JPS5848762Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPS5848762Y2
JPS5848762Y2 JP1979066176U JP6617679U JPS5848762Y2 JP S5848762 Y2 JPS5848762 Y2 JP S5848762Y2 JP 1979066176 U JP1979066176 U JP 1979066176U JP 6617679 U JP6617679 U JP 6617679U JP S5848762 Y2 JPS5848762 Y2 JP S5848762Y2
Authority
JP
Japan
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yoke
case
hole
electromagnetic relay
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979066176U
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English (en)
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JPS55166034U (ja
Inventor
文雄 佐々木
Original Assignee
オムロン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁石ブロックのヨーク固定構造を改善した
電磁継電器に関するものである。
電磁継電器において、電磁石ブロックのヨーク固定手段
として、そのヨークをケースに圧入固定した場合、加工
精度のばらつきにより、ヨークの圧入強度が不足して、
動作回数が増大するばつ！し、ヨークの位置がずれるこ
とがある。
また、この改善策として、ヨークの両側部に位置決め用
の突片を形成した場合には、この突片をケースの両側壁
の係合孔に嵌合させるため、ケースを左右２つに分割す
る必要があり、ケース成型工程が２つになる。
この考案は加工精度のばらつきを吸収して、電磁石ブロ
ックのヨークをケースに強固に固定するとともに、ケー
スを非分割構造として、ケースの成型工程を１つとする
ほか、ヨーク固定用突片の加圧変形を容易にし、また、
ヨークの不用意な変形を防止した電磁継電器を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第１図において、９は合成樹脂製のケース１０に収納さ
Ｆした電磁石ブロックであり、Ｌ字状のヨーク１１とこ
のヨーク１１の基部１２に固定された鉄心１３と、スプ
ール１４を介して鉄心１３に設けられたコイル１５とで
なる。
１６はＬ字状の可動鉄片であり、ヨーク１１の先端両側
に形成された突片（第２図参照）１７に回動自在に支持
されている。
可動鉄片１６の一端部１９は上記コイル１５への通電に
より、鉄心１３の先端部１８に吸着される。
このとき、可動鉄片１６の他端部に設けられた突部２０
により、コモン端子２１に設けられた可動接触片２２が
上方へためらられる。
すなわち、可動接触片２２の接点が常閉接点端子２４の
接点２５から離間して、常開接点端子２６の接点２７に
当接する。
−上記コイル１５への通電が遮断されると、ケース１０
の内面部に設けられた復帰用ばね２８の弾性力により、
すべてが元の状態に戻る。
２９は一方のコイル端子、３０はケース１１の上部に嵌
着されたカバーである。
第２図においては、３１は上記コモン端子２１の圧入固
定孔、３２．３３は常閉、常開接点端子２４．２６の圧
入固定孔、３４はケース１０の両側壁３５に設けられた
係合孔であり、その底部は幅広孔３６に形成されている
。
３７は上記係合孔３４に対応して、ヨーク１１の両側部
に設けられた突片であり、側突片３７には中空部３８が
形成されている。
各突片３７は第３図のように、上方からそれぞれの係合
孔３４の幅広孔３６に嵌入され、第４図のようにヨーク
１１の幅方向内方（矢印３９へ）加圧変形されることに
より、幅広孔３６の内側各面４０に圧着する。
この圧着により、幅広孔３６および突片３７の寸法精度
のばらつきが吸収され、ヨーク１１がケース１０に強固
に固定される。
また、突片３７に中空部３８を形成し７たことにより、
突片３７の上記加圧変形が容易に行なわれ、ヨーク１１
の不用意な変形が防止される。
さらに、ヨーク１１がケース１０の開口部に架設される
ことにより、このヨーク自体がケース１０の補強材とな
り、継電器全体の強度が増大する。
なお、突片３７は中空部３８を形成する代りに、その先
端部を２又状形威し、この２又状部を加圧変形させても
よい。
また、上記のようなヨーク１１の固定手段により、ケー
ス１０が非分割構造となり、ケース１０の成型工程が１
つに集約される。
第５図のように、係合孔３４と幅広孔３６との間にテー
パ面４１を形成しておくと、突片３７の加圧変形時、こ
の突片３７の上角部４２が上記テーパ面４１に食い込ん
で、ヨーク１１の固定強度が向上する。
以上のように、この考案によれは゛、ケースの成型工程
が１つになり、また、寸法精度のばらつきに対処して、
電磁石ブロックのヨークがケースに強固に固定されると
ともに、そのための突片の加圧変形が容易に行われ、ヨ
ークの不用意な変形が防止される。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の実施例にかかる電磁継電器の縦断側
面図、第２図は電磁石ブロックとケースとの斜視図、第
３図は突片の係合孔への嵌入状態を示す一部を切欠した
側面図、第４図は突片の加圧変形状態を示す平面図、第
５図は要部の変形例を示す一部切欠した側面図である。 ９・・・・・・電磁石ブロック、１０・・・・・・ケー
ス、１１・・・・・・ヨーク、３４・・・・・・係合孔
、３６・・・・・・幅広孔、３７・・・・・・突片、３
８・・・・・・中空部、４１・・・・・・テーパ面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. （１）電磁石ブロックにおけるヨークの両側に突片を設
    け、各突片の幅とほぼ等しい幅の開口をもちかつ底部が
    幅広孔である逆子字形の保合孔を、有底の一体形成され
    た合成樹脂製ケースの開口部における対向端縁に形成し
    、上記電磁石ブロックをケースの開口部側から収納する
    とともに、上記ヨークの両側突片をケースの上方からこ
    のケースの開口部に形成された保合孔に嵌入し、上記突
    片をヨークの幅方向内方へ加圧変形して幅広孔に圧着さ
    せ、上記ヨークをケースに固定したことを特徴とする電
    磁継電器。
  2. （２）保合孔と幅広孔との間にテーパ面を形成した実用
    新案登録請求の範囲第１項記載の電磁継電器。
JP1979066176U 1979-05-17 1979-05-17 電磁継電器 Expired JPS5848762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979066176U JPS5848762Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979066176U JPS5848762Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166034U JPS55166034U (ja) 1980-11-29
JPS5848762Y2 true JPS5848762Y2 (ja) 1983-11-08

Family

ID=29300147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979066176U Expired JPS5848762Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17 電磁継電器

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JP (1) JPS5848762Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125739U (ja) * 1974-08-13 1976-02-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55166034U (ja) 1980-11-29

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