導通部材である電池マイナス端子であり、電池と
接触する導通部226を有する接触部221と平
面部220を有する電池絶縁枠30の溝30bと
係合する突出部222と、前記電池絶縁枠の係合
部30aに固定される固定部22cと、前記マイ
ナスパターン21aとを接触する弧状のたわみ部
223とを有している。23は水晶振動子を封入
した水晶ユニツト、24は回路基板21を押える
回路押え板、25は電池プラス端子であり25a
において電池との導通を取るとともに25bで水
晶ユニツトの押えも兼ねている。26が分車の動
きを時車に伝える日ノ裏車であり、この日ノ裏車
26と水晶ユニツト23と電池3の下に位置して
電池マイナス端子22がある。地板20にネジピ
ン27が打込まれ、ネジ28により、輪列受2
9、回路押え板24、電池プラス端子25を固定
している。回路基板21の断面位置はネジ28を
締める事によりネジピン27の高サで決まる。電
池3と地板20との絶縁を成すプラスチツク材の
電池絶縁枠30がネジピン27を案内として電池
3と地板20との間に位置している。
平面図であり第4図はその電池部の断面図であ
る。本実施例の配置をまず述べる。20が地板で
ある。3が電池、21がポリイミドテープと銅箔
パターンとより成る回路基板、21aは導通パタ
ーンとしての回路マイナスパターン。22は板状
導通部材である電池マイナス端子であり、電池と
接触する導通部226を有する接触部221と平
面部220を有する電池絶縁枠30の溝30bと
係合する突出部222と、前記電池絶縁枠の係合
部30aに固定される固定部22cと、前記マイ
ナスパターン21aとを接触する弧状のたわみ部
223とを有している。23は水晶振動子を封入
した水晶ユニツト、24は回路基板21を押える
回路押え板、25は電池プラス端子であり25a
において電池との導通を取るとともに25bで水
晶ユニツトの押えも兼ねている。26が分車の動
きを時車に伝える日ノ裏車であり、この日ノ裏車
26と水晶ユニツト23と電池3の下に位置して
電池マイナス端子22がある。地板20にネジピ
ン27が打込まれ、ネジ28により、輪列受2
9、回路押え板24、電池プラス端子25を固定
している。回路基板21の断面位置はネジ28を
締める事によりネジピン27の高サで決まる。電
池3と地板20との絶縁を成すプラスチツク材の
電池絶縁枠30がネジピン27を案内として電池
3と地板20との間に位置している。
次に電池マイナス端子22のバネの作用につい
て述べる。電池3との導通部22bはバネ力とし
ては矢印32の方向であり変形の方向は矢印34
の方向である。回路基板21上のマイナスパター
ン21aとの導通部22aはバネ力の方向は矢印
31の方向で回路基板21とほぼ直角を成し電池
との導通部22bのバネ力の方向とほぼ同方向で
ある。
て述べる。電池3との導通部22bはバネ力とし
ては矢印32の方向であり変形の方向は矢印34
の方向である。回路基板21上のマイナスパター
ン21aとの導通部22aはバネ力の方向は矢印
31の方向で回路基板21とほぼ直角を成し電池
との導通部22bのバネ力の方向とほぼ同方向で
ある。
バネとしての変形の方向は矢印33の方向であ
り回路基板21とほぼ平行であり、電池との導通
部22bの変形の方向矢印34とはほぼ直角を成
している。
り回路基板21とほぼ平行であり、電池との導通
部22bの変形の方向矢印34とはほぼ直角を成
している。
この様に回路基板21との導通部のバネの構成
を、力の方向とバネとしての変形の方向とが直交
する様に構成する事により電池マイナス端子22
と回路基板21との接触部は、組立により導通部
22aにタワミが生じても回路基板との間にスベ
リは生じない。これにより回路基板21のパター
ンの強度は電池マイナス端子がスベル事による摩
耗を考慮する必要はなく、ただ圧縮力に対して十
分な耐力があればよい。又端面の仕上げの状態も
ラフでよく加工上きわめて楽である。又小さなタ
ワミ量で大きな接触圧力を確保する事も可能であ
る。又上記構造を採用する事により回路基板のマ
イナスパターン21aの面積はきわめて小さくて
すむ。すなわち回路基板21と電池マイナス端子
22との接触は常に点に近い接触であり、その接
触部分を除けば回路基板21と電池マイナス端子
22とは接触する可能性はない。この為シヨート
防止の為に回路基板のマイナスパターン21aを
大きくとる必要もなく本実施例では第3図の21
aに示したわずかな面積ですんでいる。又電池3
との導通部22bの力の方向と回路基板との導通
部22aの力方向がほぼ同一である為に22aと
22bとをネジピン27に関してほぼ反対側に配
置する事によりそれぞれのバネ力が他のバネ力へ
