JPH062212Y2 - 電子時計の電池電極接続構造 - Google Patents

電子時計の電池電極接続構造

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JPH062212Y2
JPH062212Y2 JP1987086640U JP8664087U JPH062212Y2 JP H062212 Y2 JPH062212 Y2 JP H062212Y2 JP 1987086640 U JP1987086640 U JP 1987086640U JP 8664087 U JP8664087 U JP 8664087U JP H062212 Y2 JPH062212 Y2 JP H062212Y2
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battery
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隼雄 梅本
宗夫 北村
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ボタン型電池を用いた電子時計に於ける電池
電極と回路基板上の導通パターンとの電気的接続構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
電子時計に於いては、従来から、薄型化、小型化の努力
がなされてきており、ボタン型電池の回路基板に対抗す
る一方の電極と、電池に対向する回路基板上の導通パタ
ーンとの電気的接続構造に於いても、例外でなく、色々
と考えられてきた。
そして、従来は、小型化、薄型化のため、電池と回路基
板との間に、電池の中心軸方向に弾性変形部を持った電
池受バネを挾み込む構造がとられていた。
従来の電子時計の電池電極接続構造の断面図である第5
図を用いて詳細に説明する。
1は、ボタン型電池(以下電池と略称する)であり、2
は、樹脂材料よりなる回路支持台である。3は、金属材
料よりなる電池支持バネであり、電極端子となると共
に、電池1を回路支持台2の壁に押圧保持している。4
は、回路基板である。5は、金属材料よりなる電池受バ
ネである。電池受バネ5の一方端には、電池1と回路基
板4との間に配された平板部5aと、回路支持台2に設
けられた穴2aに挿入固定されている折曲部5bとが設
けられている。又、電池受バネ5の他方端には、電池1
の中心軸方向に弾性変形をし、電池1と電気的接続をす
る接続バネ5cと、同じく電池1の中心軸方向に弾性変
形をし、回路基板4との接触を保つ接点バネ5dとが設
けられている。
接点バネ5dは、従来例の電池と電池受バネと回路基板
との位置関係を示す部分平面図である第6図に示すよう
に、回路基板4の上に配設された導通パターン4aに接
触するように配置されている。
又、電池受バネ5の平板部5aと電池1との間には、回
路支持台2の薄膜張り出し部2bが配されており、電気
的短絡を防いでいる。
6は、電池受バネ5の平板部5aと回路基板4との間に
配された絶縁コートであり、第6図の部分平面図に示す
ように回路基板4の上に引き回した回路パターン4b
と、電池受バネ5の平板部5aとの電気的短絡を防いで
いる。
尚、電池1と回路基板4との間にも、回路支持台2の張
り出し部2cが配されており、回路基板4の上に引き回
した回路パターン4bと電池1との電気的短絡を防いで
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように、電気的短絡防止のため、電池受バネ5の
平板部5aと電池1との間には回路支持台2の薄膜張り
出し部2bを配し、又、電池受バネ5の平板部5aと回
路基板4との間には絶縁コート6を配する構造になって
いるので、電池1と回路基板4との間隔が小さくならな
かった。
又、電池1と回路基板4との間に配されている電池受バ
ネ5の接続バネ5cと接点バネ5dは、電子時計の振動
及び衝撃に対しても電気的接触を保つべく、大きなバネ
弾性変形量を確保していなければならず、バネの根元部
の曲げ元円弧部の曲げ角が大きくなっていた。
片持バネに於いて、曲げ元円弧部に荷重がかかるように
なると、急激な変位に対する荷重量が増加するので、通
常は、曲げ元円弧部には荷重がかからない構造がとられ
なくてはならない。
従って、電池受バネ5の接続バネ5cと接点バネ5dと
の上下に、曲げ元円弧部の逃がし寸法を大きくとらなけ
ればならなく、これによっても電池1と回路基板4との
間隔が小さくならなかった。
ところで本出願人は、上記の従来の欠点を解消して薄型
化を図るべく、実開昭55−151070号公報のよう
な構造の電池受けバネを考案したところである。
しかし、実開昭55−151070号公報のような構造
は、薄型化小型化にはなかなか良い構造であるが、1つ
の大きな難点は、横方向だけのバネ力で保持しているた
めに、電池の組み込み時、あるいは電池交換時などの取
り外し時に、電池受バネも一緒に外れてしまうという欠
点を有している。このため、再度電池受バネを組み込ん
でから電池を組み込まなければならないという、非常に
面倒な操作が必要となる。
本考案の目的は、上記した従来の欠点を解決し、より薄
型で小型化が可能であり、しかも回路基板への保持の確
実な電池電極接続構造を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、回路基板には開口
部が形成されており、この回路基板と積層したボタン型
電池の一方の電極と回路基板との間に配置した電池受バ
ネは、ボタン型電池と電気的接続を行う接続バネ部と、
回路基板の導通パターンと電気的接続を行う回路接続部
と、回路基板に設けられた開口部の側面に係合する保持
バネ部とを有しており、また保持バネ部は略回路基板厚
の立上がり部とこの立上がり部に連続する折曲部より形
成されていて、前記の回路接続部と折曲部とで回路基板
の断面的厚さ方向を挟持するとともに、開口部により電
池受バネの接続バネ部を逃がすよう構成したものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例である電子時計の電池電極
接続構造の断面図である。
