JPH0729556Y2 - 継電器のコイル端子固定構造 - Google Patents

継電器のコイル端子固定構造

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JPH0729556Y2
JPH0729556Y2 JP6297389U JP6297389U JPH0729556Y2 JP H0729556 Y2 JPH0729556 Y2 JP H0729556Y2 JP 6297389 U JP6297389 U JP 6297389U JP 6297389 U JP6297389 U JP 6297389U JP H0729556 Y2 JPH0729556 Y2 JP H0729556Y2
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JP
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terminal
coil
bobbin
coil terminal
relay
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三郎 簗田
泰行 新堀
政彦 安田
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自動車電機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
(産業上の利用分野) この考案は、コイルに通電することによって可動接点を
固定接点に対して離間接触させることにより当該接点を
通る回路を開閉する継電器に係り、とくに、ボビンに捲
着したコイルの端部を接続しかつ電源供給用端子に接続
するコイル端子をボビンに固定するのに利用される継電
器のコイル端子固定構造に関するものである。 (従来の技術) この種の継電器には、例えば、ボビンに捲着したコイル
と、前記コイルの端部を接続しかつ電源供給用端子に接
続するコイル端子と、固定接点および可動接点とを備
え、前記コイルと鉄心とによって構成された電磁石を励
磁・消磁させることによって可動接点を固定接点に対し
て接触および離間させ、この継電器の接点が接続される
回路を閉塞および開放するようにしたものがある。 従来、このような継電器にあっては、前記コイル端子を
ボビンに固定するに際して、例えば第9図および第10図
に示すような固定構造が採用されていた。 すなわち、図に示すコイル端子の固定構造は、上フラン
ジ100aおよび下フランジ100bの間にコイル101を捲着し
たボビン100の下フランジ100bの下面に複数個の突起100
cを形成すると共に、前記下フランジ100bに形成した切
欠100dを通して導かれたコイル101の端部101aを一端側
に固定しかつ他端側で図示しない電源接続用端子に接続
するコイル端子102の中間部分に複数個の貫通孔102aを
形成し、このコイル端子102の貫通孔102aを前記ボビン1
00の突起100cに嵌合させた状態で前記突起100cを熱加締
することによって、コイル端子102をボビン100に固定す
るものである。 この場合、コイル101の端部101aのコイル端子102への固
定は、図に示すように、コイル端子102の一端側に形成
した突出切片102bの先端を折り曲げてコイル101の端部1
01aを挾持したり、あるいは、前記突出切片102bにコイ
ル101の端部101aを巻付けた後半田付けしたりすること
によって行っていた。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の継電器のコイル端子固定構造
では、先述した説明から明らかなように、複数ケ所で熱
加締を行う必要があったため、その分だけコイル端子の
固定作業に多くの工数を必要とするうえ、自動組付けに
よる固定も困難であるという課題があった。 また、コイル端子102の一端側に形成した突出切片102b
にコイル101の端部101aを固定するのに半田付けを必要
とする場合には、この半田付け作業をボビン100にコイ
ル端子102を固定したのちに行うため、このとき生じる
熱によって加締部分が軟化することにより、コイル端子
102とボビン100との間にがたつきが生じたり、コイル端
子102がボビン100から外れてしまったりすることがある