影響を与えたとしても相互のバネ力は互いに強め
合い導通の確実性を向上させている。
を、力の方向とバネとしての変形の方向とが直交
する様に構成する事により電池マイナス端子22
と回路基板21との接触部は、組立により導通部
22aにタワミが生じても回路基板との間にスベ
リは生じない。これにより回路基板21のパター
ンの強度は電池マイナス端子がスベル事による摩
耗を考慮する必要はなく、ただ圧縮力に対して十
分な耐力があればよい。又端面の仕上げの状態も
ラフでよく加工上きわめて楽である。又小さなタ
ワミ量で大きな接触圧力を確保する事も可能であ
る。又上記構造を採用する事により回路基板のマ
イナスパターン21aの面積はきわめて小さくて
すむ。すなわち回路基板21と電池マイナス端子
22との接触は常に点に近い接触であり、その接
触部分を除けば回路基板21と電池マイナス端子
22とは接触する可能性はない。この為シヨート
防止の為に回路基板のマイナスパターン21aを
大きくとる必要もなく本実施例では第3図の21
aに示したわずかな面積ですんでいる。又電池3
との導通部22bの力の方向と回路基板との導通
部22aの力方向がほぼ同一である為に22aと
22bとをネジピン27に関してほぼ反対側に配
置する事によりそれぞれのバネ力が他のバネ力へ
影響を与えたとしても相互のバネ力は互いに強め
合い導通の確実性を向上させている。
又、本発明によれば第3図でも示したごとく、
回路基板21との導通部の為の弧状のたわみ部2
23を除き電池マイナス端子は多くの部品と平面
的に重ねる事が可能となる。実施例では水晶ユニ
ツト23、日ノ裏車26と重なつており、第4図
に示すごとく断面的にスキマを保つている。この
様に電池マイナス端子が平面的に多部品と重ねる
事が可能になつた為にその部分のスペース効率は
きわめて大きく、時計の小型化にも大きく寄与し
ている。この為第3図で示した実施例では5―型
の婦人用国際企画サイズでありながら電池、水晶
ユニツト、電池マイナス端子及び日ノ裏車を時計
全体の半面に配置でき全体のレイアウトをきわめ
て容易にしている。
回路基板21との導通部の為の弧状のたわみ部2
23を除き電池マイナス端子は多くの部品と平面
的に重ねる事が可能となる。実施例では水晶ユニ
ツト23、日ノ裏車26と重なつており、第4図
に示すごとく断面的にスキマを保つている。この
様に電池マイナス端子が平面的に多部品と重ねる
事が可能になつた為にその部分のスペース効率は
きわめて大きく、時計の小型化にも大きく寄与し
ている。この為第3図で示した実施例では5―型
の婦人用国際企画サイズでありながら電池、水晶
ユニツト、電池マイナス端子及び日ノ裏車を時計
全体の半面に配置でき全体のレイアウトをきわめ
て容易にしている。
第5図、第6図、第7図は電池マイナス端子の
回路パターンとの導通部となるたわみ部の形状の
他の実施例である。
回路パターンとの導通部となるたわみ部の形状の
他の実施例である。
この様に本発明を有効に実現する為の電池マイ
ナス端子の回路基板との導通部のババネ形状は実
施例として例示したにとどまらずさまざまに考え
られる。
ナス端子の回路基板との導通部のババネ形状は実
施例として例示したにとどまらずさまざまに考え
られる。
次に本実施例の電池マイナス端子の位置決めに
ついて第3図,第4図により述べる。1つはネジ
ピン27部であり電池絶縁枠30と係合部30a
でほぼ同心に固定部22cで案内固定される。他
の1つは22d部であり、電池絶縁枠にほぼ同形
状に設けられた溝30bと係合する事により位置
決めが成される。本実施例において、この電池マ
イナス端子の位置決めをさらに詳細に述べると、
電池絶縁枠の係合部30aと電池マイナス端子の
固定部22cとの嵌合は締め代であり、ネジピン
27と電池絶縁枠の係合部30aとも締め代であ
る。そしてその締め代の作用部を断面的にずらす
事によりそれぞれの締め代による変形の影響をさ
けて、組込み力を安定させしかも固定力も安定し
て確保している。又固定部22cが締め代になる
前に22d部が案内され、概略電池マイナス端子
の位置を決めてからネジピン27部で締め代によ
る固定になる様に位置決め構造を構成し組立性を
よくしている。この様にネジピン27部を締め代
による固定にする事により全体に対する電池マイ
ナス端子の位置精度は向上し、回路基板21のマ
イナスパターン21aの面積をより小さくでき
る。この事により又電池3との導通の為のバネ部
22bと回路基板21との導通の為のバネ部22
aとがそれぞれ独立したバネとして作用する為バ
ネ力の安定化も計かれる。
ついて第3図,第4図により述べる。1つはネジ
ピン27部であり電池絶縁枠30と係合部30a
