JP2730103B2 - 押ボタンスイッチ装置 - Google Patents

押ボタンスイッチ装置

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JP2730103B2
JP2730103B2 JP63292758A JP29275888A JP2730103B2 JP 2730103 B2 JP2730103 B2 JP 2730103B2 JP 63292758 A JP63292758 A JP 63292758A JP 29275888 A JP29275888 A JP 29275888A JP 2730103 B2 JP2730103 B2 JP 2730103B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器の操作パネルや、OA(オフィスオ
ートメーション)機器の入力装置等に用いる押ボタンス
イッチ装置に関するものである。
従来の技術 従来の技術を第7図の押ボタンスイッチ装置により説
明する。第7図は側断面図である。第7図によると、1
は固定接点1a,1bを有する基板で、その上にカップ状の
ゴム接点2を配置し、円筒形の摺動孔3にボタン4を装
着したケース5を、前記ゴム接点2と摺動孔3が一致す
るように配置し、ボタン4はケース5の孔に係止できる
ツメ部6及び摺動孔3と摺動可能な摺動部7を有し、摺
動部7の内部にはこの摺動部7と摺動可能な円筒状の摺
動体8を装着し、この摺動体8の内部にこの摺動体8を
ゴム接点2へ押圧するコイルバネ9を装着している。
なお、上記押ボタンスイッチ装置は、ケース5にボタ
ン4を係止した後、このボタン4にコイルバネ9および
摺動体8を順次挿入し、最後にゴム接点2と固定接点1
a,1bを有する基板を上記ケース5に装着して組立を行う
ものである。
次に上記従来例の動作について説明する。ボタン4を
押し下げるとこれにつれてコイルバネ9が圧縮され、こ
の力が摺動体8を通じてゴム接点2に伝達されて、やが
てゴム接点2により接点1a,1b間が導通する。さらにボ
タン4を押し下げると、ボタン4の裏面の平均部10と摺
動孔3の上部11が当接するまで移動し、フルストローク
に到達するが、この間、ゴム接点2に力を加える摺動体
8は、摺動部7の内部にガイドされながら上下に平行移
動することになる。このように、上記従来例において
は、コイルバネ9で直接ゴム接点2を押す場合と比較し
て、ボタン4の内部に摺動体8を設けることによって、
より安定した押圧力がゴム接点2に加わるようになって
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の押ボタンスイッチ装置におい
ては、摺動体8及びコイルバネ9は固定されていないた
めに、組立途上において外れるなどの支障をきたすもの
で、組立を困難なものとしていた。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、ボタンの下面と
摺動体の底面にコイルバネの内径より先端部が小さく、
中間部が大きく、根元部が同じまたは小さい外形寸法と
したコイルバネ保持用の突起を設け、これにコイルバネ
の両端を圧入保持したものである。
作用 したがって、本発明によれば、ボタンの下面と摺動体
の底面にコイルバネの内径より先端部が小さく、中間部
が大きく、根元部が同じまたは小さい外形寸法としたコ
イルバネ保持用の突起を設けることによって、コイルバ
ネの両端を上記のそれぞれの突起に圧入保持して摺動体
を固定することができ、組込み(圧入)が容易で、さら
に組込み後、コイルバネが突起から抜けることを防止す
ることができるものである。
実施例 本発明の一実施例を第1図〜第2図の押ボタンスイッ
チ装置により説明する。第1図は側断面図であり、第2
図は本発明の要部断面図である。第1図〜第2図による
と、13は剛性を有する基板で、その上に固定接点14を有
する下側の絶縁フィルム15を配置し、前記固定接点14と
対向するように可動接点16を有する上側の絶縁フィルム
17を開口18を形成したスペーサ19をはさんで配置し、さ
らにその上部には上下の接点14,16を導通させるための
金属薄板等で形成されたダイヤフラム等の押圧部20を配
置してスイッチユニット33を形成している。さらに、円
筒形の摺動孔21にボタン22を装着したケース23を、前記
スイッチユニット33と摺動孔21が一致するように配置
し、ボタン22はケース23の孔に係止できるツメ部24及び
摺動孔21と摺動可能な摺動部25と、摺動部25の下面内部
に突起26を設けるとともに、摺動部25の内部にこれと摺
動可能な摺動体27を配置し、この摺動体27の底面に設け
た突起28と摺動部25の下面内部の突起26にコイルバネ29
の両端を圧入することによって、摺動体27をコイルバネ
29を介してボタン22に固定し、さらに摺動体27の先端の
平面部30が押圧部20の上部に接触することによってボタ
ン22の位置を保持している。
なお、上記押ボタンスイッチ装置は、ボタン22にコイ
ルバネ29により予め摺動体27を組込んだ後、ケース23に
装着し、更にケース23にスイッチユニット33を装着して
組立を行うか、またはボタン22にコイルバネ29により予
め摺動体27を組込んだボタンユニットを形成した後、ス
