JPH073544Y2 - キーボードのキートップ保持構造 - Google Patents

キーボードのキートップ保持構造

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JPH073544Y2
JPH073544Y2 JP1989067926U JP6792689U JPH073544Y2 JP H073544 Y2 JPH073544 Y2 JP H073544Y2 JP 1989067926 U JP1989067926 U JP 1989067926U JP 6792689 U JP6792689 U JP 6792689U JP H073544 Y2 JPH073544 Y2 JP H073544Y2
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JP
Japan
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torsion bar
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holding structure
keytop
fitting
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JP1989067926U
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JPH037229U (ja
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和年 渡辺
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ
等の各種入力装置として用いられるキーボードのキート
ップ保持構造に関する。
[従来の技術] 従来のこの種のキートップ保持構造として、実開昭59-6
9446号公報が知られている。そのようなキートップ保持
構造の一例を第3図を基にして説明する。
図において、1はプリント基板で、このプリント基板1
には押釦スイッチ2の端子2aを挿入可能な端子挿入孔1a
と、押釦スイッチ2をプリント基板1に固定するための
補強金具2bを挿入可能な補強金具挿入孔1bと、トーショ
ンバー受具3取付用の取付孔1cとが形成されている。押
釦スイッチ2は中央部に略長方形状の切り欠き溝2cが形
成されたステム2dと、ケース2e内に収納され、ステム2d
の下動により接触する接点部(図示せず)とが設けら
れ、接点部の端部にはケース2eから下方に突出した端子
2aが設けられている。尚、ステム2dはコイルバネ(図示
せず)のバネ圧により上方に突出した状態で位置決めさ
れている。一対のトーションバー受具3は上部に切り欠
き3aが形成され、中央にトーションバー4を取付可能な
取付部3bとを有し、取付部3bの両端部に形成された係止
片3cをプリント基板1の取付孔1cに強嵌合することによ
り配設されている。
一方、横長に形成されたキートップ5の略下面中央部に
はステム2dの切り欠き溝2cに嵌合可能な嵌合突起5aが設
けられ、また、下面両端部には下方に突出し、内部にト
ーションバー支持部6を取付可能な嵌合部5bが形成され
ている。トーションバー支持部6には上方に嵌合部5bの
溝5cに取付可能な嵌合突起6aが形成されている。トーシ
ョンバー4は略C字状に形成され、先端部4aはトーショ
ンバー6の切り欠き部6bに係合され、中央部4bはトーシ
ョンバー受具3の取付部3bに回動自在に取付けられてい
る。押釦スイッチ2の端子2aはプリント基板1に半田付
けされている。
上記構成のもとで、キートップ5を押圧すると、押釦ス
イッチ2のステム2dが下動し、トーションバー4の中央
部4bはトーションバー受具3の取付部3b内で軸として回
動し、先端部4aはトーションバー支持具6の切り欠き部
6b内を矢印方向にスライドすると共に内部接点が接触
し、スイッチがONとなる。そして、キートップ5の押圧
を解除するとコイルバネのバネ圧により元の状態へ復帰
し、スイッチはOFFとなる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のキートップ保持構造は、キー
トップ5を保持するために、トーションバー受具3をプ
リント基板1に強嵌合で取付け、トーションバー支持具
6をキートップ5下面両端の嵌合部5bに取付けた後、ト
ーションバー4の中央部4bをトーションバー受具3の取
付部3b内に嵌合した後、先端部4aをトーションバー支持
具6の切り欠き部6bに係合しているので、トーションバ
ー4を取付ける際に手間がかかってしまい、組立作業性
が悪くなってしまうという問題があった。
よって本考案は、組立作業性の良好なキートップ保持構
造を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 基板上に押釦スイッチと複数個のトーションバー受具と
を配設し、キートップの下面両端部にはトーションバー
支持部を設け、前記トーションバー受具と前記トーショ
ンバー支持部間にトーションバーを介在させて成るキー
ボードのキートップ保持構造において、 前記トーションバー支持部を前記キートップに一体に裏
面から垂下した第1の挟持部と第2の挟持部となし、 前記トーションバー受具にはトーションバーの端部が摺
動可能な摺動部を設け、前記摺動部の先端に位置する切
り欠き溝をトーションバー支持部側に位置するように配
置し、 前記第1,2の挟持部間で前記トーションバーの中央部を
回動可能に下方向からスナップインで嵌合すると共に、 前記トーションバーの端部を前記切り欠き溝に挿入取付
けている。
[作用] よって本考案のキーボードのキートップ保持構造におい
ては、トーションバー支持部にトーションバーの一端部
を回動可能に嵌合した後、トーションバーの他部をトー
ションバー受具の切り欠き溝に位置させ、キートップの
取付部をステムの嵌合溝に取付ける。
これにより、レバー支持部にトーションバーを取付ける
際のわずらわしい作業が不要となり、組立作業を簡単に
行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を基にして説明する。第1
図はキートップ保持構造の分解斜視図、第2図(A)は
第1図の各部材を組立てた状態を示す要部側面図、第2
