JPS605509Y2 - 端子装置 - Google Patents
端子装置Info
- Publication number
- JPS605509Y2 JPS605509Y2 JP3678280U JP3678280U JPS605509Y2 JP S605509 Y2 JPS605509 Y2 JP S605509Y2 JP 3678280 U JP3678280 U JP 3678280U JP 3678280 U JP3678280 U JP 3678280U JP S605509 Y2 JPS605509 Y2 JP S605509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- contact piece
- terminal
- contact
- protruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、接触片と端子片とをカシメ固定するようにし
た端子装置に関するものである。
た端子装置に関するものである。
。従来、この種の端子装置では、第１図に示すごとく接
触片１の端部に取付孔２を設け、この取付孔２に端子片
３の突き出し部４を挿入腰この突き出し部４を図中実線
で示すごとくカシメることによって接触片１と端子片３
とを固着するようになっている。
触片１の端部に取付孔２を設け、この取付孔２に端子片
３の突き出し部４を挿入腰この突き出し部４を図中実線
で示すごとくカシメることによって接触片１と端子片３
とを固着するようになっている。
ところで、この構造のものでは突き出し部４をカシメた
ときの応力が取付孔２の周辺にのみ集中し、接触片１に
゛ソリ゛が発生するという不具合があり、とくにこの傾
向は接触片１が薄肉の場合に著しい。
ときの応力が取付孔２の周辺にのみ集中し、接触片１に
゛ソリ゛が発生するという不具合があり、とくにこの傾
向は接触片１が薄肉の場合に著しい。
このように゛ソリ゛が生じると、接触片１の先端に設け
た可動接点５と固定端子６の固定接点７との接点圧がバ
ラつくという重大な結果を招く。
た可動接点５と固定端子６の固定接点７との接点圧がバ
ラつくという重大な結果を招く。
また、電磁石の可動鉄片やカード等によって接触片１に
端子片３とは離間する方向の荷重すなわち第１図中矢印
方向の荷重を加えた場合には、上述のごとく接触片１が
その取付孔２の周辺でしか固定されていないために、カ
シメ点に曲げ応力が集中して変形あるいは破損をきたす
ばかりか、接触片１が薄肉の場合には接触片１がガタつ
くという問題があった。
端子片３とは離間する方向の荷重すなわち第１図中矢印
方向の荷重を加えた場合には、上述のごとく接触片１が
その取付孔２の周辺でしか固定されていないために、カ
シメ点に曲げ応力が集中して変形あるいは破損をきたす
ばかりか、接触片１が薄肉の場合には接触片１がガタつ
くという問題があった。
本考案は上記問題点に鑑みてみなされたもので、接触片
の゛ソリ゛がなく、接触片に端子片とは離間する方向の
荷重が加わってもカシメ部分の破損・変形がなく、かつ
接触片がガタつくことがない端子装置を提供することを
目的とする。
の゛ソリ゛がなく、接触片に端子片とは離間する方向の
荷重が加わってもカシメ部分の破損・変形がなく、かつ
接触片がガタつくことがない端子装置を提供することを
目的とする。
−以下、本考案を一実施例である添付図面にしたがって
説明する。
説明する。
第２図は本考案にかかる端子装置を示し、１０はばね性
を有する帯状接触片、１３は端子片で、接触片１０の一
端部には取付孔１１が穿設されており、この接触片の取
付孔１１の周囲に、所定間隔を介在させて、端子片１３
とは反対側にほぼ板厚分だけ突出する絞り環部１２が形
成されている。
を有する帯状接触片、１３は端子片で、接触片１０の一
端部には取付孔１１が穿設されており、この接触片の取
付孔１１の周囲に、所定間隔を介在させて、端子片１３
とは反対側にほぼ板厚分だけ突出する絞り環部１２が形
成されている。
また、端子片１３には下面にリベット状突き出し部１４
が形成されており、この突き出し部１４を上記取付孔１
１に挿入した状態で第２図中実線で示すごとくカシメる
ことにより、カシメ部分１５は絞り環部１２の突出面に
圧着し、接触片１０と端子片１３とが強固に固着されて
いる。
が形成されており、この突き出し部１４を上記取付孔１
１に挿入した状態で第２図中実線で示すごとくカシメる
ことにより、カシメ部分１５は絞り環部１２の突出面に
圧着し、接触片１０と端子片１３とが強固に固着されて
いる。
なお、１６は接触片１０の先端に固着された可動接点、
１７は固定接点１８を有する固定端子である。
１７は固定接点１８を有する固定端子である。
上記のように突き出し部１４をカシメると、カシメ部分
１５は絞り環部１２の突出面にはＳ゛均一圧着するため
、従来のごとく突き出し部１４をカシメたときの応力か
が取付孔１１の周辺にのみ集中せず、したがって接触片
１０に゛ソリ゛が発生する心配がない。
１５は絞り環部１２の突出面にはＳ゛均一圧着するため
、従来のごとく突き出し部１４をカシメたときの応力か
が取付孔１１の周辺にのみ集中せず、したがって接触片
１０に゛ソリ゛が発生する心配がない。
しかも接触片１０は広い面積で固定されるため、固定強
度も極めて大きくなる。