イッチユニット33を装着したケース23に上記ボタンユニ
ットを装着して組立を行うものである。また摺動部25の
下面内部の突起26と摺動体27の底面の突起28はコイルバ
ネ29の内径より先端部が小さく、中間部が大きく、根元
部が同じまたは小さい外形寸法としたコイルバネ保持用
のもので、コイルバネ29の両端部をそれぞれ圧入保持し
ている。
次に上記実施例の動作について説明する。ボタン22を
押し下げるとこれにつれてコイルバネ29が圧縮され、こ
の力が摺動体27と押圧部20を通じて上側の絶縁フィルム
17に伝達され、さらにボタン22を押し下げるとやがて固
定接点14と可動接点16が接触し、スイッチ部が導通す
る。さらにボタン22を押し下げると、ボタン22の裏面の
平坦部31と摺動孔21の上部32が当接するまで移動し、フ
ルストロークに到達するが、この間、押圧部20に力を加
える摺動体27は、摺動部25の内部にガイドされながら上
下に平行移動するようになっている。
このように、上記実施例によれば、摺動部25の下面内
部に設けた突起26と摺動体27の底面に設けた突起28にコ
イルバネ29を圧入保持して摺動体27を固定することがで
きるので、押ボタンスイッチ装置を組立る上で非常に有
利である。また、コイルバネ29を介して摺動体27をボタ
ン22に保持することができるので、ボタン22と摺動体27
のいずれにも係止手段を設ける必要がなく、金型コスト
を安価なものにすることができるものである。
第3図〜第4図は他の押しボタンスイッチ装置の実施
例の要部を示す図面であり、第3図は摺動体の突起の状
態を示す斜視図であり、第4図はコイルバネと摺動体の
係止状態を示す断面図である。第3図〜第4図による
と、35は摺動体37に設けられた平板状の突起で、平板状
にすることによって、コイルバネ36の圧入、組込みをし
やすくすることができると共にコイルバネ36の座巻36a
を突起35の凹部35aに配置するため、摺動体37の底面に
密着し、安定した操作フィーリングを得られるものであ
る。また上記突起35の根元に凹部35aを設けるために摺
動体の底面に孔35bを設けてやれば、金型構造も簡略化
することができ、この凹部35aを設けることによって、
コイルバネ36が突起35から抜けることを防止することが
できることから、組立が容易で、安価なものができるも
のである。なお、上記要部以外は第1図〜第2図の一実
施例と同じ構造である。
また、第5図〜第6図もまた他の押しボタンスイッチ
の実施例であり、第5図は側断面図であり、第6図は要
部断面図である。なお第1図〜第2図と同一部分につい
ては同一番号を付与し、説明は省略する。38は摺動体39
に設けられた突起で、コイルバネ40は圧入されて係止さ
れる。なお、コイルバネ40の他の端部はボタン41の下面
の突起42に圧入されて係止されるものである。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、(1)ボタ
ンの下面と摺動体の底面に設けたコイルバネの内径より
先端部が小さく、中間部が大きく、根元部が同じまたは
小さい外形寸法としたコイルバネ保持用の突起に、コイ
ルバネの両端を圧入保持するため、組込みが容易で、さ
らに組込み後、コイルバネが突起から抜けることを防止
することができ、ボタンと摺動体の係止手段を他に設け
る必要がなく構造が簡単なものになり、金型コストの安
価なものにすることができる。(2)さらにボタン、摺
動体、コイルバネを予め仕掛品として組立ておくことが
できるので完成品である押しボタンスイッチ装置の組立
が容易になるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である押ボタンスイッチ装置
の側断面図、第2図は同要部断面図、第3図は他の一実
施例の押ボタンスイッチ装置の要部である摺動体の突起
の状態を示す斜視図、第4図は同コイルバネと摺動体の
係止状態を示す断面図、第5図は第3図とは異なる他の
一実施例である押ボタンスイッチ装置の側断面図、第6
図は同要部断面図、第7図は従来の押ボタンスイッチ装
置の側断面図である。 14……固定接点、16……可動接点、22……ボタン、23…
…ケース、26……突起、27……摺動体、28……突起、29
……コイルバネ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に一対の接点と、この接点を押圧する
    ように接点上部に配された摺動体と、この摺動体を上方
    からコイルバネを介して押圧するボタンと、このボタン
    を上下動可能に保持し、上記接点を固定するケースから
    なり、上記コイルバネの両端を上記ボタンの下面と上記
    摺動体の底面の対向するそれぞれの面に設けられた上記
    コイルバネの内径寸法より先端部が小さく、中間部が大
    きく、根元部が同じまたは小さい外形寸法に形成された
    コイルバネ保持用の突起に圧入保持した押ボタンスイッ
    チ装置。
JP63292758A 1988-11-18 1988-11-18 押ボタンスイッチ装置 Expired - Fee Related JP2730103B2 (ja)

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