図(B)は第2図(A)のキートップを押圧した状態を
示す図である。
本考案のキートップ保持構造も、押釦スイッチ12の端子
12aを挿入可能な端子挿入孔11aと押釦スイッチ固定用の
補強金具12bを取付可能な補強金具取付孔11bとトーショ
ンバー受具13の嵌合突起13aを嵌合可能な取付孔11cを有
するプリント基板11と、切り欠き溝12cが形成されたス
テム12dを有する押釦スイッチ12と、下面中央部にステ
ム12dの切り欠き溝12cに嵌合可能な嵌合突起14aを設け
る点は従来と同様である。本考案の実施例は、キートッ
プ14にトーションバー支持部を一体に設けると共に、ト
ーションバー受具13の切り欠き溝13fをトーションバー
支持部14b側に位置するように配置し、トーションバー1
5を取付けるものである。
上記構成を更に詳しく説明する。
トーションバー受具13の両端には第1のキートップ当接
部13b、第2のキートップ当接部13cがそれぞれ設けら
れ、これら、当接部13b,13c間には、多少凹状に形成さ
れたトーションバー摺動部13dが設けられ、トーション
バー摺動部13d上方にはトーションバー15の上方への移
動を防止し、摺動しやすくするための突出片13eが形成
されている。また、第1のキートップ当接部13b下面
と、トションバー摺動部13dと第2のキートップ当接部1
3c間の下面には嵌合突起13aが設けられている。一方、
キートップ14のトーションバー支持部14bはトーション
バー15の中央部15aを受けるための軸受溝14cを有する突
出片14d(第1の挟持部)と、下端部に位置決め突起14e
を有する固定部材14f(第2の挟持部)とにより構成さ
れている。
上記構成のキートップ保持構造を組立てる場合には、プ
リント基板11の端子挿入孔11aと補強金具挿入孔11bに押
釦スイッチ12の端子12aと補強金具12bを挿入取付けると
共に、トーションバー受具取付孔11cにトーションバー
受具13の嵌合突起13aを嵌合する。一方トーションバー1
5の中央部15aをトーションバー支持部14dの軸受溝14cと
位置決め突起14e上の軸受溝14g間にスナップイン式に嵌
合すると共に、トーションバー15の先端部15bをトーシ
ョンバー受具13のトーションバー摺動部13dに配置する
と共にキートップ14の嵌合突起14aをステム12dの切り欠
き溝12cに嵌合することにより組立が完了する。
上記構成のもとで、キートップ14を押圧すると、ステム
12dが下動すると共にトーションバー支持部14dに取付け
られたトーションバー15の中央部15aを軸として先端部1
5bがトーションバー摺動部13d内を摺動し、ステム12dの
下動により内部接点が接触し、スイッチがONとなる。そ
して、更にキートップ14を押圧すると、キートップ14の
両側部下面14eがトーションバー受具13の第1のキート
ップ当接部13b及び第2のキートップ当接部13c上に当接
する。キートップ14の押圧を解除すると、押釦スイッチ
12内のコイルバネの復帰力により元の状態へ戻る。
上記実施例ではトーションバー支持部14bにトーション
バー15の中央部15aを回動可能に嵌合した後、トーショ
ンバー15の先端部15bをトーションバー受具13の切り欠
き溝13fに位置させ、キートップ14の嵌合突起14aをステ
ム12dの切り欠き溝12cに取付けることにより、行うこと
ができ、組立作業を極めて簡単に行うことができる。ま
た、トーションバー受具13に第1のキートップ当接部13
b及び第2のキートップ当接部13cを設けることにより、
キートップ14を押圧した際に、キートップ14の両側部下
面14eが第1及び第2のキートップ当接部13b,13cに当接
することとなり、キートップ14のガタつき、あるいは、
キートップ14の衝撃音を抑えることができる。
[考案の効果] 以上のように本考案のキートップ保持構造においては、
トーションバーを取付ける際に、トーションバーの中央
部をキートップに一体成形されたトーションバー支持部
に回動可能に嵌合し、先端部をトーションバー受具の摺
動部に位置させることにより、組立作業を簡単に行なう
ことができ、特にトーションバーの中央部を下方向から
スナップインでトーションバー支持部の第1,2の挟持部
間に嵌合させることができるため、トーションバーの端
部を切り欠き溝に挿入取付ける作業と中央部の取付けと
が同時作業ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキートップ保持構造の分解斜視図、第
2図(A)は第1図の各部材を組立てた状態を示す要部
側面図、第2図(B)は第2図(A)のキートップを押
圧した状態を示す図である。第3図は従来のキートップ
保持構造の分解斜視図である。 11…プリント基板、12…押釦スイッチ 12d…ステム、13…トーションバー受具 13d…トーションバー摺動部 13f…切り欠き溝、14…キートップ 14a…取付部(嵌合突起) 14b…トーションバー支持部 15…トーションバー、15a…一端部(中央部) 15b…他部(先端部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に押釦スイッチと複数個のトーショ
    ンバー受具とを配設し、キートップの下面両端部にはト
    ーションバー支持部を設け、前記トーションバー受具と
    前記トーションバー支持部間にトーションバーを介在さ
    せて成るキーボードのキートップ保持構造において、前
    記トーションバー支持部を前記キートップに一体に裏面
    から垂下した第1の挟持部と第2の挟持部となし、前記
    トーションバー受具にはトーションバーの端部が摺動可
    能な摺動部を設け、前記摺動部の先端に位置する切り欠
    き溝をトーションバー支持部側に位置するように配置
    し、前記第1,2の挟持部間で前記トーションバーの中央
    部を回動可能に下方向からスナップインで嵌合すると共
    に、前記トーションバーの端部を前記切り欠き溝に挿入
    取付けることを特徴とするキーボードのキートップ保持
    構造。
JP1989067926U 1989-06-09 1989-06-09 キーボードのキートップ保持構造 Expired - Lifetime JPH073544Y2 (ja)

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