第1図に於いて、1はボタン型電池(以下電池と略称す
る)であり、3は電池支持バネであり、従来と同一であ
る。
11は、回路基板であり、電池1の下に逃がし開口部1
1aを設けてある。
12は、樹脂材料よりなる回路支持台であり、電池1と
回路基板11との間に張り出し部12aを張り出してい
る。
13は、回路支持台12の張り出し部12aの厚さより
厚い金属部材よりなる電池受バネであり、回路支持台1
2の張り出し部12aにある穴12bの中に配設されて
いる。又、電池受バネ13には接続バネ部13aが設け
られており、電池1と電気的接続をしてバネ弾性変位を
し、回路基板11の逃がし開口部11aの中に入り込ん
でいる。
従って、電池1を電池受バネ13に接触する迄押し込ん
でも、電池受バネ13の接続バネ部13aの根元部の曲
げ元円弧部は、回路基板11の逃がし開口部11aの中
に入り込み、荷重が急激に増すことがない。
第2図は、電池受バネの平面図である。
第2図に示すように、電池受バネ13の中央に接続バネ
部13aが設けてあり、接続バネ部13aを囲んで略コ
字状に回路接続部13bが設けてある。従って、電池受
バネ13の回路接続部13bは、回路基板11の直線部
11bを持つ逃がし開口部11aの外周に配設された導
通パターン11cに接触している。
第3図は、第2図のA−A断面図である。
第3図に示すように、電池受バネ13には、回路接続部
13bの接続バネ部13aと平行な脚部13cの外側
に、立上り部13dと折曲部13eとよりなる保持バネ
部13fが設けられている。
保持バネ部13fの立上り13dは、回路基板11の逃
がし開口部11aの直線部11bに係合しており、電池
受バネ13に力が加わっても、回路基板11の平面方向
での移動はしないようになっている。又、保持バネ部1
3fの折曲部13eは、回路基板11の下面に回り込ん
でおり、回路基板11の上面に接触している回路接続部
13bとで、回路基板11を挟持しているため、かなり
強い外力が加わらないかぎり、回路基板11より外れる
ことはなく、確実な保持固定が出来る。
尚、電池受バネ13の回路基板11への組立は、電池受
バネ13の回路接続部13bの脚部13cを内側に曲
げ、電池受バネ13の保持バネ部13fを回路基板11
の逃がし開口部11aの中に挿入し、電池受バネ13の
回路接続部13bの脚部13cを外側に戻すことにより
でき、非常に簡単な作業である。
第4図は、第1図に示す実施例の電池と電池受バネと回
路基板との位置関係を示す部分平面図である。
第4図に示すごとく、電池1の下に電池受バネ13が配
されている。電池受バネ13は、電池1の外側迄伸びて
いない小さな形状であるので、電池受バネ13の下に、
回路基板11の上に引き回した回路パターン11cがく
ることがない。
従って、電池1と電池受バネ13との間、及び、電池受
バネ13と回路基板11との間には何もなく、直接に接
触しており、電池1と回路基板11との間隔は電池受バ
ネ13の板厚分の絶縁部材である回路支持台12の張り
出し部12aがあれば良く、電池部分の厚さを小さく出
来る。
又、電池受バネ13の固定手段を回路支持台12の中に
設ける必要がなくなるので、回路支持台12を小さく
し、電子時計の小型化が計れる。
尚、本考案例では、回路基板11の逃がし開口部11a
の上面外周に導通パターン11cを設けたが、逃がし開
口部11aをスルーホールとし、回路基板11の下面に
も導通パターンを設け、電池受バネ13の保持バネ部1
3fも導通パターン11cに電気的接続をするようにし
ても良い。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、電池受
バネに接続バネ部と回路接続部、および立上がり部と折
曲部を持つ保持バネ部とを設け、電池受バネの回路接続
部と折曲部とで回路基板を挟持させ、回路基板に電池受
バネの接続バネ部を逃げる逃がし開口部を設けることに
より、薄型・小型で且つ回路基板への保持も確実に出
来、更に受けバネの曲げ元円弧部を逃がすことが出来る
ので、ばね長を長く取れ、無理な力を必要としないの
で、この点からも薄型・小型化が可能となり、大変有効
な電子時計の電池電極接続構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例である電子時計の電池電極
接続構造の断面図、第2図は、電池受バネの平面図、第
3図は、第2図のA−A断面図、第4図は、第1図に示
す実施例の電池と電池受バネと回路基板との位置関係を
示す部分平面図、第5図は、従来の電子時計の電池電極
接続の断面図、第6図は、従来の電池と電池受バネと回
路基板との位置関係を示す部分平面図である。 1……ボタン型電池、2、12……回路支持台、 4、11……回路基板、 4a、11c……導通パターン、 11a……逃がし開口部、 5、13……電池受バネ、 13a……接続バネ部、 13b……回路接続部、 13f……保持バネ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボタン型電池と回路基板とを積層し、該ボ
    タン型電池の一方の電極と前記回路基板との間に電池受
    バネを配置する電子時計の電池電極接続構造において、
    前記回路基板には開口部が形成されているとともに、前
    記電池受バネは、前記ボタン型電池と電気的接続を行う
    接続バネ部と、前記回路基板の導通パターンと電気的接
    続を行う回路接続部と、前記回路基板に設けられた前記
    開口部の側面に係合する保持バネ部とを有しており、該
    保持バネ部は略回路基板厚の立上がり部とこの立上がり
    部に連続する折曲部より形成されていて、前記回路接続
    部と前記折曲部とで前記回路基板の断面的厚さ方向を挟
    持するとともに、前記開口部により前記電池受バネの接
    続バネ部を逃がすよう構成したことを特徴とする電子時
    計の電池電極接続構造。
JP1987086640U 1987-06-05 1987-06-05 電子時計の電池電極接続構造 Expired - Lifetime JPH062212Y2 (ja)

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