でほぼ同心に固定部22cで案内固定される。他
の1つは22d部であり、電池絶縁枠にほぼ同形
状に設けられた溝30bと係合する事により位置
決めが成される。本実施例において、この電池マ
イナス端子の位置決めをさらに詳細に述べると、
電池絶縁枠の係合部30aと電池マイナス端子の
固定部22cとの嵌合は締め代であり、ネジピン
27と電池絶縁枠の係合部30aとも締め代であ
る。そしてその締め代の作用部を断面的にずらす
事によりそれぞれの締め代による変形の影響をさ
けて、組込み力を安定させしかも固定力も安定し
て確保している。又固定部22cが締め代になる
前に22d部が案内され、概略電池マイナス端子
の位置を決めてからネジピン27部で締め代によ
る固定になる様に位置決め構造を構成し組立性を
よくしている。この様にネジピン27部を締め代
による固定にする事により全体に対する電池マイ
ナス端子の位置精度は向上し、回路基板21のマ
イナスパターン21aの面積をより小さくでき
る。この事により又電池3との導通の為のバネ部
22bと回路基板21との導通の為のバネ部22
aとがそれぞれ独立したバネとして作用する為バ
ネ力の安定化も計かれる。
なお、本発明による他の実施例における組込み
前の板状導通部材のたわみ部の断面図を、第5
図、第6図、第7図に示す。これ等を用いても効
果は全く同じである。
前の板状導通部材のたわみ部の断面図を、第5
図、第6図、第7図に示す。これ等を用いても効
果は全く同じである。
以上述べたごとく本発明によれば以下のような
効果を有する。
効果を有する。
(1) 電池との接触部、電池絶縁枠の係合部に固定
される固定部と電池絶縁枠の位置決め部に係合
する突出部及び導通パターンと点状接触するた
わみ部が一枚の板状導通部材に設けてあるの
で、部品点数も少なくて済む。
される固定部と電池絶縁枠の位置決め部に係合
する突出部及び導通パターンと点状接触するた
わみ部が一枚の板状導通部材に設けてあるの
で、部品点数も少なくて済む。
(2) 板状導通部材をネジで止めるのではなく、電
池絶縁枠の係合部に締め代を有して固定される
のでネジ締めによる余分な力も加わらず、また
電池との接触点、導通パターンに対向する電池
絶縁枠の平面部および弧状のたわみ部とが夫々
独立に働く構造にしてあるので、他の部分の影
響をうけにくく、位置ズレもなく、また弧状の
たわみ部のバネ力も安定している。
池絶縁枠の係合部に締め代を有して固定される
のでネジ締めによる余分な力も加わらず、また
電池との接触点、導通パターンに対向する電池
絶縁枠の平面部および弧状のたわみ部とが夫々
独立に働く構造にしてあるので、他の部分の影
響をうけにくく、位置ズレもなく、また弧状の
たわみ部のバネ力も安定している。
またネジ止めが不要となり組立性もすぐれて
おり生産性向上がはかれる。
おり生産性向上がはかれる。
(3) 板状導通部材の固定部は電池絶縁枠のネジピ
ンとの係合位置と異なる高サ位置で締め代をも
つて電池絶縁枠の係合部に固定されるのでそれ
ぞれの締め代による変形の影響を受けることも
なく安定した固定力を確保することができる。
ンとの係合位置と異なる高サ位置で締め代をも
つて電池絶縁枠の係合部に固定されるのでそれ
ぞれの締め代による変形の影響を受けることも
なく安定した固定力を確保することができる。
(4) 回路基板と対向する電池絶縁枠の平面部との
距離がバラツイても、弧状の板状導通部材のた
わみ部を用いているので、接触部がズレたりす
ることがない。又、スペースも小さくて済む。
距離がバラツイても、弧状の板状導通部材のた
わみ部を用いているので、接触部がズレたりす
ることがない。又、スペースも小さくて済む。
(5) 導通パターンと板状導通部材との接触部が点
状接触であり且つ力の方向が垂直に働くいわゆ
る座屈力が働き横の方へたわむので、小さなた
わみで大きな力が働き、振動、衝撃などによる
横のズレもなく、スベリもないので摩耗もな
い。
状接触であり且つ力の方向が垂直に働くいわゆ
る座屈力が働き横の方へたわむので、小さなた
わみで大きな力が働き、振動、衝撃などによる
横のズレもなく、スベリもないので摩耗もな
い。
このように本発明の板状導通部材によつて回路
基板と電源との導通はきわめて小さなスペースで
確実にしかも最小限の部品点数で簡単に行なわれ
時計の小型化に大きく寄与するものである。
基板と電源との導通はきわめて小さなスペースで
確実にしかも最小限の部品点数で簡単に行なわれ
時計の小型化に大きく寄与するものである。
第1図:従来例の電池部の平面図、第2図:従
来例の電池部の断面図、第3図:本発明による電
池時計の平面図、第4図:本発明による電池部の