度も極めて大きくなる。
また、図中矢印方向の荷重が接触片１０に加わっても、
上述のごとく接触片１０は広い面積でかつ均一に圧着固
定されていたるめ、カシメ点に曲げ応力が集中せず、変
形や破損の心配はない。
上述のごとく接触片１０は広い面積でかつ均一に圧着固
定されていたるめ、カシメ点に曲げ応力が集中せず、変
形や破損の心配はない。
接触片１０がいくら薄肉となっても同様であり、接触片
１０がガタつくことはない。
１０がガタつくことはない。
さらに、上記絞り環部１２は接触片１０の取付孔１１の
周囲に所定間隔（平坦部）Ａを介在させて設けであるた
め、接触片１０は絞り環部１２を挾んでａ、 ｂの２箇
所で端子片１３に圧着されるため、その支持が安定する
とともに、接触片１０と端子片１３との接触面積が増大
し、良好な電気接触性を得ることができる。
周囲に所定間隔（平坦部）Ａを介在させて設けであるた
め、接触片１０は絞り環部１２を挾んでａ、 ｂの２箇
所で端子片１３に圧着されるため、その支持が安定する
とともに、接触片１０と端子片１３との接触面積が増大
し、良好な電気接触性を得ることができる。
以上のように、本考案によれば、接触片の取付孔の周囲
に、所定間隔を介在させて、端子片とは反対側に突出す
る絞り環部を形成するという簡単な構成で、端子片のカ
シメ部を絞り環部の突出面にはＳ゛均一圧着させること
がで、従来のごとく取付孔の周辺にのみ応力が集中する
ことがない。
に、所定間隔を介在させて、端子片とは反対側に突出す
る絞り環部を形成するという簡単な構成で、端子片のカ
シメ部を絞り環部の突出面にはＳ゛均一圧着させること
がで、従来のごとく取付孔の周辺にのみ応力が集中する
ことがない。
したがって、接触片の゛ソリ゛がなく、接点圧のバラツ
キをなくすことができる。
キをなくすことができる。
また、接触片は、絞り環部を挾んでその周囲の２箇所で
端子片に圧着支持されるため、接触片の固着が安定する
とともに、接触片と端子片との接触面積の増大により電
気接触性のよい強固な端子装置を得ることができる。
端子片に圧着支持されるため、接触片の固着が安定する
とともに、接触片と端子片との接触面積の増大により電
気接触性のよい強固な端子装置を得ることができる。
さらに、接触片に端子片とは離間する方向の荷重がかか
つても、接触片の支持点が安定しているため、良好な開
閉特性を得ることができるとともに、接触片がいくら薄
肉となっても接触片がガタつく心配もない。
つても、接触片の支持点が安定しているため、良好な開
閉特性を得ることができるとともに、接触片がいくら薄
肉となっても接触片がガタつく心配もない。
第１図は従来の端子装置の断面図、第２図は本考案にか
かる端子装置の断面図である。 １０・・・・・・接触片、１１・・・・・・取付孔、１
２・・・・・・絞り環部、１３・・・・・・端子片、１
４・・・・・・突き出し部、１５・・・・・・カシメ部
分。
かる端子装置の断面図である。 １０・・・・・・接触片、１１・・・・・・取付孔、１
２・・・・・・絞り環部、１３・・・・・・端子片、１
４・・・・・・突き出し部、１５・・・・・・カシメ部
分。
Claims (1)
- 接触片の取付孔に端子片の突き出し部を挿入し、この突
き出し部をカシメることによって接触片を端子片に固着
するようにした端子装置において、上記接触片の取付孔
の周囲に、所定間隔を介在させて、端子片とは反対側に
突出する絞り環部を形成し、この絞り環部の突出面に上
記突き出し部のカシメ部分を圧着し、端子片とカシメ部
分とで上記絞り環部両側を挟着したことを特徴とする端
子装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678280U JPS605509Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678280U JPS605509Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 端子装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56138474U JPS56138474U (ja) | 1981-10-20 |
| JPS605509Y2 true JPS605509Y2 (ja) | 1985-02-20 |
Family
ID=29632369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3678280U Expired JPS605509Y2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 端子装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605509Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP3678280U patent/JPS605509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56138474U (ja) | 1981-10-20 |
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