という課題も合わせて有していた。 (考案の目的) この考案は以上のような従来の課題に着目してなされた
ものであり、自動組付けをも可能にすることによってコ
イル端子の固定作業時における工数の低減化を図ると共
に、例えばコイル端子にコイルの端部を固定するのに半
田付けを必要とする場合であっても、コイル端子のボビ
ンへの良好な固定状態に変化を来たすことのない継電器
のコイル端子固定構造を提供することを目的としてい
る。
【考案の構成】
(課題を解決するための手段) この考案は、コイルを捲着したボビンに、前記コイルの
コイル端部を接続すると共に電源供給用端子に接続する
コイル端子を備えた継電器において、前記ボビンには相
対向する一対の端子挾持用壁部と当該端子挾持用壁部間
に架設した端子押え部とを有したコイル端子固定部分を
形成すると共に、前記コイル端子には前記ボビンのコイ
ル端子固定部分の端子挾持用壁部間に圧入されかつ当該
端子挾持用壁部に係止する突起を有した係止部と前記ボ
ビンのコイル端子固定部分の端子押え部に被われる平板
部とを形成し、前記ボビンのコイル端子固定部分の端子
押え部によってコイル端子の平板部を被うと共に、前記
ボビンのコイル端子固定部分の端子挾持用壁部間に前記
コイル端子の係止部を圧入してコイル端子をボビンに固
定した構成としたことを特徴としており、このような継
電器のコイル端子固定構造の構成を従来の課題を解決す
るための手段としている。 (作用) この考案に係る継電器のコイル端子固定構造では、ボビ
ンに形成したコイル端子固定部分の端子挾持用壁部間に
コイル端子に形成した係止部を圧入すると、前記係止部
の突起が端子挾持用壁部に食い込んで係止すると共に、
コイル端子の平板部がコイル端子固定部分の端子押え部
に被われるため、コイル端子はボビンに強く固定された
状態となって、コイルの端部を接続しかつ電源供給用端
子に接続する機能を確実に果し得ることとなる。 また、コイル端子をボビンに固定したのち、前記コイル
端子にコイルの端部を半田付けによって接続する場合に
は、コイル端子固定部分の端子挾持用壁部が、コイル端
子を介して伝導される熱によって僅かに軟化することに
より、コイル端子の係止部の突起がコイル端子固定部分
の端子挾持用壁部により一層食い込むため、多量の熱が
伝導されない限り、すなわち通常の半田付け時の熱が伝
導される限りは、コイル端子のボビンへの固定状態は変
化を来たすことなく維持される。 (実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図ないし第8図はこの考案に係る継電器のコイル端
子固定構造を示し、第1図に示す継電器1は、フレーム
組付け体11と、ベース組付け体31と、ケース51とを備
え、フレーム組付け体11をベース組付け体31に組付け
て、前記フレーム組付け体11をケース51で覆った構成を
なすものである。 前記フレーム組付け体11は、逆L字形をなすフレーム12
にボビン13と可動接片14とを備えている。 前記ボビン13は前記フレーム12の水平部分に吊下げられ
た状態で固定してあり、このボビン13の矩形状の上フラ
ンジ13aと略矩形状の下フランジ13bとの間にはコイル15
が捲着してある。また、このボビン13の下フランジ13b
には、前記コイル15の両端部(片側のみ図示)15aを各
々固定する一対のコイル端子(片側のみ図示)16を備え
ている。 このコイル端子16は、第5図ないし第7図に示すよう
に、平板部16aの前端(第5図および第7図右端)で尖
端を後方に向けた突起16bを両側に有してなる先細形状
の係止部16cと、平板部16aの後端でその幅を狭くして形
成したコイル固定部16dとを備えていると共に、平板部1
6aから下方向(第7図手前方向)に延出して形成した端
子接続部16eを備えたものである。 そして、第1図,第2図(ボビン13の底面図),第3図
および第4図に示すように、ボビン13の下フランジ13b
の底面でかつ第2図左右側の各縁部には、相対向しかつ
コイル端子16の最大幅よりも間隔を若干狭くして縁部に
沿って形成した一対の端子挾持用壁部13cと、この端子
挾持用壁部13cの第2図下端側に架設した端子押え部13d
とから構成されるコイル端子固定部分13Aが各々形成し
てあり、コイル端子16は、その係止部16cをコイル端子
固定部分13Aの端子押え部13dと下フランジ13bの底面と