断面図、第5図,第6図,第7図:本発明による
他の実施例における板状導通部材のたわみ部の断
面図。 3:電池、20:地板、21:回路基板、2
2:電池マイナス端子、27:ピン、30:電池
絶縁枠、220:回転止め部、221:接触部、
223:たわみ部。
来例の電池部の断面図、第3図:本発明による電
池時計の平面図、第4図:本発明による電池部の
断面図、第5図,第6図,第7図:本発明による
他の実施例における板状導通部材のたわみ部の断
面図。 3:電池、20:地板、21:回路基板、2
2:電池マイナス端子、27:ピン、30:電池
絶縁枠、220:回転止め部、221:接触部、
223:たわみ部。
Claims (1)
- 1 地板に打込まれたネジピンと、該ネジピンに
係合部で係合し前記地板に載置される電池絶縁枠
と、前記地板側に導通パターンを有し前記電池絶
縁枠に支持される回路基板と、前記電池絶縁枠上
に配置される電池と、前記導通パターンと前記電
池との導通をとる板状導通部材とを有してなり、
前記板状導通部材は、前記電池絶縁枠における前
記ネジピンに係合する前記係合部に固定される固
定部と、該固定部より一方に伸長形成され先端が
前記電池に弾性をもつて当接する接触部と、前記
固定部より他方に伸長形成され前記電池絶縁枠の
位置決め部と係合する突出部と、前記固定部より
上方に弾性を有して弧状に曲げ形成され先端の導
通部が前記導通パターンに点状に接触するたわみ
部とを有し、前記固定部が前記電池絶縁枠の前記
ネジピンとの係合位置と異なる高さ位置で前記係
合部の外周部分に締め代を有して固定されてなる
ことを特徴とする電池時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56018229A JPS57132080A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Battery watch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56018229A JPS57132080A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Battery watch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132080A JPS57132080A (en) | 1982-08-16 |
JPS6314788B2 true JPS6314788B2 (ja) | 1988-04-01 |
Family
ID=11965826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56018229A Granted JPS57132080A (en) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | Battery watch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57132080A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218870A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Seiko Instruments Inc | 電子時計 |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5327875U (ja) * | 1976-08-17 | 1978-03-09 | ||
JPS55149978U (ja) * | 1979-04-14 | 1980-10-29 |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP56018229A patent/JPS57132080A/ja active Granted
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JP2007218870A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Seiko Instruments Inc | 電子時計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS57132080A (en) | 1982-08-16 |
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