の隙間から第8図に示すようにして、端子挾持用壁部13
c間に圧入することにより、ボビン13に固定するように
してある。 この場合、コイル端子16は、その係止部16cに有する突
起16bが、コイル端子固定部分13Aの端子挾持用壁部13c
に食い込んで係止状態となっていると共に、平板部16a
が端子押え部13dによって被われた状態となっているた
め、振動や衝撃などの外力で抜け出ることはなく、後述
するように、コイル固定部16dにコイル15の端部15aを半
田付け固定する際にも、熱によってコイル端子固定部分
13Aの端子挾持用壁部13cが若干軟化することにより、前
記突起16bが端子挾持用壁部13cにより食い込む状態とな
るため、コイル端子16の固定状態が悪化することはない
ようになっている。 また、コイル端子固定部分13Aの端子押え部13dは底面形
状が略凸状をなしており、その突起部分を第2図下側、
すなわちコイル端子16を圧入する側に向けた状態で設け
てある。つまり、コイル端子16の係止部16cを端子挾持
用壁部13c間に圧入した際に、第8図に示すように、端
子押え部13dの突起部分が、コイル端子16の平板部16aの
端子接続部16eが形成してある部分をも押えることによ
って、平板部16aの係止部16cとは反対側の部分が、後記
のごとくコイル固定部16dを折曲させるときに、下フラ
ンジ13bの底面から離間してしまうのを防止するように
している。 さらに、コイル端子固定部分13Aの一対の端子挾持用壁
部13cの外側に位置する壁部13cには、下フランジ13bの
底面に端子押え部13dに対向して形成した段部13eに連続
する切欠部13fが形成してあり、コイル端子16の係止部1
6cが先細形状をなしていることと相まって、コイル端子
16のコイル端子固定部分13Aへの圧入を容易に成し得る
ようにしてある。 ここで、上記ボビン13は、コイル端子固定部分13Aの端
子押え部13dを一対の端子挾持用壁部13cの第2図下端に
架設した構成としてあるため、成形工程において、型抜
きを第2図左右方向と第3図左右方向との2方向に行う
だけで成形することができるので、複数個のボビン13を
同時に金型成形できるようになっている。 上記のようにしてコイル端子16を固定した状態におい
て、当該コイル端子16のコイル固定部16dの基端部分
は、略矩形状の下フランジ13aのほぼ左端(第2図下
端)に位置するようにしてあり、このコイル固定部16d
は、コイル15の端部15aを巻付けて半田付け固定した後
に上方向に折曲させることによって、前記フレーム12に
コイル15が接触しないようにしてある。 また、前記ボビン13の下フランジ13bの右端には、略L
字形をなす第1固定接片17が設けてあり、その水平部分
には下向接点18が設けてある。 前記可動接片14は板ばねを略L字形に形成したものであ
り、その水平部分をボビン13の下方に位置させるように
して垂直部分をフレーム12に固定してある。また、この
可動接片14の水平部分には、前記ボビン13に捲着したコ
イル15の励磁時に吸引されるアーマチュア19が設けてあ
ると共に、この水平部分の先端には前記第1固定接片17
に設けた下向接点18に対向する上向接点20が設けてあ
る。 一方、ベース組付け体31は、矩形のベース32に、垂直状
態の第2固定接片33と、水平状態の第3固定接片34と、
一対の電源用接片(片側のみ図示)35とを組付けると共
に、ベース32の下方に端子カバー36を嵌合したものであ
り、第2,第3固定接片33,34および電源用接片35は、そ
れぞれベース32を貫通して端子カバー36内に延出する回
路接続用端子33a,34a(回路接続用端子33aのみ図示)お
よび電源供給用端子35aを一体で有している。 そして、前記フレーム12の垂直部分の下端をベース32の
図示しないフレーム固定孔に嵌合することによって、フ
レーム組付け体11をベース組付け体31に組付けた際に
は、前記第2固定接片33が第1固定接片17に接触すると
共に、第3固定接片34の上方折曲部分が可動接片14に接
触し、さらに、電源用接片35がコイル端子16の端子接続
部16eに接続するようになっている。 前記ケース51は、ベース32の外側に嵌合するスカート51
aを有しており、このスカート51aの内側に設けた図示し
ないベース係合部をベース32に設けた図示しないケース
係合部に係合させることによって、ベース32に固定する
ようにしてある。 このような構成の継電器1は、電源供給用端子35aから
コイル端子16を通してコイル15に電源を供給すると、コ
イル15が励磁することによって可動接片14のアーマチュ
ア19がコイル15側に吸引され、前記可動接片14の上向接
点20が第1固定接片17の下向接点18に接触することによ
り、この継電器1の接点を接続する回路を閉状態にす
る。 なお、この考案に係る継電器のコイル端子固定構造の詳
細な構成が、上記した実施例に限定されることはなく、
例えば、コイル端子16の係止部16cに有した突起16bの形
状を鋸歯状とすることも可能である。
【考案の効果】
この考案は、コイルを捲着したボビンに、前記コイルの
コイル端部を接続すると共に電源供給用端子に接続する
コイル端子を備えた継電器において、前記ボビンには相
対向する一対の端子挾持用壁部と当該端子挾持用壁部間
に架設した端子押え部とを有したコイル端子固定部分を
形成すると共に、前記コイル端子には前記ボビンのコイ
ル端子固定部分の端子挾持用壁部間に圧入されかつ当該
端子挾持用壁部に係止する突起を有した係止部と前記ボ
ビンのコイル端子固定部分の端子押え部に被われる平板
部とを形成し、前記ボビンのコイル端子固定部分の端子
押え部によってコイル端子の平板部を被うと共に、前記
ボビンのコイル端子固定部分の端子挾持用壁部間に前記
コイル端子の係止部を圧入してコイル端子をボビンに固
定した構成としたため、コイル端子のボビンへの固定作
業が容易になって工数の低減化が実現できると共に自動
組付けも可能となり、例えば、コイル端子にコイルの端
部を半田付け固定する場合にも、熱の影響を受けること
なくコイル端子の固定状態を良好に維持することができ
るという極めて優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る継電器のコイル端子固定構造の
一実施例を示す継電器のケースおよび端子カバーを部分
的に破断した正面図、第2図ないし第4図は各々第1図
に示すボビンの底面図,第2図A方向からの矢視図およ
び第2図B方向からの矢視図、第5図ないし第7図は第
1図に示すコイル端子の各々正面図,側面図および底面
図、第8図は第1図に示すコイル端子をボビンのコイル
端子固定部分に固定する動作を説明する部分斜視図、第
9図および第10図は従来の継電器のコイル端子固定構造
を示すものであり、コイル端子を固定したボビンの各々
正面図および底面図である。 1……継電器、13……ボビン、13A……コイル端子固定
部分、13c……端子挾持用壁部、13d……端子押え部、15
……コイル、15a……コイルの端部、16……コイル端
子、16a……平板部、16b……突起、16c……係止部、35a
……電源供給用端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルを捲着したボビンに、前記コイルの
    コイル端部を接続すると共に電源供給用端子に接続する
    コイル端子を備えた継電器において、 前記ボビンには相対向する一対の端子挾持用壁部と当該
    端子挾持用壁部間に架設した端子押え部とを有したコイ
    ル端子固定部分を形成すると共に、 前記コイル端子には前記ボビンのコイル端子固定部分の
    端子挾持用壁部間に圧入されかつ当該端子挾持用壁部に
    係止する突起を有した係止部と前記ボビンのコイル端子
    固定部分の端子押え部に被われる平板部とを形成し、 前記ボビンのコイル端子固定部分の端子押え部によって
    コイル端子の平板部を被うと共に、前記ボビンのコイル
    端子固定部分の端子挾持用壁部間に前記コイル端子の係
    止部を圧入してコイル端子をボビンに固定したことを特
    徴とする継電器のコイル端子固定構造。
JP6297389U 1989-05-30 1989-05-30 継電器のコイル端子固定構造 Expired - Lifetime JPH0729556Y2 (ja)

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JPH032543U JPH032543U (ja) 1991-01-11
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